思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■本は10冊同時に読め を読んで

 

 


書名:本は10冊同時に読め

著者:成毛 眞

 


●本書を読んだきっかけ

本を読まない人はサルである

という刺激的なキャッチにひかれ

新書なので価格も魅力的

 


●読者の想定

本好き、多くの本から情報得たい人

庶民から抜け出したい人(笑)

 


●本書の説明

「金持ち父さん 貧乏父さん」系の本を

読んでいる人、こうすれば儲かるという投資本

年収2000万円稼げるといった本を読んでる人は

まず間違いなく「庶民」のまま終わる

他人のノウハウを真似していても

その他、大勢から抜け出せないからだ

 


第1章 速読かつ多読の読書術

地頭がいいかどうかは、こちらが話したことを

理解するスピード、こちらが使った言葉を

瞬時に変換する能力で見分けられる

地頭は鍛えられず3歳までの生育環境で決まる


本を読んでない人の話は

スポーツ、テレビ、飲み屋、女性、金儲け

の話がほとんどである

 


第2章 人生は読書でもっともっと面白くなる

本を読んでいない人の会話は、上司の愚痴

会社の待遇の不満、女房の愚痴、

しょうもない自慢話といった生産性のない話


多くの本を読んでいる人ほど

自分なりの理想や哲学がある


月に数冊ベストセラーを読むのはタチが悪い

みんなが読んでいる本を追いかけても

その価値観や思想を鵜呑みにしても

一生庶民のままだ

 

 

第3章 忙しい人ほど本を読んでいる

真っ先に切り捨てるのはテレビ

フランスのブルタニュー半島で過激派に

よりテレビ塔が破壊されテレビが見れなく

なった結果

みんな本を読み、子供は外で遊び

コミニケーションは増えつながりが親密になった


行列に並ぶ人は自分の頭で考える事が

できない人である、並ぶ時間は無駄

時間にこそ価値があるのだ


仕事を効率的に進めるより人生を楽しむ

事の方が大切だ

 


第4章 実践!「超並列」読書術

歌舞伎、能、狂言の違いがわからない

日本人は多い


前書きを読んでピンとこない本は

読むに値しない内容だと判断できる


自分が何を知らないかを知るためにも

人の本棚を見せてもらう

キャッチコピーが面白い本は

中身も面白い本が多い


読書はメモを取らない

色分けのマーカーも不要

ただ、書評を書くために付箋をつけて

並行して読む

 


第5章 私はこんな本を読んできた

水滸伝

・星を継ぐもの

華麗なる一族

・ご冗談でしょファイマンさん

・タオ自然学

・資本主義対資本主義

モーセ一神教

・ノアの洪水

黒死病

・利休茶室の謎

・セーヌ左岸の恋

・鷲は舞い降りた

・深夜プラス1

ノルウェイの森

海辺のカフカ


私の履歴書」は大企業のお偉方の記事は

単なる自慢話

ほとんどの文学作品は読む価値は無いと思う

むしろ名作ほど人生の糧にはならない


読書嫌いは親が読書する習慣がなかった

場合が多い


マキャベリ君主論」を読み元上司を

クビにした


人生は道楽である楽しみ尽くした方が

勝ちだ

あんなに真面目なヤルはいなかった

と言われるより

あんなにふざけた奴はいなかったと

言われるぐらいでないと

人生の主人公を演じ切ったとは言えない

 


●本書から得られた新しい知識

中国で「いい人」と言ったら

自分にとって都合のいい人をいう


支配社階級の人は

「ロンドン・エコノミスト」という経済誌

をまず間違いなく読んでいる

いかに人を支配するかが書かれていて

世界人口の0.2%が読んでいる


著者のお気に入り

オーシャンズ11」の泥棒

紀伊国屋のブックウェブ

評論家の松岡正剛「千夜千書」

福田和也

HONZ

 


●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

電子書籍に向いているのは小説

やはりそうだと思う

電子書籍にも付箋機能はあるが

活用したい場合の再検索スピードが遅い

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

海辺のカフカを読んで著者は

1週間会社に出られなかったほど

ショックを受けたとあったので

読んでみた