書名:自分を操る超集中力
著者:DaiGo
●本書を読んだきっかけ
朝の読書会でDaiGoの本を勧めている人が
いたので本屋で探したところ
勧められた本より売れているDaiGo本が
あったのでそちらを購入
それが超集中力である
●読者の想定
受験生以外にも、集中力を高めたい人
仕事の効率化を考えている人全て
本書自体は非常に読みやすく
行動方針も簡単にまとめられている
●本書の説明
1章:集中力を自在に操る3つのルール
①ウィルパワーを増やし節約する
額から1~2センチのところに集中力の源
ウィルパワーがある
日頃無意識にやっていることをやらない様にする
には集中力を必要とし「はっ」と気付き改める行動
を繰り返すとウィルパワーはきたえられる
②細切れの時間に区切り集中する
鍛えた人でも集中力は120分しか持たない
椅子に座っての作業は30分が限界
仕事力=集中力×時間
③プライミング効果を使って幻想の疲れをなくす
脳は疲れない、したがって脳に自分の
望むイメージを焼き付けて行動する
自分がどのぐらいの時間、どの様な環境で
いると集中できたのかを記録する
それを繰り返すと暗示がかかりその環境、
その時間では集中できるようになる
2章:高い集中力を生み出す7つのエンジン
①場所
水色が学習に適した色で、スマホはシャットダウン
机にしまう、何もない静かな場所がインプットに向く
少し騒がしいカフェは作業に向く
昼間のブルーライトは集中力を高める効果がある
②姿勢
顎を引いて首に乗せる
両膝をつける
両足の裏を床につける
お尻と腰は直角に
15分に一度は立ち上がる
③食事
アミノ酸、ビタミン、ミネラル
低GIの食事を心がける
そば、玄米、全粉パン、りんご、チーズ、ヨーグルト
オメガ3脂肪酸(集中力・思考力)
オメガ6脂肪酸(抗うつ効果)
低GI食事+おやつはナッツ類
コーヒー+ヨーグルト
1~2時間にコップ一杯の水
④感情
感情をうまく活用したエモーショナルプランで
行動計画を立てる
怒りの感情があるときは解決の糸口が見えなかった
課題や企画に向き合う
悲しみの感情があるときには冷静な意思決定ができる
喜びの感情んがあるときはクリエイティブで
目の前の出来事に対する意思決定が早い
※ただし喜びの感情のあるときセーウスマンの
話を聞かないほうがいい
⑤習慣
日々の生活で洗濯の場面を減らす
集中しようと思うより「他の事をしない」
⑥運動
運動後の3~4時間は認知能力、集中力
考察力が高まる
「運動種類」
7分:HIIT(高強度インタバル)
10分:階段昇降
30分:1駅分早歩き
⑦瞑想
・体を動かさずじっと座る
・ゆっくりと7秒かけて息を吸い7秒かけて吐く
3章:疲れをリセットする3つの回復法
①睡眠
②感覚から癒す
目の疲れを取れると集中力を継続できる
・目を温める
・目のストレッチ
・暗闇で視覚をシャットアウト
嗅覚を刺激
・ローズマリー、ペパーミント、シナモン
③不安を書き出す
今不安に思っている事を全て書き出してみる
4章:集中力を自動で作り出す5つの時間術
①超早起き
朝4:30起床、成功者は早起き
朝食後の30分は集中力ゴールデンタイム
10時頃は認知能力高まる
17時頃は筋力の効果が高まる
21時頃メラトニン分泌
②ボモドーロ・テクニック
25分の集中 + 5分休憩
注)休憩の前後でやることは変えない
③ウルトラディアンリズム
人の睡眠周期に合わせ
90分集中 + 20分休憩
3~4回まわせれば上出来
④アイビー・リー・メソッド
今使える時間で何をするのかあらかじめ
決めて番号を付けておく(P241)
0番目のタスクは着火剤として簡単なタスク
を入れておく
例)今関心のある本とか読んでみる
⑤スケジュールに余白を作る
スケジュールは一週間単位で
あえてサボりの時間を設ける
●本書から得られた新しい知識
社会人の平均読書量3冊/月
前頭葉は「何かをやる」「何かをやらない」
「何かを望む」の選択決断領域がある
「セルフハンディーキャッピング」
やる事があるのについつい関係のない
事をやってしまう
最初の5分が集中できると、その後
集中が継続できるので簡単な事から始める
●本書に出てくる格言
人生は短い、人間に与えられた時間は
束の間の虹のごとくである
人生は短い、この書物を読めば、
あの書物は読めないのである
ーセネガー
もし今日が人生最後の日だとすれば
今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか
●本書で得られた気づき
インタバルで集中力を上げる事は
以前から知られているけれど具体的に
25分集中、5分休憩とか
4:30起床、20:00就寝が良い
と書かれているところが良いし
具体的なだけにすぐに取りかかれる
●紹介されていた商品やアプリ
LED証明 「hue(ヒュー)」
睡眠状態を確認できる
Sleep Cycle alarm clock
●本書の内容で実行してみたい事
朝4:30起床
5:00~8:00 インプット
9:00~10:00 仕事
10:00~17:00 アウトプット
17:00~18:00 運動
18:00 復習
19:00 入浴、ふりかえり
20:00就寝
でしばらく生活する