思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■億を稼ぐ勉強法を読んで

 

億を稼ぐ勉強法

億を稼ぐ勉強法

 

 

書名:億を稼ぐ勉強法

著者:小林正弥

 


●本書を読んだきっかけ

Amazonのレコメンド機能で

なぜか出てきた書籍

 


●読者の想定

レコメンド機能の勧めるままに

買って読んでみたが内容は刺さる

ものであった

今後、情報起業を検討している

人にオススメである

顧客の成功は自分の成功

人は自分の事を考えると悩むが

顧客のことを考えると知恵が出る

は名言だと思う

 


●本書の説明

億のお金を稼ぐには

従来の暗記力や論理的思考の勉強とは

違う顧客と出会い、顧客に価値を与え

報酬を無限に伸ばしていく商売偏差値

が上がる勉強法が必要である


Chapter 0凡人でも、お金と時間の自由は実現できる

「投資」の読書は具体的な行動変容が

伴う読書である読書が自己投資になる

には読書に費やしたお金と時間よりも

多くのリターンを得ることが前提に

なる

学力偏差値を基準にした勉強は、

知識量を増やす事が主で、これだけ

ではお金にならない。

商売偏差値を基準にした勉強は

顧客に価値を与える事が基準になる

×学力偏差値:知識を増やす=成長(知識メタボ)

◯商売偏差値:顧客に価値を与える=成長(稼ぐ筋肉質)

セミナ講師やビジネス著者の売上

は年々下がってきている

その理由は2つ

①インターネットによって知識や情報

の非対称がなくなり知識にお金を払う

人が減った

②知識を知ったところで現実は変わら

ないと皆んなが気づいた

そのような事から最近では

読者のメリットが明確で、何を、

どのようにすれば実際にメリットが

得られるかが書かれている本が

売れている

自ら情報を取りに行く主体性が必要である

スポーツの世界は1等賞金を手に

できるのは1位の選手のみであるが

ビジネスは順位ではなく顧客に

提供する価値によって報酬が決まる

一番重要な事は結果にコミットする

時に、やり方はわからなくてよい

むしろ、わからないくらいが丁度

よい


Chapter 1億を稼ぐための6つの学習キーワード

①カスタマーサクセス

顧客の成功(カスタマーサクセス)=自分の成功

成功本のベクトルは読者に向いて

いるが読者のベクトルは自分に

向いてしまいがち自分の目標や夢を

語る割りに顧客や社会への価値提供

が一切語られないのではないか

②反転学習モデル

どうせ研修に出向くならフィードバック

やグループディスカッションに行くべき

今後、セミナーに行くときは知り得る

だけの知識武装をし、質問を用意した

上で臨む

③成功ノート

成功ノートには顧客の成功を定義し

どの様にすれば、それが実現できるのか

を書いていく

成功ノートは将来、高値で売る事ができる

④ひとりPDCA会議

自分の中に2つの人格を持ち、もう1人

の自分がコーチとなって1日を振り返る

Plan:

・自分と顧客の成功は何か

・なぜそれを達成したいのか

・具体的な行動計画は

Do:

・そのために今日は何をやったのか

Check:

良かった点、改善点は

Action:

明日行う効果的なアクションは

⑤メンターによるフィードバック

既に亡くなっている偉人をメンター

にするには読書を通じて擬似的な

対話をするしかない、メンターとの

やりとりは必ずしも金銭のやり取り

は発生しない

・タダ働き

・私淑(ひそかに師と考え模範とする)

強力なライバルの存在

・顧問契約(有料)

