思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■アファメーション を読んで

 

アファメーション

アファメーション

 

 

書名:アファメーション

著者:ルー・タイス

 


●本書を読んだきっかけ

とある暴利を貪るコーチのおススメと

聞いて

1セッション100万とか取ってる

コーチも参考にしていると聞き

 


●読者の想定

異常に高額なコーチングを受けるか

どうか迷っている人

本書で解決するなら2052円です

 


●本書の説明

「あれをしなさい」「これをしなさい」

と言われて育った子供は

「〜しなければならない」という意識が植えつく

言葉がその人の人生を決定する

言葉の法則をうまく利用するための

技術が「アファメーション」である

私はもっと大きな人間になれる

もっと多くのことができる

もっと多くを手にすることができる

まずは自分のことから始めよう

自分に語りかけることで可能性を切り開こう

基本3原則

(1)自分を偽らない

(2)進歩的である

(3)有効な行動をとる


Step1 人生を変える「言葉の法則」

ビジョン、使命、価値観、動機、態度

を明らかにする


理想と現実を比べてみて望むものを

明確にし自分がなりたい人物像のモデル

を見つける

信じることができれば達成したも同然

どの様になるかはあまり気にしなくて良い

何を本当に望むのか、それを決める

ビジョンは「人の役に立ちたい」と言った

漠然とした望みではなく

もっと明確でなければならない

なぜ働くのか?なぜ子供を持つのか?

なぜ人のために自分を犠牲にするか?

その全てに理由を与えるのが価値観

結果と同じぐらいプロセスを愛すると

より多くの重要な事をスタートできて

達成できる

自分にとって最も重要なものを知らなければ

全てのものに同じ価値を与えてしまう

そして失敗したとき取り乱す

最も重要なものが永続的な原則

自然の法則、不変の価値であれば

自分を強く持ち冷静でいられる

個人的な価値観と社会的価値観は違う

社会的価値体系はあまりにも

歪んでいる

しなければ(have to)から

したい(want to)に態度を変える

「今の一方をしているのは、それを

選んだからだろうか、それとも別の生き方

をするのが怖いからだろうか」と問うてみる

意志の力と創造的潜在意識がチームを

組むと無敵の力が得られる

自分の最善を尽くし自分とだけ競争する

「しなければ」という代わりに

「私はこれを選ぶ、これがしたい、これをやる」

と言いましょう

恐怖をモチベーションにすると

「私はできない」という考えに支配される

「働かねば」という人は不満を口にし

最低限の仕事しかしない

あなたの人生の使命を「したい」を基準

に考えましょう

態度とはあなたが傾く方向

前に乗り出して何かを手に入れようと

すれば、それはポジティブな態度と言える

 


Step2 一瞬で自分を変える「アファメーション」の法則

創造的な思考、ポジティブなセルフトーク

を取り入れる


自分がどんな風に条件づけされているか

もっと自覚するだけで物事がよく見える

様になる

意識的な思考5つの基本的機能

①認識②吸収③連想④評価⑤決断

あなたが自己イメージを変えない限り

自動的に現在のイメージを維持しようとする

私達は本当の真実ではなく自分の信じる

真実に従って行動する

結末を思い浮かべて、あとは流れに

任せる

ピグマリオン効果とは私達が特定の

イメージを持って他者を扱うと彼らは

そのイメージどうりに振る舞う

自分の殻を破った考え方をする事を

学ばなければならない

通常一つの考えが潜在意識に深く根を

下すことはないが例外がある

権威を持つ人からのたった一度の褒め言葉

結婚の近い、卒業セレモニー、祈り

神聖な近い、神との契約などです

あなたが望むことではなく

あなたが考えることが現実になる

自分に対する肯定的な評価は

自分にだけこっそりということで

声に出して言ってはいけません

 


