思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■株の技術大全 を読んで

 

 

書名:株の技術大全

著者:相場師朗

 


●本書を読んだきっかけ

コロナウイルスで自宅待機中

Amazonのランキングを見て

 


●読者の想定

株式投資テクニカル分析初心者

本書は入門書であるが使いこなす

ためには何度も練習が必要

著者はこのことを武道に例えて

書いてある

 


●本書の説明

はじめに

ファンダメンタルズは不要

ストライクしか狙わない

エントリーポイントは「7つの道具」と

「3つのシグナル」で瞬時に判断する

株式投資は努力は必ず報われる

 


序章 勝てる「技術」はチャートが教えてくれる

ストーリーとは「ああなったら、こうなる」

という予測を立て常に株価の流れを読んで

売買すること

ストーリーどうり株価が動いて

「チャンスだ」と思っても「待て!」

と声をかける

「待てば海路の日和あり」

・7つの道具とは

移動平均線

日足は5日移動平均線20日移動平均線

60日移動平均線、100日移動平均線を使う

週足は5週線、20週線、60日週線、100週線

月足は5ヶ月線、20ヶ月線、60ヶ月線、100ヶ月線

を使う

②局面

下落局面:A局面

横ばい局面:B局面

上昇局面:C局面

③節目

1000円、1500円、2000円など

端数のない数字

④前の高値

⑤前の安値

⑥9の法則

⑦17の法則

勢いがありそうな時には23の法則

もある

 


第1章 勝つトレードはストライクゾーンだけ狙えばいい

・買いたい投資家が増えれば株価は上がり

売りたい投資家が増えれば株価は下がる

・100日線は長期のトレンド

100日線を必ず確かめる、それは

5日、20日線に比べはるかに多くの

投資家の売買によってできている

・60日線は100日線の補助的存在で

戦う前に確認するのは100日線

・100日線が右肩下がりから

平坦になっていくあたりが

上昇トレンド転換の「夜明け前」

と言っていい

・5日線が20日線の下に抜けると

下降トレンドに転換するかもしれない?

この事に確信を持つには100日線

の下に20日線、5日線があること

・5日線が20日線に近づき抜きそうに

なるも、抜けずに終わるポイントが

「ものわかれ」

・100日線と60日線の位置から

「夜明け前」を予想する技

100日線に60日線が近づき平行に

なっていたら「夜明け前」

・5日線と20日線の「ものわかれ」

は重要な役割を果たすが

100日線の上での売りの「ものわかれ」

は上昇に転じる可能性がある

・ずっと上昇した株が続伸、ずっと

下落の株が、続伸、続落を終えるまでの

期間6ヶ月ほどで終息する場合が多い

ココがターニングポイントとなる

場合が多い

理由として信用取引の「制度信用」は

期間6ヶ月、投資部門別売買状況で

65%は海外投資家で彼らが保有する

期間は大体6ヶ月ほど

・9の法則は天井底を意識し利確する

意識するのが9日前後、ただしトレンドが

発生している時は17日ぐらいを意識する

・PPP以外の局面では9の法則は

あまり適用できないそう言った場合

「7の法則」を適用する

7の法則は終値を基準にカウントする

・初心者は横ばいの局面で失敗する

事が多い「ストライク」と異なる

横ばいには手を出さない

・株価がどう動くか判断しにくい

ところにはワナがありワナを仕掛け

てくるのは平均移動線である

・5日線と20日線の転換点で

エントリーより1回目の「ものわかれ」

で買う方が安全

取れる局面が来るまで絶対に待つ

待ってたらグンと上昇し儲け損なった

という人もいるが、そのようなケースは

10回中2回程度

ストライクゾーンだけ狙えば8割成功

する可能性がある

・週足を見るようにする

株価の大きな流れが読めるようになる

週足でも「ものわかれ」のポイントで

エントリーする

・週足2本=2週間がともに陰線

である場合、日足で陽線が出ても

結局は下落することも多い

週足のトレンドを知らずに日足で

騙されて損をしないように

よくわからないクリアでない局面

では「待て!」

・週足で陽線と出たら下げ止まり

と判断し翌週に買いを入れる

・予想とは異なる動きをした場合

さて、どうするか・・・などと

考えるまでもなく決済する

予想が外れたら潔く手仕舞いがベターな選択

・うねり取りでは月足で銘柄の

高値と安値を確認し3〜6ヶ月で

建玉操作を行う

月足で底値を確認しているので

安心感がある

・勉強はひたすらチャートを見る事

1度目に気づかなかった事が2度目に

わかり、3度目には新しい発見がある

4度目にはもっと深い意味が分かり

5度目になって、さらに新しい気づきがある

 