お金を払ったら問題が解決する事は

実は1つもないメンターの一番の

実績になるぞという気概を持つ

・相互メンター

自分に確固たる実績が出てきたら

知恵の貸し借りをする

⑥学びと成長のコミニティー

学びと成長を加速させる一番の

原動力は主宰者の実践です


Chapter 2「決断」1億プレイヤーになると決める

安売りの働き方とは

–時給月給でお金を受け取る

–一社専属で働く

–移動を前提で働く

最高値な働き方

–価値で報酬を受け取る

一度やった仕事がずっとお金を生み出す

–顧客の上限がない

–移動を前提にせず働く

・あなたが1億円プレイヤーになったら

実現したい事を紙に書き出す

書き出した途端、ワッとお金の

エネルギーを実感し「今の稼ぎ方

だと間に合わないぞ」と覚悟が

決まる


Chapter 3「否定」現状を強烈に否定する

あなたが1億円プレイヤーになっていない

11の理由

1.本気で決めていない

あなたに無理ですよと言われた時

「自分にはできる」という根拠なき

自信があるか

本気で決めた人は目の前に道がなく

ても道を作る

2.手本(ロールモデル)がいない

凡人なら成功者の真似に徹する

ロールモデルからタダで教えてもらう

事はできないかもしれないが

お金を払う以外にも「知恵」「労働力」

「人脈」を提供することもできる

人脈の紹介はいい人で終わってしまうので

「労働力」を提供するのがオススメ

メンターを次のステージに押し上げる

つもりで

最高のメンターは会うたびにギャップ

が開く様に感じる人

3.仕事が好きじゃない

仕事をリタイヤするのは仕事が

嫌いな人の労働観です

誰かにモチベーションを管理される

ような仕事は受け身な仕事、嫌いな

仕事を前提にしている

どんなにモチベーションを下げられ

ようと自ら燃える気持ちを持つ

4.自分のことばかり考えている

成功と幸せを明確に区分しなさい

幸せは自分一人で今すぐにでも感じ

られる、酒でも飲んだら幸せ気分だ

一方ビジネスにおける成功は、すべて

顧客によってもたらされる

自分のことだけ考えて成功するのは

不可能だ

顧客は自分の幸せのためにお金を

払う得られる価値によってお金を

払う、そこに高い安いはない

顧客がお金を払ってでも得たい価値

を定義する事が出発点になる

勉強とは:顧客価値を高めるための

インプット&アウトプット

成長とは:顧客に価値を与える事

報酬とは:顧客価値の対価として

受け取るもの

5.仕事の賞味期限を知らない

賞味期限をおこさない人は顧客を見て

自分の仕事をアップデートできる人

6.お金のことばかり考えている

「知恵」「技術」「信頼」と言った

無形資産を増やす

自分の何が顧客価値を作るのかが

わからないと受け取る報酬をコントロール

できない、そして顧客価値を生み出す

源泉がわからなければ何を勉強したら

良いのかもわからない

7.誰かに遠慮している

・メンター・ロールモデルへの遠慮

講師に遠陵するのではなく

徹底的に学んで、それ以上の結果を

出して恩返しをする

・先輩への遠慮

相手のフィールドではさん付けで呼ぶ

・両親、兄弟への遠慮

・顧客への遠慮

ステージに合わせて顧客も変わる

8.セルフイメージを確立していない

成功は二度作られる

イメージした時と実現した時

引き寄せの法則は望むものを

引き寄せるのではなく自分と同じ

者を引き寄せる

9.プロとしてのマインドセットを身に付けていない

マインドセット=OS

スキル=アプリケーション

ノウハウ=取扱説明書

一流のプロフェッショナルは共通した

5つのマインドセットがある

①自利利他

利他の行いそのものが自分の幸せ

②共感

ビジネスは顧客の

顕在的ニーズ(マーケティング

潜在的ニーズ(イノベーション

に応え続ける活動である

共感がなければスキル倒れノウハウ

コレクターになってしまう

③深く広い知識を身につける

知識がないと相談されない

顧客から学ぶという姿勢が大切です

④信念

人の幸せと成功を追求すると決めた

顧客に対して真剣に価値提供して

いく

⑤誠実さ

生徒は自分以上に可能性を信じ

目標達成に向けて関わってくれる

人から学びたいと考える

10.エネルギーが不足している

あなたが突き抜けられる1つの事

に集中する

11.学びて富む仕組みを作っていない

仕組みを作らずに闇雲に勉強しても

ざるに水を注ぐが如く無駄になる

▼学びて富む仕組み

①顧客の成功を定義する

②顧客価値をみがく(学び)

③顧客に価値を与える(成功)

④価値の対価としてお金を受け取る


Chapter 41億円の価値を生む成功ノートを作る

自分の「現在時間」だけをお金に

換える働き方では1億得るのは難しい

(日銭を稼いでいる)

「過去時間」「他人時間」を使うと

報酬は倍増する(富を築く)

