思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■1年で億り人になる を読んで

 

 

書名:1年で億り人になる

著者:戸塚真由子

 

●本書を読んだきっかけ

電車や本屋でよく目にするように

なったので試しに買ってみた

 

●読者の想定

現物投資に興味がある人

 

●本書の説明

はじめに

・本書で紹介するのは現物投資という

シンプルにしてとんでもない破壊力を

持った投資法である

 

第1章 常識から逸脱せよ

・大富豪は

「どうやって元手を集めようか」

「どうやって借りようか」と考える

「まず大きなお金を集める(借りる)」

・資産構築を目指す人にとって

最大の敵の一つが「詐欺話」です

・BS脳で考えれば「負債も資産」

として捉えられる

・本当に条件の良い投資は人と人の

信頼関係によってのみ伝えられ

ている。

だからインターネットを探しても

見つけられない、そこで見つかる

のは詐欺まがいのモノばかり

お金がないところに本当に良い

投資が回ってくる可能性は限りなく

低い

・どうやってお金を集める

【個人】

①親や親族、友達から借りる

個人からの借入の場合も「借用書」

が必要

クラウドファンディング

③エンジェル投資

1,000万以上の資金を数名から

集められるのがベスト

個人事業主・法人】

④小規模企業共済

⑤経営セーフティー共済

(倒産防止共済)

⑥銀行融資

⑦市町村独自の借入制度

⑧私募債など社債による借入

⑨株で投資家を集める

(エクイティ投資)

・1億超えたら税務署に目を付け

られるようになる

・腹を決めたら迷わず投資するのが

成功の秘訣。

・実際のところ「8割の問題」は

お金で解決できてしまう

・稼ぐ力がある人は

「まず働いて稼ごう」と思ってしまう

・本物のお金持ちになりたいなら

インカムゲインのタイプを目指す

・「自分の足で探したマンション1棟

を買うためのローン」は良い借金

・ずっとお金持ちになれない人ほど

借金を嫌い、何かをやったらすぐ

対価を得ようとする

・「お金持ちは身内にしか教えない

だからお金持ちと仲良くなるしかない」

 

第2章 人も時間も容赦なく見極めろ

・成功する人は成長するタイミング

で捨てるべきものが3つある

①付き合う人

②それまでいた環境

③時間(やらないことを決める)

・トレーニングしてお金持ち

オーラを消す。

・タルムードに「金の冠をかぶった雀」

豪華にしていると狙われる

・チャンスを掴む人は荷物が少ない

・生活のために

「好きではない仕事をしない」

生活のために長時間興味のない仕事を

するより短時間で稼げる仕事を選ぶ

・本当のお金持ちはベンツを買わず

フェラーリを買う!

また、ある投資家は日産のGT-R

買った時より高値で売った

・付き合う人を選ぶとき

お金で見てはいけない

投資先を見る時も、まず人をみる

・日本では価値はないが海外では

価値がある、こんな目線が大切

まだ他の人が価値を見出していない

ものに価値を見出す

・お金持ちになりたいなら

お金の事は考えず先に与える

見返りを求めず「先に与える」

ほどなぜか豊かになる。

先に与えるものは、お金でなくても

良い

・全力で相手を喜ばせて、お金は

ありがとうの対価としてもらえる

のが究極の形と言える。

・ピラニア組とは

お金の匂いにだけ敏感な人

・人間のマインドもアップデート

中は邪魔になりやすそうな

存在やドリームキラーを徹底的に

排除する。

・上手くいく人のマインドセット

①正しい情報を選ぶ

②気持ちよく先に対価を払う

③「情報を得る→即行動する」

を徹底、行動しないなら情報は得ない

本も最後まで読まない

 

