書名:ホスト2.0歌舞伎町新時代の稼ぎ方
著者:桑田龍征
●本書を読んだきっかけ
インスタで紹介されているのを見て
●読者の想定
接客業全般の方、新規ビジネス立ち上げの
基礎について知りたい人
フリーランスの人
●本書の説明
サッカーの長友選手の成功の理由は
「夢を夢から決めたか」「夢を現実から
考えたか」この2点の決定的な違いにある
前半、著者の幼少時代からホストで成功する
までの自伝が書かれていた
親が育て、子が育つには、自立した環境に
身を置くことも大切と知る
その後、著者はワタミでアルバイトを通じ
お金を得るだけではなく、 自分が必要と
される場所を見つけることが必要と悟る
その後、歌舞伎町でホストをやる中
多くのことを学ぶ
中でもホスト業の本質を
虚栄心、プライド、自己満足、承認欲求
嫉妬など、人々の持つ感情と向き合って
「見栄やプライド」、さらに「嫉妬」
のエネルギーを巧みに利用し日々仕事し
「時間」と「非日常感」を提供した対価
嫉妬型エンターテインメント が水商売の
と説いている
近年の業界はSNSの普及により
①コンプレックスを武器にする志向
②流行の見える化で大量生産される
これまで人に言えないコンプレックス
だったものを、世の中にどんどん発信することで
同じようなコンプレックスを持つ方達から
応援してもらえたり、その人にしかない魅力
として認識されたりするようになってきた
闇と向き合う。それは自分の中の
暗くて淀んだ心(すなわち嫉妬心、虚栄心
下心、コンプレックスなど)と正直に向き合うこと
それをきちんとコントロールしている人ほど
魅力的な大人に思える
ホスト業も24時間エンターテイメントの世界へ
突入
その後、ホスト事業する傍ら複数の事業に
着手する
起業するには3つの柱が必要
①夢とビジョン
⓶資金
③信頼できる仲間とアドバイザー
とりわけビジョンは大切で坂本竜馬も
「夢を大きく持ち、ビジョンを描き、発信し続けた」
夢とビジョンは日頃から語り続けないと
磨かれないし実現に近づかないし実現しない
語らないと忘れてしまう
ホスト業にコーチングを掛け合わせる
という試みも斬新であると思った
●本書から得られた新しい知識
頻繁に名前を変えている店舗は脱税している
可能性が高い
売上が高いと出勤時間が短い
マッチングソフトのバラ数で好感度が
上がるのを逆手に取り会員を買収して
バラ数を増やしたら
アプリ内でダントツの1位の
素晴らしい美女とお付き合い
することができた
ホストクラブは、1964年に開催された
オリンピック後の1965年に発祥した
●本書に出てくる格言
「安定した暮らしを捨てたくない
騙されたくない人は、歌舞伎町には来ないで」
ー著者ー
老後に持ってくべきものは3つ
1.お金、2.友人、3.筋肉
ー島田紳助ー
「感謝」と「敬意」は、わざとらしいくらいに
伝えなければ伝わらない
ー著者ー
●本書で得られた気づき
「お客様。好きという感情は
売上を上げて証明するか、週に何度も
店に足を運んで見せて」
一ファンとして、好きで応援してくれる
んであれば
「売上を上げてください。じゃないと生活できません」
これが正直な気持ち
という本音を書いた箇所が一番勉強になった
つまりアイドルやモデルもインセンティブは
金であり、下心で何かを期待しても
相手が期待しているのは金ということなんだろう
ホストクラブに通う女の子の8割方は
友達が多くないという著者に推論
相手の感情を読みそのニーズに答える
事ができればスター客が多額のお金を
支払ってくれるという事実
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
お金なんかで関係を切りたくない人と付き合う
相手にフォーカスして話をする