思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■人望が集まる人の考え方 を読んで

 

人望が集まる人の考え方

人望が集まる人の考え方

 

 


書名:人望が集まる人の考え方

著者:レス・ギブリン


●本書を読んだきっかけ

須原屋書店でお勧め書籍の場所に平積み

店員のオススメはP65ページということ

なので、自分の目で確認したくなった

 


●読者の想定

人を説得したり、人の上に立つ人には

有益な情報が載っていると思う


デールカーネギーの「人を動かす」の

内容とほとんど被るが、人を説得する

部分だけ知りたい人にはオススメ

 


●本書の説明


1章:成功と幸福を手に入れる方法

人間関係が成功と幸福のカギを握る


2章:人を動かす基本的な秘訣

全ての人は自尊心を満たしたいと思っているので

正論を説くより、相手の自尊心を満たす様に

心がける


3章:自分の隠れ資産を有効に使う方法

相手の重要感を満たす様に心がけよう

まずは礼儀正しく接すること


4章:他人の行動と態度をコントロールする方法

私たちは常に相手の行動と態度をコントロールしている

こちらの態度に相手が反応するのである

熱意、自信、を持って相手に接すれば

相手はあなたを信頼する


5章:相手に良い第一印象を与える方法

他人と関わる時「主音」を設定するのはあなた自身である

有効的な「主音」で始めれば、有効的な面会になる

あなたが与えた第一印象は、相手があなたいつまでも

抱く「主音」となる可能性が高い

 

6章:人を惹きつける3つの条件

人が求めてやまないものを提供する

①相手を受け入れる

②相手を認める

③相手を尊重する


7章:相手とすぐ打ち解ける方法

相手が好意を持ってくれているという前提で

相手に歩み寄る、微笑みで接することが

有効である


8章:言葉で表現する能力を磨く方法

成功と幸福を手に入れるためには

話し方が重要である相手を主役に立てつつ

楽しい話をする


9章:聞き上手になる方法

①相手の顔を見る

②相手の話に興味を持つ

③前のめりで聞く

④質問する

⑤話を遮らない

⑥相手の話題に従う

⑦話し手の言葉で自分の意見を伝える


10章:たちまち相手の賛同を得る方法

意見が合わない人から賛同を得る方法6

①相手に意見を述べさせる

②考える前に間を置く

③100%勝とうとしない

④控えめな態度で主張する

⑤第三者に代弁してもらう

⑥相手の面子を潰さない


11章:相手の全面協力を得て成果を上げる方法

①相手にアイデアを求める

②相手も問題の当事者になってもらう

③運営方針について意見を求める

④「もしあなたが私の立場ならどうしますか?」

とたずねる

⑤「アドバイスをしてください」と言おう


12章:人間関係で奇跡を起こす方法

褒め言葉は奇跡を起こす

「ほめる」ときのルール

①誠実な気持ちで

②相手の行為や性質を褒める

ささいなことでも誠実な気持ちで具体的に


13章:相手を怒らせずに注意を与える方法

相手に注意を与えるときの7ルール

①1対1で注意する

②褒め言葉を前置きする

③相手の行為に注意を与える

④正しい方法を教える

⑤要求ではなく依頼する

⑥注意は一回にとどめる

⑦有効的に話を終える

 


●本書で得られた気づき

誰でも持っているがあまり活用されていない

「隠れ資産」の話や 


  利己的な本能を捨てるのではなく

自分のことから意識をそらすと言う文面は


カーネギーの本には書かれていない

新しい気付きであった


隠れ資産を活用できない状況は

やはり縦の世界での場合だと思う


誰にも分け隔てなく接するために

どうすれば縦社会から意識をそらせるか

が今後の自分の課題だと思う

 


●本書から得られた新しい知識

成功の15%が仕事のスキルで85%が

性格的な要因である


人間関係でたけた人は学業成績優秀な人より

15%収入が多く人間関係が拙い人の33%多い


「隠れ資産」

①他人の価値を認める力

②他人が自分を好きになるのを手伝う力

③他人を受け入れて大切に扱う力


企業に勤める人の不満の原因

・功績を認めてくれない

・苦情を処理してくれない

・励ましてくれない

・人前で叱る

・意見を求めてくれない

・進捗状況を伝えてくれない

・えこひいきをする


自身を表すサイン

①歩き方

②握手の仕方

③声の調子


プレッシャーをかけず

脅し作戦を使わずに冷静に事実を提示

することが、自分の考え方を相手に

受け入れさせる最善の方法である


ありがとうを言うときの6つのルール

①心を込めて

②口ごもらずにはっきりと

③相手の名前を言う

④相手の顔を見る

⑤あてに感謝する努力をする

⑥相手が思いもよらないときに感謝する


注意ではなく指摘をする

行動を変えたいと言う主体的な動機を与える

 


●今までの自分の考えと違ったところ

「あなたのためを思って言っている」は

95%そうではなく、相手の欠点をあげつらって

自分の自尊心を満たそうとしている

 


●本書の内容で実行してみたい事

カーネギの原則7「聞き手にまわる」

は本書では9章にある最も重要な

原則の1つである事は分かっているけれど

なかなか原則どうりは難しい

意識し続けることを実行したい

 

 

人望が集まる人の考え方

人望が集まる人の考え方