思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

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■仕手株の鬼100則 を読んで

 

仕手株の鬼100則 (アスカビジネス)

仕手株の鬼100則 (アスカビジネス)

  • 作者:石井 勝利
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

書名:仕手株の鬼100則

著者:石井勝利

 


●本書を読んだきっかけ

新刊なので買ってみた🤣

 


●読者の想定

仕手株投資を検討中の人

テンバガー銘柄を発掘する

ヒントが欲しい人

 


●本書の説明

まえがき

仕手株で資産を増やすのはたやすくない

しかし、その成り立ち、戦略、振るい落とし

玉転がし。このやり方を熟知しておけば

成功率はあがる

 


第1章 敢えて「仕手株」を狙うのはなぜか

・小型株の根が飛ぶには

①驚くべき新材料

②事前予想を覆す上方修正

③M&Aに絡むニュース

などがある

・網を張り初動段階で情報を掴んだ

者だけが「初動に乗る」チャンスを

モノにできる

・「国策関連」は買われる

予算がつくからである

需要が約束されたようなもの

株探や証券会社のサイトで

「○○関連」という検索を心がける

 


第2章 仕手株の仕掛けの裏を知る

・仕手筋のターゲットになりやすい銘柄

①過去に仕手化した形跡がある

信用取引ができる

③テーマが時代を映している

④浮動株が少ない

時価総額が100億以下

⑥ゲーム株のように一定のファンがいる

・仕手筋が行動するときの条件

出来高が急に増えないようにする

②売りが多い時に買う

③全体が弱い時に仕込む

④わざと売りを出して損切りの売りを拾う

個人投資家の好みの傾向に沿う

新興市場の人気テーマを狙う

⑦過去に動いた銘柄の出直りを仕掛ける

・仕手筋は冷やし玉を市場に出して

株価を調整する、提灯買いと

言われる目先のイナゴを振り落とす

・「玉集め完了」→「株価を動かす」

段階になれば出来高を明らかに

増やして「目立ち戦略」に出る

・「玉転がし」こそが仕手株

存在と成長を促す最も重要な商い

上げすぎたら冷やし玉を用意する

1回ではなく何回でも行われる

・提灯撃退の冷やし玉があるため

上げに対して「飛びつき買い」は

絶対にしない

・仕手筋が願うのは「話題になる」

こと「ネットで拡散」されること

・仕手筋は会員のランクごとに

取得単価を大体決めている

仕手株は筋が「押し目、下落」

を演出してきたら

指値を這わせて仕込む」

「吹いたら売る」この作戦で

対峙すれば負けようがない

 


第3章 実例から掴む仕手株の動き

・急騰後、仕手株は、このような

「集団狂気」の中で生まれる

・仕手に成長する条件

①材料は良いが不安がある

②時代性のあるテーマ株

出来高を伴って動いている

④急落もあるが急な上げもある

・仕手らしい仕手株の代表

①胡散臭い

②超低位株

③数枚で勝負できる

④資金がなくても資産倍増

5〜10倍が夢ではない

⑤短期の急騰

・初動の持ち玉を少しづつ

「売り上がり」大きな陰線が出るまでは

大半の球は温存する

・Klab(3656)は夏から秋にかけて

吹き上がる習性がある

 


第4章 仕手株の賢い戦い方

・それらしい値動き出来高を確認

したら、とりあえず、最小単位の

100株だけ「試し買い」

・初動の玉の単価よりも上の株価

では絶対に枚数を増やさない

株価が目立って出来高が増えると

必ず「押し目」がある、いや

押し目を演出する

・95%が負けて残りの5%が

勝つ、これが仕手株の世界

・様々な情報の中には仕手筋の

流した意図的なものも含まれる

・ある日、出来高を伴って

上昇しても、筋が入っていなければ

「その後の買い」はない

・買いも売りも一瞬の判断である

仕手株の戦いは「一瞬の戦い」

・人に頼っている限り、知らない

間にカモにされる

・上げた翌日は往々にして

「玉転がし」のための「押し目

下げた時に、できるだけ下値で

たくさん拾う

・朝の寄り付き前の板を見れば

その日の株価の強弱は大体わかる

・初動の玉の株価を下回った

段階で、仕込みの指値

最初の仕込みの後は、その銘柄

の口座がマイナスになった時点で

追加する

・利益確定はある程度の幅が

出たら小口で行う

 