第3章 お金集めを躊躇するな

・「何歳までに、何年かけて達成

したいのか」を明確に

・「減らない運用」と

「最初に大きな元本」を用意する

・最速でお金持ちになるには

「調達の力」をつける

錬金術とも優とも劣らない

テクニックである

●16の資金調達アプローチ

1. クラウドファンディング

2. 不用品を売る

3. 情報や経験を売る

4. 親や知人から借りる

5. 親族から早めに相続する

毎年、同じ時期に同じ金額を振り込み

贈与の書類もない場合は計画的税金逃れ

とみなされ課税対象となる

6. 労働

7. お金でお金を増やす

8. 時間を使う

9. 人脈を使う

10. 悪い借金や固定費を手放す

11. エンジェル投資

コツは自己資金100万から始められる

事業を見つける。

誠実で嘘をつかない、最後まで

やり遂げれるか、言ってることに

矛盾はないか、提案している案件に

論理的な矛盾はないか、なぜ

その案件をやるのか。

何か一つでも優れていれば投資して

もらえる可能性は上がる

12. 独自仮想通貨を作る

エンジニアに依頼するか既存の

仮想通貨を作る

13. 火災保険の申請をする

火災以外の災害でも給付金はもらえる

14. SNSスクールなどを運営

刺激的で面白そうな内容を発信

相手が満足できる「有料級の情報」

を流す(先に与える)。

15. 公的融資を受ける

法人を設立する

16. 給付金、補助金助成金をうまく活用

傷病手当金は月給の2/3もらえる

退職日とその前の3日間は欠勤して

おくこと。

失業保険ももらえる。

年金は絶対に、さっさと繰り上げて

受給しなければいけません

・億り人を目指すなら「法人」

を持つ事

お金持ちは資産管理法人を持って

いる、「合同会社」がおすすめ

手数料がなければ6万で設立できる

・一から法人立ち上げるには

法務局に行く

準備するものは「社印」で

「はんこ村」で注文できる

・ネットバンク→ゆうちょ→

地方銀行・信用金庫→メガバンク

の順番で審査が厳しくなる

・会社員は自分の給料を0にする

「メルカリで不用品を売っていたら

利益が出てしまったので確定申告

しました」と会社にいうてもある

・公務員は副業不可、法人の

代表や役員になれないが

株主にはなれる。

・法人の口座は会計を分けておく

・銀行の面談で聞かれること

他にお仕事は?

事業を始めようとしたきっかけは?

仕入れ先は?

この仕入れは誰でもできますか?

仕入れ先を見つけたルートは?

月の売上げと利益は?

仕入れ原価は?

ネット販売か?実店舗か?

なぜ法人化の必要がありますか?

融資が必要な理由?

経理の方法は?

・お金がかかりそうな事業内容が

融資を受けやすい、「古物商」

をとっておくと融資が通りやすい

・「転売」という事業内容は

融資が通りにくい

・資本金は100万あると良い

資本金の2〜3倍の融資が受けられる

資本金が大きすぎても融資は

受けられない

・相性の良い税理士を探す

会社経営をしている知り合いから

税理士を紹介してもらうのが理想

・法務局にて

印鑑カードの交付申請

印鑑証明書と会社謄本の交付

・税務署にて

法人設立届書

青色申告承認申告書

給与支払事務所等の開設届書

源泉所得税の特例の承認に関する申請書

消費税課税事業者選択届書

・売上が1000万を超える事業者は

「消費税課税事業者」

仕入れにかかる消費税が多い

事業者はあえて課税事業者と

なる方が得となるケースもある

・会社役員になると失業保険が

もらえない

・固定費を抑える(家賃など)

・海外口座を持ちドルを使っている

国の不動産を買う

 

第4章 「現物」に投資せよ

・現物投資は「ブツ(実物)」が

存在している投資で元本を毀損し

にくい

・現物投資は、通常は利回り

8〜9%ぐらいが相場、最高でも

年利15%ぐらい

生活保護受給者向けアパート

家賃滞納はなく安定経営

・リセールバリューの高いものを

買う

・ビギナーは練習で400万ぐらいの

低所得者向け築古アパートから

試すのが良い

・ローンが通りやすいワンルームマンション

の不動産は買ってはいけない

・法定耐用年数の少ない方が良い

1年で減価償却できる割合が大きい

・社員を続けながらやるのが理想

ローンをどんどん組めると強い

・富裕層は借入の返済期間は短い

10年以内に一括返済し新たな

借入を繰り返す

・単価の高い海外のオーガニック

農業への投資は狙い目

・「粗大ゴミ輸出」に限らず

初回面談から1〜2週間で

全額賞金が普通

・巷に溢れるフィリピンやカンボジア

での不動産投資セミナーに行くのは

やめる。

・安く買って高く売る、そして

売り先が決まっている。

のが基本原則

・よっぽど慣れた人以外は「金」

買ってはいけない

・富裕層のダイヤモンド投資は

地金がついていないダイヤを扱う

・一時的に値上がりするものを

仕入れる、大事なことは

値上がりする前に知っていること

 

第5章 詐欺を警戒せよ

・ひとたびお金持ちになると

出会うのは金持ちだらけになる

・婚活セミナーに行くと

10人中10人が最も欲しいものは

「お金」と答えた

・3つの天敵

①詐欺師・泥棒

②税金

③浪費

今すぐ撃退

【支出の額は収入の額に到達するまで

膨張する】

アメリカ人は銀行にほとんど

預けないが、ほとんど貧乏

・強い願望は詐欺師に引っかかる

前兆である

・ほとんどの情報は、発信者本人が

儲けるために発信されている

富裕層が本物の情報を

「機密保持契約書」もかわさず

不特定多数に発信することはない

・5つの原則で詐欺師を見分ける

①仕組みがシンプルか?

