思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼンを読んで

 

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

 

 

書名:スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン

著者:カーマイン・ガロ

 


●本書を読んだきっかけ

アマゾンのおすすめに誘導されて

 


●読者の想定

プレゼンをする人全員

カリスマ講師になりたい人

ジョブズのファン

 


●本書の説明

プレゼンテーションを準備している時、

忘れてはならないことがある

プレゼンテーションの対象が自分ではなく

聴衆であることだ。

聞き手は「なぜ気にかける必要があるのか」

と必ず自問している。まず、この問いかけに

答えてあげれば、聴衆を話に引き込むことが

できる。


新製品や新機能を実現している技術の説明に

入る前に、そのコンピューターやミュージック

プレーヤーで、人々の体験がどう良くなるのか

を説明する


「マックブック・エア。世界で最も薄いノートパソコンだ」

アップルの超薄型ノートパソコンの発表に際し

ジョブズが使った表現である

こうしたヘッドラインと呼ばれる短い文章で

製品を的確に表現し、彼は、新製品に曖昧な

部分が残らないようにした

ジョブズが作るヘッドラインは具体的で

記憶に残り、そしてこれが特に大事なのだが

ツイッターにそのまま使えそうである。

細心の注意を払って作られている

そして終始一貫、1つのヘッドラインが使われる

例えば、初代iPodのヘッドラインは

iPod。1000 曲をポケットに」


ロードマップは、いつも大体3つずつのグループ

に分けられている。

プレゼンテーションが「3シーン」に分かれている

製品を「3つの機能」で説明するという具合

道しるべとなる言葉をしゃべりに混ぜると

それがロードマップとなり、ストーリーを追いやすく

なる

これは、私がメディア対応のコーチで必ず教える

ことでもある

詳しい話に入る前、3点か4点以内で概要をまとめ

流れが追いやすいストーリーを作るようにと教える


iPodの容量は5ギガバイトだったが、そういう

数字を聞いても音楽ファンはぴんとこな

だからジョブズは、5ギガバイトなら1000曲は

十分に記録できる、とわかりやすい表現を使った

そう言われると凄すごい気がするが、それだけで

圧倒的な価値となるわけではない

当時、容量のもっと大きい製品が安く売られていた

だから彼は、他にも凄いところがあると聴衆に

訴えたiPodは185gで、「ポケットに入る」ほど

小さいと。

この話を一言にまとめたのが先述のスローガン

「1000曲をポケットに」


新しいiPhoneは速度が初代iPhoneの2倍と

なっていた要するに、ンターネットにアクセス

したりする時、便利だ。

それをジョブズは、こう簡潔に表現した

「びっくりするほどキレがいい」

自分のブランドに自信を持ち楽しんで言葉を

選んでいるからだ。

単純明快な言葉を使うのを恐れないこと。

その製品は「驚くようなもの」だと本当に思うなら

そう言うべきだ。結局、自分が夢中になれないなら

他人が夢中になってくれるはずがない


言葉を合図に、各列の端にいたアップル社員から

アルミニウムフレームの見本が渡され、聴衆が

順番にフレームに触ってゆく

それから60秒ジョブズは黙って製品に語らせた

そして、フレームの背景説明を挟む

「このフレームは、何百人もの人が何カ月も

何カ月も働き、どういう風にデザインしたらいいのか

どうやったら経済的に作れるのかを詰めていった」

それから30秒また黙って皆が触り終わるのを待つ


そして2008年1月、「これがマックブック・エアだ」

と話し始める。

「とても薄いので、事務所に転がってる茶封筒に入ってしまう」

そう言うと封筒を1つ取りあげて中からノートパソコンを

取り出す。会場は歓声に包まれた

誇らしげに彼はそれを掲げた

「凄いだろう?世界で最も薄いノートパソコンだ」

ジョブズが茶封筒からコンピューターを取り出した瞬間

会場が息をのんだ、多くの人が

「うっそー! 何だ、あの薄さは」

と思ったはずだ


ステージ上では、次の3つのテクニックが大切である

①アイコンタクト:聴衆と視線を合わせる

②開いた姿勢:聴衆から自分が直接見えるようにする

③手ぶり:様々なしぐさでしゃべりを補強する


プレゼンテーションを「生き生きとさせる」には

練習が必要である

 


●本書から得られた新しい知識


●本書に出てくる格言

びっくりするほどキレがいい

スティーブ・ジョブズ

 


●本書で得られた気づき

ヘッドラインというキャチコピーが

自社の商品を売る場合に重要である事

 


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

自分の商品のヘッドラインを考える

 

 

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン