思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■情報起業を読んで

 

情報起業―あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業ノウハウ」

情報起業―あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業ノウハウ」

 

 

書名:情報起業

著者:藤井孝一

 


●本書を読んだきっかけ

YouTubeを見ていて最近、「情報起業」

が再ブームしたという事だったので

検索してみたら本書に出会う

 


●読者の想定

会社を辞めていてある程度、時間に

余裕があり情報起業を考えている人

よく観察してみれば本書の5章の

ステップは成功者と呼ばれる多くの

人がとっているステップである

難易度は少し高い気はするが

やってみる価値はあるかも

 


●本書の説明

情報起業ではメールマガジンを発行する

ことがスタートとなる


第1章忙しいばかりで儲からなかった、これまでの小資本起業

多くの起業家が小売業に飛びついたのは

わかりやすいから、しかし小売業は

オンリーワンになりにくい

一番説得力がある答えが

「ウチでしか買えないからですよ!」

そうでなければ価格競争に巻き込まれる

小売業でオンリーワンになるにには

独自の仕入れルートを確保し

他で売っていないものを売るしかない

ところが一般人は仕入れをどこでする

かがわからない

顧客獲得は楽天市場などのショッピング

モールに出す方法もあるが、そこは

出店者で溢れている

小売業でオンリーワンになる事自体が

参入壁であり、より拡大を狙うなら

FCにまで発展させようと考える


第2章情報起業というスタイル

情報を発信する

頭の中身→書く→話す・教える→相談にのる

→発展させる

あなた自身に情報がなくても他の誰か

と組んで、その人の頭の中にあるもの

を販売してもよい

情報起業のメリット

①一粒で二度も三度も美味しい

②いきなりオンリーワン

みんなが知っている情報でも自分

というフィルターを通せばオンリーワン

の情報になる

③リスクがほとんどない

自分の知識が売れなかったとしても

損するわけではない

④高価格で売れる

⑤広く売ることができる

有料メルマガ月500円でも5000人に

売れば250万になる

⑥どこに住んでもできる

ガイドブック的な情報も付加価値がある

⑦キャリアが活かせる

独立したいサラリーマンはなんだかんだ

言っても「知的ホワイトカラー」を

自認していて独立後もホワイトカラー

でいたいと思う

自分の気持ちを偽って起業してもつまづ

く事は目に見えている

情報起業の情報は「情報を販売する」

だけでなく「顧客の情報を確保して

離さない」という事である

ロバート・アレンの書籍には最初の

リストは「金で買え」と書いてある

やや新しい本にも「無料のメールニュース

を発行し自分のホームページで

メールアドレスを登録してもらえ」

もしくは既に沢山の読者を抱える

発行者に自分のメールマガジン

広告を出してもらうと書いてある

日本には個人が個人にメールマガジン

を配信する文化がある(発行スタンド)