第2章 相場式3大トレードでストライクを狙い撃ち

相場式には3つのトレード法

「ショットガン」「ショートトレード」

「うねり取り」がある

初級者:ショットガン

2日から1週間ほどのトレード

中級者:ショートトレード

1〜3週間

上級者:うねり取り

3〜6ヶ月

ショットガンが合っていると思えば

ひたすらショットガンを極める

投資の対象銘柄は時価総額3000億円以上

東証一部、JPX日経400から探してみる

行き当たりばったりではなく

ストーリーを描いたうえでトレードする

 


1.ショットガン

・チャートにPPP、下半身、ものわかれ

を確認したらトレード開始

5回に3回成功すればいい

・100日線でトレンドを確認

PPPのものわかれでエントリーし

下半身があればさらに良い

9日の法則で手仕舞いする

なるべくリスクは取らない

・上昇が始まって4ヶ月も経つと

警戒をする

・売りも買いもトレードする根拠は

2つ以上は欲しい

手仕舞いの際は

節目を意識し9のルールに拘らない

また前日の株価との関係にも注意する

・下半身は平均移動線を半分以上

突き抜いた場合にエントリー

・陽線–陰線–陽線と並んだ場合は

次は上昇していく可能性が高い

・9本目、17本目、23本目で

手仕舞う判断は経験によるところが

大きい

 


2.ショートトレード

・エントリーポイントはショットガン

とほぼ同じだが、よりより早いポイントで

エントリーする事ができる

・ヘッジの建て玉を使用する局面

がある、建て玉の操作をして

目標の方向を定めた状態で追っていく

・例えば17の法則を応用して

12本目に反転の兆しが見えたら

エントリーしたりできる

・ショットガンで作戦を決めておく

のがベスト

ショットガンではエントリーポイントに「待った!」

ショートトレードでは利確ポイントに「待った!」

をかけて大きな利益を狙う

空売りを仕掛けた場合

その後、上昇しても売り玉は

そのままにし買いヘッジ

恐怖を減らし嬉しいに変える

買いヘッジの切り方は

ローソクの陰線–陽線–陰線など

この場合さらに下落する事が多い

・急落後、2陰線が出ると

売り玉は決済を待つ

・十字線は売り買いが拮抗している

・初級者は怖くて売り増しできない

事が多い技術は一朝一夕に付くもの

ではない、100日線を根拠にする

などしてエントリー

・節目の価格になるとトレンド転換する

可能性が高いので手仕舞う

・上髭、下髭をエントリーの根拠にし

仕掛けても良い

 


3.うねり取り

・一時的な方向転換かどうか迷うなら

ヘッジの反対売買をする

・株価は上下を繰り返す

長期チャートを見ると、まるで

大海原のうねりのようである

うねり取りはトレード期間を3〜半年

1名柄をおい縦玉操作をしながら

売買を繰り返し利益を上げる

・月足で長期のトレンドを見て

数年間の高値、安値を確認する

大きな流れの中で現在が天井圏なのか

底値圏なのか確認する

冷静な精神状態でトレードするため

売りと買いの両方仕掛けていく

・価格帯別出来高で投資家の

心理を読む、出来高が少ない

価格帯に近づく前に利確していく

・株価が読みにくい局面では

一旦手仕舞いする

・売り上がりでマイナスが増えても

上級者は嬉しさが込み上げる

高い株価で売り玉を増すことは

買い戻した時の利益も大きくなる

・売買する前に何度もシュミレーション

を実施する

・損した場合は「ここが底じゃない事が

学べた」と考える

 


巻末特典

7つの道具(P155)

移動平均線

②局面

③節目

前の高値・安値、キリのいい数字、日柄

④前の高値

⑤前の安値

⑥9の法則

⑦17の法則

3つのシグナル(P156)

①PPP

②下半身

③ものわかれ

 


●本書から得られた新しい知識

SONYはうねり取りには的さない銘柄

▼用語

日柄:高騰暴落などで大きく動いた

株価が適正な価格に落ち着くまでの日数

6ヶ月ぐらい

売り上がり:売り玉を建てて

株価が上昇しても増し玉の売りを

入れるナンピンの逆

▼紹介銘柄

SUMCO(ショットガン、ショートトレード)

富士フイルムHD

フルキャスト(ショットガン)

サイバーエージェント(ショートトレード)

いちご(うねり取り)

日本水産(うねり取り)

 


●本書に出てくる格言

ストライクは必ずホームベースの上を

通過するのだから、そのボールだけ

打てば良い

ー信子夫人ー

Little Victory Leads  to BIg Victory !

ー著者の海外の友人ー


●本書で得られた気づき

ストライクと思える状況がそろわない

限りは「待て!」

PPPの「ものわかれ」は勝ちやすい条件

著者は後場の引け際14:30ごろに

トレードをする事が多い

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

JPX日経400の銘柄のチャートを

見てシュミレーションしてみる