第5章 「実践」板読みで株価の動きを読む

・利益確定は板が盛んに動いて

買い(Under)が多い時に

逆に買いは板が静かな時

・一段と大きな量の注文が

上値で成立しているときは

上げの勢いが強い

・朝からの株価の動きが強い時は

多少の利益確定の売りが出てきても

それに勝る買いが出てきて

上値を食べる

・動き出した人気銘柄を早めに

手放さないこと

・個人の100株単位の売買注文

の間に、どれだけ1000株単位

5000株単位といった大口

の注文があるかということ

・板に出てこないのに

どんどん上がっている時は

大口が指値ではなく成行注文

買いをしている

・引き継いで買われる可能性の

ある銘柄は、その日の大引け

タイミングで大量の買いが入る

傾向がある

それに反して大引けに大量の

売りが入る、売買の玉が出ない

銘柄は人気化していない

・買い長であれば取得単価を

下げる作戦で買増し

・筋や大口は「この銘柄はさらに上がる」

と考えている場合は、下値に

大きな買いを這わせる

相場とは自然発生的に存在する

のではなく意図的に操作

されるものである

 


第6章 チャートで見る仕掛けのタイミング

・動き出すのは下値での

「持ち合い」から上に突き抜け

たとき「持ち合い離れ」のタイミング

・株価が急騰する

①材料が出たタイミング

②理由なき急騰

仕手株の動き

・タイミングの察知は

株価が下落し人気圏外になり

持ち合い状態になった後の

動きをしつこく追跡する

・初押しは買い

必ず初動の押し目があるので

大きな玉を仕込むのはこの

タイミング

・底値のシグナルは

「包み線」「はらみ線」

下放れのたすき線」などで

判断

・下降トレンドの後に長いひげ

が出たら買い

・明けの明星で下値を確信

逆に宵の明星は上値限界

・下値に出た陽線、その翌日に

並んで陽線が出ると、2つ合わ

せて「下ひげ陰線」となる

「下値限界」のシグナル

 


第7章 10倍株を嗅ぎ分けろ

・限られた資金が動きの魅力的な

仕手株に集中することはある

・ランキングを監視する

①売買代金ランキング

マザーズの小型銘柄に注目

②値上がりランキング

新顔かどうか

③年初来高値更新ランキング

その後の動きを観察し初押し

を狙う

④上場来高値

出来高急増ランキング

にわかに顔出した銘柄

重要な点は出来高が継続的に

あること

Yahoo!掲示

「人気度」が命

注意しなければいけないのは

「孤防滴観測のコメント」

そういう類は、全く参考にならない

⑦人気テーマランキング

「○○関連銘柄」と検索

まだ動きのない銘柄が狙い目

・ゲーム株だけはいつの時代も

仕手株、人気銘柄の中にいる

ゲーム株の業績はゲームの

ダウンロード数に比例する

 


