思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■相場式暴落&暴騰で儲ける株のトリセツ を読んで

 

 

書名:相葉式暴落&暴騰で儲ける株のトリセツ

著者:相場師朗

 


●本書を読んだきっかけ

今まで相場師朗さんの本は全て読んだが

今回新しいネタがあればと思い購入

 


●読者の想定

今までの相場師朗さんの本の中では

一番わかりやすい部類に入ると思う

株式投資初心者は買ってみるのもアリ

と思う

 


●本書の説明

はじめに

「暴落&暴騰」は実のところ株式投資

の世界で一番稼ぎやすい大チャンス

一、硬派であれ

一、勤勉であれ

一、変態であれ

 


第1章 コロナで判明した相場式6つの真実

日経平均は2020年1月高値から

約32%、2月に史上最高値を更新

していたNYダウ平均株価も約38%

下落しました

株価は実体経済よりも

「いずれコロナウイルス感染症

終息し元どうりの世界がやってくるに

違いない」という人間の期待で

動いている

「株価というものは業績とは一切関係なし

に動く。頭でっかちにならず、値動き

だけに注目してください。さもないと

大損して退場することになりますよ!」

・株価の動きは

「上がって、横ばいになって、下がる」

もしくは

「下がって、横ばいになって、上がる」

・株価を動かしているのは

「人の心」「投資家の心理」「期待や希望」

「恐怖や不安」です

どんなに業績が最悪でも、その株を買う

人がいれば上がり、どんなに最高の

業績だろうが、その株を売りたい

人が増えれば株価は下がる

これ以上ないほどシンプルな真実

・株価の下落や上昇はローソク足

9本分前後まで続く事が多い

「9の法則」

・ゴルフ場事戦略を変えない

経済がどう、業績がどう、という

戦略自体がコロナ相場では全く

通用しなかった

・マスコミは出口調査を行う

チャート分析は株価の値動きを

予測するための出口調査のような

もの

5日移動平均線20日移動平均線

の上にあって右肩上がりで上昇して

いれば、この5日間、買いに投票した

人が過去20日より格段に増えて

「株を買いましょう党」の支持率

が上がっている

・暴落時の値動き

–前の安値を大きく下回る動き

暴落後のリバウンドは20日線60日線

まで上がっても、いったん跳ね返される

–5日線が前の安値を下回らない

20日線が横ばいになるは暴落終了の合図

–PPPで完全な上昇トレンド

・「株は下がって、横ばいになって、上がる」

という呪文を毎朝唱える

・上昇トレンドに転換した瞬間が

一番美味しい

上昇が続いてる場合は「9の法則」で

利益を伸ばす

・「N大」「ものわかれ」は押し目チャンス

・PPPの間は「少し下がったら買い」

を繰り返す

・「株式投資に見逃し三振はない」

 


第2章 相場式は暴落相場でも稼ぎやすい

・売りからも入れるように信用取引口座

を作るが初心者はレバレッジ1倍での

取引を心がける

・もともと弱っていた株は暴落後の

リバウンド上昇も勢いがないため

カラ売りを入れて思惑とは違う動きでも

大きな痛手を被ることがない

大切なのは株価のトレンドである

・株をはじめたが儲からない人は

「すぐに利益が出る企業ってどれ?」

と銘柄を聞きたがる

実際は銘柄選びよりチャート選びが

大切です

・不思議と上昇でも下落でも

ローソクが9本分続くことが多い

上昇や下落が始まった起点となる

ロウソクを「1本目」と数える

自分がエントリーした時ではない

P48 東京エレクトーンの動きで確認

 


第3章 新時代の相場式銘柄選び

・日々の出来高300万株以上、

平均売買代金20日平均で最低30億

円以上、時価総額5000億以上

売りでも利益を得たいなら

貸借銘柄を選ぶ

P51 NTTドコモなどがいい例

トレンドが出た大型優良株を

探し「自分のストライクゾーン」で

取引する

・上昇の勢いが強かった銘柄は

暴落直後のリバウンド上昇も強い

・儲けたいなら儲かりそうな値動き

をしているチャートを探す

日経225、JPX400の銘柄を日々

観察すると初心者でも見つけれる

・決算発表の直前はどんな大型株も

いったん売買をストップする

イレギュラーな決算による株価の

乱高下に振り回されないように

決算発表の結果までは予測できない

・相場式NG銘柄

新興市場時価総額の低い銘柄

②不祥事や経営問題で揺れている会社

③決算発表直前の会社

ETFで取引するときは

人気がないETFは避ける

純資産も出来高も少ないと

値段が飛び飛びになる

レバレッジの効いたETF

デイトレーダーたちの取引ターゲット

これ専門で取引する人もいる

この手のETF

レバレッジ◯倍を実現するための

価格調査も行っている」ので

不規則かつ激しい値動きになるため

通常のETFで売買する

 


