思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■決断を読んで

 

 

書名:決断

著者:成毛眞

 

 

●本書を読んだきっかけ

著者の本を何冊か読んでみて

今の自分の状況に適した本だと思い

 


●読者の想定

中高年で現状維持ではなく新しい道

を進みたい人

 


●本書の説明

人口問題、少子高齢化と問題を抱えた日本で

ミドル層も決断を迫られている

本書では4通りの決断をした、それぞれの人に

著者がインタビューしている


【決断1】転職する

中高年になると時間が最も価値を持ってくる

何もせずに60歳で定年するより

先を見据えて50歳で転職した方がよい

社会人になって最初の3年目の経験は

その後への影響が大きい

「なぜ辞めるか」と聞かれたら

「なぜ会社を辞める決断をしたか」

若い世代だと

「次に何をする決断をしたか」

取材の価値を決めるのは流通業界

対談者は流通する側を変えたいと思い

スマートニュースに転職


【決断2】独立する

新聞社の社員は兵隊

日経新聞の1丁目1番地は経済部

正月企画は半年前から開始され

選ばれた社員が集まる

新聞はスポンサー企業は大切にする

対談者の書いた記事がスポンサー

企業に都合の悪い記事で掲載されなかった

この事をキッカケに日経新聞社を辞める

フリーになった事で今まで会えなかった

人に会えるようになった

新聞記者という肩書きで会ってくれない

人もいた

会社の中だけでのし上がりたい人は

SNSは不要

対談者はサッカー審判の資格を持って

審判をやり公私ともに充実した生活を

送っている


【決断3】別の道に進む

メディアは理系の仕事

新人の時に大変な仕事をこなしておくと

大概のことは耐えられるようになる

著者は日経新聞社に市販を勧め

その煽りを対談者は受けたが

結果、大成功だった

対談者は編集者として活躍

日経BPの中でも

小倉昌男経営学」「ビジョナリーカンパニー」

「ビジョナリーカンパニー2」はは別格

対談者は小網代の森で34年で1000日

を過ごす

洋楽しか聞かないと言うノリでいたおかげで

演奏とか歌ったりはしない

ほとんどの人が凡人、仕事を選べる

というのはどこかで勘違いを起こしている

新しい事をやる場合、アマチュア根性で

面白がってくれる人が周囲にいないと

絶対うまくいかない

一つのことを10年は掘れば十分深い

30年も掘ると逆に危険

対談者は縁あって大学教授に


【決断4】辞めない

東洋経済新聞社は社員が株を持っている

ような会社で大株主がいない

知識を得るために誰にあったらいいのか

どうやったら裏が取れるかは

知っている人を紹介できるかは

経験による

著者はこれからのビジネスにおける

テクノロジには、インフォーメーション

マーケティング、ファイナンシャルがある

とアドバイス

東洋経済で売れるのは「お勉強」類の特集

感情的に動いてはいけない

人が情報を必要とするのは変わらない

「その人が何を読んでいるか」が

「その人がどういう人か」という輪郭

を掴むツールになりうる

どういうチャレンジがあったか

それを分析した上で新しい価値を作る

東洋経済新聞社は良い会社なので辞める

必要はなかった

 


心から楽しんでいたものが

人とのつながりを生み実績が

思わぬところで評価される

場合がある

日本の場合は転職は給料が下がる

場合が多い足元の収入で判断するのではなく

目の前の時間を大切にする

今の日本は明日も今日の様で

でも明後日が明日の様な時代では

なくなりつつある

男性は今まで手に入れた肩書きに固執

しがちである

環境が激変する時代は柔軟に適応する

能力や変化を楽しめる視点が

今まで以上に重みを増す決して変化を

恐れてはいけない

人間はいつまでも、どの様な状況でも

成長することができる

目の前の変化に柔軟に対応し挑戦を

続けていればきっとあなたの決断も

幸せなものとなる

 


●本書から得られた新しい知識

政府がまとめた高齢者白書によると

2017年に1億2671万の日本の人口は

2045年に1億1000万

2055年に9744万に推移する

日本の大学は

1989年499校

2019年787校と増えた

JR四国は1987年発足以来

31年連続赤字

日本はすでに200万人以上の移民が住んでいる

移民は一年以上外国で暮らす人を言う

40ー50代の2人に1人が転職に失敗


SLACK:ビジネスで使うチャートツール


日経新聞社は退職後も企業年金

そのままに3%で複利運用してくれる


アムウェイは100億円規模の成績優秀者

に対する褒章ツアーを実施した


Yahoo!ニュースは120億PVある


週刊プロレスの様な専門性の強い雑誌は

元気である

 


●本書に出てくる格言

池上彰の教養のススメ」

ー書籍ー

現在従事している仕事とは別の仕事を持つ

非営利活動に参加する

ーピータードラッガー

 


●本書で得られた気づき

変化を楽しむ、感情に流されない

日経新聞と言えどもスポンサー企業の

顔色を伺い事実が報道されない

場合がある

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

変化を楽しみ事業の構想を練る