思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■馬鹿トレFX を読んで

 

〈勝率8割〉の馬鹿トレFX ~1週間で1200万円稼ぐ~

〈勝率8割〉の馬鹿トレFX ~1週間で1200万円稼ぐ~

 

 

書名:馬鹿トレFX

著者:織田慶

 


●本書を読んだきっかけ

どういう訳か投資といえば

FXを連想する人が多いみたいだ

八重洲ブックセンター

投資のコーナーに平積みになって

いた

 


●読者の想定

FXについて簡単に知りたい人

著者は元プロボクサーであり

心理的に考えることの重要性を

説いている

手法的には1種類しか紹介されて

いないがシンプルで分かりやすい

 


●本書の説明

FXに限らず何事にも「本質」という

ものがある「本質」は目に見えない

ので多くに人から軽視されやすい

しかし、本当に大切なものは

目には見えない


序章FXは簡単だ教科書は捨てろ

人に教える事で自分を律する事が

できるのではという気持ちで

FXを教えはじめた

お金を稼いでいる人は、それだけ

人を喜ばせている人だ

ボリンジャーバンド

ジョン・ボリンジャーも移動平均線

を考えたジョセフ・グランビルさん

も相場で破産している

習得すべきは正しい事ではなく

「勝ち方」なのです

FXとは、人生を大逆転するための

理想の人生を創るための大きな

チャンスだ


第1章FXとはあなたの人生を変える大きなチャンス

簡単とは楽とか甘っちょろいと言う

意味ではなく「シンプル」と言う事だ

FXなら10万円用意できれば誰でも

挑戦権を得られる

どれだけ稼いだかより

どれだけ楽しく幸せな時間を過ご

したかの方が価値がある

著者はボクシングチャンピオンを

目指したがなれなかった

ボクシングの世界チャンピオンは

世界一ボクシングが好きな人だ

その他大勢は世界一にねれるほど

練習するのが好きではなかった

連中である

・勝ったことしかないと言う

トレーダーがいたら負ける事で

得られる経験を持ち合わせていない

と言っているのと同じ

平日勤務のサラリーマンなら

デイトレードがお勧めである


第2章億を稼いだトレード手法の全貌

人生変わるチャンスが目の前にあったら

私なら死ぬ気で調べます

マーケットは「人間が売買するから

変動する」

人間心理は古今東西不変であり

江戸時代の米相場から現代の株

FX、暗号通貨でも近所のマーケット

の問屋さんでも変わらない

この事がマーケットの本質である

個人投資家は大口投資家に逆らって

利益を出し続けることはできない

大口の餌となる大衆トレーダーの

心理をしっかりと汲み取りトレード

する

・まずチャート分析に必要なのは

ローソク足である著者はインディケーター

として移動平均線しか使わない

多くの人は勝率をこの先勝つ確率

と思っているが実際には勝った確率

である

手法より重要なのはズバリ「資金管理」

RRR(リスク・リワード・レシオ)は

利益と損切りの比率と考えると

わかりやすい

1万の損で損切り、2万の利益で

利益確定ならRRRは1:2

勝率が高くてもRRRの損失ケース

が大きい場合は最終的に勝てない

RRRは1:1以上にする必要がある

次にエントリーする金額は運用費の

2%、5%までとする(定率ルール)

とかルールを決める

我々は利幅をコントロールできないが

損幅は100%自分で決められる

上昇トレンドの定義と

下降トレンドの定義に当てはまらない

「おや?」のゾーンを識別することに

より正確な相場分析ができる

明確なシグナルとは何か?

