思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■フルタイムトレーダー完全マニュアル を読んで

 

ea-bank.jp

書名:フルタイムトレーダー完全マニュアル

著者:ジョン・F・カーター

 


●本書を読んだきっかけ

書店で偶然の出会い

タイトル「フルタイムトレーダー」

という所に興味があり、専業トレーダー

の一日について知りたかったため

 


●読者の想定

相場で生計を立てたい人

海外の口座で実施するのが望ましいが

日本の証券口座でも多くは適用できる

本書のトレードツールは海外製だと思う

無料のトレーディングツールでは

見かけない、プログラムで作る

事もできると思うので是非

 


●本書の説明

序文

・悪いトレードにいかに対処するかによって

将来成功するトレーダーになれるかどうか

が決まる。

・正しいプロセスを適用し、適切な

リスクリワードパラメータを設定したら

あとは市場に任せる、市場はいつも正しい

・成功するトレーダーがポジションを建てる時

本能的に行うこと

①小さくトレードする

②ゲームにできるだけ長くとどまる

③時間を味方につける

・連敗は必ずやってくる。必ずやってくる

ことを知っていることと、それを

切り抜けることができることは別問題。

 


はじめに

・準備のできていないトレーダーは

何の心構えのない急流下りの参加者と同じ

極端な状況に直面するとフリーズして

しまう

・日中の大きなスイングは参加する

トレーダーがほとんどいなくなった時に

起こる。

・市場は動きたいから動くのではなく

必然によって動く。

・年金口座で運用する投資家は月次ベース

でタイミングよく投資するアイデアを発見

・自らの手で本を書くためには、あなた

の体からそれを絞り出したいという

気持ちに駆られなければならない

 


最一部 基礎編

市場が動くメカニズムを理解し、トレードと

投資を成功に導くための最良の心づもり

第1章 市場を動かすものは何なのか

・問題は、そうなった時(ブレイクダウン)

に彼はリスクのことを考えるのをやめて

利益のことを考えた事だ。

正しい答え?市場があなたの損切り

越してギャップダウンしたら、そして

その損切りがストップリミットオーダー

だったら、ぐちゃぐちゃ言わずにすぐに

成行で手仕舞う事である

・トレードというものは口座残高に基づいて

管理すべきだよ。含み損も実現損も

同じなんだよ。

・3つのP

①パッション(Passion)

②広い視野(Perspective)

③プラン(Plan)

・損失を取り戻そうと考えるより

損失を噛み締めながら再びプラン作りに戻る

・「フェイクオーガズム」のセットアップ

①過去52週の高値更新している株に注目

②7期間RSIで弱気のダイバージェンス

を探す。

出来高の大幅な減少があるか

一つ前の高値を更新した時の出来高より

低いか

④過去52週の最高値を下回って引けた日の

翌日は売る。

損切り注文を逆指値

⑤株価がメジャーな支持線の下にある

場合は安い日の高値を上回る終値

手仕舞う、メジャーな支持線がブレイク

された場合は60分足チャート上で

安い足の高値を上回って引けるまで

ポジションを保持

⑥トレーリングストップは使わず

反転のシグナルで手仕舞う。

・市場で確かなことは何一つないが

「ほぼ確実」に言えることはが一つだけある

ウォール街が特定の市場や戦略向けに

特定の政策を打ち出してきたら、

その市場や戦略はもう終わり

ウォール街がパッケージ化し、リボンを

つけて大衆に売るときは、その動きは

もう終わったも同然。

・今の需要が供給を上回っていれば

相場は日々上昇する、ただそれだけ

・買うか売るかは自分の意見を捨て

正しくあろうということをやめ、

お金を儲けようとすることをやめれば

簡単に判断はつく。

しかし、これが意外に難しい。

トレードで成功するには、あなたの脳は

トレーダーになるという夢を打ち砕くように

プログラミングされていることを

理解することである。

 


第2章 トレード心理学入門

・感覚に優れたトレーダーは外界に関する

関わり方とそれが自分のトレードにどんな

影響を与えるのかが重要である事を

悟まで、成功とは永久に無縁だ

・勝率を安定させる手っ取り早い方法

損切り幅を2倍にしポジションサイズを

半分にすること

・トレード脳を理解すると

①トレード脳を理解していない人

②大きなポジションを手仕舞うため

何日もかかる抜き差しならない

状態の巨大ファンド

に対して有利にたてる

・セットアップを重視した方が

上手くいく

・週末ごとに儲けた利益を口座から

引き出し別口座に移し、安定的な

利益を目指す

・自分のセットアップに毎回同じ方法で

従うことができるようになった時

フルタイムトレーダーの移行に成功

・スクリーン上で物事を正当化する

という事は、実際に起こっている

事を自分の都合のいいように書き換える

事を意味する

・どんなトレードも注意深さと

大胆さが重要になる。

・最後にはきっと上手くいくと

囁き、もう一方が小さな利益を手にするか

損失を最小限に資産を保全せよと

耳元で囁いたなら、手仕舞うことだ

明らかに上手くいってないトレードを

手仕舞うにはもっと多くの勇気が必要

・次に何が起こるか分からなくても

リアルタイムで判断を下すこと

後で何をすべきだったとかは誰でも言える

・あなたの意見が間違っていたら

その意見を捨て別の真実を受け入れる

・トレードの世界ではお金は

ゲームのツールただの採点手段に

すぎない

・誠実さとは人に対してあなたが

やると言ったら必ずやる事を意味する

誠実さは世界における通貨

物事がうまくいかなくても

固まってしまわない自分を信じる

ことが極めて重要

・誠実さは約束を守る事で身につける

最も重要なのは過度な約束はしない

・自分のプランに従い自分との

約束を守る

・4つの基本的段階

①第1段階 いつも負ける(6ヶ月ー1年)

日常生活で目標や夢を実現するための

思考法はトレードでは役立たない

ばかりか失敗の主な原因にさえ

なっている。

自分のトレードは必ず失敗するものだ

と考えておいた方が良い

含み損を抱えている時ブレークイーブン

で手仕舞えることを期待してはいけない

トレードでは小さな損失は成功の

前兆である

プロのトレーダーは小さな損を取る

ことのできる人である、大きな儲けが

出る日など1ヶ月にほんの数日である

②第2段階 恐れによるトレード(2−6ヶ月)

慎重なトレーダーはまるで宗教のように

損切りを忠実に実行する

この段階はそう長くない大きな損失は

出さなくなる

③第3段階 聖杯の追求(6ヶ月ー死ぬまで)

大きな損失を出したときは

それと全く逆のトレードをやるとよい

とりあえず一休みして市場から離れ

指し値注文でよく考え抜かれた

トレードサイズで行う。

市場がもっと大きな利益を与えてくれる

のを待っていると相場は例外なく

反転する、そして損切りに引っかかって

損を出す。

④第4段階 損をしないにはどうすればよいか学ぶ

「損をしない方法」辛抱強く待つ

損切りの勇気を持つ、自分のプランに

従う誠実さを持つ。

・今のトレード口座で将来買う物の

皮算用をしてはならない

・リバモアは一攫千金を手に入れた後

高揚感に溺れていたのではないだろうか

高揚感はトレーダーが屈する最悪の

感情である

・すこぶる調子が良いというだけで

トレードサイズを増やすのは

素晴らしく上手く言ってる結婚生活

に似ている

・「もしこれが合法的な機会なら

すでにジョージソロスが買い占めている

はずだ、あなたや私よりソロスの方が

通貨に詳しい」

・つもり売買のデメリットとして

実際にお金を投じたときにトレーダーが

どんな行動を取るかが勘案されていない

・トレーディングサイズを上げていくのは

ウエイトトレーニングで筋肉を鍛える

のに似ている

・お金はスコアボードとして扱わなければ

ならない

・損を出し続ける人

–オーバートレードする

損切りまでの距離を近くしすぎる

レバレッジをかけすぎる

–1回の大きな損失で口座の大部分が

吹き飛ぶ

・上記の逆をやる

–アンダートレードする

損切りまでの距離を遠く

–適切なレバレッジ

–大きな損失は出さない

プラトーマネジメント

1万ドルの口座があったとすると

当初資金を2.5倍にしたら

半分を口座から引き出す

残った1万2500ドルの2.5倍が

次の目標で、これを繰り返す。

トレードの資金が5万ドルあるならば

手始めに1万ドルから投資する

1万ドルを失ったら次の1万ドル

を投入する。

・最高のトレードの中には仕掛けなかった

トレードが含まれる。

・次なる偉大なインジケーター探しは

人間の本質に基づいて繰り返される

市場パターンを見るようにする

・何も新しいものはない

政治家、銀行家、投機家たちは18年

のサイクルごとに生き返って同じ政策を

繰り返す。

・市場が一番嫌うのは不確実性である

テロは今でも確実に起こり、将来的に

テロが起こることは織り込み済み

・ビジョンより規律が重要である。

・複雑なセットアップや次なる聖杯

を求めて無駄な歳月を送ってはならない

・小さな損を取ることこそが成功の秘訣

・成功するトレーダーになるため

最も重要なことは、怒りやフラストレーション

や恥を一切ぬぐい捨てて、損を受け入れる

ということである。

・重要な2つのルール

①トレード手法を持たなければならない

②マネーマネジメントルールを持たなければ

ならない

これができるようになって最初の

3段階を通り越してトレードで生計を

立てることができる段階に辿り着く

・まずはセットアップが現れるのを

じっくり待ち、現れたらすかさず仕掛ける

待つという行為はかなり難しい

・各セットアップをどれだけ忠実に

実行したかで自分に点数をつける。

・利益を出せるトレーダになるため

著者からのアドバイス

①ポジションサイズを半分にする

損切りまでの距離を2倍にする

 


第3章 市場が動くには理由があるのか

・恐怖に基づく意思決定は恐怖に基づく

物の考え方を強要し、人の一生を左右

しかねない無限ループを生み出す

・確証バイアスに陥ると私たちの

考え方を反証する情報は、それを支持

する情報ばかりを集める。

・観察できるデータは何千と存在するが

結果を左右するデータは一握り

・人が正しくあろうとしても

市場がそれに影響される事はない

・うまくいかなければ

そのトレードは間違っている

だから手仕舞うべきだ。

現実はどうあるべきかについて

あなたの考え方ではなくて

現実に基づいてトレードすることで

虚構による確証など不要だ

・市場では個人が入手できるデータ

や理論は実際何が起こっているかを

知る上で役に立たない。

役に立たないどころか確証バイアス

に基づいてフィルターにかける

・私たちは個人トレーダーとしての

エッジを利用できる。

・横ばいでは、動きが小さいため

感情が大きな役割を演じる。

・上昇・下降トレンドでは

上下動は横ばいと同じだが

上下動する角度が異なる。

・常に流動性を探しているアルゴリズム

の場合、流動性が見つかるのは

通常トレーリングストップが集中

しているところだが、そこでは

通常以上のダマシの動きが多い。

・活発にトレードするようになると

知らず知らずのうちに間違った

リズムに陥ることが多い。

・長い時間枠のパターンに従って

トレードする。

・ポジションを取るのに数日か

数週間続く時間枠に注目する

オプショントレーダーにとって

市場の満ち引きを理解し正しい側

にいることは極めて重要

・たとえオプションを2日保有

する場合でも満期日まで60〜90日

のオプションを買うこと。

押し目コールオプションを買う

のではなくネイキッドかスプレッドで

プットを売るトレーダーは専門家の

域に達している人たち

・スラストやリアクションによって

必然的に支持線抵抗線が生まれる

これらの水準はフィボナッチエクステンションの

位置に一致する。

・確証バイアスに陥って正しくなければ

ならないと考えてしまった時に備え

とにかく最大リスクについて考える。

・「予想された動き」を捉えることに

集中し早めに手仕舞って次の

セットアップに進むこと。

・「見果てぬ夢」を追うのではなく

確率を考えることが重要。

・すでに存在する上昇トレンドの中で

支持線まで押した時はITMのコール

を買うか、ATMのプットを売る

(リスクを低減するためスプレッド

にしても良い、1σ以上高いプットと

クレジットスプレッドを売ることも

できるが実入が少ない)

・横ばいの時は抵抗線までの

戻りでコールクレジットスプレッド

を売り、支持線までの押しでプット

クレジットスプレッドを売る。

私はアイアンコンドルが好きだ。

・基本的にトレンドは終わるまで

乗っかる方が良い。

・トレードでは「抵抗の最も少ない道」

を選ぶのが最も簡単。

・時間枠が長くなるほどパターンは

より一層はっきりする。

・メディアの意見は希望よりも

むしろ恐怖を煽り立てる。

「ニュースレターの推奨に従ってトレード」

したために口座を破産したという

人の話をよく聞く。

誰かが推奨しているトレードには

安心感を抱くトレーダーは多い。

誤った安心感を抱かないようにする

ことが重要。

・このビジネスで成功するには

何よりも集中力が大切である。

株式市場の勝負どころは市場が

開いてから最初の2時間だ

・インスタントメッセージを利用する

に当たり許可した人物以外は

バディリストに入れない

・「ニュースでトレード」しても

生計は立てられない。

テレビで報道されたニュースに反応

しても、もう遅い

・トレードを生業とするには

探しているセットアップが現れる

まで来る日も来る日も待ち続ける

ほとんどのトレーダーの欠点は

どんな動きにも乗らないといけない

と思ってしまうこと。

・プロのトレーダーは動きを

追っかけようとはしない。

 


