思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■ChatGPTを使った投資戦略 を読んで

 

 

書名:ChatGPTを使った投資戦略
著者:竹井祐介

●本書を読んだきっかけ
ChatGPT関連の本を探していた
ところ、投資関連の書棚では
本書が唯一の本であったため

●読者の想定
本当に「投資」も「ChatGPT」も
知らない人が読めば役に立つ
かもしれない

●本書の説明
はじめに
・投資にAIを使いこなせる人と
そうでない人で、大きな格差が
出てくることは間違いない

第1章    「AI社会投資家」として世界をよくしていきたい
・「社会投資家」とは「投資を
行うことで世界をより良くする
活動家」と定義

第2章    AIの現状とその影響
・AIへの投資が最も大きな
リターンをもたらす

第3章    AIをどのように投資へ活用するか
・投資プロセスにおけるAI活用
①リサーチフェーズ
②分析フェーズ
③評価フェーズ
④投資決定フェーズ
⑤モニタリング/売却フェーズ
プラグイン
Boolio Invest
Statis Fund Financial
・成長性と利益性を重視した
スタイルで米国のテクノロジー
セクターの株式をスクリーニング

第4章    米国株に対する4つの基本的な投資法
・米国企業が大きなリターンを
得られる理由
①高インフレ率を超える株価上昇
がある
CPIで確認できる
②米国は給料が上がり続けている
③優秀な経営者は米国に集まっている
アメリカ経済教育協議会
高校生に起業家教育を行い
地元の企業経営者が学校と協力
しながら学生が起業について
学べる環境を整えている
・日本の賃金が上がらない理由
①バブル後の経済が停滞
②非正規雇用が増加
新興国の経済発展により
日本のモノづくりの力が弱まった
アメリカの経営者の報酬が高い理由
アメリカ企業は多国籍で世界的
に展開している
時価総額に連動した報酬体系がある
③高額報酬をもらっても批判されにくい
・9割をインデックス投資
残り1割をテンバガー投資に

第5章    インデックス投資の強さ
・有名どころ
eMAXIS Slim全世界株式
eMAXIS Slim米国株式S&P500
・銘柄選定の難しさ
「財務分析の難しさ」
「市場環境の変動」「業界分析の困難さ」
・MT SAAS
MicrosoftTwitter
Shopify、AmazonAdobe、Salesfoce
・2023高齢者白書
1950年は65歳以上1人に
15~64歳の方が12.1人
2022年は65歳以上1人に
15~64歳の方が2.0人
iDecoの対象者は原則的に
65歳未満の国民年金保険者
・NISAとiDeCo併用がおススメ

第6章    インデックス投資だけを行うリスク

第7章    テンバガー銘柄の見つけ方
・ピーター・リンチ
人気株でなく不人気で割安な
銘柄を買うことが重要
【銘柄分類】
低成長株:成長率が低い大企業
3~5割の値上がりかファンダメンタルが
悪化したら売り
優良株:大企業で成長性が期待
PERが高くなったら、新製品不発
急成長株:年率20~25%の成長が見込まれる
急上昇後の売り
市況関連株:市況に大きく影響される
在庫の増加や市況の悪化
業績回復株:倒産寸前から復活
業績回復が一過性なら売り
資産株:資産を保有する企業
買収対象になったら売り
・人気産業の中の人気企業
無計画な買収を繰り返す企業
顧客が単一で分散されていない企業
名前が立派な会社は投資を避ける
ユニクロはSPAによる
コストリーダーシップ戦略と
顧客からのフィードバックに基づく
新製品開発戦略が強み
・バフェット流6つの投資原則
企業価値より割安な株価で買う
②自分が理解できるビジネスを買う
③長期的に安定した業績の企業を買う
④社会のニーズに対応した企業
⑤高い自己資本比率
⑥高ROEの企業
・バフェットが銘柄を手放す基準
①高いPER
②低いROE
③成長性の低下
④財務状態の悪化
⑤ビジネスモデルを理解できない
・優秀な経営者の特徴
①決断が速い
②ポジティブ思考
③撤退の速さ
④数字に強い
⑤資源の集中投資
⑥他者の力を活用
⑦見た目や健康を大事にする
・ニュースで話題の経営者がいたら
その都度、どんな人物かリサーチ
してみる
・最新技術から投資先を探す
①AI(人工知能
②全個体電池
Quantumscape(QS)
BMI
ブレインマシーンインターフェイス
テスラ、メタなど

第8章    一流の投資家になるための意識とメンタル
・7つの意識
①生活の安定
②自己顕示
③自己成長
④家族、親族の生活の面倒をみる
⑤社会貢献
⑥地元への貢献
⑦次世代への貢献
・基本メンタル
①絶望・悲観は大バーゲンセール
悪いことがあれば、それが
長期的に続くかどうか考える
②富=収入ー見栄
③リスクは投資期間の長さと反比例する

第9章    ChatGPTの具体的な活用法
・ChatGPT Plusに課金しないと
GPT-4もプラグインも使えない

第10章    株式投資に活用できる優良プラグイン5選
★優良プラグイン
①WebPilot
リアルタイムの情報を取得
【プロンプト例】
Appleの現在の株価を教えて
以下の海外サイトの内容を要約して
以下のサイトを参考に
②BoolioInvest
株式市場の動向や特定の銘柄
の分析をリアルタイムで取得
【プロンプト例】
Amazoneの株を分析して
直近3年間でパフォーマンスの
良い銘柄は
ROE10%以上の銘柄を教えて
③Statis Fund Finance
ヤフーファイナンスから財務
データや日時データを取得
テクニカル分析に使える
【プロンプト例】
任天堂の過去一年間の株価データを
月別で教えて
過去1年のデータを取得し
テクニカル指標を用いて今
投資すべきかどうかを分析して
④TradingBro
企業の詳細な財務情報を取得
【プロンプト例】
トヨタの年間収益を教えて
テスラの年間収益を製品別に教えて
テスラの財務情報を教えて
⑤Daizy
リスクやセンチメント評価、
最近注目されているESGの観点
から分析することが得意
【プロンプト例】
メタのリスクについて分析して
マイクロソフトのセンチメント分析
を行ってください
Googleの持続可能性について
分析してください

おわりに
どのような「プロンプト」と
プラグイン」を選択するかが
AIを使いこなすポイントとなる

●本書から得られた新しい知識
・竹井祐介AI BOT
著者のノウハウを学習させたBOT
・予想配当利回り
TORM A(26.2)
エクイティーコモンウェルス(22.61)
ユーナロブ(15.88)
・Occidental Petroleum(OXY)
バフェットが買い足し続けて
いる銘柄
・ティム・クックは同性愛者で
あることを公表し、上層部に
有色人種を積極起用
・バフェットは65歳以降に
築いた資産が全資産の95%

●本書に出てくる格言

●本書で得られた気づき
今はChatGPTと名の付く本は
よく吟味してから買った
方が良い

●今までの自分の考えと違ったところ

●本書の内容で実行してみたい事
とりあえず私には必要のない
本であった。