日経新聞マジ読み投資術
著者:渡部清二
●本書購入のきっかけ
普段、何気なく読んでいる日経新聞の
読み方について書かれた書籍であり
日々の生活に役立つと思い購入
●本書から得られた気づき
一番印象に残っているところは
後ろから読めという著者の主張である
なぜならば前から読むと新聞社の論調
に流されてしまうからである
また、日経新聞は当たる当たらない
という考えで読むのではなく
情報を活用するという姿勢で読む事が
重要だと著者はいう
著者の仮説で世界第2位の経済大国
中国のトップと何回も会えるのは
上がっているのではないかという
発想などは実に興味深い
「誰が儲かるのか?」考えるの所での
ゴールドラッシュの時の儲かった人
達のエピソードは転用できるだろう
●本書から得られた新しい知識
投資の三種の神器
1、四季報
2、日経新聞
3、指標ノート
3つの視点で読む事が重要である
1、「何が書いてあるのか」を理解する
2、自分の考えをまとめる
3、反対側の見方を考える
読んでいく最重要なポイントは
「変化をつかむ」「マーケットを把握する」
「景気の方向性をみる」ということ
利益が増えているのに売上が減っている
「減収増益」は投資のタイミングとして良い
8つの漢字を探す様に読む
「年」「初」「最」「新」
「発」「転」「脱」「改」
ネガティブな記事を読む時
もし自分が政治家ならどうするか
と考えながら読む
景気のサイクル
チキンサイクル(3~4年)
ジュグラーサイクル(10年)
クズネックサイクル(20年)
コンドラチェフサイクル(50年)
ヘゲモニーサイクル(100年)
シリコンサイクル(4年)
マーケットデータをストックデータと
フローデータと分けて考える
マーケットの規模を意識し
大きい順に見ていく
関税引き上げ→保護貿易→貿易悪化
は世界不況をもたらすパターン
5月に出る業績集計
増益転換、業績改善、業績鈍化、現役転換
はエクセルにデータを入力
増益転換は有望銘柄を探すときに使える
●本書の内容で行動に移したい内容
新聞を後ろから読むのは直ぐに実行できる
ので今からやってみる