提唱者のダウさんは定義していない

現代では「上昇トレンドでは高値更新

できず安値の切り上げが出来なかった

下降トレンドでは安値の更新が

できなかった高値の切り下げが

できなかった」を「転換シグナル発生」

と解説される事が多い

本書では「定義が継続している状態を

トレンドというだけ」現在の環境認識

のための理論とする

・織田流トレンドライン

前回の高(安)ねと今回の高(安)値

を結ぶ、ローソクの実体で引くか

ヒゲで引くかはこだわらない

どちらのトレンドラインが意識されて

いるかで判断する

なるべくトレンドの勢いに沿っている事

その後意識されている事

・幸せゾーン

前回のトレンドラインに加えて

急勾配のインナートレンドライン

を引くインナーラインと前のトレンドライン

の空隙を「幸せゾーン」と命名

・トレードルール

①トレンドラインAを引く全体の勢い

を知るために引く

②トレンドラインAの内側に

トレンドラインBを引く最新の

トレンドの勢いを知るために引く

③ラインAとラインBの間を

幸せゾーンとする

ローソク足がラインBを抜けて

幸せゾーンに突入すると

そのまま素直にラインAまで到達

しやすい

★初心者向けSellルール

建値:幸せゾーンに突入したら

ポジション建てる

損切:直近高値(安値)を更新したら

損切り

利確:ラインAに到達したら利確する

・高値切り上がりは上昇の肯定

切り上げ失敗は上昇の否定

・安値切り下げ成功は下降の肯定

失敗すれば下降の否定

★中級者ルール

建値:幸せゾーン突入後、ダウ的

肯定の確認をしたらポジションを建てる

損切:インナーラインに戻りダウ的

否定の確認をしたら損切り

利確:ラインAに到達したら利確

エントリー時に全て入力する

利確はAラインの上に置く

・1時間足でポジション建てるのに

要した時間は1時間以内利益が乗る

のに1週間

この手法は「シンプルであるが実は

当たり前の理論」

投資家心理の分析を基に将来の価格

を予測している

・サラリーマンの投資プラン

①帰宅後、夜にチャート見て

トレンドライン、インナーラインを引く

②翌朝チャートを確認し幸せゾーンに

突入していたら建値する(損切り注文

も併せて設定)

③後は決済まで放置

・確率≠勝率、過去に数学だけを武器に

マーケットと戦い敗れていった人は

数多くいます


第3章幸せゾーンの練習ドリル

本書参照


第4章初心者は見ないでください

まずは今どんなゾーンにいるのか

把握する事が重要

ロールリバーサル(命拾い決済)

