株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)
- 作者: フィリップ・A・フィッシャー
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
- 発売日: 2016/07/16
- メディア: 単行本
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書名:株式投資で普通でない利益を得る
著者:フィリップ・A・フィッシャー
●本書を読んだきっかけ
パフェットの右腕と言われる
チャーリー・マンガーが影響を受けた
とされている人物である
現在のパフェットの投資手法は
ベンジャミングレアム直伝の
バリュー投資と本書のグロース投資の
ハイブリットとされている
●読者の想定
株式投資を初めているか初めてみようと
思っている人
難しい数式抜きで銘柄選びを検討して
いる人
それでもって10倍ぐらいに株価が
上がればいいなとか思っている人
●本書の説明
本書では成長株を選ぶときのポイントを
15個あげている、それらは目次で
確認できる、また詳しく内容を知りたい人は
本書を購入して読むことを勧める
(以下15のポイント引用)
1.少なくとも5~6年の間、企業全体の売り上げを伸ばす
ために十分な市場が見込める製品又はサービスを有しているか
2.現在の人気商品が市場を開拓しつくす前に
その後も全体の売り上げを伸ばしていくために
新製品や新製法を開発する意欲はあるか
3.研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が現れてるか
売上研究開発率を参考
4.営業部門は平均以上の力を持っているか
5.売上利益率を確保しているか
6.売上利益率を確保し改善するため何をしているか
7.良好な労使関係を築いているか
離職率、一人当たり営業利益
8.管理職の能力を引き出す環境はあるか
上司がいちいち首突っ込んでこないか
9.管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるか
10.しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか
業務分析ちゃんとやってるか
11.企業運営の面で業界特有のスキルを十分に備えているか
12.収益について長期的な展望を持っているか
仕入れ先とかお得意先の関係に注意する
13.成長のため増資をする予定があるか、
増資で既存の株主の利益を損なわないか
増資の内容に注意する
14.経営者は順調なとき気軽に口を開くのに
困難に陥ったとき貝のように口を閉じないか
15.その会社の経営者は誠実か
実はこれが一番大切
●本書から得られた新しい知識
「周辺情報利用法」という手法
は情報をウォール街から探すのではなく
実体経済から探すこと
具体的には経営陣やIR担当の部署に
電話をかけて聞いたり
元社員に質問をして情報を得るという
原始的な方法である
●今までの自分の考えと違ったところ
戦争の時期には株を恐れずに買う
●本書で得られた気づき
実際、貴重な情報は人づてで仕入れた方が
良いということと
「まだ同業者がしていないことで
御社がしている事は何ですか?」
という質問はかなり鋭い質問だとと思った
●本書の内容で実行してみたい事
「まだ同業者がしていないことで
御社がしている事は何ですか?」
という質問を株主総会で投げてみる
株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)
- 作者: フィリップ・A・フィッシャー
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
- 発売日: 2016/07/16
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