Step3 新しいゴールを「脳にプログラミングする」方法

ターゲットを定義し目標の刷り込み

を行う


結婚生活が長く仲のいい夫婦の

どちらかが死ぬと残された方も後に続く

何の目的もないまま退職すると平均

18ヶ月で死んでしまう

意識的に目標を与えないと既にある目標

を再生する

「私は何に慣れてしまっただろう」と

問い続けてみる

我慢すると、すぐにその状態に取り

込まれてしまう

頂点のパフォーマーはビジョンと目的

そして結果のイメージに誘導されています

平凡な人は信じる前に証拠を要求します

目標を既に達成されたかの様にイメージする

目的志向三つの側面

①イメージ②言葉③感情

なぜそれを望むのかと自分に問いかける

テレビのCMは古いものに不満を感じる

様に働きかけ新しいものを買わせようとする

新しいイメージを刷り込むには

現在のイメージよりリアルで力強い

ものにしなければならない

新しいイメージを視覚化すると古い物に

不満を覚える

自分の期待する以上のモチベーションを

上げることはほぼ不可能だが

自分への期待度を上げれば能力レベルも

上げることができる

目標は「自分にはできる」と信じていない

ことを望んでも意味がない

「何」と「なぜ」に投資すると「どのように」

は見つかる

手段は本を読み、人と出会い、自分を向上

させ、お金を貯めていくうちに必ず見つかる

自分の探しているものを明確に

目標設定と同時に「どうやって」「どこで」

「いつ」を考えるのはやめる

どのように、どれくらい成長したいかを

考える

アファメーションとして書き出すことにより

忘れない、偶然や幸運の領域から切り離す

二文から成るものの方が刷り込みやすい

目標を視覚化するときは自分自身が

達成するところをリアルに思い浮かべる

全ての目標は自分を中心に書く

「私は決断力のあるリーダーだ」

現在形でアファメーションを言葉にする

ポジティブな感情を表す言葉にする

未来を決めるのは今、だから全ての目標を

現在形で書く、そうしないと明日が昨日の

ように見える

個人的な目標を設定するときは

それを自分だけの秘密にします

スマートな目標はバランスが取れ

調和し明確で焦点が定まり具体的で

建設的なものです


I×V=R

I(Imagination)想像力

V(Vivideness)臨場感

R(Reality)現実

アファメーションを声に出して読む

②言葉によって喚起されるイメージを視覚化

③イメージで掻き立てられた感情を実感し

今起こっているかの様に経験する


子供がいる人は

「今日は何が楽しかった?何をした時に

自分を誇らしく感じた?」と寝る前に聞く

 


Step4 自身のエフィカシーを高めるアファメーション

行動を起こし方向を正す


達人がしていることを自分も試そうと思った

時に成長できる

想定される結果に対し計画的に準備する

しっかり準備してから行動を起こそうと

考えるのは間違いです

自分の前にたくさん転がっている機会に

心を開きましょう

変化と成長を期待するなら習慣を

今に通じるものにしておかなければなりません

「しなければ」モチベーションを手放せないのは

「したい」「選ぶ」「好む」「大好きだ」

という気持ちから発したものではない

自分の決定から生じた結果に責任を持つ

未熟者が処理するのは常に未知の

予期しない事柄で

熟練者は事前に状況を把握して備えている

大きな目標は周りに協力を求める必要がある

失敗談は立ち直った時自慢にすることができる

コンフォートゾーンを広げるときは

スキルと知識をいかに活用するかが

重要になる

大きな理念を描くときは細かい計画は

立てない方がいい

「これが解決したらどうなるだろう?」

と自分に問いかける

自分にできるとうり行動するのではなく

自分はこうだと思うとおりに行動する

自分が成長したい領域に関して

20ぐらいのアファメーションを書き出す

間違った行動を止めたい場合

「君ならもっとできるはずだ」と言う

良きメンターのセリフ

「私には君が・・・してる姿が思い浮かぶ」

「君はーーによく似ている」

「だが君ならその上を行くことだってできる」

まず最初に理想、現時点でスキルや知識より

結果を夢見る方が重要

半年先どんな生活をしていたいか夢に描いて

ください

フィードバックは受け入れ現在地から

目的地に行く参考に

人から良い扱いをされるとその間違った

状況を正そうとする

まずは内面のイメージを変え意欲を生み出す

それからイメージに向かって成長する

ストレスを感じるのは

自分はこうでないとわかっているものに

なろうとするとき、つまり

自己イメージを越えようと努力している

ときだけ

私を押しとどめるのは自分自身のコンフォートゾーン

と一緒に暮らし働く人のコンフォートゾーン

①良いことが起こったときどう考えるか

②悪いことが起こったときどう考えるか

ーマーティン・セグリマン(心理学者)ー

 