例)「まぐまぐ

情報起業は自ら魅力のある情報を

インターネット経由で無料配信し

その読者に商品を繰り返し買って

いただく事である


第3章情報起業私はこうやった

顧客の獲得は情報を発信、小冊子を

配布、セミナーを行ったりして自分

の考えを世に発信していく

すると、その考えに興味を持った

人から申し出が来る

著者は雑誌の電話番号を元に起業家

インタビューを実施し成功要因を

分析した企画を実施した

当時はビジネスのコンテンツのメルマガ

はそう多くはなかった

発行スタンドに「まぐまぐ」を選び

発行したらすぐに読者が2000人

も集まった

その事が著者の人生を変える事に

なった

セミナーを実施するときも

セミナー会社に依頼する事なく

メルマガの読者に呼びかけ会場は

公民館などの安い場所を使用し

経費を削減した

セミナーでは参加者の中から

クライアントが現れる事を企図した

参加者にと継続的なお付き合いを

続ける工夫として参加者を

メーリングリストに登録した結果

第二弾セミナーや講座の依頼があった

また、メルマガの読者からはメール

で相談にのってほしいとの問い合

わせがありメール限定コンサルタント

も実施した

読者が増えたところで広告を入れ

広告収入を得る

これらのプロセスが「情報起業」

なのです

起業のエキスパートを名乗り

それに恥じないように懸命に勉強した

検索エンジンでなりたい分野の

キーワードを入れた時に最初の

ページに出てくる事だけを心がける

その後、雑誌の取材を受けるようになり

世間が勝手に自分を第一人者と

思ってくれるようになった


第4章あなたにもできる情報起業立ち上げのスッテップ

海の近くに住みその日の波の状態

を携帯電話に流しているだけの

情報起業家もいる、買うのは

ズバリ、サーファーである

これは!というものが思い当たらない

人は自分の棚卸しをやってみる

①好きなこと

–準備なしで2時間以上話せるか

–今まで最もお金をかけてきた事は

②得意なこと

–どんな仕事をしてきたか

–誰かにしてあげて感謝された事は

–どんな資格を持っているか

③自分の体験

–これまでどんな体験をしてきたか

–あなたしか知り得ない事はないか

・基本的なスタンスは欲しい人だけが

買えばよいという事です

したがって「誰に」「何を」発信

するかを決める

著者は「サラリーマン(誰)」に

「週末起業(何)」を発信する事を

決めた

絞り込む事によって市場が狭くなる

といった心配は無用である

どんどん絞り込む

メルマガは自分が好きな情報を

「欲しい」人に繰り返し何度でも

コストをかけずに発信できる

・メルマガが集客ツールとして

優れている点

①読者(見込み客)が無料で集まる

発行スタンドが読者集めに協力してくれる

②読者が最初からセグメントされている

③読者は趣味や嗜好が偏っている

④読者は書き手に親近感を持ってくれている

・メルマガを書く事で情報を体系化

出来る、メルマガを20〜30回ほど

発行すれば、ある程度まとまるので

出版社サイドも判断しやすくなり

書籍化やセミナーの道も開ける

・HPを作ってメルマガの説明を

書く

・最初の1週間で読者数が伸びない

場合は一度最初から作り直す

他のサイトオーナーや他のメルマガ

発行者に相互広告の依頼を出す

・自分のメルマガに自分の商品

の広告を出す

売り物がない場合はメルマガ自体

のバックナンバーを売ってみる

その場合、余計なヘッダーや広告

を外す

まぐまぐプレミアムという有料版

サービスもあるが無料版から試す

・広告収入で稼ぐ方法もあり

–配信部数課金

–クリック数課金

–成果報酬

などのタイプがある

掲載する広告は読者にあった広告

を選ぶ

【人気広告】

–ビジネス書、ビジネス雑誌関連

–航空券の格安情報

–転職関連情報

–保険、株などの金融商品

【不人気広告】

サラ金

エス

–懸賞

著者は優良ビジネス書の要約を

発行していてAmazonアフェリエイト

を利用している

広告主と直接契約すれば多くの

広告収入が得られる、自分のメルマガに

「意外に安い広告掲載」

などと入れて発行し募集する

・情報起業で成功するにはいかに

自分を第一人者にするか、カリスマ度

を上げるかが重要

メルマガがきっかけで出版に至る

人もいる(著者もその一人)