第4章 相場式最強の武器と株価のトリセツ

ローソク足を見た瞬間に

体・・・いや脳が反応する

感じられる技術を身につける

・単にの動きを見たいときは5日線

中期は20日線、長期は60日線

最近はより長期の移動平均線も見た

方が長期トレンドに沿った取引が

できるため100日線も表示する

移動平均線で必ず見るのは

移動平均線の傾き、株価との位置関係

期間の違う移動平均線の並び順

の3つであり

一番大切なのは傾きです

・それぞれの移動平均線の並び

にも注意する

移動平均線と株価の位置関係が

変わったポイントが重要な売買チャンス

になる

・60日線真下の大陰線戻り売りチャンス

60日線が下向きで20日線との距離がある

場合は上がりにくい

・多くの人が売買に参加すればするほど

その株は不自然な動きはしなくなる

つまり出来高は投資家心理を表す

バロメーターでもある

・買い手が現れないと出来高は減少

しながら株価の急落が進む

・投資家の失敗体験といえば

「買いで入ったらそこが直近の高値で

その後は下がるだけで大損した」

「売りで入ったらそこが一番の安値で

その後、株価が上昇して大失敗した」

・直近の高値や安値というのは

株価を直接的に動かす買い手・売り手

心理的な攻防ラインになることも多い

・同じ上昇トレンドと言っても

「上昇→右肩上がりの20日線や60日線

までいったん下落→移動平均線にタッチした

後再び上昇」という押し目タイプ

「急上昇→かなり長い横ばい→抜けたら

急上昇」という踊り場ブレイクタイプ

もある

・5日線から100日線まですべてが

密集した移動平均線を突き抜ける

ような陰線が出て急落したら

カラ売り

・キリのいい株価が投資家の心理状態

を一変させる節目として機能

キリのいい数字がとても重要な意味

を持つのは日経平均株価です

ちなみに先物取引の日経225ラージ

やミニの場合はキリのいい数字が

さらに機能しやすくなります

・チャート1000本ノック

日経225やJPX400の銘柄を登録

紙芝居のように見ていく

・チャートソフトに過去の値動きを

表示させ次にどんなロウソク足が

出るかを予測、当たったかどうかを

スクロールさせながら見ていく

ローソク足めくり」を実施する

 


第5章 暴落・暴騰で稼ぎやすい相場式ベストシグナル5

ローソク足が陽線連発で移動平均線

ローソク足の下。しかも全部

右肩上がり。ちょうどキリのいい

株価だった直近の高値を突破したばかり

という状況だったら、買いで勝負する

チャンスです

売買シグナルは単にそのシグナル

通りのことが起こったら百発百中

というわけではない

1.「下半身」「逆下半身」

下半身成立条件:

横ばいから右肩上がりに転じた

5日線を陽線で超えたらシグナル

右肩下がりの5日線は×

下半身成立条件:

