思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■一冊の手帳で夢は必ずかなう を読んで

 

 

書名:一冊の手帳で夢は必ずかなう

著者:熊谷正寿

 


●本書を読んだきっかけ

以前手帳ブームというのがあり

著者の書籍は有名であったため

 


●読者の想定

手帳を使った夢の叶え方とか自己啓発

興味がある人

 


●本書の説明

GMOグループの会長、熊谷氏の成功哲学

手帳の活用法について書かれている


やりたいことを「夢・人生ピラミッド」に書く

基礎レベル:教養知識、健康、心・精神

実現レベル:プライベート・家庭、社会・仕事

結果レベル:経済・モノ・お金

P40に著者のピラミッド

P48に著者の未来年表


3つの手帳とインデックス

①夢手帳

やりたいことリスト

夢・人生ピラミッド

未来年表

今年の重点目標

進捗確認グラフ

DWMY・TODOリスト

②行動手帳

TODOリスト

戒め、名言・行動基準メモ

長中期スケジュール

短期スケジュール

DWMYチェックリスト

③思考手帳

ミーティング

項目別ファイル

思考チェックリスト


新しい商売のネタに出会った時チェック項目

「成長性」「将来性」「新奇性」

「ナンバーワンになれるか」「特許を取れるか」

「競合は」「インフラか」「ストックか」

「独占できるか」「上場できるか」

「必要な人員数は」


人は大きく分けて2つのタイプ

自分の身の回りに起こっている事実を

「運命」と考えるタイプと、それを

「自分の選択・責任」と考えるタイプ

何事に対しても、すぐアクションを起こすの

ではなく、まずそれを達成する一番効率のいい

方法を考えてから、そのあと素早く

アクションに移す


人に感謝できない人は、利害でしか人と

付き合えない

手帳におけるメモの取り方は

一件につきリフィル1枚

自分にとっていい情報を引き出すには

「夢」「目標」から逆算した「目的意識」

著者は「日本経済新聞」「日本産業新聞」

日経流通新聞」「日経金融新聞」

を欠かさず見る


書くという行動があるから感動した内容は

たいてい、いつでも思い出せる

ビジネスマンの口癖に「忙しい」「時間がない」

はトップにランクされていると思う

時間を無駄にしないことの方が大切である

「集中力勝負」の仕事はあらかじめ

あらゆる邪魔を排除しておく

不在でコミニケーションが取れない時は

中途半端な時刻を設定する

「例)4時13分に電話いただけますか?」

人はモノ探しに膨大な時間を費やしている

整理整頓に心がける1日がかりの仕事

になったとしても整理整頓した方が賢明


会社経営の一番大切な目的は売上や利益

ではなく経営者の夢や感動を従業員、顧客

株主、取引先と共有すること

自分が戦うゲームの全体像を俯瞰して

その構造を明確に理解した上で打つ手を

見出し指示を出す、これが総大将

今まで意思決定は「笑顔」「感動」を

価値基準にしてやってきた

「社会や人々の幸せに貢献できるか」


勝つための基本方針

①一番になれないことは最初からやらない

②戦わずして勝つ

③勝ち癖をつける


人事は数字だけで査定するスターシステム

を採用している

固定給はなく100%能力給


企業が永続的に成長するには

①社員が社会生活の何に命を捧げるか「夢」

②宝の山はどこにあるか何の事業で稼ぐのか「ビジョン」

③何のために存在するのか「フィロソフィー」


ベンチャーは成長ではなく急成長を目指すべき

新しい技術やサービスを持って新しい事業を

作り出しお客様に笑顔と感動をもたらす

企業である事

 


●本書から得られた新しい知識

新しい知識というか著者が考える

情報収集のための三種の神器

「夢」「赤ペン」「比較」である

 


●本書に出てくる格言

数値化できない目標は実行できない

カルロス・ゴーン

習慣は人格を作り、人格は運命をつくる

熊谷正寿

礼儀正しさに優る攻撃力はない

「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」


科学における独創は異質の要素の思いがけない

結合である集中して思考する「意識的活動の時期」

がなければ実りのあるインスピレーションは

生まれない

ーアンリ・ポアンカレ

優れた人材には十分に報い無能な人材は

取り除いていく。思い切った差別化が

本物のスターを育てそうしたスターたちが

素晴らしい仕事を生み出していく

ージャック・ウエウチー

 


●本書で得られた気づき

GMOグループが100%能力給であること

強い組織を作るには良い給与システムだと思う

 


●今までの自分の考えと違ったところ

太陽黒点数の予想データを景気の動向に

関連ずける預言者じみた予測が結構

当たっている

 


●本書の内容で実行してみたい事

お客様に「笑顔」「感動」を与えているか

今一度チェックする