本書は著者の「過去時間」を使って

書かれていて読者の「他人時間」を

使って読まれている、将来に渡り

お金を生み続ける

マーケティングやセールスも

過去に作られたコンテンツを

見込客の他人時間で視聴して

いただいている

タレントは現在時間だけを使って

収入を得るがYouTuberは過去時間

を使って収入を得る

・目身見えない資産の例

知識資産:専門知識

情報資産:有益な情報、データ

信頼資産:仕事を依頼できるか、人を紹介できるか

人脈資産:キーマンの繋がり、紹介

信頼を築くのは時間がかかるが

失うのは一瞬

ある保険営業マンはキーマンを

紹介することによって契約を多く

取っている

「成功ノート」は目に見えない資産を

増やし過去時間、他人時間を使って

お金を増やす

インターネットのコンテンツは

模倣されやすくコンテンツだけ

信頼する人は減ってきた、一方で

誰のコンテンツなのかが重要に

なってきた

ネットワークビジネスは結局、所属

している会社のためにやっている

結局、商品の良し悪しだけで選ばれ

誰がやっても売れる商品の仕組み

の中の労働者になる

特定の何かに属さずフラットに自分

の名前で発信できる人が一番信頼を

得ることになる

・売上が得点、経費が失点、

得失点差が利益

▼億を稼ぐ4つの勉強戦略

①顧客の成功(カスタマーサクセス)定義

顧客を選ぶときの2つの選択

❶自分、または過去の自分を顧客にする

❷課題を解決しせいこうさせたい人を

顧客にする

好奇心と情熱が持続する対象を選ぶ

別の言葉なら「目的」、何のために

この人達を支援したいのか

ずっとお金に苦労している人は

ある意味、お金の先の目的がない

事が原因だったりする

これらを踏まえて顧客の成功を

定義する

②成功の公式を作り結果指標を定める

結果を出すために大切なのは

❶ワクワクする成功を定義

❷成功するための結果指標を決める

❸結果指標を達成する専門知識を学ぶ

❹結果の出る行動の習慣化(無意識にできる状態)

◇SMART目標設定法

Specific(明確な目標か)

Measurable(測定可能か)

Attainable(達成可能か)

Relevant(関連があるか)

TimeーBound(達成期限)

③結果指標を実現する「4つの専門分野」を設定

専門分野を定義し何を勉強するか

定義する

④専門フィルターからインプット&アウトプット

を繰り返す

見るもの、聞くもの、体験するもの

全て専門フィルターを通じて

成功ノートに抽象化ストック可能

What 何をやるのか?

Why なぜやるのか?