横ばいから右肩下がりの5日線を

陰線で割り込んだらシグナル点灯

右肩上がりの5日線は×

・シグナルが出ても失敗になっても

ローソク足と5日線の距離が近いので

判断をすぐ切り替えられる

・下半身が出現したときは

5日線が上向、逆下半身の場合は

5日線が下向き

・株価の節目とともに点灯する

下半身、逆下半身は精度がもの凄く

高い

必ず合わせ技で使う。

実戦で使うときはぜひ意識する

下半身シグナルが出ても直ぐに

エントリーせず他に入る根拠がないか

探す癖をつける

・下半身で買いから入るポイントが

過去数日の高値を超えているか

・5日線が横ばいもしくは上向

のときというのはシグナル成立

の絶対条件

・根拠の判断ができることも

技術のうち

後ろを振り返ると、かなり長期間

上昇が続いてきて過熱感がある

そんなときは天井圏かもしれない

と気づいて、直ぐに撤退するのも

技術のうち

移動平均線がこれからどんな並びに

変化するのかについて意識できると

上級者の仲間い李

移動平均線が微かに教えてくれる

近未来に目配せする

ローソク足7本目ぐらいになると

そろそろと意識し始める

・上昇方向に向かっている時に

出た逆半身シグナルは、そもそも

シグナルとして成立していない

上昇途中の逆半身は失敗しやすい

2.「ものわかれ」

・「押し目買い」「戻り売り」という

トレンドフォローの基本的な売買方が

自然と身につくように相場師朗が

独自に考案した

・ものわかれが起こる直前もしくは

直後に必ずと言って良いほど

株価が陽線で5日線を突き抜ける

下半身シグナルが発生します

・5日線が20日線で見るシグナル

株価の上昇が続き5日線と20日線が

右肩上がりの時、5日線が20日

近くまで下落後、再上昇

5日線が割り込んだら×

・下落トレンド中に5日線が20日

近くまで上昇後、再下落

5日線が割り込んだら×

・5日線が20日線を突き破って

60日線に接近したものの

再びトレンドに回帰して離れる

動きも「ものわかれ」別バージョン

・下降トレンドは急激に早いので

ものわかれにならず下落に続く

ケースもあります

・ものわかれが成功しやすいのは

長期的なトレンドがしっかりしている時

・トレンドが始まったばかりで

フレッシュな勢いがある1回目の

ものわかれの方がトレンドが煮詰まって

きた後のものわかれより成功しやすい

・「ものわかれが完成したな」と確認して

から買いを入れるのではなく

その前の下半身シグナルで買いを入れる

・5日線と60日線のものわかれも

「60日線に対するものわかれになるな」

と確信できたところで買いを入れる

・同じ陰線でも強い陰線、弱い陰線がある

・トレンドの最終局面では

ものわかれが通用せず失敗する

こともある

高値圏での株価のもみ合いは

ものわかれシグナルが失敗になりやすい

前兆です

・あるシグナルが当たらなかったら

シグナルが示す方向とは逆向きの

流れが強いサイン

・売りから入ってローソク足

切り上がるか、横ばいになると

ものわかれは失敗することが多い

・失敗したら諦めずに反対方向を

追う

・5日線の安値が切り下がっているのは

値動きが弱い証拠

切り上がっているのは底堅い証拠

3.「くちばし」

くちばしがくちばしである所以は

5日線と20日線がかなり鋭角(急角度)で

交差すること、ゴルデンクロスや

デッドクロスとは異なる

・右肩上がりの20日線を5日線が

下から上に抜けるのがくちばし

・右肩下がりの20日線を5日線が

上から下に割るのが逆くちばし

・5日線だけでなく20日線も

トレンド方向に大きく傾いていないと

くちばしシグナル成立にならない

・いったん下げてから、もしくは

下降トレンドからの反転上昇の

勢いがものすごく強い時でないと

くちばしは成立しない

・くちばしは正しい形であれば

単体でも精度が高く成功率の高い

シグナルである

・くちばしは20日線の鋭利な角度が

絶対条件。いったん下落から急上昇

しないと生まれない

滅多に出現しないがその勢いは本物

勢いを信じて

・シグナルが完成する直前に見切り発進

することを「なる前選定」と呼んでいる

勇気を持って早めにエントリーできるか

勝負の分かれ目である

・通常はミスに対する素早い撤退が

鉄則であるが綺麗なくちばしに限って

例外かもしれない

くちばしの完成には株価の勢いが必要で

基本的に失敗は少ない

・くちばしの注意点は

大きく窓を開けて上昇・下落など

たった1日のものすごい動きに

引っ張られてできた場合だけは

危険です

失敗する可能性があることを覚えておく

4.「N大」

・5日線が20日線を下から上に抜け

上昇転換した5日線がいったん20日

近くまで戻り再上昇に転じるのが

N大です(買いエントリー)

20日線を上から下に抜けた

5日線が反転上昇し20日線に近づいた

ものの結局下向き方向に落ちていくのが

逆N大になります(売りエントリー)