第4章 市場が動くのは理解したーでは

何をトレードすればいいのか

・市場はあらゆる感情を持ったものから

なっていることを忘れてはならない

・1つだけトレードするものを選ぶと

したら著者はオプションを選ぶ

・ネイキッドオプションの売りは

やってはならない

スプレッドとはリスク限定のネイキッド

売りのこと

・権利行使の割り当てを受ける事は

それほど多くない

金利の上昇で儲けたければ

債権先物を売ってリスクを抱えるより

TLT(米国国際20年越)の長期プット

を買った方が良い

個別株が横ばいなら、その時はプット

を売る

・ITMのコールオプション

本質的価値と時間価値を合わせたものが

その価値になる。

・オプションで損をする理由

–安いOTMのコールオプションを買うから

OTMのコールオプションの買いは

トレーダーの読みが正しくなければならない

「安いから」という理由でオプションを

買うのは愚かな行為

プロはこれらのオプションを売っている

プロはOTMのコールは絶対買わない

・OTMのオプションをボラティリティ

一定として価格づけすることは間違っている

私たちはスクイーズのようなセットアップ

を探す。

・OTMのオプションは時には価格が

大きく上昇する、その時に原資が大きく

上昇する確率が上昇する時点を正確に

示すセットアップを見つける。

OTMのコールを買うのはその時だけ

例えば、ITMのコールを買い、プットの

クレジットスプレッドを売り、同じ原資の

OTMのコールを買う

・株価の動きに参加したい時

デルタが0.70以上のITMのオプションを

買うだけ、思惑通り動けばプレミアムは

株価と同じように上昇、ITMになると

デルタも上昇しそれに合わせてプレミアムも

上昇する

1ドル×デルタの値 分上昇

・ファーOTMのデルタはしばらくは

低いまま。

・オプションは毎月第3金曜日が満期日

だったが今はウイークリーオプション

がある

・ネイキッドコールの売りは絶対やっては

ならない、スプレッドでやる。

・満期日までの日数が長いほど

デルタの値として0.70を得るための

ITMのオプションはディープでなければ

ならない、権利行使価格から大きく離れ

るほどデルタは急激に減少する

・期間が1〜3日のトレードの時

著者は1時間足を見る、好きなセットアップ

スクイーズ

(TTMというインジケータMACDに似た

ヒストグラムで0ラインベースで仕掛ける)

株価が数ドル動いたらオプションもそれと

できるだけ歩調を合わせて動いてほしい

原資産のシグナルに従って買って売るだけ

オプションを満期まで保有する必要はない

・原資産で明確なシグナルを得て次に

その動きからレバレッジ効果を得るため

オプション戦略を使う

・決算前は高ボラティリティーイベント

オプション価格は高くなる

決算が終わると株価は大して変わって

いなくてもプレミアムは下がる

・ギャップダウンはパニックを誘い

プット買いを誘発する、そのため

プットの価格は上昇する、その後は

大半がレンジ相場に始終しIVは下落

(IVクラッシュという)

・ギャップダウンのトレード例

寄り付きから数分後で

1ストライクOTMを売る

IVが下がったら手仕舞う

損切りはリスクリワード1:1で

リスクを限定したければスプレッドで

売ることもできる、ネイキッドで

売るときは小さいサイズで売る

・決算報告の直前はIVが高くなるので

注意する!

・オプショントレード2つの選択肢

①ITMのオプションを買う

②IVが低い時にクレジットスプレッドの売り

IVが高い時の売り。

・オプション売り手の過ち

オプションが満期日に権利放棄されることを

期待すること。

最後の週で何もかもがオジャンになる

場合もあるため潜在利益の80%に

達したならば手仕舞う。

・セータ上昇に伴う対策

クローストュザマネーのバーティカル

スプレッドを使う

1〜2σのスプレッドは上手くいく

可能性が高いが1を稼ぐのに10〜20

のリスクを取ることになる

・ITMのコール買とOTMのコール売り

を同時に行わずITMのコールを買い

スクイーズシグナルが出たら

OTMのコールを売ってデビットスプレッド

にする、(価格が上昇すれば

IVが上昇しOTMのコールが上昇し

ここでコールを売る)

理想はこの後、横ばいになること

・ATMのネイキッドプットまたは

1ストライクOTMのプット売り

スクイーズシグナルが出たら買い戻す

バーティカルブルプットクレジットスプレッド

スクイーズが買いシグナル出したら

まずATMのプットを売り、その後

OTMのプットを買う、災難に見舞われた

場合のヘッジを立てる

・著者個人的にはITMのマンスリーオプション

を買い、その後毎週OTMのウイークリーオプション

を売ることでバーティカルスプレッドを

作成するのが好きである

(ダイアゴナルという)

・ディープITMのオプションは不動産

を所有するのにいている。

ウイークリーオプションは毎週賃料を

受け取るようなものだ

保有期間が2〜3日間のトレードの

ほとんどは満期日までが30日以上の

オプションで行う。

先物オプションには重要な役割がある

先物ポジションのヘッジとして使えるし

大きな変動が予想される場合は

OTMのオプションを買う。

そのほかの時は単に先物を買う。

 


第5章 株式市場のオープンと同時にやるべきこと

デイトレードの場合、内部要因は

それほど重要ではない

・言語は理解できなくてもやっていけるが

不利になる

・家に帰るための手段を持たずに

冒険してはいけない

・市場は常に正しい、そして私たちは

次に何が起こるかは予想できない

ことを認識する

・内部要因はその確信の強さを測る

ことを可能にし、警告も与えてくれる

いくつも内部要因がある中、重要な

内部要因だけに注目し、その極値

ラッキングすること

・内部要因を正しく解釈すると

–売・買いのセットアップで無視すべきもの

–ちゃぶつき相場で最も上手くいくセットアップ

に集中すべき日

潜在的な反転に集中すべき日

などが分かる。

・著者にとって最高のトレード日が

やって来たのは最初の1〜2のトレードが

損切りに引っかかった後。

・S&P500が安値を切り下げ

TICKが安値を切り上げている

これは強気のダイバージェンス

市場が反転することを示すサイン

・小休止の後の空売りの買い戻し

による上昇が発生すると、引けにかけて

さらに上昇する。

移動平均線が±500で交差することは滅多に

ないが、こうなった時は市場には持続的な

圧力がある。

・トレーダーの仕事は「弾を込めた銃を

持って木陰に隠れ、次の餌食が通るのを待つ」

・著者が最も重要とするインディケーター

①TICK

②VIX

・月曜日は極端な動きが起こりやすい

・パニックが発生してトレーダーが

ヘッジのために買う時に最初に動くのは

VIXである。

・TICKの売り圧力とVIXの急上昇で

市場はミニフラッシュタイプの大暴落が

発生する。

TICKがずっとマイナスの値の間

VIXが高値を更新し続ける時、何かが

暴落する、ニュースは気にする必要無し

・次に何が起こるのかを事実に基づき

教えてくれるのが内部要因。

・著者はNYSEのTICKを好んで使う

・TICK第1のルール

TICKが±400の間の時は単なるノイズ

なので無視する(TICK第1のルール)

注目しはじめるのは±600を示した辺りから

スイングトレードの時は特に注意

・TICK第2のルール

デイトレで買っていて損切りに引っかかって

いないがTICKは−1000〜−500になり

その後安値を更新したら成行で手仕舞う

デイトレで売っていて損切りに引っかかって

いないがTICKは+1000〜+500になり

その後高値を更新したら成行で手仕舞う

・自分が間違っていると単に思うだけで

早めに手仕舞うことはない、最初に決めた

パラメータに従う。

・市場の正しい側にいるかいないか

正しい側にいないなら直ちにドテンして

つまづいた石は振り返らない

・自分のフィーリングで手仕舞いを管理しても

トレードで生計は立てられない

・TICKが極値(±1000)をとって戻しその後

極値を超えていく場合に手仕舞う

・抑圧された感情に加え、トレーダーが

経験する多くの感情は未知のリスクを

重視するよりも未知の恐怖を重んじる事に

よって発生する。

・TICKを読むときにチェックするのが

+1000や–1000に達したかどうか

これは最も重要な水準でフェード(逆張り

の合図である。

デイトレードでは

+1000に達したら売りをセットアップ

–1000に達したら買いをセットアップ

・TICK第3のルール

①静かだった市場でTICKがいきなり+1000

に達したらフェードプレー(売り)

② 静かだった市場でTICKがいきなり–1000

に達したらフェードプレー(買い)

これらの水準が初めて試される時

それはダマシであることが多い

・重要なのは高い値か低い値に達し

その後少し押すか戻すかして、

その後、再び安値や高値を更新し

その水準にとどまり、5期間移動平均線

が500を交差するのがいつなのかを

認識することである。

・TICK第4のルール

±1200、±1000、±800、±600

の水平線は重要な意味があり

これらのキー水準に達したら警告音

がなるように設定する。

終値の折れ線グラフは相場の反転を

知ることができるためTICKを見る

のに適している。

・TICKが+600を上回っても市場が

上昇しないということは売り圧力が

強いということである。

・TICKが高値を切り上げチャートが

高値を切り下げていれば弱気の

ダイバージェンス

・上昇や下落が続くような日は

TICKは1200〜1400といった

極端な高い値を一日中示す場合が多い

・TICK第5のルール

①TICKが90%の時間帯で0を上回り

極端に高い値を繰り返し示す時、売りの

セットアップは全て無視し買いに集中

② TICKが90%の時間帯で0を下回り

極端に低い値を繰り返し示す時、買いの

セットアップは全て無視し売りに集中

・繰り返し+1000に達するような日は

0ラインにまで戻った時に買いの仕掛けを

機会として使い、新たに買いを仕掛けるか

増し玉する

・TICKが30に達することはあまりない

が達した場合は買いや売りが長期間に

わたって続く

TIKI第1のルール

手仕舞いではTIKIは警告シグナルとしてのみ

使い最終確認はTICKで行う

TIKI第2のルール

買いプログラムの発動で市場が高値を

更新している時、偶発的に売りプログラム

が発動したら買いの絶好のチャンス

・TICK第3のルール

売李プログラムの発動で市場が安値を

更新している時、偶発的に買いプログラム

が発動したら売りの絶好のチャンス

・値下がり銘柄より値上がり銘柄が

多い場合アームズ指数は1.0を下回る

・値上がり銘柄より値下がり銘柄が

多い場合アームズ指数は1.0を上回る

・TRIN第一のルール

①TRINの現在の値は気にするな

②重要なのはそれまでの値との関係

・TRINが上昇トレンドにある時

出来高が値下がり銘柄に流れている

ことを示す

・TRIN第2のルール

①TRINが上昇トレンドにあり

高値を切り上げているときは

買いのセットアップは全て無視

② TRINが下降トレンドにあり

安値を切り下げているときは

売りのセットアップは全て無視

・ギャップアップで寄り付く一方

TRINやすい値(0.5辺り)からスタートし

終日にわたってその水準に留まる

そういった日はTRINは0になることは

ないため、下降トレンドにはならない

・TRINを読むときのポイントは

その日に高値を更新しているか

安値を更新しているかを見ること

・TRINが1.50に達したら売られすぎ

0.50に達したら買われすぎ

市場が高騰するのはTRINが終日にわたって

0.50辺りをうろついている日である

・TRIN第3のルール

①TRINの終値が2.0を上回っている時

市場が翌日上昇する確率は80%

② TRINの終値が0.60を下回っている時

市場が翌日下落する確率は80%

・TRINQがTRINより早く高値や

安値を更新する場合もあるがTRINが

トレンドを形成している日はTRINに

注目する。

市場が大きく動くのは二つが連動して

いる日である。

・プットコールレシオはコールの

出来高に対するプットの出来高の比率

・市場参加者の全員が原資産の売建てと

プット買いをすると売る側にもう誰もいない

ため下落圧力がない。

従って上昇するしかない。

最初の損切り注文が次々にヒットし

買い圧力が起こる。全ての損切り

注文がヒットするまで上昇は続く

・プットコールレシオ第1のルール

株式と指数を合わせた日中の

プットコールレシオが1.0を上回ったら

売りのセットアップは全て無視し

買いのセットアップのみに注目。

1.0になるのは試乗が何日も下落して

決算報告が芳しくない場合が多く

市場参加者は弱気になり1.0以上に

なる場合が多い。

・プットコールレシオ第2のルール

株式と指数を合わせた日中の

プットコールレシオが0.60を下回ったら

買いのセットアップは全て無視し

売りのセットアップのみに注目。

試乗が何一も上昇を続けて良さそうな

決算報告や経済指標が発表された後

乗り損なった人が追っかけをする時

0.60を下回る場合がおおい

・プットコールレシオで注目する点は

値が極値レンジにあるかどうかである

極値に長くとどまることはないが

極値に達すると市場に大きな影響を

及ぼす。

・プットコールレシオのニュートラル領域

0.70〜0.90の間

・プットコールレシオ第3のルール

①市場が上昇している時プットコールレシオ

も上昇していれば市場の動きは本物

② 市場が下落している時プットコールレシオ

も下落していれば市場の動きは本物

・市場が下落している時にプットコールレシオ

が上昇している場合、人々は恐怖心から

下落する市場を追っかけている、これは

市場が下げ止まるサイン。

・10時までのプットコールレシオは

正しくない動きをすることが多い

寄り付きに時間がかかったり

オーバーナイトのオプションの注文が

執行されるのに時間を要するから

・プットコールレシオは欠かせないツールだが

提供しているベンダーは少ない

トレードステーションではOpera

会員登録が必要

SSLの第1のルール

銀行セクター(BKX)、証券セクター(XBD)

