思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■デイトレードを読んで

 

デイトレード

デイトレード

 

 

書名:デイトレード

著者:オリバー・べレス/グレップ・カプラ

 


●本書を読んだきっかけ

アマゾンのおススメで誘引される

 


●読者の想定

デイトレードを生業としている方

デイトレードに興味がある人

技術的なことより心理面での事を

学びたい人

 


●本書の説明

チャートは患者内部を写し出すレントゲン

写真の様なもの

株価がしっかりしたモメンタムを示して

上昇しているときは3から5日程度の

修正があり、その後、上昇を再開する

傾向がある

恒常的に2日から週間ほど先を見ながら

過ごす(この期間で時間を区切る)

支持線が4回続けて機能した後

突然下抜けたとしよう。

それは支持線の概念が機能しないのではなく

変化がおとづれたという事だ

株の動きは欲望と不安と恐怖のいづれかの

感情に基づいている

疑問は戦いの前と後に持つものであり

戦いの最中に持ってはいけない

なぜ利益が出たのかを知ることは

継続的に利益を出しつづける事を

可能にする

今日のボラティリティの高いマーケットでは

損切り水準5%(著者)

株価の上昇を招く力は単純に売りを上回る

買いが存在する


真のプロは小さな利益を積み上げていく

プロは個別の取引が適切に執行されるか

どうかに集中していれば勝ちは自然と

ついてくると理解している

初心者が買いたいときはプロが売りたいとき

である

10回取引して利益が上がらないのであれば

戦略に疑問を持つ

トレードの秘訣は売りのタイミングと言われて

いるが、適切なポジションを取ることが利益

につながる、ポジションを取った瞬間に利益

が出る様に

マーケットについて健全で友好的な認識を持つ

ニュースを見たとき

「このニュースはどういう意味か」と考えず

「このニュースに対する人々の反応はどうか」

と考える

マーケットから離れ小休止を置き傍観者

となれば再び戻ってくる時、力がみな

ぎっているものである

知ることと実践する事の保証にならない

トレーディングの8割は心理的なものである

知識と思考を身につける事は富の資源となる

自由できる時間を浪費している人には

もっと時間が欲しいという資格はない

ポジションを取るべき水準と、一つの銘柄に

固執しない事は重要である

過去は自らの敵になりうる

勝つたびに高揚感が薄れていく、これは

新しいレベルに昇華したのである

一つ一つの選択や決定を正しく行うことに

集中すれば結果はついてくる

勝者になる欲望とは取引の細部を正しく

遂行したいという欲望である

全く恐れない初心者より過剰に恐る者の

方がマーケットに向いている

私がマーケットの中で取引するのは

株式ではなく人である

株式市場で勝つための3つの要因

①意識(mind)

②手法(method)

③資金(money)

マーケットについてどの様な感情を

持っているだろうか

いたずらに想像力を働かせてはいけない

事実を分析し事実に反応する

大もうけを狙う事は初心者の証し

トレーダーにとって希望は行動を起こす

べき時に起こさない様に仕向けてしまう

希望を持つことにより事実が見えなくなり

希望を売る者の餌食となる

私は常に希望を売る側にまわる


「敗者の日記をつける」

負けたトレードにについて

証券コード、日付、購入、価格、売却価格

購入の理由、売却の理由を記入する

5〜6回負けたら、それらを見直す

全ての負け方を知った上で勝ち方を知る

勝者のコツはいかに勝つかではなく

いかに上手く負けるかである

思ったとうり動かない銘柄があれば

損失を確定し「ありがとう」

失敗による失敗を忘れる一方で

その教訓だけ活用する能力を身につける

注意深く選択した銘柄を損切った場合

それは負けではなく勝ちである

勝つためには生き残らなくてはならない

生き残ることができたもの

負け続けている苦しい時期を耐え抜いた

者に成功の可能性が残されている

トレーディングで勝つことは心地よいが

そこから得られるものはない


まずは真似るべき勝者を見つけることだ

勝者を騙る者は多いが真の勝者は少ない

捜し求める指導者に学んだことのある

者から話を聞くことも大切だ

最高の指導者は決して安くない

他人を手助けし自分を超えていくのを

見ることでトレーダーとして成長が

早まる


トレーディングにおける7つの大罪

①すぐに損切りできない

②利益を勘定する

③時間軸を変更すること

④より多くを知ろうとする(タイミング遅れる)

良いニュースの後は揉み合い下落に転じる

(ニュースリバーサル)

⑤過度に自己満足に陥る(連勝の後は注意)

⑥間違った勝ち方をする(そのうち破滅する)