・抵抗帯をブレイクした株価が

いったん旧抵抗帯だった水準まで下がって

そこが支持線になっているか

確かめる動きが出ると移動平均線

形は自然とNの字になる

N大はある意味その移動平均バージョン

と言ってもいい、ものわかれと異なる点は

当初は20日線の下にあった5日線が

20日線を下から上に抜いたあと

20日線に近づいてから離れるのがN大

もともと20日線の上にあった5日線が

20日線に近づいて離れるのが「ものわかれ」

N大、逆N大が完成するには最初に

5日線が20日線を突き抜ける

必要があるトレンドが転換した初動段階

で起こるシグナル

・「これはN大になりそうだな」と

見越して買いを入れても良い

・N大の失敗パターン

100日線>60日線>20日線>5日線

の順で完璧な下降トレンド逆PPP

でのリバウンド上昇などは失敗に

なる可能性がある

・急落の過程では、たとえ陽線が出ても

5日線、20日線が下向きで株価が

その下にある限りは我慢して売り伸ばす

株価が5日線の下にある限り利益を伸ばす

・暴落の前は値動きがかなり煮詰まる

5日線から100日線までが同じ価格帯

によってくる

「暴落だよ全員集合」

5.「PPP」

中長期線が綺麗な等間隔の右肩上がり

20日線>60日線>100日線

と並んでいるのを確認しながら

5日線の上下に合わせて

「下がったら買い上がりきったらいったん売り」

を繰り返す

・PPPでもボックス圏で動くように

なると、どの買いも成功しない

下半身が出ても

高値圏が揃うなどの兆候があると失敗する

・60日線と100日線の長期線の並び

の変化に気をつける

またトレンド継続と言っても

その期間中には横ばい相場という

踊り場が入るものです

 


第6章 相場式の休み方

・一日一度、決まった時間に

決まった銘柄のチャートを2〜3名柄

日課のように見ること

・ボールして見送るのは

ローソク足が下げから横ばい

(上げから横ばい)に転じた後

その横ばいが一定期間続いている時

・相場式シグナルの多くは60日線の

傾きでトレンドを確認しながら

5日線と20日線が、ものわかれ

くちばし、N大シグナルになるか

観察していくのが基本

・5日線が20日線、60日線を

突き破ることなく、かなり長い間

横ばいで推移してしまうような

ケースはとても判断が難しい

・トレンドが続いてる中で起こる

一時的な逆の動きも見極めがつきにくい

強い上昇が続いている中での

一時的な下落が起こったり

強い下落が続いている中で一時的な

上昇が起こっている時

下降トレンドで5日線が20日線を

上抜きさらに上昇して60日線に

ぶつかった辺り、60日線に跳ね返され

反落したところもやりづらい

・下降トレンドが加速しているのに

うっかり買いポジションを手仕舞い

できず痛い目に遭うこともある

・暴落後の反転上昇が続くかどうか

という局面では株価が上にある

60日線を抜けられるかどうかの

攻防戦が起こる

60日線を上抜ければ初動段階に乗る

・「PPPの5日線>20日線>60日線の

並びが崩れて横ばいになったとき」

「逆PPPの60日線>20日線>5日線の

並びが崩れて横ばいになったとき」

はいったん休む

・「60日線を抜けてトレンド転換か」

「60日線で反転してトレンド継続か」

を持ちながら値動きを追う

売買を休むだけで観察は休まない

・毎日神経をすり減らして投資を

するのは令和の時代には似合わない

相場式シグナルを駆使して

効率よく稼ぐのです

 


おわりに

株価の値動きが経済の動き自体を

表したものではなく、人の心の鏡

である

人類がいまだかつて遭遇したことの

ないような株価の動きなどない

 


●本書から得られた新しい知識

・日銀御用達のETF銘柄

野村TOPIX連動型上場投信(1306)

▼バックエンド

・相場チャート

・SHIROチャート

 


●本書に出てくる格言

「硬派であれ」「勤勉であれ」「変態であれ」

ー相場師朗ー

 


●本書で得られた気づき

本書のサブタイトルに月10万稼ぐ

とあるが最初に準備した資金によって

異なると思う恐らく資金100万

のケースが月10 万ではないだろうか?

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

チャート1000本ノックは

慣れが必要と思うが、少しづつ

焦らずに(今は100本ノック実施中)