How どのようにやるのか?具体的手順

僕らは未来からのストーリーで

生きている、成功者は「時間は未来から

流れてくる」という

コンテンツはコピペで真似されるが

ストーリーは真似できない

一番説得力があり模倣できない

のは数字で語れる結果

顧客が得たいのは結果である

著者はメルマガを通じて

・具体的な経験から学んだ事を

抽象化してストック

・顧客に役立つ情報発信で信頼構築

・自分自身の内省

高い習熟度がないと長い文書は

書きづらい


Chapter 5稼ぐ筋トレ!4つの学習サイクル

結果が出る学習の仕組み

セミナー講師が考えるのは

セミナー中の満足度を上げること

そのために大量の知識、最新の

ノウハウ、心理的高揚感、名刺

交換程度の表面的な人脈形成に

努める、しかしセミナー会場に

あなたの収入を上げる要素はない

従来の教育はセミナー後の実践

サポートがない

著者は結果にコミットできる

「反転学習型」のビジネス教育

を行なっている

反転学習は授業と自宅を反転する

生徒は授業前にオンライン動画

などを視聴し基礎知識を学んで

参加する

講師から課題解決のフィードバック

やディスカッションで他のメンバー

と課題解決していく

▼学びて富む学習の4ステップ

①知識を学ぶ

オンライン学習、むやみに

セミナーに行かない

②応用する

顧客をどう成功に導くか

成功ノートに書く

結果を出した人に内容をチェック

してもらう

③実践する

成功ノートに書いた内容を実践する

ひとりPDCA会議で振り返る

④フィードバックをもらう

PDCAと現状の結果を説明し各分野の

メンターや先生に質問したり

フィードバックをもらう

「知っているだけ」のフィードバック

は聞かないほうがいい

最も学べるのはクライアントからの

フィードバックである

登場人物は3名

・あなたの顧客

・結果を出しているメンター

・あなた

最低でも1年間は4つの学習ステップ

を回し続ける

まずは紙のノートに書き、それを

見ながらWEBメディアに書き出す

細かい知識は音声メルマガで配信

考える力はひとりPDCAで磨かれる


Chapter 61億円プレイヤーになるキャリア戦略

教育化は顧客に何かを気づかせたり

教えたりする事です

消費期限切れを起こさないためには

人の変わらない欲求を捉える

人の変わらない欲求

高次の欲求を見たし続ける事が

できれば、あなたの報酬は

上がっていく

精神的欲求(所属と愛、承認、自己実現

には終わりがない、そして

精神的欲求は高次の欲求であるため

人は高値を払う

▼6つのキャリア戦略

マーケティング&セールス

飛び込みは迷惑、売りたいのは

自分の都合で極めて自己中心的

な行為である

教育型マーケティングで商談を

進める

②カスタマーサクセス

マーケティングパート結果指標

–新規契約数

–リード獲得数

–認知拡大

カスタマーサクセス結果指標

–結果の出た顧客数

–継続期間

サブスクリプションビジネスは

顧客にとっても、あなたにとっても

対等性がある

マーケティング⇄カスタマーサクセス

ブランディング

プロとは「結果を出す人」約束した

結果を出せる人の事

④教育型ビジネス

人に教えるビジネスの総称

本業で結果の出た方法を

人に教えて第2の収益事業にする

本業×教育型

⑤チーム作り(採用&教育)

採用と教育はお金を払って行う

ものではなく、お金をもらって

行うものになってくる

著者はマーケティングとセールス

は結果の出た受講生とパートナー

シップを組む

⑥コミュニティ化

人は何かに所属したいと思っている

ミッション:何のためのコミニティー

ビジョン:どこを目指すのか

バリュー:大切にする価値観は

あなたが理想を掲げて、それに

共感する人たちだけが集まる

コミュニティを作る事である


Chapter 7億を稼ぐ勉強法で1億円プレイヤーになった人たち

・お金だけが全てじゃない幸せが

一番大切だって気づいたよ

・想像できることは創造できる

・期待の地平線を超える

・人は自分の事を考えると悩み

顧客のことを考えると知恵が出る

 


おわりに

一番大切なことは

顧客の成功を一緒に叶えていく

パートナーになる

お客様の終わりなき成功をサポート

し続ける事ができれば長期的に

報酬を受け取る事ができる

主体的に変化を望む人達が集まると

自分が変わり、人が変わり

コミュニティという小さな社会が

ポジティブに変わっていく

今すぐやるのが最大のタイム

マネジメント

 


●本書から得られた新しい知識

マネシタ:戦後高度成長期に他社の

製品のコピーを作って安く流通させ

ていた松下電工を皮肉って言われた

言葉

テニス界のBIG4:

ロジャー・フェデラーラファエル・ナダル

ノバク・ジョコビッチ、アンディー・マレー

人が決断できない3大理由:

①お金がない

②時間がない

③方法がわからない

スタディーサプリ:人気講師がオンライン

授業(リクルート

マズロー欲求段階説

①生理的欲求

②安全の欲求

③所属と愛の欲求

④承認の欲求

自己実現の欲求

・個人の時間あたり単価で

一番高い買い物にウエディングがある

成功の公式

年商=単価×顧客数×継続年数

売上(S)=単価(Y)×継続期間(X)

 


●本書に出てくる格言

弟子に準備ができたとき

師が現れる

ーことわざー

・誠実さとは現実を言葉に合わせる

事である。つまり、約束を守り、期待

に応えることなのだ

ー7つの習慣ー

・人は自分の事を考えると悩み

顧客の事を考えると知恵が出る

・成功は二度作られる一度目は

あなたの思考、二度目は現実で

ー著者ー

作家になるには一日中

文書を書き続ける事です

ー伝説的な編集者ー

お金が理由でしがみついてる仕事を

全て捨てないと次に行けないよ

ー著者のメンターー

俺は1日3時間、twitterYouTube

見ている。って事は、3時間タダ働き

したってことか

ー著者の友人ー

下段者には上段者の考えは完全には

理解できないのだから指示どうり

やった方が良い

ー著者の先輩ー

 


●本書で得られた気づき

人は自分の事を考えると悩み

顧客の事を考えると知恵が出る

 


●今までの自分の考えと違ったところ

最近人気の書籍は

「読者が具体的に行動できる本」

である

 


●本書の内容で実行してみたい事

成功ノートに顧客の成功を書き出してみる