第8章 リスク管理で勝つ

・上手くいかなかった時に

素早く撤退する決断力が重要

・「これは間違いない」「初動だ」

と確信した時には、ある程度

まとまった玉を数回に分けて

押し目買い」で仕込む

・皆んなが「まだ上がる」

「まだまだだ」とはやる雰囲気

の時に冷静に利益確定を行う

・全て自分で決める

「自立」の投資が必要である

・「これは」と狙いをつけた

銘柄が外部環境やたまたま

の需給のバランスで激しく

下がった時に「これはチャンス」

とちゃっかり仕込む

仕手株は全体相場が大きく

崩れても意外に連れ安はしない

・初動の玉の株価より下値以外

で仕込んではならない

仕手株で利益を上げるには

「強かな精神力」「敵の裏を読める頭脳」

が必要になる

・動き出してから株価が2倍、3倍

になった後に急落することは

珍しくないが、そこからの

上げが芳しくなく、持ち合い

が行われているときは

筋が逃げたり仕手集団内の

統制が取れなくなってきている

可能性が高い

・マイナス思考になりやすいので

「深追い」「巨大な含み損」

は絶対に放置してはならない

仕手株に挑んで成功するケース

①初動で大きな玉を確保できた

②チャートが綺麗で人気化が加速

③材料がタイムリーで大きな

注目が集まる

④全体の相場環境が良好

⑥思わぬフォローのユースが

株価の上げを支援

・社会背景、時代性を追い風に

「必然的に」大化けする仕手株

に注目する

・どの用意素晴らしいチャートでも

大河の枚数を持った一部の

「謀反」の売りが出ると

シナリオは完全に崩れる

 


第9章 仕手株デイトレ

・株の取引で一番重要なのは

目の前の利益をその場で確定

することだ

寄り付きの成行で飛び付かず

「下がったら買い」「下がったら買い」

買い下がりが良い

・銘柄の癖を掴む

3902メディカルデータビジョン

は上昇するときは陽線が長く

続く傾向がある大きな陰線が出たら

逃げる時だ

大引けにかけて急に大口の

買いが増えピンと上がる傾向の

ある銘柄は強いし上げていく

傾向がある

・自分を納得させれる十二分の準備

それに裏打ちされた瞬間瞬間の

的確な判断が成功への道である

・GU「ギャップアップ」は

人気のある銘柄だ

GD「ギャップダウン」は

NYの株価下落に反応して

売りが集まった傾向にある

 


第10章 機関投資家との戦い方

・絶対に目標引上げの「操作」

には乗ってはいけない

・「業績好調」の情報で「株価目標」

が上がり株価が下げる理不尽

これは頻繁にある、プラスの情報で

下げる、これを見た個人投資家

「なんだ失敗だ」と損切り

そのタイミングで大口は

「売り玉を仕込む」事で有利に

買いに回り、その後に株価を煽って

ちゃっかりと儲ける

それが日常茶飯事である

・証券会社が個人投資家の味方

ということは100%ない

・「空売り」が好きなのは

外資系を含めた証券大手

チャートの形を見て大陰線が

出たところで仕掛ければ

成功率が高いのでやりやすい

ただ、その前から理論値を

超えた株価は先を読んで空売り

仕掛ける

・信用倍率が「売り長」の銘柄は

株価下落の保証ではなく

狙い撃ちで買い上がることも多い

・「チャートを作る」→「チャート職人」

の存在も否定できない

 


第11章 仕手化しやすいテーマを知る

・仮想通貨

「デジタル通貨関連」「暗号通貨関連」

再生可能エネルギー

太陽光、風力、中小水力

地熱、バイオマス

・サイバーセキュリティー

サイバー空間での防御が

国家戦略に盛り込まれた

電子政府

電子政府(eGov)はデジタル庁

の発足により電子政府の流れが

加速する

風力発電

デンマーク、中国、アメリ

の3社がシェアの半分を占めて

いて、残りが日本のメーカー

・スマート農業

ロボット技術やICT、AI、IoT

などの先端技術を活用して

省力化や生産性の向上を可能

にした農法

・遠隔医療

関連業界への業績寄与度は

期待できるので、政府や行政

の意欲の高まりで、更なる

人気化が考えられる

・ICT教育

教育を受ける子供にも

教員にもプラス面がある

量子コンピュータ

夢のコンピューターであり

そのテーマは今後、仕手株

として飛躍する銘柄を生み出す

に違いない

・水素エネルギー

トヨタが「水素自動車」を

完成させている

 


