書名：男と女のモテ会話術
著者：長住哲雄
●本書を読んだきっかけ
本を整理していて見つけた
当時は何を考えていたのか
回想しながら読み直す
●読者の想定
むしろ、この本は女性向けに
書かれているような気がした
男女どちらでも読める本だと
思う
●本書の説明
Part１あなたに興味ありと思わせる
・相手をチラ見する、ポイントは
は数多く見る
・「◯◯さんおはようございます」
名前を付けて挨拶
1日3回はその人の名前を呼ぶ
・質問をする内容は何でも良い
「◯◯さんて好きな人はいるの？」
彼、彼女がいる相手には
「幸せ？」と聞く
いない場合は
「僕もあなたと同じ、彼女がいないんだ」
「あなたに彼がいないなんて不思議」
・「どんな女性が好きなの？」
「どんな女性と恋愛してきたの」
「どんな男性に心を奪われてきたの」
この質問は結果が問題ではない
Part2 デートに誘うのではない時間を
借りるという裏ワザ
・デートと言わずデートに誘う
一緒の時間を過ごすことに成功したら
その時間に「デート」と名前をつける
・情報を提供し、その情報を
共有しないかと提案する
「新しいパスタ店オープンしたみたいだよ」
・ホステスのマニュアルに客が帰るとき
「今度相談したいことがあるの」
と思わせぶりに言うべしがある
・プレゼントを選ぶのを手伝って作戦
–いい人だと思われる
–同士性が生まれる
–どんな物をどんな理由で選ぶか分かる
女性なら身内の男性、男性なら
身内の女性
Part３あっという間に打ち解け
話がどんどん面白くなるスタートテク
・あなたのせいでうまく喋れない
は立派な想いになる
・相手の持ち物・服装をほめる
その人の一番魅力的と思われる
ポイントを捉えて、そこをほめる
女性は体のパーツを褒められ
たがるが男性は機能性をほめられ
たがる
・会話における「あいづち」は
「息継ぎ」のようなもの
相手の息継ぎに合わせて
「へえ」「ふーん」だのと
合の手を入れる
・「復唱」「疑問詞会話」を使う
復唱するだけで記憶の保持時間も
長くなる
相槌に疑問詞を付ける
Yes、Noの後に質問をつける
「そうなんですね、何買われました？」
「何」をつけるだけで話が広がる
・「初めて」「一番」という
キーワードは男性が特に喜ぶ
「こんな美味しいお寿司は初めてです」
・誘ってくれた相手に対する
敬意がないといけない
・「◯◯する初めての人」にしてあげる
◯◯するは小さな事ほどリアリティ
が増す
「そんなに美味しそうに食べる人
今までいなかったわ」
Part4 この人ならいいかもと思わせる
お求め安い自分を見せる
・自分を自慢して優位性を主張
しようとするのは実は、その人
には本当の「実力」がないからだ
①順位自慢
②手柄自慢
③能力自慢
④家族自慢
などは要注意
・成功談より失敗談
①軽く笑える明るい失敗談
②失敗に憎めない人柄がある
③他人に迷惑、害のある失敗でない
④リアルで汚い、下ネタではない
・長所を弱点にする
優しい→気が弱い
粘り強い→しつこい
気が利く→おせっかい
几帳面→細かい、神経質
寛容→テキトー
意志が強い→頑固
◯◯が得意という言葉は
あなり印象に残らない
「あ、そう」になる
・人間は自分を必要としてくれる
人間のために力を貸そう心を寄り
添わせようとする性質を持っています
・得意を自慢する場合は
相手の役に立つ小さな得意限定
にする
–汚れ落としが得意
–肩を揉むのが上手い
–魚さばくのが得意
・あなたが周囲の人間にとる
こんな態度を見ている
・「大」を語りながら「小」に
心を砕き「小」を慈しみながら
「大」に想いを馳せる
大きな夢を語り、高い理想を
掲げたら、それを小さく
ダウンサイジングして目の前の
彼や小さな現実に対応する
その小さな現実と向き合ったら
それを世界や宇宙の問題に
広げてみせる
「大」を語る人は「小」を忘れるなかれ
「小」を語る人は「大」に思いをつなげるべし
Part５男は女の、女は男の「ここ」が
わからない
・男は「助けてもらう」「教えてもらう」
は相手に「負ける」相手の下位
に位置することになると考える
