思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■新・魔法のコンパスを読んで

 

新・魔法のコンパス (角川文庫)

新・魔法のコンパス (角川文庫)

 

 

書名:新・魔法のコンパス

著者:西野亮廣

 


●本書を読んだきっかけ

知人に勧められて

 


●読者の想定

新しい広告の考え方について簡単に知りたい人

 


●本書の説明

お金は他者に提供した労働の対価ではなく

他者に提供した価値の対価だ


サラリーマンは

お金=提供した労働の対価=我慢の対価

議論する時は相手の逃げ道を作って

あげよう

成金が下品なのは「人」であって

「お金を稼ぐ」行為ではない

「お金を稼ぐ」というのは「誰かから富を奪う」

ということではなく「みんなの富を増やす」

という事

収入を増やしたかったら「希少価値」をあげる

100人に一人の人材は大した事じゃない

複数の100人に一人のスキルを掛け合わせ

希少価値を上げる

収入を増やす事は信用の面積を増やす事

本業を主な収入源にすると結構厳しい

著者の生活は質素そのもの

本の印税で生きている「作家」と

印税を宣伝費に回している「ノベルティー作家」

がいる

本業をメイン収入にするのではなく

目的に合わせてメイン収入をどこに置くか

考える

ニュースを出すなニュースになれ

3年前は、その広告は効き目あったけど

本当に今は効くの?と問い続ける


著者は自分の絵本の宣伝のために

新聞の一面を個人で買ったが

西野が個人で一面を買ったという事を

ニュースにしたかった

この事がSNSで広まり一気に広まった

・個人で新宿駅構内の看板枠

を買った

・新聞に著作のプロローグ全文掲載

広告ではなく読み物にした

重要な事は情報を受け取った人の

発信力を使って拡散した発信力を

使う事が何よりも重要でニュースを

出すのではなくニュースになる事


ブログの視聴者に問いかけるような

投稿を出す

相談はするよりもされる方が気持ちいい

世界には「クリエイター」「オーディエンス」

「セカンドクリエイター」という三種類の

人間がいる

セカンドクリエイターの参加する余白

を残しておく

セカンドクリエイターはオーディエンスと

クリエイターを意識するSNSのユーザー

セカンドクリエイターをいかに巻き込むか


吉本は大阪の劇場は満席だが東京は

満席ではない

大阪はお客様の1日をコーディネイトできている

ライブのチケットだけ売るより

ライブ+交流会のチケットを売った方が

儲かる複数のコンテンツが堪能できる

「1日」をコーディネイトしてあげる


人は冒険に憧れて、冒険を避ける生き物だ

集客を取るかオシャレを取るか

オシャレには「排除」の力学が働く

地域や年代によってデザインレベルは

コントロールしなくちゃならない


満足度ー期待度=リピート率

過大広告は期待値を上げすぎていて

一見さんで終わる

リピーター作りの要は期待値コントロール


サボりそうになった時は夢見たあの頃の

自分に物陰から見られている事を意識する

コミニケーションの鍵は

相手が求めているリアクションをする事

オンラインサロンは鎖国空間、自分の意見を

自由に発言する

商品が同じなら「誰が働いているか?」

で人は買うファンづくりが必要だ

にわかファンを否定するコアファンが

コミニティーを破壊する


「習得型」稼げる体になります的な

サロンは苦戦する

「情報」は別口から手に入るので現代は

商品になりにくい

サロンでは「物語」を売る

ポイントは面白い物語でなければならない

数字が伸びる時は成功しようが失敗しようが

挑戦している時だ

人間の満足度(幸福度)はハイスコアではなく

伸び率だ

ディズニーは狭い門をくぐって入ってきた

お客様がディズニーを見るから感動する

物語はN字型の感情曲線を描く

モチベーションは良い結果がもたらしてくれる

産物


お客様が視聴する媒体をワイド液晶から

スマホに変えたことでひな壇で沢山から

抜きん出る瞬発力より一人で画面をもたせ

られる持久力になった


著者は渋谷のゴミをなくすために

ゴミが無いと成立しないイベントを企画した


ヨットは追い風でも向かい風でも前に進むが

無風は危険

 


●本書から得られた新しい知識

2013年1月NY個展開催費用をクラウドファンディング

した時は乞食行為と叩かれた

吉本興業には6000人の芸人が在籍


ファンとは企業やブランドや商品が大切にしている

理念を支持してくれる人のことを指す

 


●本書に出てくる格言

ファンベース

ちくま新書

 


●本書で得られた気づき

本書の内容をSNSで活用している人の

腹の中がわかった

 


●今までの自分の考えと違ったところ

「習得型」「情報型」のサロンは

結末があり儲かりにくい

 


●本書の内容で実行してみたい事

セカンドクリエイターを意識した広告

について考えることとニュースになる

にはどのような手段があるか考える

 

 

新・魔法のコンパス (角川文庫)

新・魔法のコンパス (角川文庫)