終章 仕手株必修用語

逆日歩が付くとより目立つ

・浮動株が少なく動かしやすい

銘柄がターゲットになる

・「買いが買いを呼ぶ」現象

を提灯がつくという

・ネット仕手

ネット掲示板SNSなど

インターネットの交流を

最大限に活用し巧みに仕手株

に仕掛けるやり方

仕手株に育つ銘柄

①100円台の低位株

空売りができる

③業績に難がある

④出回る枚数が少ない

 


●本書から得られた新しい知識

・信用倍率が拮抗

信用買い残高と空売り残高の

株数が拮抗し倍率が1近くになる

普通株価が上がると言われる

▼仕手らしき銘柄

3604 川本産業

4563 アンジェス

2191 テラ

6096 レアジョブ

7612 nuts「上場廃止

6838 多摩川HD

3549 クスリのアオキ

3656 Klab

 


●本書に出てくる格言

勝ちに不思議の勝ちあり

負けに不思議の負けなし

野村克也

この世界に安全などない

チャンスがあるだけだ

ダグラス・マッカーサー

チャンスは準備のできた者だけに

微笑む

ルイ・パスツール

失敗を恐れるから

成功のチャンスも少ない

本田宗一郎

最も残酷な嘘はしばしば

沈黙のうちに語られる

ーロバート・ルイス・スティーヴンソンー

偽り隠す術を知ることは

王として知るべき知識である

リシュリュー

千金の子は市に死せず

ー蘇軾ー

大きな成果を出す人は問題点に

焦点を合わせていない

チャンスに集中しているのだ

ースティーブン・R・コヴィーー

生とは永遠の闘いである

自然との闘い、社会との闘い

他との闘い、永遠に解決のない闘い

闘え、闘いは生の花である

大杉栄

洞察力はどんな土壌でも育つとは

限らず、どのように咲くのか

誰も知らないデリケートな

花なのだ

ージャン・アンリ・ファーブルー

歴史は無敗の軍隊が存在しないことを

示している

ヨシフ・スターリン

平常心をもって一切のことをなす人

これを名人という人なり

柳生宗矩

成功した人が飛び抜けているのは

大抵の場合、特別な才能やチャンスに

恵まれたからではない

その辺りに転がっているチャンスを

育てたからだ

ーブルース・バートンー

チャンスをもたらしてくれるのは

冒険である

ーナポレオン・ボナパルドー

失敗した時にどういう態度をとるかが

失敗を起こした後の一番の勝負どころ

となる

桜井章一

リスクから逃げるのではなく

リスクを最小限に抑える工夫をする

ーリチャード・ブランソンー

迅速に決断し、行動できるように

自己訓練しておくことを

誰しも心がけるべきである

ーチャールズ・キャロル・エバレットー

資本主義の欠点は幸運を不平等に

分配してしまうこと

社会主義の長所は

不幸を平等に分配することだ

ーウインストン・チャーチル

敵から学ぶ必要があるため

学習には一定の危険性が伴う

レフ・トロツキー

人間は偽装と虚偽と偽善に

ほかならない、自分自身においても

また他人に対しても

パスカル

チャンスは常に人々の不満の中にある

ージャック・マーー

身を屈して、分を守り、天の時を待つ

劉備玄徳ー

できるだけ儲けて

できるだけ貯めて

できるだけ与えなさい

ージョン・ウエスレーー

機会は魚群と同じだ

はまったからといって網をつくろう

とするのでは間に合わぬ

岩崎弥太郎

 


●本書で得られた気づき

仕手株とテンバガー銘柄は

共通点が多いと思って読んでいたが

仕手株は10倍狙えると買いて

あったので、なるほどと思った

 

 

 

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

本書の内容に該当する銘柄発掘

 

仕手株の鬼100則 (アスカビジネス)

仕手株の鬼100則 (アスカビジネス)

  • 作者:石井 勝利
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)