Step5 他人とチームを育てる「アファメーション」の法則

人を育て、組織を改善する


柔軟性のあるリーダなら

君がこの組織にどれだけ長くいるかは

関係ない、素晴らしい考えがあるのなら

聞かせてほしい

支配的なスタイルは二つ

「統制」「解放」

自分の制限的空間を犯されると怒りを覚える

例)子供が目に見える所でタバコ吸う

頑固で独裁的、独善的な上司は

多くの制限的空間を持ち相手に押し付け

てくる

自分の制限的空間を知るために習慣や態度

について考えてみる

報復する方法に相手が腹の立つ

事を見つけ出しそれを実行する

与えないでおくなどがある

日本人は精神的な障壁を打ち破って

個人成功について考えてみよう

「自分達はどんなビジネスを行なっていて

どんな環境が人を引き寄せたり

追い払ったりするのか」

他の人の過度の干渉を許すと自分自身

の人生に対する責任を放棄する事になる

優れた指導者は、あなたにこうあってほしい

という確固たる期待を持つと共に

あなたやあなたの行動に対して

建設的でポジティブな考えを持ち

それを支援してくれる

自分を信用してくれている人に対し

目標や大義や何かの活動における

彼らの貢献を認めてあげると

ポジティブな影響を与える可能性が

大いに広まる

信頼を高める3要素

①類似性②適性(資格があるか)③知性

組織はオーケストラの様なもの

達成したい目標やビジョンの重要性

を伝えなければなりません

あなたが示すリーダーシップ、熱意

指示、奨励によってチームは変化を

遂げる

 


●本書から得られた新しい知識

犬は24000Hzの音まで聞くことができる

コウモリは80000Hz、ネズミイルカは

さらに高音域

カイコガはメスの匂いを1500m先から

嗅ぎ分けるメスの臭気の化学物質は0.001mg


スコトーマ:周囲の環境に対して

感覚を遮断している状態

高パフォーマンスの人はスコトーマが

普通の人より少ない


朝鮮戦争ではアメリカ史上どの戦争より

多くの戦争捕虜が死んだ

精神的な拷問は生きる目標と希望を

打ち砕いた


二つの矛盾する考え態度、意見、信念

を頭の中に抱えると認知的不調和が起こる

他人が反対の見解を示したとき怒りを

覚えるのはそのため

ーレオン・フェスティンガーー


ベトナム戦でベトナム兵の動き

スロー3回、超クイック1回


エフィカシー(自己効力感):

事を起こし実現させていく力

 


●本書に出てくる格言

良いものも悪いものもない

人の考えでそれが決まる

シェイクスピア

知性とは正しく推量する技術だ

推測力を高めるためにする全てが

私達をより知的にする

ーリチャード・グレゴリーー

あなたにとって私はいつもレディだわ

あなたはいつも私のことをレディとして

扱ってくれるから

ーイライザ(マイフェアレディー)ー

人間にとって理想や目標を持つことは

不可欠だ目標なしでは死んでしまうか

自己破壊的な行動に行動に陥る

ーVフランクル

間違いを犯すな、さもないと将軍になれない

ー陸軍の言い習わしー

私にはあなたにできないことができるし

あなたには私ができないことができます

だから私たちが一緒にやれば、すばらしい

ことができます

マザー・テレサ

私の後ろを歩かないでください

私はあなたを指導しているわけではないのだから

私の前を歩かないでください

私はあなたに従いたいのではないのだから

私の隣を歩いてください

ただ、私の友人になってください

ーあるポスターからコーチの心構えー

 


●本書で得られた気づき

著者は馬主でレースで自分の馬が転倒した

娘は馬の心配をし、著者は騎手の心配をした

馬が安楽死にしなければならない

と知ったとき

著者は悲しまなかったが調教師は悲しんだ

著者の妻は調教師に共感した

何を大切にしているかがわかる

エピソードが良かった


頂点のパフォーマーはビジョンと目的

そして結果のイメージに誘導されています

平凡な人は信じる前に証拠を要求します

確かにそう思う


本を読み自学研鑽することは手段探しで

あるという事、目的や目標がなければ

意味をなさない


著者は養子を叱ることで愛情と考えていたが

養子はそうは思わなかった

 


●今までの自分の考えと違ったところ

個人的な目標を設定するときは

それを自分だけの秘密にする

大きな理念を描くときは細かい計画は

立てない方がいい

 


●本書の内容で実行してみたい事

自分にとって一番価値があるものは何か?

 

 

アファメーション

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