思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■なんのために勝つのか。を読んで

 

なんのために勝つのか。

なんのために勝つのか。

 

 

書名:なんのために勝つのか。

著者:廣瀬俊朗

 


●本書を読んだきっかけ

著者の講演会に出席して

今、ラグビーブームなので再読

当時の日本ラグビー大義

と掲げていた事を再確認するために


●読者の想定

日本のラグビー盛り上げたい人

海外の労働者を雇用したり

チームの一員として外国人と

関わっている人

ラグビーには外国人をどうやって

強大な戦力にするかのヒントが

詰まっていると思う


●本書の説明

自分自身について知り、その中で

最大限生かされている

その事をより明確にしたいと思い

本書を書こうと思った

 


第1章勝つチームには大義がある

ラグビー日本代表のキャプテンを

任されていた時、僕は2つの大義

エディーHCと口にしていた

①日本のラグビーファンを幸せに

できる喜び

②日本ラグビーの歴史を新しく

築いていく楽しさ

大義があればチームは動く

だからリーダーは拙くてもいいから

自分の言葉で話さなくてはいけない

勝つチームを作るには大義以外に

・覚悟

・ビジョン(目標と道のり)

・ハードワーク

が必要である

選ばれた選手が日本代表という

チームを心から好きになってもらう

必要があった

そのために、毎日メンバー全員に

声をかけるように心がけ

国歌斉唱の練習をすることにしたり

スパイク磨きを共にしたりした

チームに対して自分の居場所が

あると人はそのチームに貢献しよう

とする

そして、それはチームの事を好きに

なる1つのきっかけになる

個人のスキルやフィットネスは

1日で大幅に変わることはないが

チームは誰かのちょっとした行動

ひとつで一気に良くなったりする

逆も然り

選手にとっては周りから認められて

いると思える事が大切で

失敗してもチャレンジした事を

褒める

「憧れの存在になる」という目標

を掲げてきたが、それには

「勝たなくてはいけない」

という事を改めて知った


第2章進化を楽しむ

日本一のキャプテンというのは

抽象的で説明できないが

顔つきや雰囲気でわかるものだ

いかに素晴らしい人がいたとしても

他人のコピーをするのではなく

その本質だけを捉え自分なりの

ものにしていく事が大切だ

自分なりのスタイルを見つけ

自分の言葉で話す

本当に覚悟があるかどうかで

言動は大きく変わってくる

覚悟がなければやらない方がいい

具体的には著者は禁酒をした

・中途半端は誰も幸せにできない

逆に覚悟を決めれば

必ず支えてくれる人が現れる

・信頼できる人にはアドバイス

求めてもいいが、いい加減な

人の意見には耳を貸さない方が

よい

・信頼関係を築くポイントは

まず相手の話を聞くこと

相手の話を理解してから自分の

話をする

・自分を客観的に見て、どう見えるか

を判断できないといけない

・好きな事を好きなだけやらさせて

もらっているのは誰かがサポート

してくれているからである

感謝の気持ちを忘れないように

・一流の選手とは個人練習を

するだけでも周囲に「真似したい」

「見習いたい」遠っもわせる事

ができる選手

超一流の選手に感化され超一流

のものに触れる事

・僕が人生で大切にしているもの

①地球上にいる全ての人の幸せを願う

②自分の魂を前世の時より綺麗にする

③素晴らしい思い出をたくさんつくる

④家族で過ごす時間を増やす

⑤誰も歩んでいない道を切り開いていく

・僕が日頃から心がけている事

①感謝の気持ち

②真っ直ぐに生きる

③常に全力

④なるべく笑顔

⑤前向きである

⑥弱い立場の人を守る

⑦実体験を大切にする


第3章成長の道のり

ラグビーの面白さはその多様性にある

試合に勝つためには少なくとも

全員が同じ絵を描かなければいけない

・父は体育の教師でスポーツ面で

色々とアドバイスがもらえたが

母の印象が強い

・今は柔軟性と体の使い方を

大切にしたルーティンを続けている

・自分をさらけ出す事、覚悟を

決める事、言葉の力を信じる事

この瞬間、確かにチームが団結する

感覚があった

人はやはり強い刺激を受けると

もっと強い刺激を求めてしまう

小さな事を積み重ねていけば

無心の境地にいけるかもしれない


第4章日本代表で学んだこと

勝つチームには素晴らしい

リーダーシップグループと

素晴らしいキャプテンが必要だ


第5章未来を創る

これからは「勝つ文化をつくる」

ことを標榜とした

これからは選手が一丸となって

社会に貢献しラグビーの価値を

継続的に高めていく

・今を頑張ることが大切だ

先を見るのではなく、いまを

一生懸命生きる事で可能性は

広がる

・なぜ勝たなくてはいけないのか

それは、大義を実現するためである

①日本のラグビーファンを幸せにできる喜び

②新しい歴史を築いていく楽しさ

③憧れの存在になる事

大義に掲げていた

勝つためには大義を掲げる

事が一番重要である

組織に大義がなければ、そこに

魂は宿らない

組織を強固にするためには

中にいる人たちがその組織のこと

仲間のことを好きになってもらう

必要がある


●本書から得られた新しい知識

15分のミーティングのために

相手チームの分析はパソコン操作

も含め10時間を要する

南アフリカの国家アンセム

ビッグブラザー

東芝でベテランと若手が1組となり

意見交換する制度

・バディーシステム

ベテランと若手がペア

・ヘッドスタート

朝練で試合時間を上回る110m

1分で走る練習(試合は80m)

ローマ帝国服従させた国を

自分達のやり方ではなく、その国

の特性を活かした

・町田勉先生からの学びは

内臓器官の働きが重要で足が

ベタベタしている時は足湯

なんとも言えない疲れはシジミ

など

・著者は大学生時代理系であった

卒論のテーマは、今説明できない

本質をつかんでいなかったと言う

・オリンピックのウエイトリフティング

はベストの80%挙げれたら

コンディションはまずまず

・2013年オールブラックスとの

試合は6対54のノートライだった

・マイケルのリーダーシップは

プレイでみんなを引っ張る

・夢先生(スポーツのこころプロジェクト)

・車椅子ラグビーといった障害者

の参加できる競技がある

日本は障害者の競技のサポート体制が

まだまだ十分ではない

・ワインが有名な国はラグビー

有名な国が多い

オーストラリア、ニュージーランド

アルゼンチン

 


●本書に出てくる格言

逃げたら同じ壁

ー著者ー

勝つことだけを思って

やっていくとワールドカップ

勝てなかった時に何も残せない

でも、憧れの存在になるために

やっていけば何か残せるのではないか

五郎丸歩

 


●本書で得られた気づき

母親の存在は重要だと言うこと

本書の中で著者は父親については

スポーツのアドバイスをくれたと

数行程度しか書いてないが

母親については数ページ使っている

そう言えば、自分の知人で遺伝的に

サラブレッドではないのに驚異的

なパフォーマンスを残した人は

なぜか母親が専業主婦だった

場合が多い

今の日本は働く女性ばかり

持ち上げられている感じがするが

専業主婦も崇高なる職である

と思った


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

大義を掲げる

 

 

なんのために勝つのか。

なんのために勝つのか。