思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■頭にきてもアホとは戦うな を読んで

 

 


書名: 頭にきてもアホとは戦うな

著者:田村耕太郎

 


●本書を読んだきっかけ

以前流行っていて読んだことがあったが

再ブレイクしていたので再読


●読者の想定

嫌な上司や同僚に悩まされている人

政界進出考えている人

アホをなんとか利用したい人


●本書の説明

本書でのアホの定義

むやみやたらと貴方の足を引張る人

貴方がわざわざ戦ったり悩んだりする必要がなく

そして不条理な人


成功する人は善意ではなく

真理を追求している

日本のような嫉妬世界ではアホが出世しやすい

能力のある人はアホに足を引っ張られる


アホと戦いをしてしまう人の特徴

・正義感

・自信

・責任感

・プライド

・おせっかい


アホは権力にすり寄っているので

権力者に発信力を持つ


自分の目標を達成するためには

妙なプライドは捨てろ

他者に固執する人間はタイムコストを計算していない


喧嘩して友情が深まるのはドラマの世界

「金持ち喧嘩せず」

効いてなくても効いたふりをして

アホを油断させる


なぜ相手は理不尽な行動をとるのか?

ゆっくり考える事で落ち着いていく


忍耐力は即答せず、違う場で怒りを

吐き出す


高等技術として敵対する相手に

「私を無視したり、仲間はずれにしたり

無理難題を押し付けてくる人がいるんです」

と相談する


最悪のシナリオを前提とした相手の深読みが

始まると自体はエスカレートする


戦うべき相手はアップサイドがある

こちらも得るものがある相手とのみとし

ネットで匿名で攻撃的な相手とは戦う時間が無駄


「相手の気持ちを見抜く力」はあらゆるジャンル

でも賢い人となりうる

相手の気持ちを知るという事は理解すること

その人の辿ってきた歴史が人格になっているので

会う前にどんな家庭に生まれ、どんな仕事を

してきたのか?徹底的にリサーチする


相手の実力の1、5倍ぐらい悩んだ時に

初めて悩んだ顔おする


「物事に一喜一憂せずに淡々としている者が

最後に勝つ」

「結果を出したいなら遠回りだが自分のことは忘れて

相手の立場に立って相手の思いを考えろ」


上司がちゃんと見てくれているという甘い考えは捨て

気付いていないという前提でアピールする


若手社員の人事根回しのスキル

・自分自身の強みを知る

・自分を希望部署に配置させると

どんなメリットあるか理路整然と説明できる


誰かと議論するときは礼儀と

リスペクトを忘れない


「好きか嫌いか」より「いいか悪いか」

を優先させる


人々は敏感で好かれたいオーラを出しているときは

人々は警戒し、こちらの足元を見て

そう簡単に好きにはなってくれない


自分の居場所を確認するために

他者と比べるのは有効だ

世界に一つだけの花になりたいなら

他の花はどんな花か知っておく


嫌われるのは相手の気持ちなので

仕方ないと割り切る


敵を味方にするには共通の敵でも

できない限り容易ではない時間がかかる

小さな合意を重ねていく

高度なテクニックとして

「期待値マネジメント」がある

最初キツめの要求を投げて少し譲歩する

時間は関係改善の最高の妙薬だ


リフレッシュうは徹底的に仕事や責任

を忘れることから


根拠のない自信でもいい持ってる方が

上手くいく、アホと戦う前に自分と戦え

自分と向き合う時間を持て


幸せとは自分基準の「心からの納得」

納得は「最も大切な基準」が満たされる

事で初めて生まれる


戦うとしたら自分よりデキル相手と


電子媒体より紙媒体の方が情報が

インプットしやすい


やられたら、やった人を気持ちよくさせて

使い倒すのが本当の倍返し

そして、人生は不条理なものだ

 


●本書から得られた新しい知識

コオロギは戦闘的な行動をとる個体より

臆病な個体が長生きする


アメリカ最高峰のシンクタンク

ランド研究所


ベビーシッターマッチング

「ケアドットコム」


本場アマゾンの書評はほとんど実名


アメリカではロイビストの仕事が花盛り


フォーチュン500の企業の入れ替わりは

1956~1981まで24社程度だったが

1982~2006だと40社に増えた


2014年アカデミー賞ノミネート9作品のうち

6作品が実話に基づく作品だった

 


●本書に出てくる格言

誰かのいうことに素直に従ったり

何か無分別に信じたりすることは楽だよ

だって、それは頭を使っていないから

物をシニカルにみるのは脳にいいよ

脳は使えば使うほど良くなる

唯一の臓器だから

ーリー・クワンユー首相ー


おもしろきこともなき世におもしろく

高杉晋作


他人の期待に応えようとするばかりの人生ではなく

自分が真にいきたいと思う人生を

生きる勇気を持っていなかった

「死ぬ瞬間5つの後悔」

ブロニー・ウエアー

 


●本書で得られた気づき

世界に一つの花になるためには

他の花がどんな花なのか知る必要がある

自分の居場所を確認するための

他者との比較は有効である


●今までの自分の考えと違ったところ


●本書の内容で実行してみたい事

人生は不条理であることを理解する

 

 

頭に来てもアホとは戦うな!

頭に来てもアホとは戦うな!