を建値するポイントとして使う

命拾い決済が予想できても

新規建て主が出るのを確認してから

建値する

買いと売りの決着が着くまで待つ


第5章ヘッジファンドの新人トレーダーが最初に学ぶ事

9割の稼ぎたい人間が何を考え

どんな行動をとるのかを知る

必要があります

人はすでに手に入れた利益は

100%確保したいと考える

・宝くじが当たって破産する人は

「恒常性機能」が働いている

恒常性機能は生物が一定の状態

を保とうとする現象のこと

ひるがえって勝てないトレーダーは

負けてきた自分を維持しようとする

負けの恒常性を破るには本能の

役割「自然化機構」が必要

無意識に自然化する事である

勝利の鍵は本能を味方につける

事である

行動は能力の3%にすぎない

金管理する事、トレードルールを

守ることは楽しく安全な事だよと

脳に教える必要がある

初心者は本能に邪魔されないように

エントリー時に損切りと利確を

同時に入れる・常に自分のメンタル

はどんな状態かを観察し続ける

・赤黒ゲームのすすめ

–ルールを守ったトレードができたら

黒で+1点

–ルールを破ったトレードをしたら

赤でー2点

※損失が出てもルールを守った

トレードは黒、最悪なのは

ルールを破って勝ってしまうこと

・トレード日誌をつけないで

勝てるようになったトレーダー

はいない

日付、時間、勝率、取れ幅、負け幅

その時の感情、相場において/自分に

おいて気づいた事、トレード時の

チャート画像

スクリーンショットは勝ちと負け

両チャートを貯めて見比べる

気づいた事があれば記録する

PCより手書きの方が何倍も脳を

使う

・習得したいことを確実に身につけ

確実に目標を達成する

目標までのステップは頑張れば

確実に登れる高さに設定する

脳は「慣れない事」「危険な事」

「変わる事」「大変な事」「難しい事」

「つまらない事」が嫌い

脳に嫌われないくらいの小さな変化

を続けて立てた目標を達成

脳に楽しいと感じさせれば継続

できる

・絶対計画

①大きな目標達成のため小さな

目標を立てる

②定めた内容を段階的に計画

③一段づつ確実にクリアしていき

計画達成する

④達成する事で脳は楽しく簡単に

感じ継続できる

・多くの理論や知識はそれだけで

使えない、しっかりと統計を取り

再現性を確認したものだけを使う

・負けている場面を探した方が

よっぽど効率も良く価値ある作業

になる


終章いまの「トレード脳」ができるまで

プロボクサーといっても

駆け出しの頃ファイトマネーは

1試合4万円

偏差値32の著者が宅建の勉強した

時は3ヶ月前から過去問を解き

わからないところを理解する

事で合格

ボクサーも高度になればなるほど

究極的には心理戦が増えていく

・宝くじの収益金は世の中に

役立っているので社会貢献している

ブラックジャック

「カードカウンティング」

「ベーシックストラテジー

を使う事で100%勝てる

オンラインカジノは6〜8ディック

使うので二つを組み合わせた

「パーフェクトストラテジー

で勝てる

カジノがプレイヤーにエッジを

感じさせる瞬間がある

著者はハウスカジノから出禁

をもらう

「規約に抵触する恐れがある」

と言った理由で

バイナリーオプション

当たれば1.8倍のペイアウト

ただBOは過去10年分の統計

データがありカジノより使える

武器は多くエッジが取りやすい

勝つために著者はネットや

YouTubeでオプション攻略法

を見て研究した結果

少額資金はBOが有利だが

運用資金が数千万以上であれば

FXの方が適していると判断した

「少額を短期間で数十万、数百万

にしたいならBO、1億以上稼ぎ

たいならFX」


トレードはどんな人でも確実に

持っておいた方がよいスキル

どんな自分だったら堂々と

「私今こうやって生きてるよ」

と胸を張れますか

 


●本書から得られた新しい知識

・海外のFX業者には追証の一切無い

会社もあるしレバレッジ1000倍

とかの会社もある

ダウ理論第6法則

トレンドは明確なシグナルが発生

するまでは継続する

・パチンコの控除率は15%程度

あなたの軍資金15%は店の取り分

85%があなたの取り分

大数の法則では1万回の試行で

80%の確率誤差±20%の結果

4万回の試行で90%の確率で±10%

の結果に収斂する

・カジノのヨーロピアンルーレットは

赤が来るか黒が来るかは48.65%

プロスペクト理論

Q1 2億円もらえるとしたら

A 無条件で100%1億もらえる

B コイン投げ表50%で2億もらえ

裏50%で何ももらえない

Q2 2億の借金があります

A 無条件で100%借金が1億円減額

B コイン投げで表50%2億円棒引き

裏50%で借金は減らない

以上の質問で多くの人は

Q1 A、Q2 Bを選ぶ

▼用語

命拾い決済(ロールリバーサル):

レジサボ転換とも言う

ポジションを建てたが思惑と

違う方向に相場が動き含み損

が発生する、その後、再び

建てた時の位置に相場は戻す

その時点で当初の予想を確信

するよりも損失が出ていない

今のうちに決済してしまおう

と思い決済する事

マーチン系:負けたらエントリー

金額を増やす

パーレー系:勝ったらエントリー

資金を増やす

ケリーの公式:

バフェットも使っている公式

f=(利益×勝率)+(損失×負率)/オッズ(配当)

例)f=(1000×0.8)+(-1000×0.2)

=600/1000=0.6

勝率が8割でRRRが1:1の場合

資金の6割を投じろ

NPL(No Plofit No Less):

エントリーしても利益も損もでない

トレード

 


●本書に出てくる格言

BBは順張りに使うんだよ

ージョン・ボリンジャーー

 


●本書で得られた気づき

投資は心理戦である

常に画面の向こうの相手

本書では大口投資家の餌になる

一般大衆の心理状態について

徹底的に考え尽くしテクニカル

チャートで戦術を練る

ただし儲けるという戦略から

逸脱しないようにマネーマネジメント

には注意すること

ケリーの公式は役に立つと思った

 


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

まず本書で紹介されている

幸せゾーンに突入した時に

建て玉してみる

 

 

〈勝率8割〉の馬鹿トレFX ~1週間で1200万円稼ぐ~

〈勝率8割〉の馬鹿トレFX ~1週間で1200万円稼ぐ~