魂の生き方
著者:尾畠春夫
●本書を読んだきっかけ
ちまたでは、にわかボランティア
ボランティアごっこ、みたいな
自己評価をあげるためのボランティア
をやっている人もいる
以前、介護施設のボランティアに行った
時もほとんどの人が真摯ではなかった
そこでスーパーボランティアの尾畠
さんの本を読みボランティアの本質を
知りたいと思った
●本書から得られた気づき
尾畠さんは本書の中で何回かこう述べている
ボランティアは自己完結、自己責任で
あると
これは、どういうことかというと
助ける側から一切、力を借りない
ということだと思う
例えば、広島の被災地にボランティア
に行った尾畠さんは破傷風の予防接種を
受けて行っているし、自分の食事は
パック飯とインスタントラーメンを
準備しているのである
泥除け等を実施するのに破傷風の注射も
知らなかったり、土嚢に土を入れるのに
スコップを使うことも知らない人が沢山
ボランティアに来ているというのだ
尾畠さんは純粋なボランティアは
全体の1~2割ぐらいと言う
また、尾畠さんは体力錬成の点でも
輝かしい経験を積んでいる
3300キロを92日かけて徒歩で完歩している
1日30キロのペースで歩いたというから
軍隊の行軍並みではないだろうか
しかも野宿である
幼少の頃から丁稚奉公にでて魚屋を
一度の赤字もなく経営し粗食に嗜む
この様な生き方が現代人にどれほど
できるであろうか?
●本書から得られた新しい知識
スコップの種類と名称
・ケンスコ
・カクスコ
・ネリスコ
・ダルマスコ
「医は食に、食は農に、農は自然に」
野菜は虫食いを食べる
ツルムラカキ、ニガウリ、オオバコ、ドクダミ
を食べている
●本書で行動したい内容
徒歩行進能力を鍛える
例えば0合富士などを計画する