書名:自己紹介2.0
著者:横石崇
●本書を読んだきっかけ
紀伊国屋書店で目立つところに
置いてあった
●読者の想定
肩書きのみの自己紹介から
抜け出したい人
●本書の説明
自己紹介は未来を紹介するものだ
これからは一人一人が「信念」「目的意識」
を持たなければならない社会
世界最先端企業の経営戦略やブランディング
の軸足は「プロフィット(利益)」から
「パーパス(目的)」へと変化
社会においてどう働くか社会にどの様な
インパクトを与えるかという価値観が
問われる
個人のネットワークは「信頼の創造」によって
広げていく
自己紹介の最大のミッションは
良好な人間関係が築きあげる事
信用は物理的な評価や判断ができるもので
信頼は右脳的で感覚的な曖昧さを含んだ
関わり合いであること
名刺交換=信用の確認
自己紹介=信頼の創造
コミニケーションの4原則
①知覚②期待③要求④情報
期待こそコミニケーションの源泉なら
自己紹介においても「期待が生み出せるか」
どうかが明暗を分ける
未来を見据えて自分に期待してもらうことに
注力する
自分の価値を抽象化したり意味づけすることで
相手の心に引っかかりを作る
相手の琴線に触れるポイントを作る
少ないプレゼンでも良いアイデアや
強い思いがあれば相手に必ず伝わる
未来→過去→現在
の型にはめて自己紹介する
・相手との未来で提供できる価値は何か?
相手の好奇心や期待感を生み出す
あなたはどんな未来を作りたいのか何故
・今までの実績を伝え裏付ける
どのような未来を作るのか根拠は何か
・相手にして欲しい要求
未来のため何をすればいいのか
人の思考は動詞で語る
ビリーブ:
私はこれからは◯◯の時代になると考えています
仕事とはそれをやる前に比べ
なんらかの価値を創造した行為
創造には
①A→A±(増減)
②A→B(変形・変質)
③0→1(創出)
仕事は相手から感謝されて初めて成立する
「自分が心踊り楽しくて」「誰かから感謝される」
のが理想
ゴールデンサークル理論
【未来】→Why 目的、意義、価値観
【過去】→How 方法論、工夫
【現在】→What 製品、サービス
動詞を使って自由に発想し相手にとって
未来で提供できる価値について語る
P135自己分析シート
自分の名前に意味づけし語ってみる
ブランドに対し「自分らしい」「自分らしくない」
の2パターンで直感的に分ける
人生はドーナツ
マンダラートチャートに自分を中心に
影響を受けた人8人書き出し
それぞれの特徴を展開する
人生はドーナツみたいなもの
自分の周りに好きな人たちがいて
周りが豊かになっていくことで
自分も成長できる
自分のキャリアの起伏を折れ線チャートに描き
マイナスからプラスに転じた時何があったか
を書き留めておく
自分はこの方法で立ち直ることができる
と分かっているとこの先、余裕が持てる
自分のハッシュタグの作りかた
①自分の所属から考える
②自分が偏愛するものから考える
③得意なこと努力している事から考える
インターネットの時代は情報の価値が
無効化され実行や実践のみに価値が宿る
AIが人を最適化する時代がスタートしている
あなたの仕事は何ですか
◯◯する事で◯◯になる事です
現代のリーダーが超えなければならない境界
①垂直方向(階層、地位、年功、、、)
②水平方向(部門、ユニット、同僚、、、)
③ステークスホルダー
④人口属性
⑤地理上
受けるコンテンツには摩擦が必要
摩擦とは「無理がある」「反対がある」
「議論になる」
誰とやるのかを意識する
What(何をやるのか)ではなく
Who(誰とやるのか)Why(なぜやるか)
を主体にする
私は人生から◯◯を期待されている
肩書きを語るのではなく未来を語ろう
#未来を語れる人
●本書から得られた新しい知識
組織構造
①ゴッドファーザー型(ピラミッド型)
トップが君臨し階層を分けてヒエラルキーが
明らか
役職に信用力や実行力を紐づける組織の
マネジメントの手法
②オーシャンズイレブン型(プロジェクト型)
管理する人間を最小に抑え、必要とあらば
実行スタッフを外部から呼び込んで
組織を編成する事も可能
役職思考で自分は何ができて、このチームに
どんな貢献ができるのかが接点
BTC人材
3要素の有機的な連動のもとで越境する人材
H型人材
専門性を持つ人材同士をつないだり
専門性をまたいだりハブ的な役割
AIMASモデル
①Attention(注意関心)
この人は興味深い人だと
相手に認知してもらう
②Interest(共感)
もっと話を聞きたい、聞かせて欲しい
興味を持ってもらう
③Memory(記憶)
覚えてもらう
④Action(行動)
アポイントを取り合う
⑤Seeding(種まき)
再開する
7つの道具
①苦手意識を探る
②唯一無二のテーマを作る
③自分らしさを見つける
④影響を受け入れた人は誰かを知る
⑤自分を俯瞰して人生の回復きっかけを知る
⑥発見されやすいラベルをつける
⑦自分の仕事の存在意義を問い、目的を一段高くする
●本書に出てくる格言
What is your business?
どんな事業をされてますか
人は自分自身が期待する事象しか知覚できない
ーピーター・ドラッガーー
キャリアはハシゴではなくジャングルジム
ーリード・ホフマンー
信用:過去の実績や成果物を価値有りと評価
信頼:過去の実績を信用して不確実性未来も信じ
評価する状態
ー佐渡島庸平ー
信用:相手に対する理性的な判断
信用:相手との感受的な結びつき
ー石川善樹ー
3人のレンガ職人
・レンガ積みに決まっているだろう
・カネを稼いでいるのさ
・歴史に残る偉大な大聖堂を造っているのさ
ー寓話ー
人生に何かを期待するのではなく
人生から何を期待されているか
ーVフランクルー
●本書で得られた気づき
人生から何を期待されているか?
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
未来を語る自己紹介の案を作成する