半導体セクター(SOX)の動きを伴わない

動きは本物ではなく長続きしない。

時価総額最大のセクターは銀行で

マーケットプロキシが証券セクター

半導体は誰でも買う株であるから

SSL第2のルール

市場が静かな時下落しているセクターが

多いほど市場がブレイクする時は

下方にブレイクする可能性が高い

逆に上昇しているセクターが多いと

情報にブレイクする可能性が高い

ETFSSLに利用できる

XLY(一般消費財)XLF(金融)

XLB(素材)、XLP(生活必需品)

XLV(ヘルスケア)、XLK(情報技術)

XLE(エネルギー)、XKI(資本財)

XLU(公益事業)

・EミニS&P500先物の5分足に

出来高だけを加えたものを用意する

次に出来高が25000レベルの位置に

水平線を引く

出来高のルール

①5分足で最初の6本の出来高

2万5000を下回る場合、その日はレンジ

の狭いちゃぶついた動き

②5分足で最初の6本の出来高

2万5000を上回る場合、その日は

ボラティリティーの高いトレンド相場

となる。

・ちゃぶついた日はTICK極値

逆張り、トレンド日はゼロラインへの

上昇や下落での逆張りがベスト

・朝一番にTRIN、TRINQを見る

次にプットコールレシオ→TICK

ここまで見たらセクター別パフォーマンス

そしてTIKIと見ていく

・ちゃぶつきを判断するとき

セクター別パフォーマンスが

半分緑で半分赤の場合を使う。

・リバースETFが導入されてから

TRINの影響は弱まった。

若干の歪みが生じている

・最近注目すべきインディケーター

①VOLSPD

上昇銘柄出来高と下降銘柄出来高の差

②VIX

CBOEボラティリティー指数

・寄り付き1時間で売り圧力が

持続しているときは引けにかけて

下落しているかを見る

買い圧力が持続している場合は

上昇しているか見る

・VIX(恐怖指数)が上のボリンジャーバンド

まで上昇する時、特にボリンジャーを

上回って引ける時、市場は底を付けた

あとに大きく反転する。

VIXが急伸していても市場の下落には

それほど興奮する必要はない。

・VIXの5分チャートを使い

「最後の恐怖」を測定する

・今日の市場ではキャリートレード

ほど影響を及ぼすものはない

ファンドがキャリーを行う(リスクオン)

とほとんどのアセットクラスが上昇する

しかし、重要なのはリスクオフした時

①買った資産を売る

②今持ってる高金利通貨を売る

③低金利通貨を買い戻し借入資金返済

3つがほぼ同時に行われる

ほぼ全てのアセットクラスは売られる

ニュースとは一切関係ない

例えばAUD/JPYの場合

①レートの上昇=リスクオン=アセット価格上昇

②レートの下落=リスクオフ=アセット価格下落

以前にAUD/JPYがアセットクラス下落の

先行指数となった。

・著者はS&P500ミニの5分足を

日中は見ている、ミニが下落し

AUD/JPYが下落すれば株式市場の

下落は本物

キャリートレードは人々が理解できない

ことを説明してくれる。

2008年の金融危機ではAUD/JPYが

売られ→株が売られ→金が売られ

→ドルが買われた↑

・お金を借りるとそれを売ることを

意味する、お金を払い戻すと

それを買うことを意味するのである。

・全てのアセットが売られたあとお金は

どこにいくか?

それは米国債に流れる。そんな時

10年物国債国債先物、債権先物

が上昇する。

キャリートレードがオン

あらゆる物を買え

キャリートレードがオフ

逃げろ

・市場はほとんどの日は持ち合いか

一休みか、後退するか、暇つぶし

つまり何もしていない。

この事を覚えておこう。

 


第6章 初心者トレーダーがたどった道

・一つの決断で、あなたはいつでも

別の人生を歩んでいける。

・私はトレーダーになるためにあらゆる

事をやった。でも、それは決して楽では

なかった

・トレードを初めて最初の数年は

クレジットスプレッドをトレード

私にとって理想のトレードだった

・2015/9〜2016/1まで損ばかり

口座資産の35%まで減らした

トレードプランもなければ、トレード

日誌を付けるわけでもなく理由ややり方

を理解する事なく闇雲に真似ていた

そして、規律の重要性に気づいた

・私はフィボナッチをやってみた

ボロディンの本を買って彼女の

フィボナッチ分析を学んだ

・なぜナスダックのことを気にしなければ

いけないのか分からなかった

・トレーダーは3つのステップを辿る

①損ばかりする

②損を出さないようにするには

どうすればよいか分かってくる

③お金を稼げる様になる

・トレード日誌は焦点を絞り込み

損する理由を知り負けトレードを

出さないようにすることに役立った

・トレードで重要なのはスキルであって

勝者になるのは知識が最も多い人物

ではない。

・私の好みのセットアップは

スクイーズ、ネステッドスクイーズ

ポップスクイーズ、トリプルスクイーズ

・最もフラストレーションの溜まる

ことの一つは、いつどこで利食い

損切りするかを決めること

「動きは前のスイングの延長線上で

終わることが多い」

ボラティリティーの高い日や

ヘッジが必要な日は先物が役立つ

・グローバルマーケットを広い視野

で見ることの重要性

・一貫して利益を出すには

①失ってもよいと思える以上のリスクは

取らない

②仕掛けポイントは慎重に、必ず損切り

を置く、仕掛けポイントが損切り水準から

離れすぎているときは見送る、価格が

フィボナッチエクステンションの域にある

場合は仕掛けるな

③最も確率が高く、お金が稼げる

セットアップに集中せよ。

④最高のセットアップは大量に増し玉

⑤少利を貪るな、フィボナッチエクステンション

に達するか、それに近い水準まで待て

⑥短すぎる時間枠チャートを見て

不安になり、ふるい落としに引っかかるな

目標と損切りにアラートを設定し

トレードを見るな、別の事をやれ

⑦ポジションは分割して仕掛け

分割して手仕舞う、利食いは事前に

決めた水準で

⑧心理学の本を読む

「ゾーン」「ターニングプロ」の2冊

がお勧め

⑨正しい戦略をタイミングよく

トレンド相場か、ちゃぶつきか

市場を見極める。

 


第二部 先物、株式、オプション、FX、仮想通貨

のためのデイトレードスイングトレード

最高のセットアップ

第7章 オープニングギャップーなぜこれが

その日最初で最大の高勝率プレーなのか

・経験豊富なトレーダーは

「そのセットアップの勝率は?」

などといった質問はしない

99%の勝率が欲しければ

TICKが−1000になるたび

EミニS&P500を一枚買い

目標値を1ポイントに設定し

損切りを100ポイント下に置けばよい

・生計を立てようとするトレーダ3種

①日々のトレードの拠り所となる

システムを持っている人

②システムを開発しながら聖杯を探す

③直感のみに基づいてトレードする人

・セットアップ基本的な要素

①トレード手法

②マネーマネジメントテクニック

③そのセットアップに最も向く

市場を知る

・転機が訪れたのは自分の裁量を

無視し良質なセットアップに集中し始め

た頃。

・ギャッププレーは逆張り(フェードプレイ)

人々の感情の逆サイドでトレード

・ギャップはその日に埋まる可能性の高い

ギャップに注目する

個別株は予測不可能という性格上

ギャッププレーには向かない。

ただし例外があり市場関連のギャプの場合は別

ある銘柄が市場全体と同じ比率の

ギャップを生み出し、その銘柄自体の

ニュースがない場合、その銘柄は

ギャッププレーが出来る可能性が高い

・EミニS&P500、ミニダウ先物

それ他をベースとするETFSPY、DIA)

はギャップアッププレーに向く

・市場がギャップアップで寄り付いた場合

市場が下落してギャップが埋まるまで

買いサイドからの仕掛けは控える

ギャップを開けたら、それは埋まる

という自己達成予言を持っている

ほとんどの場合ギャップは埋まる

著者はダウやS&P500といった

ミニ先物ETFで取引する

・ギャップを生み出す要因

『ポジティブアサーニングサプライズ』

『テロの脅威』『企業買収発表』

『経済報告』など

ニュースそのものではなくニュースに

対して市場がどう動くかが重要

・最もよく発生するギャップは

ニュースに反応して起こる、情報探りいれ

によって起こるギャップである

・著者が注目するのは

特定の現物株の取引時間前出来高

今だと、AAPL、GOOGL、FB

BIDU、AMZN、NFLX

これらの株の出来高を見ればニュースが

どう受け止められたかがハッキリわかる

出来高が大きければニュースは真剣に

受け止められており少なければ(こちらが多い)

無関心か、織り込み済み

現物が取引される10分前の9:20

に見る(時間外取引は8時から)

有効な時間は1時間20分

それぞれの出来高が3万株を下回っていれば

85%の確率でギャップは埋まる

・50ポイントのギャップで寄り付き

出来高中程度の場合、目標値は

25ポイントにする

出来高が7万株を上回っていれば

ギャップが埋まる確率は30%に激減

この場合はトレードしない

・VIXにヒントを得ることもできる

通常はVIXは20.0、VIX60であれば

出来高は3倍に、VIXが10なら半分に

考える

出来高3万未満ならフルサイズ

のポジションでギャップが埋まる位置を

目標値にする

・曜日ごとギャップが埋まる確率

月(65%)火(77%)水(79%)

木(82%)金(78%)

月曜日はギャッププレーはパスする

★ギャッププレーのルール

①9:30〜16:15の日中ギャップ

チャートを作成する

②対象となるギャップの大きさは

ミニダウ(10ポイント)EミニS&P500

(1ポイント)それ以外はパス

③ミニダウ70ポイント

EミニS&P500で7ポイントを

上回るギャップは取引前出来高に注目し

少ないか中程度であれば取引する

④9:30にギャップを開けて

寄り付いた場合、成行で建てる

ダウ銘柄に一つでも、おかしな動きが

ある場合、EミニS&P500で取引

別のセットアップでダウを使っている

場合もEミニS&P500で取引

⑤ギャップがミニダウで40ポイント

EミニS&P500で4ポイント下回る場合

リスクリワードは1.5:1

例:ギャップサイズ20の場合、損切り

30に置く

ギャップがミニダウで40ポイント

EミニS&P500で4ポイント上回る場合

リスクリワードは1:1

⑥ギャップが半分埋まったら

ポジションの半分を手仕舞い

全部埋めたら残りも手仕舞う

⑦トレーリングストップは使わない

(勝率が落ちる)

損切りに引っかかったら

その日のギャッププレーは終了

クロージングベルに間に合わない

時は成行で手仕舞う

⑩ギャッププレーのセットアッぽうは

1日に一回のみ

・オープンから1時間で埋まる場合が

多いが2〜3時間かかる時もある

パラメーターを設定したら他のことをやる

・3:1のリスクリワードを使うのは

素人トレーダー、遠くに損切り

置く場合は勝率80%を超える

セットアップのみを用いる。

・負けを許容できるのはギャップが

埋まらない場合だけ、埋まらずに

残る場合でも5〜10日のうちには

埋まるものである

・米国西海岸は、オフィスに出かける前に

市場がオープンするので、パートタイム

トレーダーにとって都合が良い

トレードを監視しているとソワソワして

落ち着かない。

・小口口座の人はDIA先物を勧める

・ギャッププレーでは50%の

リトレースメント水準は最高勝率の

手仕舞い水準である。

 


第8章 ピボットポイントートレンド日

には小休止するのに良いポイント、

ちゃぶついた日には逆張りの絶好ポイント

となるのはなぜか

・マルチピボット水準は、デイリー

ウイークリー、マンスリーのピボットと

デイリー水準の中間点からなる

主として株価指数先物で使っているが

個別株や、ETF、DIA、SPY、QQQ、

IWM、でも使える。

ウイークリーは金、通貨、原油など

その他の先物で使う。

またウイークリーは暗号通貨でも使える

ことがわかっている。

こういった通貨ではウイークリーの方が

はるかに効果的である

・このシステムはインディケーターベース

ではなく価格ベースである

価格ベースのトレーダはインディケーター

ベースのトレーダーよりも先に仕掛ける

ことができる。

ちゃぶついた日はオシレーター系の

システムがシグナルを出す頃には手仕舞う

・ピボットは一日中チャートを見ている

ことのできないトレーダーや追っかける

癖のあるトレーダにも向いている

仕掛けも手仕舞いも前の日に設定するため

規律を身につけれる

・トレンド日はピボットまで動いたら

15〜20分保ちあった後、再び元の

トレンドに動き出す。

こういった日は市場がピボットをブレイク

するのを待ち、その後、この水準まで

最初に押した時点で買う。

・ちゃぶついた日を見分けるには

①ピボット水準に達した後の市場の反応

を見る。

②EミニS&P500の5分足チャートを

作成し10時以降の出来高を見る

25000枚を超えていればボラティリティ

は高い、こういった日はレンジは広く

強いトレンドが形成される

・ちゃぶついた日はピボットとは

逆向きの買いと売りのオープンオーダー

を入れ逆張りする

★ピボットの公式

R3=R1+(高値ー安値)

R2=ピボット+(高値ー安値)

R1=2×ピボットー安値

ピボット=(高値+安値+終値)÷3

S1=2×ピボットー高値

S2=ピボットー(高値ー安値)

S3=S1ー(高値ー安値)

※高値、安値、終値があればピボットは

簡単に計算できる。高値と安値は

24時間分のデータから取る。

しかり終値に関しては日中の取引時間

終値を持ちなければならない。

⭐︎計算例

高値 10679ポイント

安値 10579ポイント

終値 10635ポイント

の場合

R3=10783

R2=10731

R1=10683

ピボット=10631

S1=10583

S2=10531

S3=10483

・デイリー水準ピボットの中間店

ウイークリー水準の中間点も作る

ウークリーは前週の高値、安値、終値

で作る、マンスリーは前月の

高値、安値、終値を用いる

株価指数がデイリーのR3やS3水準

に達することは滅多にない

この事実は重要でR2やS2に達したならば

それが、その日の高値や安値になる

ことが多い

・VIXが低いほど市場のレンジは

小さくなる。

・最も重要なのは日中の終値である

YM、ES、NQ、は16:30〜翌日16:15

のデータを用いる

TFは20:00〜翌日18:00のデータ

・中間ピボットは

ピボットーR1の値を2で割り

ピボットに加える。

・中心ピボットと終値の関係に注目

それが中心ピボットからどれくらい

離れているか、これはギャッププレー

に役立つ。

市場は90%の確率でその日の中心

ピボット水準を試す、中心ピボット

まで動く最初の動きでフェードプレー

・ピボットトレーダーは市場がR2を

上回ったりS2を下回ることは90%

の確率でありえないことを知っている

・ピボットは自己達成予言みたいなもの

フィボナッチも同じことが言えるが

ピボット水準ほど持続時間が長くない

・一般トレーダが買ったとすると

次には第一ステップで何が起こって

いるのか分からないフロアトレーダーに

それを売ることにならう。

フロアトレーダが動きに気づいた時は

ブローカの近くにいるトレーダーは

それに乗っている。

一般トレーダーの相手は動きに乗り遅れた

フロアトレーダなのである。

・一般トレーダーはインディケーター

に依存している場合が多いため

仕掛けも手仕舞いもフロアトレーダ

より大幅に遅れる、負けトレードの

損切りが執行され市場にモメンタム

サイクルが発生する。

・信じられるのは値動きだけ

インディケーターのシグナルで行動

を起こす前にピボットプレイヤーは

行動を終えている。

★トレンド日のピボットプレー買いルール

①夜間取引の高値と安値を見れるように

デイリーピボットは前日のデータを使って

毎日計算、毎月曜はウイークリーピボット更新

毎月最初の取引日はマンスリーピボット更新

②最初のピボットプレーはギャップとの

連携で行う。

ギャップダウンは最も近いピボット水準で買い

ギャップが適した大きさにない場合

9:45まで待ってから最初のプレー

③EミニS&P500の出来高25000枚を

上回る場合、市場がピボット水準を

ブレイクしたら、次のピボット水準までの

距離の少なくとも1/4だけ動くまで待つ

その後、押した時点で買う

④注文は指し値注文のみ

指値の場所はピボットの直前、ミニダウ

3ポイント、EミニS&P500では0.25

EミニNASDAQ 0.50ポイント

Eミニラッセル2000で0.20ポイント

個別株では5セント

例)ミニダウのピボット水準1000なら

1003ポイントで買い9997ポイントで売り

ピボット水準がは数の場合トレードする

方に丸める。

1117.38の場合買いトレードなら1117.50

買いの指値は1117.25

売りトレードなら1117.25

売りの指値は1117.00

損切りと目標値はそれぞれの買いと売りの

指値の「直前」におく

⑤注文が執行されたら次のピボット水準で

ポジションの半分を手仕舞い、この時

パラメータは指値の直前の値を用いる

損切りの位置はミニダウ

20ポイント、EミニS&P500では2ポイント

EミニNASDAQ 4ポイント

Eミニラッセル2000で1.50ポイント

個別株では10ドル以下20セント

10〜20ドル30セント、20〜30ドル

40セント、10ドル上がるごとに

損切り価格を10セントずつ上昇させる

⑦最初の目標値に達したら、損切り

注文を仕掛けた時のピボット水準から③

で述べた直前値を引いた位置に動かす

⑧市場が引けるまで目標値にも

損切り値にも達しなかった場合は

先物は16:10、個別株は15:58に

成行でポジションを閉じる。

⑨15:30以降は新しいポジションは

建てないが既存ポジションは大引けまで

には手仕舞う。

⑩R3やS3を突き抜ける場合はほとんど

ないが、この水準に達した場合は必ず

フェードプレーを行う。

⑪2回連続で負けたら、その日の

ピボットプレーは止める

・著者はミニダウとEミニしかトレードしない

最初の目標値はEミニ1ポイント

ミニダウ10ポイント

・中心ピボットとS1を超えて反転上昇

したら中心ピボットへの押しで買う

・セットアップが見つからない日は

無理にトレードしない

・8月は出来高が少ない

・ミニダウ市場の下落が始まるのは

現物市場が開く9:30前

・インディケータにもとづくトレードは

ちゃぶついた日には遅行アプローチ

になる。

ちゃぶついた日に頼りになるのは

値動きだけ、同じ日に同じ水準で

何回もトレードする。

・執行待ちの注文はそのままにして

新たにポジションを建てる方法もある

・ピボットプレーは10分で完了する

ものもあれば数時間かかるものもある

・アグレッシブなトレーリングストップ

は使わない、じっとしておく

例外は複数の目標値を置き最初の

目標値に到達した時。

・成功するためのカギは市場がオープン

する前にチャート上に全てのデータを

揃えておくこと、目標、仕掛け、損切り

の位置が最初からわかっていること

・中間点は必ずしも用いる必要はない

ミニダウの場合2つのデイリーピボット水準

の距離が40ポイントを上回る日のみ

・フィボナッチ数について

最もよく使うリトレースメント水準は

0.382、0.50、0.618だ

・著者がよく用いるフィボナッチ水準

60分足と日足チャートの大きな水準

・仕掛けポイントを探す場合トレードしている

時間枠におけるトレンドの向きに

「価格クラスタ」の場所を見つけるのが

理想的

コモディティーについては1時間チャート

ウイークリーピボットを使い、これらの

キー水準と現在の値動きとの関係を見る

・インディケーターに依存するトレーダーは

市場が既にピボット水準から1/2〜3/4

離れているのに追っかけを始める。

 


第9章 TICKフェードー新米トレーダーから

お金を奪う最高のプレー

・トレーダーができるのは待つこと

これには忍耐力が必要、ところが

これができないトレーダーが多すぎる

・全トレード時間の60%はマルでいる

のが理想である

・アクティブトレードするということは

アクティブに待つことである

・TICKが極値に達するまで待って

フェードプレイをする。

極値に達したら警告音が鳴るように

設定しておく。

具体的にTICKが±1000といった

極値に達したら成行でフェードプレイする

極値に近づき他のトレーダーが買い始めれば

売る。

★TICKフェードの売りトレードルール

①トレードする時間帯は

10:00〜15:30のみ

市場が開いて最初の30分は不安定なので

落ち着いてから仕掛ける

②Eミニとミニダウの2市場で行う

SPYのオプションで実施しても良いが

インザマネーでデルタ0.7以上の

オプションが望ましい

③TICKが+1000になれば

成行で売る。

±1000で警報音が鳴るように設定しておく

④ミニダウは30ポイントの損切り

20ポイントの目標値を使う。

また35分のタイムリミットも設定する

35分以内に目標値、損切りに達し

なかった場合、成行で手仕舞う

⑤Eミニは3ポイントの損切り

2ポイントの目標値を使い

イムリミットは35分

⑥2回続けて損切りに引っ掛かったら

その日のTICKトレードは打ち切り

「動きについていく」戦略に切り替える

⑦TICKが12時までの時間帯で85%

ゼロラインを上回っていた場合

その日のTICKプレイは見送る

こういった「パワーデイ」は

4〜6週間に1度は発生する

こういった日はTICKは1000を上回り

1200〜1400というのが一般的

10時を回った時点でTICKが一方に

偏っていた場合、いったんTICKが

逆方向に向かい元の方向に戻るまで

TICKフェードは控える。

「ついて行け」という合図である。

・15:30以降は新たなTICKプレイは行わない

・引け前30分のTICKプレイは危険

・市場オープンして最初の30分は

TICKプレーは上手くいかないので

決してやらない

・TICKが1000に達するかどうか

それだけが行動の決め手

・「退屈凌ぎ」が目的か、金儲け

が目的か?自問自答する。

・この動きに乗り遅れたという

焦りほど間違いを誘発するものはない

・市場をトレードするのではなく

セットアップとパターンをトレードする

・もし今日、市場が暴落したら

−1000のTICKでは決して買わない

機会に利用するのはTICKの極端な

値ではなくTICKの適度な値である

・市場が−1000水準を試し、そのまま

その辺りに止まるか、さらにその

下の水準を試せば、本当の売り圧力が

発生したことになる、こうした場合

0ラインの動きを売り機会と捉える

・大暴落が起こるのはTICKが

−1200〜−1500のレンジで推移

している時である。

・フラッシュクラッシュを予想する

方法はない、売り圧力が強まる兆候は

あった、売り圧力が収まる兆候もあった

・「TICKの流れを見る時」1分足

チャートに8期間EMAと21期間EMA

を重ねてプロットする。

TICKのトレンドを見るのに役立つ

EMAがゼロラインを上回っていれば

買いに集中し、下回っていれば売りに

集中する。EMAの交差も役立つ

・EMAが0を下回っている限り

下方圧力は働いている

・自分が正しいことを証明しようとして

口座を破産させるトレーダーは多い

 


第10章 平均回帰ー利食いする最良のタイミング

・コンピュータープログラムの多くは

ATR(真の値幅の平均)内の動きに

注目するすることが多い

アルゴは大部分の時間帯でATRに忠実

・デイリーピボット水準は前日の

「平均価格」である、翌日はその価格に

引き付けられる

・重要なのは「市場はこれらの水準から

どれぐらい離れれば再びその水準に

戻っていくのか」ということ

・ATR20だと20離れると平均に

戻ってくる修正がある

ATRは遅行インディケータであり

1.5倍することで現在価値に順応する

余裕を与えて使用する。

平均線にATR×1.5のバンドを描き

バンドに達する前に手仕舞う

損切りは下のバンドに置く

これで迷う余地はない

平均まで戻って手仕舞うブレイクイーブン

もある。

・半分のサイズでスタートし

下のバンドに達したら後の半分を仕掛け

平均まで戻ったら手仕舞って利益を確保

負けを勝ちに変えることもできる

・どんな市場であろうと、どんな時間枠で

あろうとチャート上に14期間ATR

インディケーターをプロットせよ!

