思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■株式投資で普通でない利益を得る を読んで

 

株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)

株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)

 

 


書名:株式投資で普通でない利益を得る

著者:フィリップ・A・フィッシャー

 


●本書を読んだきっかけ

パフェットの右腕と言われる

チャーリー・マンガーが影響を受けた

とされている人物である


現在のパフェットの投資手法は

ベンジャミングレアム直伝の

バリュー投資と本書のグロース投資の

ハイブリットとされている

 


●読者の想定

株式投資を初めているか初めてみようと

思っている人

難しい数式抜きで銘柄選びを検討して

いる人

それでもって10倍ぐらいに株価が

上がればいいなとか思っている人

 


●本書の説明

本書では成長株を選ぶときのポイントを

15個あげている、それらは目次で

確認できる、また詳しく内容を知りたい人は

本書を購入して読むことを勧める


(以下15のポイント引用)

1.少なくとも5~6年の間、企業全体の売り上げを伸ばす

ために十分な市場が見込める製品又はサービスを有しているか


2.現在の人気商品が市場を開拓しつくす前に

その後も全体の売り上げを伸ばしていくために

新製品や新製法を開発する意欲はあるか


3.研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が現れてるか

売上研究開発率を参考


4.営業部門は平均以上の力を持っているか


5.売上利益率を確保しているか


6.売上利益率を確保し改善するため何をしているか


7.良好な労使関係を築いているか

離職率、一人当たり営業利益


8.管理職の能力を引き出す環境はあるか

上司がいちいち首突っ込んでこないか


9.管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるか


10.しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか

業務分析ちゃんとやってるか


11.企業運営の面で業界特有のスキルを十分に備えているか


12.収益について長期的な展望を持っているか

仕入れ先とかお得意先の関係に注意する


13.成長のため増資をする予定があるか、

増資で既存の株主の利益を損なわないか

増資の内容に注意する


14.経営者は順調なとき気軽に口を開くのに

困難に陥ったとき貝のように口を閉じないか


15.その会社の経営者は誠実か

実はこれが一番大切

 


●本書から得られた新しい知識

「周辺情報利用法」という手法

は情報をウォール街から探すのではなく

実体経済から探すこと


具体的には経営陣やIR担当の部署に

電話をかけて聞いたり

元社員に質問をして情報を得るという

原始的な方法である

 


●今までの自分の考えと違ったところ

戦争の時期には株を恐れずに買う

 


●本書で得られた気づき

実際、貴重な情報は人づてで仕入れた方が

良いということと


「まだ同業者がしていないことで

御社がしている事は何ですか?」

という質問はかなり鋭い質問だとと思った

 


●本書の内容で実行してみたい事

「まだ同業者がしていないことで

御社がしている事は何ですか?」

という質問を株主総会で投げてみる

 

 

株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)

株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)