⑦正当化

何をすべきか知っていて実行できないなら

知識を持っている意味がない

トレーディング日誌

①真ん中に線を引く

②左側に「全ての取引で勝つ事はできない」

③右側に「殺すか、殺されるか」

これを良い損失と悪い損失を区別する

方法という


成功を掴む12の法則

(1)己を知る[短期トレーダーか長期か]

(2)敵を知る

(3)早いうちになんらかの教育を受ける

(4)己の最も貴重な資源を守る

スイング[前日の安値の1/8ポイントにストップ]

デイトレ[5分か15分足で根拠とした安値から1/16に]

(5)物事を複雑にしない

(6)己の損失から学ぶ

(7)トレーディング日誌をつける

・ポジション取るのが遅すぎ

・売却が早すぎ

・持ちすぎ

・欲出しすぎ

・神経質なりすぎ

・ストップロス無視

【失敗の分類】

(8)低位株にばかり注目してはいけない

高水中の株価で頻繁にポジションを取る

(9)分散投資はしない

当初は判断の機会を増やすと失敗を増幅

させてしまう

(10)時には何もしないことが最良の行動

(11)厳かに撤退する時期を知る

長く続いた連勝後の2連敗など

(12)言い訳は一文の得にもならない


全てのトレーダーが知っておくべき15の掟

(1)ウォール街にプレゼントは落ちていない

(2)誰かが自分の反対サイドにいて彼らは

友達ではない

(3)プロは希望を売り、初心者は希望を買う

(4)ホームランは敗者のためにある

(5)チャートを作れば大衆はそれに従う

自ら決めたら他人の追認は必要ない

(6)全ての主要な株価指数は嘘をつく

(7)寄り付きの後に買いを入れる方が望ましい

(8)寄り付きの前に利食っても報われない

(9)東部標準時11:25-14:15は最悪の時間帯

逆に午前の前半と午後の後半が収益機会

(10)夜明け前が一番暗い

(11)ウォール街のカリスマは常に間違っている

(12)決済発表に基づく取引は初心者のすること

(13)買い上がる方が確率が高い

(14)安値で買って高値で売る手法はデイトレードに向かない

(15)次に何が起こるか知ることが利益につながる

ポジショントレードやスイングトレード

富を築くため、デイトレードは日々の生活

のため


究極のトレーダーになる10の教訓

(1)相場がよくない時は現金が一番

(2)時間の分散がマーケットリスクを最小化する

(3)買うこととポジションを積み増す事は違う

(4)マーケットの全体にとらわれてはいけない

(5)犬を売り人形を買う

(6)マーケットの下落局面で実力がわかる

(7)情報誌やアドバイザーを採点せよ

(8)時は金なり

(9)勝者は自ら事を成し遂げ、敗者は流されるまま

(10)「誓い」の力を使う


転んでも起き上がる過程で学ぶことが

できれば問題ない

 


●本書から得られた新しい知識

大儲けを狙うのは初心者の証しである

2つの邪悪なH

希望を持つ(Hoping)保有継続(Holding)

は間違った勝ち方につながる


Pristine.com:トレーディング教育コース

How I Made $2Million in Stock Market(本)


トレード日誌フォーマット例

約定日:

銘柄コード:

取引量:

売買区分:

取引スタイル:例)スイング

ポジション取った理由:

ストップロス価格:

目標株価:

売却日:

売却価格:

売却理由:

損益結果:

失敗理由:理由1・・・理由n

 


●本書に出てくる格言

上昇気流にある者は誰でもヒーロになれる

男の本当の価値は何一つうまくいかない

時に、それでも前に進む根性があるかどうかだ

ーテックス・コッブ(ボクサー)ー

主よ自らの手で変えることが出来るものを

変える力を与え給え。自らの手で変えることが

できない時にはそれを受け入れる平静さを

与え給え。そしてその違いを見極める

知恵を与え給え

ー祈りの言葉ー

二つの人生を選ぶことが出来るのなら

一つ目はミスをするもの、それもミス

を犯すべくして犯すもの

そして2つ目はそのミスから利益を得る

ものが良い

D・H・ローレンス

私は自ら間違った事を確認したくはない

ヨギ・ベラ

失敗は天体の運行のせいではなく

我々自身のせいである

ーW・シェイクスピア

 


●本書で得られた気づき

著者のフォーマットで日誌をつけるならば

もはやトレードはビジネスや職業と

考えるべきだという事がわかる

なんとなく儲かるといった発想や

たったこれだけ◯億儲けたと言った

キャッチは信じない方が良いという事

 


●今までの自分の考えと違ったところ

短期の場合、希望を持つ事は損切り

遅らせる事になる

 


●本書の内容で実行してみたい事

負けた時のトレード日誌を本書の

フォーマットに従ってつける

 

 

デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術

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