・大きな動きはATRを超えることが

多いため、大きな動きを見逃す

可能性はある。そんな時はスクイーズ

を使う。

・このセットアップで挫折する要因

①はっきりした上昇トレンドなのに

上のバンドで売りたい誘惑に打ち勝つ

ことができない

②平均への戻りで売ることができるのに

下のバンドで買う

・オプションのバーティカルスプレッド

を使うと上手くいく

★平均回帰(RTM)プレー

①平均回帰プレーで使うのは日足のみ

長いプレーの場合は週足を使うこともある

②様々なコモディティーと個別株

につかう、個別株の場合、この平均回帰

はオプション戦略で使う

上のバンドに戻るまでデルタ0.7の

オプションを買う

スクイーズが発生した時を除き

いつでも使える

スクイーズが発生したらバンドは

完全に無視する

スクイーズが発生したらチャートから

バンドを消す

スクイーズでは勢いが増す方向に

仕掛ける

スクイーズが発生するとATRは拡大する

ATRが拡大しているという事実に

基づいて分割で手仕舞う

スクイーズが終了したら全てを手仕舞う

・日足スクイーズでオプションプレー

する場合、1〜3週間トレードを保持

することが重要、満期月の1週間前に

次のオプションを買う。

・バンドは1.5ATRであるが1ATRの

動きを捉える。

・全てのスクイーズがビックトレードには

ならないがビックトレードの多くは

スクイーズである。

バーティカルクレジットスプレッドの売り

はTTM(Trade The Markets)回帰バンド

まで上昇するか下落した時に特に魅力

を発揮する。満期日まで数日しかない時

TTM回帰バンドまで上昇するか下落した時は

さらに魅力が増す。

ATMのオプションを売り

ネクストストライクOTMのオプションを

買ってリスクをヘッジする

・権利行使の割り当て受けたら

ポジションを閉じれば良いだけ

 


第11章 スクイーズー市場の大きな動きに

対してポジションを建てる最良の方法

・平均回帰トレードはスクイーズ

発生しない時の最高のプレー

・買われすぎや売られすぎは大した意味はなく

市場は自然なサイクルにいる

そんな時は平均回帰トレードに徹する

市場が平均近くでエネルギーを蓄え

そのエネルギーを解放しようとする時

スクイーズに集中せよ

・市場がガス欠になる時アイアンコンドル

のような戦略は絶好のタイミング

・収益を得るのに平均回帰を使い

富を築くのには長い時間枠のスクイーズ

タイプのモメンタムトレードを行う

・このセットアップが輝くのは

長い時間枠である

スクイーズシグナルは足で見て

およそ6本は続く

・トレードで重要なのは、あなたが

ハッピーで利益を得ることができる

ようなニッチを見つけることである

・スイングで勝つにはポジションを建てる

のは戦いの半分で、すぐに効果の出ない

ポジションにいつまでもしがみついて

イライラしない事である。

スクイーズボラティリティーが

大幅に低下して市場の動きが止まり

市場が次の大きな上昇や下落に備えて

エネルギーを蓄えている期間に利用する

・チャートにボリンジャーバンド

ケルトナーチャネルとモメンタム

オシレーターを追加。

ケルトナーは移動平均とその上下に

ATRの値を加減した2本の線からなる

ケルトナーの内側にあったボリンジャー

が外側に出た時がトレードせよ

という合図である。

・買うべきか売るべきかは12期間

モメンタムオシレーターで決める

・ボリンジャーがケルトナーの外で

モメンタムが0以上のときは買い

下回っているときは売りである。

ケルトナーの初期設定は20、1.5

・ボリンジャの初期設定は20、2

・ミニダウの場合2分足や377ティック

スクイーズが出ると10〜20ポイント

動く。

スクイーズは2分足で1日に3〜5回出て

日足の場合1年で6〜7回でる

スクイーズはどんな市場でも機能する

暗号資産でもだ

・通貨の場合FXE、FXYなどの

通貨ETFのITMオプションを買う

こちらの方がFXより簡単である

スクイーズ買いトレードルール

①夜間取引含む24時間データの

チャートを用意する

②警告の黒いドットはシグナル

ではなくシグナルが出つつあることを示し

ボリンジャーがケルトナーの内側

に入りつつあることを示す

③黒いドットの後の最初のグレーの

ドットがインディケーターのシグナル

ボリンジャーがケルトナーの外に出た

ことを示す。

④黒のドットの後、グレーのドットが出て

その時ヒストグラムが0を上回っていれば

成行で買う。

シグナルが出てモメンタムが0を下回って

も上昇していれば買い(滅多にない)

デイトレードの場合次の損切り

YM(ダウ平均)20ポイント

ES(S&P500)2ポイント

NQ(ナスダック)4ポイント

TF(ラッセル)1.50ポイント

EC(ユーロ先物)20ティック

EUR/USD 20pips

US(長期国債先物)7ティック

金 1.50ポイント

株 50セント

スイングトレードの場合の損切り

YM(ダウ平均)150ポイント

ES(S&P500)15ポイント

NQ(ナスダック)25ポイント

TF(ラッセル)8ポイント

EC(ユーロ先物)100ティック

EUR/USD 100pips

US(長期国債先物)35ティック

金 20.0ポイント

株 2.50ドル

⑦目標値はモメンタムによって決める

モメンタムシグナルが弱まれば

成り行きで手仕舞う

⑧トレーリングストップは使わない

 


デイトレードでは5分足を使い

スキャルピングは1分足を使う

・黒いドットの数が多いほど大きな値動き

のように考えがちだが、そうとも言えない

ヒストグラムの高値が切り下がった時に

手仕舞う(成行)

・いくら利益を上げたかより

仕掛けから手仕舞いまで一貫して

セットアップに忠実に従ったかどうかを

重視する。

・グレードットになってすぐに黒の

ドットになったときは手仕舞う

(珍しい)

・大きな値動きがあるときは5分足

チャートのスクイーズによって

スタートするのが一般的

「5分足のスクイーズの方向に逆らうな」

・成行で執行と同時に損切りを置く

・ミニダウは5分足を用いるが

他の市場でも同じように上手くいく

・トレードは魚釣の様なもので

いつも魚が釣れるとは限らない

・チャートがアクションを起こせ

といえばアクションを起こすだけ

・FXでは60分、5分をよく使う

日足でも上手くいく

デイトレードとして始めたポジションは

米国市場が引ける16時には手仕舞う

そしてリフレッシュする

・5分足のスクイーズボラティリティ

の高い銘柄のデイトレで使う

・これから起こる市場の動きを

知っている人が必ずいて、その人は

すでにポジションを建てている

9.11の時もそうだった

・満期日まで裁定6週間はある

若干ITMのオプションを買う

スクイーズが発生している時は

これを保持する。

・ニュースはすでに起こったことを

報道しながら、コマーシャルを使って

人々に売らせようとする

次に何が起こるかは分からない

・市場は押しで買うべきときと

押しを無視すべき時がある

スクイーズがショートシグナルを

出した時は押しは無視せよ

・1929/10/29日〜11/13で

当時の300億ドルが消えた回復には

25年の歳月を要した

・ニュースが何を言おうとショート

スクイーズが出たら買うな!

スクイーズチャートの王様は月足

年に一度シグナルが出る

・必ず見ておきたいチャートは

米ドルインデックス(DXY)の週足

米ドルは世界中のアセットにある程度

影響を与える。

・米ドルが上昇する時

多くのコモディティー、株式は下落する

他には、キャリートレードの解消

世界的な景気後退。

・現実を無視して米ドルが一直線に

弱まることを信じない

・週足チャートはノイズをカットする

スクイーズは市場を選ばない

・上手くいかないスクーイーズ

5分、39分

・長い時間枠で何が起こっているかを

知ることは重要だ

短い時間軸で長い時間軸と反対の方向の

スクイーズシグナルが出たら無視する

低勝率であるから

・「TTMウェーブC」は方向性フィルター

としての機能を持つ

これが0を上回っていればショート

スクイーズは無視する

0を下回っていればロングスクイーズ

は無視する

 


第12章 ウェーブをとらえよーどんな市場

でもどんな時間枠でもトレンドの正しい側

にいる最も簡単な方法

・時としてスクイーズは一貫性がない時がある

特に日中足チャートでは。

・アンカーチャートの弱点は見忘れること

たくさん市場を見たり興奮している時に

見忘れる、そんな時にCウェーブを利用する

⭐️インディケーター3つ

・短期トレードーAウェーブ

・中期トレードーBウェーブ

・長期トレードーCウェーブ

・ウェーブが0を上回っているか

下回っているかと、それらの

ウェーブが今のスクイーズに一致

しているかどうかに注目する。

・Cウェーブは市場の長期トレンドを

測定したもので、それに逆らう

理由はない

・全てが一致するセットアップ

(ポルシェセットアップ)が出るまで

辛抱強く待つ。

スクイーズ、A、B、Cウェーブ全てが

・ウェーブはトレンドシグナルと

カウンタートレンドシグナルを区別する

スクイーズは日足、週足、月足

といった長い時間では一貫性があり

長い時間枠ではウェーブフィルターは

不要だ、長い時間枠でスクイーズ

事前に察知するのにウェーブフィルター

を使う。

スクイーズで黒いドットが発生

した時にウェーブが0を上回り

上昇トレンドになっていれば

スクイーズは90%の確率でロング

シグナルを出す。

ウェーブが0を下回り下降トレンドに

なっているときはこの逆

・最初のポジションは1/5建てる

翌日上昇したら1/5、その翌日も

上昇したら1/5・・・・・

 


第13章 トレードを早くて仕舞いしすぎないように

するための最高のツール

・どのトレーダーも早く利食いしたい

という誘惑に負けてしまう。

市場で生計を立てられない主な理由

の一つがこれである。

トレーダーの多くは現在の足に

囚われすぎる、特に新米トレーダーは

そうである。

・著者はTTMトレンド足(平均足)を見る

直近の6本の足を見る。

勢いがなくなった時、ポジションの

半分を手仕舞い損切りを仕掛けた

位置に移動させる。

その後はTTMトレンドの足の色が

2本続けて変わるのを待つだけ。

・トレードは簡単ではない

それは常に人々を騙そうとする

謀からなっている。

EミニS&P500は次の動きに

入る前にトレーダーをふるい落とす

ので有名だ。

・TTMトレンド足を手仕舞い管理に

用いる。仕掛ける時はスクイーズ

TTMトレンド足は使わない。

・トレードステーション、eシグナル

ニンジャトレーダー、インフィニティー

フィーチャーズでこのインディケーター

はダウンロードできる

 


第14章 スキャルパーアラートートレンドの

変化を素早く見つける最高のツール

・トレンドの転換は3回連続して終値

切り上げたり、3回連続して切り下げたり

した後に起こることが多い

・肝心なのは終値で、これが重要なのである

・3番目の足が基準を満たしたら

最初の足を「ペイント」する、そして

ペイントされた足を見たら成行注文

・保ち合い相場(ブルフラッグ)の時には

インディケーターにフィルターをかける

篩い落とされるからである

・3回連続して終値を切り下げても

価格がシグナル足を下回らないときは

このシグナルは無視する。

買いシグナルの時は前の足より安値が

切り上がった最初の足がトリガーになる

この足の高値を上回って引ける次の

足が出現したらスイングスローとなる

最初の足がペイントされる

・任意の日における1〜2回の反転を

捉えるには5分足チャートを使う。

スイングトレードの場合は60分足と

日足チャートを使う。

・ティックチャートではフィボナッチ数

を使う。

144ティック、143ティックチャートを

使う。

・ティックチャートは市場に順応する

ため特にデイトレードに役立つ。

出来高が多い時は大きなティック

チャートを使う。

–Eミニは987ティック

–ミニダウは144ティック

コモディティー377ティック

出来高の多い個別株377ティック

・ビットトレーダーには2分足チャート

や5分足チャートといった時間に関する

概念がない。

★スキャルパーアラート買いのルール

①夜間トレード含む24時間日中足チャート

を使用する。時間枠が長くなるほど

パラメータと値動きは大きくなる。

日足チャートは日中取引時間帯の

チャートを使う。

終値が3回連続して高く引けたら

3本目の足の終値で成行で買う

終値が3回連続で安く引けるまで

トレードを維持する。

3回連続で安く引けたら手仕舞う。

デイトレードの場合、手仕舞いと同時に

ドテンする。損切りは置かない

日足でトレードする場合は

シグナル発生の大本になった足

つまり終値が3回連続して高く引けた

時の最初の足の安値に損切りを置く

デイトレードの場合、手仕舞い

シグナルが出る前に市場が引けたら

16:10に成り行きで手仕舞う

⑤60分以上の時間枠の場合は

オーバーナイトして次のシグナルが

出た時点で手仕舞う。

次のシグナルは翌日になる場合もある

日足の場合は1ヶ月後という事もある

 


