思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■2020年6月30日にまたここで会おう を読んで

 

 

書名:2020年6月30日にまたここで会おう

著者:瀧本哲史

 


●本書を読んだきっかけ

日経新聞の広告を見て

瀧本氏の著書はほとんど読了しているが

昨年亡くなったと聞き

本書を読んでみたくなった

 


●読者の想定

自らの意思で動き、世の中を

少しでもよくしたいと行動する若者

自らの人生に自ら意思決定できる

10代〜20代の若者

自分の判断でリスクを取れる者

 


●本書の説明

第1檄 人のふりした猿にはなるな

・いくらカリスマが生まれても

世の中あんまり変わらない

誰か凄い人が全てを決めてくれれば

うまくいく、という考え方は多分嘘で

「みんなが自分で考え自分で決めていく世界」

を作っていくのが国家の本来の姿

仏教には「自燈明」という言葉がある

ブッダがなくなる時

「これから私たちは何を頼って

生きていけばいいのでしょう」と

いう弟子たちに対し

「わしが死んだら自分で考え

自分で決めろ。大事なことは全て教えた」

と答えました

・ソロスは社会主義の国に私財を

叩いてコピー機をばらまいた

いろんな活動家が自分のビラを

ばらまくようになって民主化運動

が盛り上がっていき東欧の国が

独立するのに成功した

・要するに「何かすごいリーダーを

ぶち上げるより世の中を変えそうな

人をたくさん作って誰が上手くいくか

わからないけど、そういう人たちに

武器を与え支援するような活動した方が

実際に世の中を変えられる可能性は

高いんじゃないか」ということ

「カリスマモデル」ではなく「武器モデル」

・本を読むだけでは意味はない

よく本を読んで「感動した!」とか言って

明日になると完全に忘れて元の生活に

戻る人は凄く多い

実際に本を読んでどれくらいの人が

行動を起こしたかという事を

常にベンチマークする

【第一檄で手に入れた武器】

※奴隷でも猿でもなく「人間」になろう

※本を読んで終わり人の話を聞いて終わり

ではなく行動せよ!

 


第2檄 最重要の学問は「言葉」である

・ビジネス書の著書で本で名前を売った後に

セミナー始めて、セルフブランディング講座

とか、なんとか塾とか開催する人って

大勢います

「これをやればあなたの仕事上手くいきます!」

とか「わかりやすい答え」を求める

人向けにインスタントな教えとか

ノウハウを提供するのって

簡単だけど意味はない

・僕の講義は「意識高い系」の人

が多く集まるが

「意識だけ高い人がたくさん集まって

僕の話を聞いたところで明日から

上手くいくようになると思ったら

大間違いです」

何度も繰り返しますが

「どこかに絶対的に正しい答えが

あるんじゃないか」と考えること

自体をやめることバイブルとか

カリスマの否定が僕の基本的な

世界観になります

・「真の教え」とか「法則」みたいな

事をいう人は全員インチキです

・メディアに出るような人は

頭もいいので一見正しい事言っている

ように見えますが、なんだかんだ

お金や影響力目当てで洗脳的な

活動をけっしてそうは見えないように

やっているだけだったりする

・自分で考えるにはやっぱり

考える枠組みが必要なんです

その枠組みが教養でであり

リベラルアーツであるという事です

・東大でも200人のクラスで

ケースメソドを使った講義だと

最前列に座っている生徒は20 名

ぐらいしかいなかった

・言語には「ロジック」「レトリック」

がある「ロジック」は日本語で言えば

論理で前提が真なら結論も真となる

ような推論の型のこと

もう一つの「レトリック」は

日本語では修辞と訳され

言葉をいかに魅力的に伝えるか

どんなに正しいロジックでも

良いレトリックが伴わなければ

それは聞く人の心に届かないし

行動を変えることはできない

明治維新は言葉を武器にした戦いで

死者は少ない革命だった

【第二檄で手に入れた武器】

※「正解」なんてものはない

※自分の人生は自分で考えて

自分で決める

※そのための「素行の枠組み」

としてリベラルアーツがある

※自分自身を拠り所とするたに

学べ

※まずは「言葉マニア」になろう

 