②投資金額が安すぎないか?

詐欺の投資金額はたいてい

1000万未満

③年利20%を超えていないか

バフェットの年利上限は20%

④ポンジスキームでないか?

運用しているのであれば

利益を出すには大きなお金を

動かすには2ヶ月程度かかる

⑤運用者と常に連絡が取れるか?

詐欺師は人に会いたがらない

後々恨みをかわないために

・お金のコンプレックスは

潜在意識に刷り込まれる

お金がない人ほどお金を使う

・マネーリテラシーがない人が

まぐれで一攫千金を達成

稼ぐ力だけあると、失敗した

ときの傷は大きい

 

第6章 日常をリセットせよ

・ビジネスは5分前集合が

当たり前、ドタキャンは

どんな理由があるにせよ

ありえない

ドタキャンする人とは関わらない

・時間はお金以上に尊い

・相手が聞く前に挨拶と自己紹介

・エグゼクティブ渋滞

朝4〜5時

「運転手つき高級車」渋滞

・1ヶ月に1日しかスケジュールを

入れない、スケジュールは

1日にまとめる

それほど重要でない用事で

スケジュールを埋めない

・金持ちはデートで3時間ぐらい

遅れることはしょっちゅう

アメリカの野菜は農薬だらけで

味がないものがある

・1人15ドルのビッフェと

1人50ドルのビッフェでは

客層が違う

食事の最優先するのは

「品質」「会話」といった

心身の健康につながる要素

・金持ちはポイント貯めるのに

工夫している

PayPay払いをクレジットと連携

・セゾンアメックスのプラチナ

カードは年会費2万

・「お金を金なくてよい」ことに

敏感になる

・金持ちは1日2000ドルのマンツーマン

パソコンレッスン代を嬉しそうに払う

・時間貧乏

1年に何ヶ月か休暇を取れない人は

労働者マインドで、時間貧乏

・未来のための種まきは

決して怠らない

・一番効果があるのは

今すぐに住む環境を変える

・「覇気」「オーラ」「引き寄せ」

・最後はなぜか「住む場所」が変わる

クレジットヒストリー主義

クレジットカードの審査に必要に

なる借入履歴

アメリカでは良し悪しが「どこに住めるか」

まで影響する

アメリカはお金持ちは

車でしかいけない田舎に住むことが

多い。都心でもセキュリティー会社

にガッチリ警備された高級住宅

にしか住まない

 

第7章 誰よりもお金持ちに憧れて

アメリカでは低所得層の収入は

とても生活できるものではない

だからチップという文化がある

・誰でもお金持ちになれる原則

性格は関係ない

ビジネスの能力も関係ない

いい借金はどんどんする

極力苦手なことはやらない

お金は銀行に入れず借りた利率以上で運用

配当の範囲内で生活

時間とお金の無駄遣いはしない

・自分の力で一つ大きな成功を

収める、これが自信につながる

 

おわりに

・お金持ちになると

「自分のやりたいこと」が見えてくる

自分も社会も幸せにする

競争ではないWin -Winの世界

経済的に自由になることは

「心が自由になる」ということです

 

●本書から得られた新しい知識

・ある企業の会長クラスはエレベータに

乗る時異性と乗らない、ハニートラップ

や写真を撮られることを防ぐため

・貯金残高が3000万円を超えると

投資信託の営業が頻繁に来る

アメリカでは大声を出す

だけで「DV認定」

 

▼サイト

・みらい電卓(積立)

https://www.nomura.co.jp/hajimete/simulation/

・みらい電卓(生活)

https://www.nomura.co.jp/hajimete/simulation/seikatsu.html

・はんこ村

https://www.hankomura.org/

・会計ソフト

https://www.freee.co.jp/

 

●本書に出てくる格言

・億り人

元々は株式や為替の取引で

「1億円」超えの資産を築いた人

転じて、投資活動により

「巨額の富」を築いた人全般を指す

・愚鈍な者の前から去れ、あなたが

愚鈍な者に知識の唇を認めることは

決してないからである。

・世の中の8割の問題はお金で

解決できるから、人生では先ず

資産構築に真剣に取り組む

残りの2割は「幸福とは何か」

「人間とは何か」「生きる意味とは」

といったテーマである

 

●本書で得られた気づき

世の中の問題の2割は「幸福とは何か」

「人間とは何か」「生きる意味とは」

といったテーマである

経済的に自由になることは

「心が自由になる」ということ

 

●今までの自分の考えと違ったところ

 

●本書の内容で実行してみたい事

無駄遣いをやめて、お金を借りて

でも勝ち筋のある事業を考える

勝ち筋なければ、ただの債務者