・Eミニの233ティックはスキャルピング

で著者が好んで使う時間枠。

・このトレードではオシレータに

従わず価格のみに注目する

価格こそが最も重要な要素。

株価指数取引市場の動きは

日中取引時間以降はゆっくりで

イライラする、16時以降もトレード

したいのであれば通貨にするのが良い

各通貨ペアは16時以降の方が流動性

高まるから

・2〜5日続くスイングを捉えるには

60分足チャートが最適

・フルタイムトレーダーは口座を2つ

持った方が良い

デイトレード用」「スイングトレード用」

である。

スイングトレードの良いところは

手がほとんどかからない。

原油価格が1ドル動くとラージサイズ

の場合、1枚で1000ドル動く

デイトレードでは5分足や

ティックチャート(233ティック)を

使うのが効果的

EUR/USD、GBP/USD、AUD/USD

の3つの通貨をよく取引するが

USDと高い相関を持つのがEURGBP

・CHFもUSDと相関が高い

米ドルが上昇すればスイスフラン

上昇する。

・日本円も米ドルと相関が高い通貨の一つ

・1枚はブローカーの「標準」ロットを

ベースにしたもので10万ドルを意味する

ミニは1枚辺り1万ドル

EUR/JPY、EUR/GBPもこの

セットアップでよく使う通貨

EUR/GBPは関係者の間では

ザ・タンク(戦車)と呼ばれている

・スキャルパーアラートでは高すぎる

安すぎるではなくシグナルで反転が

確認できればパワーシフトが起きた

と考え仕掛けポイントとなる。

純粋に値動きだけをベースにしたものである

・Eミニは233ティックチャートと

ピボットの組み合わせ

ミニダウでは144ティックチャートと

ピボットを組み合わせてスキャルパー

アラートを使う。

市場がどうなるかわからない日は

ピボット水準をスキャルパーシグナル

で確認する。なぜなら勝率が上がる

スキャルパーの反転をピボットの手仕舞い

に用いることもできる。

・自分が理解できて自分の性格に合った

セットアップを組み合わせる。

 


第15章 ブリックプレーー日中のトレンド反転

をとらえる

デイトレが上手くいくのは日中の反転を

捉えた時で、最も効果的なのはブリックと

呼ばれる価格パターンである

⭐️ブリックプレー(買い)

①夜間取引も含む日中足のチャート使用

時間枠は短い方が良い

通常は5分足以下のチャートを用いる

(日足のスイングにも使える)

②市場が反転してブリックの色が変わったら

そのブリックを1個目としてブリックを

3個前にさかのぼる

③3個遡ったブリックの上端に水平線を引く

④価格がこの水準をブレイクしたら買う

⑤短い時間のスキャルピングでは

このセットアップはミニダウの売買に

使っている。

損切りは仕掛けから10ポイントの位置に置く

仕掛けから10ポイント上昇したら

半分を手仕舞い損切りをブレークイーブン

から−3ポイントに移動

さらに10ポイント上昇したら残りの

半分(1/4)を手仕舞い損切り

ブレークイーブン+3ポイント

残りのポジション(1/4)は裁量で手仕舞うか

TTMトレンドやスキャルパーアラートの

ような手仕舞いシグナルで手仕舞うか

ブリックが反対のシグナルを出せば

手仕舞う

⑥著者の場合20ポイントの位置におく

そして、15ポイント上昇した時点で

ポジションの半分を手仕舞い

残りのポジションは反対方向のブリック

が形成されるまで持つ、トレーリング

ストップは使わない。

手仕舞い戦略は自分の性格に合ったもの

を使えば良い

 


・最も簡単な方法は仕掛けから

手仕舞いまでポジションを保持する

ことで動き全体をとらえる。

20ポイントの位置に損切りを置き

反転シグナルが出るまでポジションを

保持する。

・もう一つは機械的に設定した目標値で

ポジションの半分を手仕舞う

残りはブリックが反転したら手仕舞う

・10ポイントの位置に損切り

10ポイント上昇したら半分を手仕舞い

さらに20ポイント上昇した時点で

(最初のポジションの1/4)を手仕舞い

反転シグナルで残り全てを手仕舞う

手仕舞いでは上昇ブリックの形成を

待ち形成されたら、その前の下降

ブリックの3個前の位置に損切り

移動させる。

・明確な手仕舞い戦略

(明確な手仕舞い戦略でなければ

役に立たない)を持つ事がいかに

重要であるかということ。

・裁量だけに頼ってトレードするより

明確なセットアップ、明確なパラメタ

に従う方が勝者になれる。

・Eミニは取引終了時間の16:15に

手仕舞い、ミニダウは17時まで

取引は続くが、日中取引が引けた後は

流動性が低下する。

・経済報告書は物事の仕組みには

ほとんど影響を及ぼさない。

・人々の市場に対する考え方や

市場に対する考え方や市場に対する

「予想」など、市場の動きには

全く関係ない。重要なのは

市場が何をしているかである。

・日中の反転を捉えようとする

トレーダーは多いが多くは失敗に

終わる。

 


第16章 15時52分プレーー上等な葉巻で

その日を締めくくれ

・15時30分が市場の重要な反転ポイント

というのは、トレーダー達の間では

常識である。

多くの人はS&P500先物手仕舞いできる

ギリギリの時間である16:15まで待つ

同じ動きのトレーダーが多いため

上手くいかず買ってる人は売り

売ってる人は買い戻しに走る

注意しなければいけないのは

16時以降は流動性が極端に低下する

16:00〜16:15の時間帯にワッと

注文が入りクロージングベル直前に

市場は大きく動く。

⭐️15時52分プレー(買い)

これはフェードプレーで15:30に市場が

反転したら22分後の15:52にその動きと

反対方向に仕掛ける

①Eミニ先物とミニダウ先物で使う

②インディケーター不要で1分足

チャートを見る

③15:30に先物の動きをチェック

④15:52に成行で売る、正確には

15:52の1分足の初値で売る

15:30の時点の価格からEミニ

1ポイント、ミニダウの場合10ポイント

以上上昇している事が条件

⑤Eミニは2ポイント損切り

ミニダウは20ポイントの位置に損切り

トレーリングストップは使わない

⑥16:13までポジションを保持し

この時点で成行で手仕舞う

16:15までポジションは保持できるが

2分の余裕を持って手仕舞う

⑦ミニダウの場合、取引終了17時だが

Eミニと同じく16:13に手仕舞う

 


・このプレーの良いところは

制限時間があるところ

仕掛けてから21分後に手仕舞うこと

が最初から決まっている

・ミニダウは取引量がEミニより

少ないため値動きは若干大きくなる

・注目しなければいけないのは

15:30の動き、トレーディングルーム

の友人は15:30の動きをみて

まった挙げ句の果て仕掛けた

・動きがはっきりしない場合は

トレードしない

明確でない限りこのセットアップアは

存在しないものとみなす。

通常5日のうち4日はセットアップ

が現れる。

ロールオーバーの週には次の限月

最も盛んに取引される。

納会の週の木曜日などがそう

スキャルピングは月々の収入を

稼ぐためのトレードで

スイングトレードは財産を築くための

トレードである。

・トレードでお金を儲けようと思ったら

他の人から奪うしかない

・多くの人が出来高を伴わないセットアップ

にこぞって参入すれば、その効果は

希釈される。

他のセットアップアは出来高を伴うが

本セットアップは少ない出来高

利用する。

 


第17章 ホープ・アンド・ロープ・プレー

潰されることなくトレンドの転換を捉えよ

・今の値動きはただ一つの事柄で決まる

人々が今進んで支払おうとする価格である

どういったインディケーターであれ

サインが出たからといって市場が必ず

反転するわけではない

・株価はゼロになる事がある

企業が破産宣告した場合など

売りの関して「無限大」の損失の

可能性を理由に危険だというのは

妙な話である

無限に上昇した例は今だない

⭐️ホープアンドローププレイ(売り)

このプレーは主としてスイングで行う

HOLP(High Of the Low Period)

LOPE(Low Of the High  Period)

①直近20日(または20期間)の最高値

を付けたトレンドのある銘柄を見つける

経験から言えば、直近17日、直近18日

(17期間、18期間)でも大丈夫

要はトレンドが形成されていることが

確認できれば良く、そういう市場の

反転で仕掛ける

②上昇トレンドの場合、高値の足を見つける

「高値の足」とは価格が全体的に

上昇している中で日中の価格が最も

高い足のこと

③高値の足を見つけたら

価格がこの高値の足の安値を下回ったら

売る(「高値の足の安値」を3回早口で)

④最初の損切りは高値の足の高値の位置

高値の足から3期間目にまだポジションを

保持していれば、2バートレーリングストップ

(直近の2本の足の高値や安値に損切りを移動させる)

をスタート、現在の足が2バートレーリング

ストップの価格水準を上回って引けたら

手仕舞う。

⑤プレーの最中、押しや戻りが発生した場合

2バートレーリングストップは市場が

再び元のトレンドの戻るまで移動させないで

現在の「損切り足」の位置にそのまま

止めておかなければならない

※著者は株式オプション、株価指数先物

FX市場の60分、日足でこのセットアップ

よく使う。

 


・高値の足の安値を下回ったら

その足が、引けるのを待たずに仕掛けて良いか?

答えはYesだがトレードするに値するかは

足が引けるまで分からないため

できれば引けまで待った方が無難

・高値の足を見つけたら、次の足の

終値が高値の足の安値を下回るかどうか

に注意する。

・前の2本の足の安値を下回って

引けたら手仕舞う。

・前のセットアップで損が出ていれば

新米トレーダーの多くは、新米

トレーダーの多くは前のプレーの

記憶が呼び起こされて、次の

セットアップを控えようとする

・週足チャートを用いるのは

マクロなトレンド転換を捉える

のに便利だからでビッグプレーに

なることもある、行動を起こすのは

その週の最後でなければならない

・押しが発生した場合はルール⑤

に従い、ストップをそのままの

位置にする。

・高すぎるという理由だけで

売るのは自殺行為に等しい

何かのシグナルを発するので

仕掛けのシグナルを見逃さない

 


第18章 推進プレーー株式、SSF、株式オプション

のスイングプレー

・「長期」戦略のほとんどはスイングトレード

を中心としている。

個別株の70%は狭いレンジを上下動し

次の大きな動きに向けてエネルギーを

蓄える。

動きが発生する前にポジションを建て

「小さな動き」が発生したら

それを上手く使う。

・株を売る場合はアップティックルール

SSFはアップティックルールは適用

されない。しかし最近ではこの

ルールは変わりつつある。

(株の売りはアップティックルール適用外)

・実際注文が入るとビットアスクスプレッド

買い気配売り気配の差)を原資産の

ビットアスクスプレッドに合わせて狭める

だからSSFは成行注文は絶対やらない

原資産をチェックしその価格をベースに

指値注文する。

・著者はSSFのトレードはほとんど

スイングトレード

・市場はトレンドラインをブレイクすると

一旦反転しその水準を試し、その後

すぐに反転

「トレンドラインにお別れのキスをする」

・ネイキッドプットの売り手が市場から

消えたら、後は上昇するしかない。

・インザマネーのオプションを買う

1ストライクインザマネー(権利行使

価格の一つ内側)

期近のオプションの場合

2ストライクインザマネーが高ければ

時間価値がプレミアムの30%以下を買う

・もっと簡単な方法はデルタ0.70以上

のオプションを買う。

・期間が2週間未満の場合

ディープインザマネーか翌月の限月

を買う。

⭐️推進プレー(買い)

①日足チャートを用いる

ノイズに惑わされることなく大局的に

②用いるインディケータは

8日と21日のEMA(指数移動平均

③買いの場合、8EMAが21EMAを

上に交差する箇所を見つける

これがサインである

④8EMAが21EMAを交差したら

価格が8EMAまで押すのを待つ

これが探しているセットアップ

⑤最初の損切りは、21EMAか

株価の4%水準のいづれかの遠い方

4%は株価をベースに考える

リスクも株価の4%

⑥ポジションが4%上昇(ウォーターマーク水準)

したら損切りを21EMAに沿って

上げ続ける。

⑦株価が仕掛けから8%上昇した位置が

目標値である。

株価指数先物の場合目標値1%で

損切り0.5%か21EMAの遠い方を用いる

(60分足の場合それぞれ0.5%、0.25%と

21EMAの遠い方)

⑧目標値と損切りの計算には

エクセルを使うとよい

⑨週足で8期間EMAと21期間EMA

を上回る銘柄だけをトレードすれば

勝率は若干良くなる。

週足でセットアップが出たら

日足で仕掛ける

 