第3檄 世界を変える「学派」をつくれ

・若者はただ立ち上がっても勝てないので

いま団結している中高年の方々に対する

「分断工作」が必要です

中高年の中でも考え方が新そうな人

たちをこちら側に引き入れ仲間に

しておくのが良いやり方だと思います

・昔から政治家になる人の名前って

「一郎」がやたら多いじゃないですか

簡単な話で「◯◯の息子」と地元の

有権者に名前をアピールできるから

選挙で通るというだけの理由です

ODA(政府開発援助)で資金を

出してもなかなか自立しない

お金に困っている住民がたくさん

いた方がODAや国からの援助が入り

続けるのでラクだしお得だから

・薩摩の代表をつとめた大久保利通

35歳で長州の木戸孝允は32歳です

明治維新の中心人物は全員20代後半から

30代だった、ちなみに幕府側の

榎本武揚は29歳だった

福沢諭吉は「痩せ我慢の説」という本で

「上手く転職して立身出世した

ずるい奴、いるよな、あいつだ

あいつ!」って感じで榎本を批判

・韓国大統領の李明博学生運動

のめり込みすぎて、どこも採用して

くれなかったが当時の大統領に

朴正煕に手紙を出した

「韓国という国は若い人間が政府に反対

したら、もう二度と立ち上がれない

そんな悲惨な国でいいんでしょうか?」

みたいに直訴のメッセージを出し

それが話題になって現代建設の社長が

「こいつは何かすごい奴っぽいから

採ろう」と言って採用した

・天動説から地動説への大転換は

説得でも論破でもなく「世代交代」

でしかなかった

パラダイムシフトは世代交代だという

ことなんです

新しくて正しい理論は、いかにそれが

正しくても古くて間違った理論を

一瞬で駆逐するようなことではなく

50年とか100年とか長い期間をかけて

結果論としてパラダイムはシフトしない

・東大で法学を学ぶ時、結果無価値の

法哲学を学ぶのは行動無価値派の

学説の人がいなくなったから

・ニセ預言者は話が非常に上手いので

間違ってその人たちについて行って

しまう人たちも沢山出る

だからですね、若い人達は

口が達者で目立つニセ預言者ではなく

正しい預言者をちゃんと見極めて

選択することが世の中の変化に

とっては極めて重要である

【第三檄で手に入れた武器】

パラダイムシフトとは「世代交代」

である

※君と君たちが正しい選択を

し続ければ、いつか必ず世界は

変わる!

 


第4檄 交渉は「情報戦」

・オープンで対等な人間関係同士が

違う立場で集まって共通の目的の

ため、プロジェクトを実行したり

フラットな組織や共同体なんかを

立ち上げたりするトップダウン的な

「支配関係の時代」から「相互依存の時代」

に完全に変化してきている

・軍隊とかだったら上からの命令は

絶対なので交渉の余地はないが

そうでなければ相手側の利害に沿った

提案ができるかを考えないといけない

「あなたが得をするからこうすべきだ」

これが交渉の基本になります

アンカーリング

「人は金額なり条件なり枠組みなり

を相手から先に提示されると

そこを基準に考えてしまう」

これはプロだろうと素人だろうと

関係なく強力なものである

・相手の主張をよく聞いて

「それだったらこうすれば解決

できるんじゃないですか?」

という調査に基づく再構築をしないと

ダメである

・合理的な個人を前提とした

交渉だけでは世の中うまくいかない

感情的で非合理な人とどう交渉

するかというのも考えておかないと

いけない

交渉は感情的になって相手と喧嘩したり

逆に理解しあって仲良くなるために

行うのではない「合意するため」

に行う

・相手にタイプをよく見極めて

それに合わせた作戦を立てる

・理不尽な相手には

「相手が人間だと思うから腹が立つ」

「相手を猿だと思えば腹は立たない」

って考える

▼ワーク

隣の人に自分の持っているもの

何でもいいので売り込んでみてください

間違ってもマルチの勧誘はやめて

ください

①隣の人と二人組になる

②お互い簡単に自己紹介をする

③相手の欲しがりそうなものを考え

「これどうですか?」と提案する

(時間7分)