第5章情報起業はあらゆるビジネスに発展できる

メルマガで情報発信を始めたら

発展させる事を目指す

以下は著者の情報起業発展のステップ

▼情報起業発展のプロセス

★(◯◯)について書く

1.関連メルマガの発行

2.関連雑誌に寄稿

3.関連雑誌者のWEBサイトに寄稿

4.関連書籍を出版

★(◯◯)について話す・教える

5.講演会、勉強会で講演

6.自主セミナーの主催と講師

7.行政、セミナー会社などの主催者の依頼で講師

8.セミナー会社が作成するビデオの講師

9.通信教育を開発し販売、添削をする

★(◯◯)について相談に乗る

10.問題を抱える企業とコンサル契約

11.問題を抱える個人とアドバイザー契約

12.企業・行政が運営する相談室の相談役

13.電話コンサルティング

14.eメールコンサルティング

★組織化する

15.オフ会主催

16.メーリングリスト掲示板を主催

17.会員組織を主催

★関連商品を開発し販売する

18.自分のセミナーをビデオ化、販売

19.メルマガのバックナンバーを小冊子化

20.メルマガのグレードアップ版を有料化

21.コンサルティングに使ったフォームを販売

22.ノウハウをゲームにして販売

★他の人の物を売る

23.関連商品の代理店、メルマガやサイトで

販売代行する

24.企業の広告をメールマガジンに掲載

25.県連商品の代理店となりセミナー等で

販売する

★お墨付きを与える

26.書籍の監修

27.企業の事業に太鼓判を押す

28.企業のために他の企業の格付けを行なう

★マッチングする

29.仲間同士の仕事の仲介

30.支援者を紹介


セミナー開催はテーマと内容を設定

開催の目的は、そのものを収益事業

にし第二弾以降も視野に入れる

通常の書籍なら1000円程度の内容でも

参加者は限られたマーケットで高額

でも売れる

参加費は3000〜5000円が無難な線

開催場所が公民館なら1時間1000〜

2000円、セミナ参加者にはお礼の

メールを送り次の売りたいセミナー

や商品の申込URLを入れる

カリスマ的地位を確立したら

物販を仕掛ける

情報起業家コンサルタントを勧める理由

①元手がいらない

②在庫不要

③資格がいらない

肩書きは自分で作る

④顧客獲得が容易

⑤情報入手もできる

クライアントからの情報で

ネタ切れがない

 


●本書から得られた新しい知識

・情報起業の語源はアメリカで

インフォプレナー」である

「インフォーメーション(情報)」

アントレプレナー(起業家)」の

合成語

・e–zine:メールマガジンの英語版

まぐまぐは発行サイト自体に集客力

があり読者の登録、退会などの配信作業

広告の挿入などやってもらえる

・メルマガの評価は発行部数で

なされる、そして発行部数は

スタートダッシュで決まる

よいスタートはタイトルと100字の

説明内容である

・タイトルには自分の名前を入れたり

飾り文字を入れたしせず意味不明で

長すぎないようにする

・発行申請

–メルマガ内容

–マガジン名称

–マガジン説明文

–ジャンル

–発行周期

–マガジン形式(TXT、HTML)

–バックナンバー公開・非公開

・ウイークリーまぐまぐ

読者さんの本棚に載せてもらえると

読者数が数千人増やせる

スタッフのおすすめは広告費が

かかるが効果あり

まぐまぐプレミアム(有料)

ロバート・キヨサキは自身のノウハウ

をゲーム化しライセンスを教材メーカー

に譲る事で働かずしてフィーが入る

様にした

・週末起業フォーラム

Http://www.shumatsu.net

▼HP作成

・plaza.rakuten.jp

・www.geocities.co.jp

・is web.www.infoseek.co.jp

・www.fc2web.com

▼有料メルマガ

・ジャパンビジネスニュース

・インターネットウォッチ

▼メルマガ広告主

・まぐクリック

・ピュアクリック

・パークフィールド

・アキューズ


●本書に出てくる格言

▼書籍

実践!億万長者入門

実践的オンラインマネー獲得法

 


●本書で得られた気づき

自分の好きな事で第一人者になり

カリスマ度を上げることができるか

が情報起業のキモとなるところ

である

簡単にネタ切れする様では参入は難しい

 


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

自分しかしていない様な体験を

ひねり出したならば

メルマガ100発分のネタと最初の

20発の内容を考える

 

 

情報起業―あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業ノウハウ」

情報起業―あらゆるビジネスに応用&発展可能な「小資本起業ノウハウ」