・目標値の計算

仕掛け価格×0.08

・最初の損切り

仕掛け価格ー仕掛け価格×0.04

・4%ウォーターマーク水準

仕掛け価格+仕掛け価格×0.04

・トータルコスト

現物株>SSF>オプション

・株価が8EMAを下抜いて再び

8EMAに戻したら売る。

すぐ近くまで戻して引けるのを

待たなければならない

・方程式に人間の判断を持ち込むと

2つの間違いを起こす

①リラックスしてトレードできず

チャートから目が離せなくなる

②トレードの最中に客観性を失う

・パラメータを選んだらそれに従う

・他の仕事をしながらでも

パートタイムトレーダーでも

この推進プレーはできる

・ロボットのように機械的

8EMAまで押したら仕掛ける

・パラメーターだけは絶対に

変えてはいけない

・TTM(Trade The Market)トレンドの

足がグレーの時それは買い圧力が

存在することを示し、黒い足が

2つ連続して現れるまで手仕舞っては

ならない。

・Cウェーブは楽に儲けられるのは

売りか買いかを教えてくれる

・検証の結果GTCで8%の目標値が

収益性が上がることが分かった

・内輪ではGTCを「注文価格に近づくまで

有効な注文」と呼んでいる。

株価が注文価格に近づくと

客は「もっと上がりそうだだから」

と言って注文を取り消してくるからだ

・ブローカーを通して実行する

①日足と15分足を同じチャートに

プロットするとEMAがいつ交差するか

監視しやすい

移動平均線の直前で発注する

8期間EMAより10〜15セント

高い位置に指値注文

 


第三部 実践編ートレードの現実世界

第19章 私のトレードの旅と戦略

(ヘンリー・ギャンベル)

・トレーダーが身につけること2つ

一つは精神心理面の充実、もう一つは

技術の確立。

90%が心理的なものだと思う

・オプションの13ドルは1300ドル

のリスクと考えることで対処できない

状態に遭遇することは無くなった

・成功に値する人間になるまで

成功する事はできない。

・次のことをやってみる

–チャートにフィボナッチ水準書込み

–指数の中にこれから動きそうな銘柄を探す

ヒストリカルデーターを研究

・トレードの最中に感情に屈しない

負のスパイラルに陥らない

・自分の限界を超えようとした時

瞑想が役に立った

・トレードはギャンブル以外の

何者でもない。

トレードがギャンブルであることを

認めれば「次何が起こるかわからない」

「失ってもよい額のリスクを取る」

と言ったことは常識になる

リスクの管理こそが重要である

・オプションズチェーン(情報欄表)

だけに基づいてトレードすれば

大量の情報を無視することになる

一方、チャートだけに基づいて

トレードすればオプションにお金を

払いすぎることになる。

・分析を始める時、見るものは

①IBD50指数

②キャロリン・ボロディンサイト

からチャートで言及されていること

③チャーキン・アナリスティクス推奨

④シンプラトレーディングのサイト

のスキャナー選択銘柄

・時間枠は日中取引時間を均等に

日中足で分割したもの

・最初に使う時間枠はできる限り時間を

遡った月足チャート(20年分)

月足でスクイーズが7〜10続けば

7ヶ月〜10ヶ月トレードを維持せよ

・週足でトレンドフォローの概念は

「平均回帰」つまり日々の価格は

21週EMAに引き寄せられるという

考えが中心にある

もっと柔軟にトレードするために

10週SMA、34週EMAを使うと良い

10週SMAが34週EMAを上回っていれば

買い、下回っているときは売る

ちゃぶついている時は、サイドラインから

傍観し10週SMAが34週EMAを上回り

さらに価格が10週SMAを上回って引ける

時だけに買う。

・週足チャートを見ているときは

確認のために日足チャートを見る

注意するのはいくつかのシグナルが

重なった時である。最初のシグナルは

スクイーズである。

価格が50日SMAを上回り、50日SMAが

100日SMAを上回り、価格が50日SMA

を上回って、100日SMAが200日SMA

を上回っている時が絶好の買いシグナル

・SMAを使う理由はファンドの間で

最もよく使われている長期移動平均線

で指数の気配値が最もよく出る水準

SMAは誰もが見ている水準である

・どれぐらいアグレッシブか?

最もアグレッシブなのは50日SMAで

最も保守的なのが200日SMAである

・日足チャートではEMAを加える

EMAは直近のデータを重視するため

よりアグレッシブなトレンドに参加

私は8日EMA、21日EMAである

8、21はフィボナッチ数に含まれる

8EMA、21EMAが分かると13EMAが

どの辺りにあるかはわかる

21を超えたらEMAは使わずSMAにする

SMAは支持線を見つけるのに使う

スクイーズが発生した後、日々の

終値が8EMAと21EMAの間にある限り

ポジションは保持

スクイーズはモメンタムが0を

上回る位置から0を下回る位置

に移行すると、それは弱気シグナル

と思ってしまうが、見なければ

いけないのは市場全体のトレンドである

次にモメンタムの変化を見る。

・まずは週足と日足をマスターする

これが基本である

・オプションでは原資産が上昇すると

コール買い、プットクレジットスプレッド

を売る、ブリッシュバタフライを

組むことができる。

・コール買いでは決算発表の

2〜4週間前にトレードするのは

極めて効果的、決算前にはボラティリティ

が着実に上昇するため、オプション

価格は上昇する。

CMLトレードマシーンからの

情報は実に有益

https://www.trademachine.com/login/?acc_type=pro

・時間対象という新しい概念によると

市場を追っかけてはならない

だけでなく、追っかけている人に

プットを売ることができる。

・買う前にそれが正しいアイデア

であることを確認する。

・15分足チャートに目を転じて

買い手が買っていることを確認する

・価格と時間の対称性は高いプレミアムを

売るのに役立つだけでなく

感情的になることなく戦略的に考え

ながらチャートを見る上でも役立つ

 


第20章 私にとっての最高のセットアップ

(ダニエル・シェイ・ガム)

・私の毎日の目標は最強のセットアップ

LANK⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️セットアップを

見つけることである

セットアップを5段階にランク付

そのランクに応じて資金配分する

5つ星セットアップはテクニカル分析

強さを意味する、3つ星以下の

セットアップはトレードする価値はない

・爆発寸前の収縮を探すのが

スクイーズで動きが発生する前に

仕掛けることができる。

スクイーズは全てが平等ではないため

他のファクターと組み合わせて

高勝率なセットアップを選ぶ

・スイングお方ショントレーダーは

強いセクターのテクニカル的に

強い銘柄の週足、日足、195分足

チャートでスクイーズトレードする

のが好きである。

・インターネットでのリサーチには、

カスタムスキャン、

シンプラートレーディングスキャナー、

セクターSPDR、

インベスターズビジネスデイリーTOP50

NASDAQ、S&P500、ダウ先物

フィボナッチセットアップ、

同僚トレーダーの推奨など

・過去10年分のチャートを見よ

ものの3秒で答えが出ないなら

そのチャートはスキップせよ

・フィルターチェックリスト

①市場環境

–日足、195分足でスクイーズ発生してるか

–短期〜長期の順に移動平均が並び

価格が50SMAを上回っている

–フィボナッチ分析でも強いトレンド

重要なのは市場がいつ大きく動くのかを

判断する能力

②セクター分析

指数、セクター、銘柄の動き

全てが一致するのが良い

スクイーズ

エネルギーの解放ではコール買いが好きだ

上昇するモメンタムを持つスクイーズ

これから動こうとする時に仕掛けるのが良い

オプションスクイーズでは

78分、195分、日足、週足に注目

S&P500先物では5、15、30、78分

を使ってスクイーズ

短い時間枠でスクイーズが発生すると

長い時間枠でも発生する

乗り遅れたらスクイーズは追っかけては

いけない他の銘柄を探す。

日足チャートでスクイーズが持ち合いで

価格が21日EMAの近くにあるのが

理想的、21EMAとフィボナッチエクステンション

ターゲットの距離を測定し価格が

行きすぎてないことを確認

インディケーターが集中する場所が

最大の強さが存在する場所である

④トレンドの強さ

–高値を切り上げ、安値も切り上げ

–強い押しではなく少しの押し

(50日SMAまで押すのが良い)

–今の価格が移動平均線より上回り

–短期〜中期〜長期移動平均の順番

に並んでいる

–過去6ヶ月このチャートパターンが

維持されている

–史上最高値、空売り残高が多い

–価格は34日EMAを上回る

⑤エッジのある仕掛け

⑥フィボナッチ分析(対称性、クラスタ

フィボナッチクラスタ、対称性

タイミングセットアップ

–対称性とは今のスイングがどこで終わり

どこで始まるかを知るため

前のスイングを測定することをいう

–市場はフィボナッチリトレースメント

水準で小休止することが多い

–フィボナッチリトレースメント水準

の次はエクステンションターゲット

クラスターゾーン

少なくとも3つの水準が集中した

支持線水準又は抵抗線の水準の

ことをいう

⑦ファンダメンタルな裏付け

強く成長しているセクターや銘柄

にも目を配る

⑧セットアップの集結

最も高勝率なトレードは、あるセクターが

上昇している時、そのセクター内の

個別株でスクイーズや明確な

フィボナッチ水準が発生、又は

両方発生しているもの

・満期日までおよそ1ヶ月の

デルタ0.70のオプションを買う

・仕掛けによく使うのは

30分足チャートの8EMA、34EMA

の交差、損切りは仕掛けから近い

対象支持線の下。

・歴史的に見ると、決算発表を

控えた株は買われる傾向が強い

・成功はときどきやることから

生まれるのではなく一生懸命に

意志と情熱を持って繰り返しやる

事から生まれる。

 


第21章 私は市場をどのように見ているか、

どのように考えているか、また一回の

オプショントレードで140万ドル儲けた時

私は自分の感情をどうコントロールしたか。

・トレードで食べていけるトレーダーと

そうでないトレーダーの違いは忍耐力

良い機会を待つ忍耐力、勝ちトレードの

手仕舞どきを見定める忍耐力。

・私たちには誰かが払ってくれる

時給以上の価値がある。

・手仕舞う前にブレークイーブンまで

持っていかないと、などと馬鹿な事は

考えては

・トレードを続けていくには

プロのようにやらなければならない

・恐れすぎることの問題点は、確かな

確信が得られるまで仕掛けられない

ことである

・キーワードは蓋然性、どんなことでも

起こり得ることを認めるマインドセット

が必要です。

・未解決の感情問題は私たちが

気づかないうちにトレードに

「隠れた意図」を生み出す。

・13万ドル儲けた時に3万ドルを

不動産に投資した、これは賢明だった

そのあと破産したが不動産を売って

資金を調達した

・正しいツールを持っているトレーダーは

2年ぐらいで学ぶ。

結果について感情的にならないように

なるのが早いほど、一貫して利益が

出せるようになるのも早い

・著者は30分、1時間、日足、週足

チャートを見る、セットアップに使う

小さく動いて持ち合いになる、こうした

動きを探す

米国の株価指数をトレードするのが

好きである。

個別オプションと株価指数先物

連動性が高い。

・マルのポジションがベストである

マルの時は心はニュートラル。

チャンスがやってきて、大儲けし

マルに戻る、というときが1ヶ月に

2〜3日ある。

退屈凌ぎにトレードしてはならない

待つことを学ぶのです

リスクをコントロールする自信が

ある時だけ大きなポジションを建てる

・方向性のトレードでは予想される

動きを見る、その予測とIVと、その

他の要素に基づいてオプション価格を

計算する。

・フィボナッチエクステンションを

よく使う、127.2%に達すると高勝率な

目標に達したと考え、161.8%の

エクステンションに達することは

極めて低い

・オプションを保持するより先物

保持する方がはるかに難しい

より安定した資産曲線を目指すのなら

オプションを使って資産曲線を安定

させることができる、自分の性格と

トレード目標に合うようにトレードを

構築できる

・3ヶ月GLDが上昇すると思えば

満期日まで3ヶ月のコールを買い

満期日まで30日のコールオプション

を売る(ダイアゴナル)

・ITMのオプションを買い、それを

卒業したらスプレッドやクレジット

スプレッドの売りに進む

・強気の場合ITMコールを買い

ATMのプットクレジットスプレッド売る

弱気の場合ITMのプットを買い

ATMのコールクレジットスプレッド売る

・上がると思えば30日以上のITMコール

を買うと同時にATMプットクレジット

スプレッドを売ってセータディケイを

最小化する。

・ボリンジャーがケルトナーの内側

に入ったらスクイーズ発生

スクイーズが発生している銘柄を探す

これは何らかの動きが発生する合図

・チャートは瞬間的に見て判断する

自分に都合のいい意味づけはしない

初心者は買いたいと思ったら

買う理由が見つかるまでチャートを

見続ける。

セットアップが発生したらトレードする

25回連続してトレードしたら

勝率を計算する。

そうすれば、これだというセットアップが

見つかる。

・弱気筋が動揺すると、間違った側で

身動きできなくなる株がたくさん出る

・物事が客観的に考えられなくなったら

一旦、その場所を離れる

・オプションの場合、現物市場が

オープンするまで売る事はできない

・トレードで大儲けできたとしても

完璧には足元にも及ばない

出来高が1日のある時間帯で

通常の数百倍になると、何か

異常なことが起こっている。

・多くの人がポジションの間違った

側にいて、手仕舞いしなければ

ならないことを認識すると、

その時に大きな動きが起こる。

・18の小さなポジションをとるより

3つか4つの大きなポジションを

取れるようになる。

・上手くいかなかったトレードの

事は忘れて、次のトレードに

集中する。

・重要なのはビックトレードを

することではない。

トレーダーは、お金に魅力を感じ

そして心の空白を満たしてくれる

ものとしてトレードをするもの

・トレードは結果が必ずしも確か

ではなく、悪い結果が出ることも

多い状況で自信を持たなければ

ならない職業の一つである

 


