書名：「人たらし」のブラック交際術
著者：内藤よしひと
●本書を読んだきっかけ
図書館の本棚で偶然見かけて
●読者の想定
営業の仕事をしている人
個人で集客をしている人や人を説得する
立場にある人
多くは通説を書いてあるが根拠となる
実験結果やアンケート調査が付いているので
説得力がある
●本書の説明
本書は◯◯大学の実験結果によると
といった実験データや過去の論文をもとに
実証された著者の交際術について書かれている
ネタ本としても使える
出会う人の２０%はみなさんに興味を持ち
残り５０%は努力次第でファンになる可能性がある
本当に肌が合わないのは全体の３０%にすぎない
ーミッキー・ホリデーー
・ネガティブなことは考えてもいい
ただし人に話す必要はない
・人は二人きりの方が自分の秘密を暴露する
人数が増えるほどしなくなる
・相手を誘った場合「行くとしたらいつ
平日、休日？」答えを誘導する
・相手の機嫌のいい時に会いに行く
女性の生理日には優しく接する
季節だと春から夏にかけてが良い
・オーバーリアクションが人を感動させる
・女性は写真を撮るのが好き一緒に写真を撮ると
相手を高く評価する
・私達はどんな習い事も最初は簡単にマスターできると
考えてしまう傾向にある
・中学時代の自分の恋バナをネタにするのは良い
・生徒に話させる教師の方が成績を上げさせられる
・声は高く「ソ」「ラ」の高さを意識する
・カラオケでは高いキーの歌を選んで練習する
・人に嫌われる会話１位「絶えず文句ばかりの会話」
・店に入ったら好ましいことだけを口にする
・丁寧な言葉遣い「うめえ」より「おいしい」を使う
・実績をアピールするより未来志向の自己紹介をする
潜在能力をアピールする方を人は好む
・イエスマンになりきる
・交渉がある程度進むまでは自分が得をし
相手が損する話はしない
・ミスコミニケーションは相手の「必要ない」を
真に受けた事により起こるお土産などは
必要ないと言われても準備する
・一度断られたら二度目は強く誘う
・ニックネームのプロフィールが好意的に
見られる
・悪口を言われたら笑ってやり過ごす
・相手が怒っているときは事実を認め謝る
原因や理由はとりあえずよい
男性の方が素直に謝らない傾向が強く
地位が高いとより顕著になる
・嫌なことはリフレームする
・疲れていると感情がコントロールできない
・満点の人などいない６０点であれば素晴らしい
人と判断する好き嫌いの激しい人ほど
満点を求める
・目に見えないものを相手に与えるお金ではない
こっそりサポートや励ましのメール
・食べっぷりの良さは女性男性問わず好印象
・女性はケチを嫌う
・人にものを頼んだ方が好印象になる
・ナルシストほど自己紹介は好印象
・顔立ちより服装、表情や声が重要である
・ファッションは青色を基調とする
・髪は黒髪が魅力的
・メガネはかけないでコンタクト
・歯は白く肌は少し焼く
・年齢を忘れていれば老化も起きにくい
・意欲がなければ何も上手くなれない
・自分を知り好きになってくれる人を狙いを定める
付きやいやすい人としか付き合わないから交渉上手
・若年者は年配の人の友達を作る
「レッドクイーン現象」同世代競争心がない
・会話は自分からスタート「聞き上手」から入らない
・オシャレな店でも行ったことのない店には
人と一緒に行かない
・小道具を使ってキャラ立てする（猪木の赤タオル）
・意外な趣味を持て（近藤真彦のメダカ飼育）
・友達のネットワーク数を増やすより維持に力を入れる
「構築」よりも「維持」
●本書から得られた新しい知識
笑福亭鶴瓶は普段からネタ帳をつけている
女性の71%男性の64%が他人のゴシップについて
おしゃべりする
イギリス人は63%、イタリア人は62%
日本人は45%の正確さで表情から感情を
読み取る
・自己採点方式だと
56人中18人（32%）がテストでズルをする
ーハーバード大学リサ・シューー
違反は見て見ないふりをする人
スピード違反65.8%、売春47.3%
ールイス・ヴェネジアノー
道案内を依頼して相手の案内を復唱した後
現地まで案内を依頼すると
７５%は現地まで案内してくれるが
ただ聞いただけだと４０%しか案内してくれ
なかった
最高級品のワインボトルに安物のワインを詰めて
自称ワイン通に飲ませたら皆んな口を揃えて
「美味しい❗️」と答えた
ーカルフォルニア工科大学アントニオ・ランゲルー
好きな色500人男女調査
青48.57%、赤10.2%、緑9.8%
紫7.76%、黄7.35%、茶6.53%
ーウイリアム・サイモンー
成功の要因を中高生にアンケート
中国と韓国は「努力」を一位
日本は「人に好かれる、人柄」を一位
ー現代人の心が見えるパーセントー
600人の女性に電話番号を聞く
花屋の前24%、ケーキ屋15.5%
靴屋11.5%で教えてもらえた
ーニコラ・グーギャンー
●本書に出てくる格言
恋の話か人の悪口を言いながら飲む紅茶が
一番美味しい
ーヘンリー・フィールディングー
株を守りて兎を待つ
●本書で得られた気づき
外見は思った以上に重要であること
特に服装には注意すること
相手の話をオウム返しが思った以上に効果が
あるということ
●今までの自分の考えと違ったところ
青い服の印象がいい
聞き上手では人たらしになれない
●本書の内容で実行してみたい事
既存の人脈の強化と青い服を買う