男性同士だと「自分のチョイスが上」
を主張しあって譲りません
女は「どれだけ親しいか」（親密意識）
男は「どっちが優位か」（序列意識）
を重視する生き物
男性には「・・・してもらう」
「世話になる」と思わせない
女性は「君のおかげで」と思わせる
男に対し「あなたから訊いてみて」
女に対し「私も同じ」
女は「共通性」
男は「違い」
を重視する
女性は解決策を求めていない
「たいへんだね」（共感）
「でも、頑張れよ」（同調）
を重視する
男性は問題解決を重視する
・男は女の更新履歴を知りたがり
女はそれを隠したがる
血統を守りたいオスはそれを
知りたがり、子供を守りたい
メスはそれを隠す
男性には「征服欲」があり
他の男の手にかかった男を
それ以上のパワーやテクニックで
自分になびかせるシチュエーション
がある
Part６カレ・彼女の心に潜り込み
その肌に触れる《魔法テク》
・人に対してとる距離
【親密距離】親しい人間同士の距離
–近接相10〜15cm
–遠方相15〜45cm
【個体距離】私的なコミニケーション
–近接相45〜75cm
–遠方相75〜120cm
【社会距離】仕事や社交など公的場
【公衆距離】コミニケーションが全く取れない距離
・秘密を打ち明けるのは
私はここまで心を開いて見せ
てますよと相手に知ってもらう
「自己開示」である
【レベル1】お友達として親しくなるのに
役立つ程度の軽い秘密
【レベル2】異性として関心を抱き
始めるややワケありの秘密
【レベル3】この人と結ばれたいと
思わせる効果アリのやや深い秘密
【レベル4】接近をためらわせてしまう
重すぎる秘密
・男の人に見せるのは初めて
というダメ押しの一言は
相手に特別の地位を与え
そのプライドをくすぐる
・脇を見せられた男は
彼女が忘れられなくなる
生理科学物質「性誘引インフェロモン」
はワキにある汗腺から多く分泌
されている
・共通の敵を作る同盟作戦
強大な敵がいると弱者の結合
を強める
条件は自分より優位な敵であること
・関節スキンシップ
相手の身体に触れたものに触れる
ポイントはタイミングを逃さない
転機と勇気、好きというより
ハードルは低い
・触れるように仕向ける
チャンスを作るのはどちらかと
いうと女性の任務？
Part７「好き」と言わずに「好き」
を伝える魔法の言葉
・バラは、いきなり100万本送っては
いけない
せめて12本にしておきなさい
・電話のメモ書きに添えて
お菓子を
・好きではなく好きになった
心の状態を説明する
あなたといるとものの感じ方
見え方がこんな違う
という事をそれとなく相手に伝える
ただし、効果が上げるために
相手の感受性を必要とする
・「もうこんな時間？あなたといると
時間がたつのが早い・・・」
「この時間が終わらなければいいのに」
・あなたの胸の内を伝える伝書鳩
伝えておいてとお願いする
のではなく
「好きらしいよ」と言わせる
ように仕向ける
過剰なおせっかいはしない人
野心を抱いていないニュートラル
な異性が適役
・報酬はず〜〜〜と先でいい
死ぬときに、あの時
「好き」と言ってくれて
嬉しかったと思ってくれれば
それでいいと思う
●本書から得られた新しい知識
秋波：本書では色目を使う
色っぽい視線を送る
・バラモンの思想の中には
「一即多」「多即一」の考えがあり
宇宙の深遠な心理は、この
地上の一つ一つの事象の中に
具現されており、この地上の
一つ一つの小さな事象を見れば
宇宙の真理を見ることもできる
・指の腹は神経端末が集中していて
結構感じる場所でもある
●本書に出てくる格言
・「好き」を使わずに「好き」を
表現してみろ
それができなきゃ、ものを書くのは
やめるんだね
ー某作家ー
●本書で得られた気づき
今の自分の心のありようを
相手に伝える方が良い
ただし相手の感受性がなければ
ならない
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
感受性を磨く事
男も女も感受性が低ければ
この本のノウハウは使えないと思う