第22章 トレードでは正しいテクノロジーが重要(ダレル・ガム)

・トレードはビジネスである

チャートソフトはディスクトップPC

ゲーマーモデルから始めるとよい

ポータブルPCなら画面サイズは

14〜15インチが妥当。

持ち運びが少ないなら17インチ

バッテリーがダメになったら

ディスククラッシュを防ぐため

速やかにシャットダウンする

不正アクセスを防ぐにはBItockerや

FileVaultを使うと良い

強力なパスワード作成には文を使う

「I really like blueberries」とか

・FIDO 2FAデバイスは認証デバイス

としてセキュリティーも抜群に良い

・データは複数のクラウドにバックアップ

バックアップソフトにはCarbonite

というものがある

・トレードプラットフォーム

Thinkorswim,tastyworksのような

プラットフォームがあるが

バージョンはひとつ前の方が

バグが少なくて良い

タブレットスマホでは

Team Viewerを使うと良い

 


第23章 何をやってもうまくいかない時の

テクニック

・感情をうまく利用して、感情が

あなたにやらせようとしていることと

逆のことを行うのだ、感情を使いこなせる

ことはアマチュアからプロに脱皮

するのに不可欠な要素である

・トレードを初めて皮算用をする

そんな感情がキャッチしたら

2ポイントのトレーリングストップ

のところに今のポジションの

2倍の反対の注文を置く

・いつも新米トレーダーなら

どうするだろうかと考える

「ここで仕掛けたら、どこまで

耐えれるだろうか?」ということだ

S&P500の場合6ポイント逆行したら

新米トレーダーは痛みを感じ始める

・闇雲に飛び付くなティックを見る

TICKは+1000に近づいているか

・ノイズを利用する、新米トレーダーが

これから売るという投稿を見たら

買いを入れる、興奮した彼らは

どんどん沈むボタンを押しつつある

・その日上手くいって背中を叩き合ったら

警戒モードに入り手仕舞う

高ぶった感情は長続きしない

・自分の性格を見極める

トレードに向く性格か、何をやっても

勝ち目のない性格か、自分の性格による

ものかを知る事で好転できる

・テスト問題3択20問 P741〜745

手仕舞いをうまくやるには

豊富な経験が必要だ

・何日も続けて独りでコンピューター

の前に座って苦にならない

これは極めて重要である。

辛抱強く孤独を感じない性格は不可欠

・感覚に優れている人はトレーダー

には最も向かない、ただし感覚と

反対のことをやれば上手くいく

買いが良いと感じたら売り

売りが良いと感じたら買う

・本を読んで理解することには

本を読んでゴルフを学ぶのと同じ

ゴルフもトレードも複雑な実践スキル

が必要である。

それを学ぶには少なくとも一人

別の人に横についてもらい

長期にわたって学ぶ手取り足取り

教わることであるが、トレードの場合

独りで練習する方が効果的だ。

・他人が無意識にやっている習慣を

観察し、それを自分のものにする

1週間ベテラントレーダの横に座り

じっくり観察する。

・仕掛ける時と、手仕舞う時には

スクリーンショトを撮る

スナグイット(Snagit)などで

・自分の過ちを客観的に見つめ改善

忍耐強くなれ?市場を追いかけるな?

これは次のレベルに行く最高な方法

 


第24章 トレードの達人になるためには

・目を閉じて甘い夢を見るアマチュア

無意識のうちにプロに口座を食い荒らされる

・利益を追求するには、リスクを取り

与えられた機会を逃さないことが重要

・プリの心のあり方40のアドバイス

P756〜765

・優れたトレーダーは両サイドで

起こっていることを理解する

人間の弱点の利用方法を知っている

・その日が始まる前に正しい心のあり方を

脳裏に呼び覚ましておく。

・外部の力に影響され規律のレベルが

下がれば壊滅的な損失で殺されてしまう

・トレーダーにできるのは1回1回の

トレードでリスクをコントロール

することだけ。

・正しいセットアップを正しい市場で

正しい時間枠で実行しなければならない

・自分のルールを守らず言い訳を

探している人はトレーダーとして

絶対に成功しない。

・ニュースはメディアが人々に注目

させようと選んだものに他ならない

 


●本書から得られた新しい知識

・FXブローカーの多くは顧客の口座が

いつ破産するか予測するために

口座を分析する。

口座を破産させる第一の兆候は

20%のドローダウンを喫し、その後

トレード回数が指値注文するべきところを

成行注文する回数が増える

・スラストとはスマートマネーが

ポジションを取った後の最初の

強い動きである、感情的な市場の

奴隷が入った後、スマートマネーは

すかさず利食いする。

・δは原資産の株が1ドル動くと

オプション価格がどれだけ動くかを

示すもの、デルタが1ということは

原資産と同じように動くことを意味する

・セータはプレミアムの減少率

セータの値分、プレミアムは1日で

減少する。

満期日が近づくにつれてセータは

上昇する。

・TICK

買い圧力と売り圧力の累計と、NYSE

ほかの株式市場に対する確信度を測定

したもの

※著者の好みのインディケーター

・ADD

上昇銘柄数から下落銘柄数を差し引いたもの

・VIX

30日間のボラティリティーの市場予測

を示した物(恐怖指数

・PCVA

指数と株式を合わせたプットコールレシオ

・VOLSPD

S&P500の上昇銘柄出来高と下降銘柄

出来高の差

・TRIN

上昇銘柄数と下降銘柄数の比率

(アームズ指数)

(値上がり銘柄÷値下がり銘柄)

÷(値上がり銘柄出来高÷値下がり銘柄出来高

TIKI($TIKI

ダウ30銘柄におけるアップティックと

ダウンティックの差を測定したもの

買いや売りのプログラムをいち早く

発動する

±26、±28、±30にアラートを設定

・TRINQ($TRINQ)

ナスダック版TRIN

SSL(sector sorter list)

セクター別パフォーマンスリスト

・ポンドの1ティックは31.25ドル

・Tボンドの1ポイントは32ティック

・IBD50:インベスターズビジネスデイリー

推奨の健全な銘柄

・SSF取引

個別株を原資産とする先物取引

最近開発されたばかり承認されたのは

2000年後半。

限月は毎月、月コードがある

F(1月)G(2月)H(3月)

J(4月)K(5月)M(6月)

N(7月)Q(8月)U(9月)

V(10月)X(11月)Z(12月)

例)EBAYの気配値を取り出す

EBAY(シンボル)1C(ワンシカゴ)

V(10月コード)05(年)

「EBAY1CV05」と入力

オプションと異なり担保資産とみなされる

普通株レバレッジ2:1

SSFレバレッジ5:1

証拠金は丸代金の20%でよい

納会日は第3金曜日

今のところ取引量は少なく流動性は低い

しかし実際の取引量は原資産が

ベースとなる

・オプションの時間価値

株価が79.28ドル

権利行使75ドルのプレミアム6.1ドル

時間価値=1.82

75+6.1=81.1

81.1ー79.28=1.82

時間価値の割合=29.84%

1.82÷6.1

 


▼用語

・FOMO(Fear Of Missing Out)

何かを見逃す恐怖

・ハウスマネー

幸運によって得たお金は努力したお金

よりも荒い使い方をする

・BASA APP(buying  and selling at a reasonable price)

合理的な価格で買って売る

・インポライドボラティリティークラッシュ

ボラティリティーの時に買ったオプションが

原資の変動がなくてもボラティリティ

が下がることによって下がる

・SVXY(プロシェアーズ・ショートVIX

短期先物ETF

・XIV(ベロシティーシェアーズ

デイリーインバースVIX短期ETF

▼書籍

・レッティング・ゴー

・四つの約束

・サレンダー

・ゾーン

・What I Learnd Losing A  Million Dollars

・ターニング・プロ(やりとげる力の続編)

・インベスターズ・ビジネス・デイリー

・フィボナッチトレーディング

・私は株で200万ドル儲けた

・フューチャーズアンドオプションズ

フォアダミーズ

▼サイト

・トレード心理

https://wwwsimplertrading.com/traderpsychology

・著者のスキャナ

https://www.simplertrading.com/scanner/

・オプションについてもっと知る

https://www.simplertrading.com/options101/

・著者のプレミアムアラート

https://www.simplertrading.com/optiontradealerts/

・内部要因

https://www.simplertrading.com/marketinternals/

・セットアップ

https://www.simplertrading.com/new setups/

・フィボナッチトレード著者

https://www.fibonacciqueen.com/

・ピボットプレー

https://www.simplertrading.com/pivots/

・TICK

https://www.simplertrading.com/ticks/

・平均回帰

https://www.simplertrading.com/meanreversion/

スクイーズ

https://www.simplertrading.com/squeeze/

・ウェーブ

https://www.simplertrading.com/waves/

・TTMトレンド足

https://www.simplertrading.com/trendbars/

・スキャルパーアラート

https://www.simplertrading.com/scalper/

・ブリックプレー

https://www.simplertrading.com/reversals/

・15:52プレー

https://www.simplertrading.com/tradingtheclose/

ホープアンドローププレー

https://www.simplertrading.com/timing/

・推進プレー

https://www.simplertrading.com/movingaveragecrossovere/

メインサイト

https://www.simplertrading.com/

・本書用サイト

https://www.simplertrading.com/masteringthetrade/

▼ヨガ

https://www.youtube.com/@sarahbethyoga

 


●本書に出てくる格言

・12歳の子供に説明できなければ

それは複雑すぎる。

・お金を稼ぐのに市場全てのことを

知る必要はない。上手くいく高勝率な

セットアップが一とつあれば十分だ

・何かを恐れながら生きていては

本当に生きているとは言えない

ー著者ー

・順応し、進化し、競争せよ、それが

嫌なら死ぬだけだ。

市場にトレンドが形成されるのは

全時間のわずか15%でしかない

仕掛けポイントは昨夜の終値

ーポール・チューダー・ジョーンズー

・私は考えて大金を稼いだわけではない

座って大金を稼いだのだ

ジェシー・リバモアー

・懸命に働くほど、運がひらけてくる

ーベン・フランクリンー

・数ポイントの利益が稼げる時に

なぜ数ティックの利益にこだわって

時間を無駄にしているんだ

ー著者の元メンターー

希望こそが最悪の災厄である

なぜなら、希望は人間の苦しみを

長引かせるだけだ

ニーチェ

行動の伴わないビジョンは白昼夢

ビジョンの伴わない行動は悪夢

ー日本の諺ー

スプーンで食事を与えることは

長い目で見れば、スプーンの形を

教える以外、何も教えない

ーE・M・フォスターー

人生を楽しむ秘訣、それはあなたがやっている

事に真剣に取り組むこと。そして、

それを仕事と呼ぶのではなくて、

それは遊びであると認識する事である

ーアラン・ワッツー

訓練とは儀式に従事することを意味する

ひたむきに努力し、毎日懸命に練習し

明確な意思を持って取り組むこと、

それが訓練だ

ースティーブン・プレスフィールドー

自ら進んで学ぼうとしなければ

誰もあなたを助けることはできない。

でも、学ぼうと決心したのであれば

誰もあなたを止めることはできない

ー作者不明ー

三つのセットアップを見つけた

四つの市場を見ている

ーあるベテラントレーダー

どんな困難なときでも機会は必ずあるものだ

しかし、それを逃せば万事休すだ

ーDespair.comー

死の恵みとは、誰か他の人が決めた

人生を送ることで時間を無駄に過ごしては

ならないと分かることだ

スティーブ・ジョブズ

 


●本書で得られた気づき

生業としてトレーダーになるのは

結構大変で、それなりの覚悟が必要

自分も含めて多くの人は楽して儲ける

といった言葉に弱いはずである。

しかし、そのような方法はない

そしてそれは詐欺師の名言と思った方

が良い

 


●今までの自分の考えと違ったところ

全ての人が売りたいと思ったら

それは下げずに上昇する。

 


●本書の内容で実行してみたい事

本書ではTICKとスクイーズという

セットアップが多く出てきたが

無料のツールでは今のところ同じ物がない

何らかの方法で入手するか作るかして

日本株に適応できるか確認する。

ea-bank.jp