書名:宝くじで1億円当たった人の末路
著者:鈴木信行
●本書を読んだきっかけ
近くの図書館の貸し出しランキングで
上位にあったため、借りることができず
そのまま紀伊国屋書店に直行し購入
●本書の説明
タイトル宝くじで1億円当たった人の末路
は丁度、この本の1章の内容のタイトルで
それ以外にも
バックパッカーの末路
学歴ロンダリングの末路
事故物件を買った場合の末路とか
言ったタイトルで現在、日本がかかえる
社会問題について見解を述べている
個人的には男の末路の章が好き
●本書で得られた気づき
女性の活躍が目まぐるしく男性が振るわない
理由をデータ等を交えながら説明している
女性は出産のため元々ストレスに強い
体になっていて、子育てという任務の
ためコミニケーション能力も高い
また、男性の収入に守られているという
事もあり積極的に行動しやすいという
データ的には女性は残業した場合
給料の伸び率が男性より高い
同じ仕事時間でも男性より高く評価される
傾向にある
短眠のことが書かれている章では
テレビの対決番組は話半分で聞き
情報に踊らされる事なく自ら分析する
事が重要であると再認識した
最後に日本は同調圧力が強いが
堂々と人と違う道を進めと締めくくっている
●本書から得られた新しい知識
事故物件サイト「大島てる」
学歴レベルも低くロンダリングしたとしても
効果は低い
◯◯しましょう、だけでなく理由をつける
例:「下げようスピード、上げよう給料」
電車で中ほどまで進まない人は
①気をきかせる回路がない
②ビジュアルフィールドが狭い
③他人に働きかけるコミニュケーションが低い
肩こりは首をぼきぼき鳴らすより
肩甲骨の運動や視線を上に上げることに
注意すると良い
目力は目の白い部分の綺麗さで決まる
睡眠に最適な環境は温度、湿度、首の角度
人それぞれ最適な睡眠時間があり
ショートスリーパーが良いわけではない
アインシュタインは10時間以上の睡眠を
とっていた
部下ががっかりする上司の態度
①ここ一番の決断力のなさ
②易きに流れる
③長いものに巻かれる
④虫の居所が悪いと声を荒げる
多くの人は家に帰りたくないから残業する
残業削減=絶対残業量の減少×効率向上×家に帰りたくない気持ち
タバコは1966年の時ピークで83.7%喫煙
現在は29.7%
日本の大企業は
・短期的成果の過剰な追求
・完璧主義
のため新規の事業に踏み出せない場合が多い
●今までの自分の考えと違ったところ
多くの人がワンサイズ上のスーツを買うが
適正なサイズを10回ぐらい試着してから買う
Yシャツの長さは袖から1、5㎝出るように
欧米では交渉に臨むときスーツに
長袖Yシャツまたイタリアでは
Yシャツの下は下着をつけない
ただし、日本では女性の非難があるため
・下着はグンゼのSEEK
・素肌で着る場合はベスト着用
・半袖は着用せず暑い時は袖まくり
●本書に出てくる格言
労働は我々を3つの大きな悪から逃れせしめる
「退屈」「悪徳」「欲求」
ーヴォルテールー
人の名も、見慣れぬ文字を付かんとす
益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め異説を好むは
浅才の人の必ずある事なりとぞ
ー徒然草ー
一片の後悔もない
FRou 2016/3 山口智子
●本書の内容で実行してみたい事
カンボジアの路上生活の人たちのように
夢を持って生きる
グンセのSEEK購入
男子会開いて自らに喝入れる