・モノを売ったり相手の関心を得る

時に大切なのが

「セグメンテーションされた情報を

与える」ということです

「相手のニーズに応じたもの」と

言い換えてもいい

・ゼミの広告の漫画では終わり方が

決まっていて、男の子の場合は

ライバルに勝って終了ってパターン

女の子の場合はずっと恋愛で

先輩にかっこいい人がいて・・・

というストーリーで、ところが

中3になって男の子も恋愛要素が

多くなって、このままだと

大好きな◯◯ちゃんと同じ高校に

行けなくなってしまうドヨヨーン

でもこのゼミに入れば◯◯ちゃん

と同じ高校に行けるよ

高校に入ったらもっと頑張ろうぜ

と言った感じになる

・「サイボウズ」を導入すると

「ボウズマン」というサイボーグの

フィギアがプレゼントされる

システムエンジニアにとって

一番恐怖なのは使い方がよく分からない

奴らから質問が殺到して

自分の仕事ができなくなること

サイボースはめちゃくちゃわかりやすい

から、あれが使えないぐらい

賢くない人は、多分、会社に

勤められない、逆に言うと

売れるものとか受け入れられる

提案というのは、やはりよく相手側

を分析したものになる

相手が何を重視しているか分析

した上で最終的に

「だったら、これはどうですか?」

と提案する方が交渉がまとまる

可能性が高まる

交渉は「言ったもん勝ち」ではなく

「聞いたもん勝ち」なんです

「自分の都合」ではなく「相手の都合」

を分析する

・大学の学生がターゲットなら

「良いネタになって就職活動に役立ちます」

「内定が近づきます!」みたいな

一番のニーズに対する事を言う

【第四檄で手に入れた武器】

※弱者こそ「交渉」と言う名の武器を

持とう

※常に「相手の利害」を分析せよ!

 


第5檄 人生は「3勝97敗」のゲームだ

・今は「どうすれば日本に『小さなリーダー』

たちが育っていくのか?」を考えていく

一人のカリスマをぶち上げるより

小さいリーダーをあちこちに作って

その中で勝ち上がった人が社会でも

重要な役割を果たしていく方が

遥かに健全だ

・君が自分の仮説を出して

それを試してみるしかない

ベンチャー企業は統計的に100社

あって上手くいくのはたった3社

だと言われている

・仲間を増やしていく時に重要なのは

「自分と違う属性の人を集める」

ことです

リチャード・フロリダの研究だと

アメリカの都市競争ではゲイとか

アーティストとかクリエイターとか

結構変な人がいる所の方が

年として成功するという論文を出した

自分のバックグラウンドが違う人

たちと組む事が成功の要因になる

という研究がある

・意識の高い似たもの同士が

シェアハウスで一緒に暮らして

「俺たちは自由だ」とかやってるのは

弱い繋がりでも何でもなく

ただの強い繋がりである

Twitterで「政治家は頭が悪い」って

言ってる人はご自身で出られたら

いかがでしょう総理大臣にあればいいんです

「自分はできないな」と思う人も

いるでしょうが、だったら見込みの

ありそうな人を応援すればいいじゃ

ないですか

・誰が中心かも誰が何をしてるかも

誰がメンバーなのかもよく分からない

んだけど何加賀そのグループの

周辺で確実に起きている

そんな緩やかで強かな組織が良い

フリーメイソンカトリック

「全知全能の神の教えに人間は従う

べきである」という教えに納得でき

ない人たちが集まった組織

彼らは人間の可能性を信じていた

要するに中二病の塊みたいな

集団が「自分たちで理想の国を作ろう」

と言ってイギリスから独立して

建国したのがアメリカ合衆国

・シビル・アクション・ジャパン

という団体の活動で

クラウドファンディングでお金を

集めて新聞1ページに意見広告を

出す団体で

前々から痛いおっさんで敵の多い

「またバカがなんか言ってるぞ!」

という反応だったのが

生活保護の件で一石を投じると

「意見は違うけど、ある目的のための

行動には協力する」という考えで

賛同者が多く出た

僕が推奨する

「緩やかな秘密結社」にもそういう

考え方が必要である

【第五檄で手に入れた武器】

※自分の仮説を試せ!

※見込みのある人を支援せよ!

※仲間を探せ!

※目的のためにつながれ!

 


第6檄 よき航海をゆけ

・「横軸に偏差値のような『賢さ度合い』

をとって縦軸に『質問の数』を取る

グラフがあるとすると、それは

どういう線を描くでしょう?」

答えは基本的には正比例のグラフです

話が理解できない人は質問しようががない

賢さが上がると質問数は増える

ところが賢さがあるラインを超えると

突然質問の数が減り始める

・講演みたいな場で質問するのは

ある意味、自己顕示欲の開示であり

質問者が大学名をいう大学と

言わない大学がある

なぜかW大学の人だけは

必ず大学名を名乗るんです😂

・賢い人と賢い話をするのに

Twitterは向いている

・この中からもし成功する人が出て

「自分はたまたま成功したにすぎない」

と思って隣の席に座って同じように

才能があった、たまたま失敗した

にすぎない人を助けてあげてください

・僕が投資をするときは

「事業がうまくいかなくても

誰かがその会社を買収したくなる

会社にしか投資しない」

・人生において絶対読んだ方が

いいという本など無い

人によって読むべき本が違う

・少数意見を多数意見に変えるのが

昔から好きで、今「日本はダメダメだ」

とか「世界に飛び出そう」とか

みたいな本が売れてますが

僕は「え〜」と思う

・40代になって人生の無限の可能性を

追求してたらかなり痛い

世の中を変える活動を裏で支援する

若きゲリラの軍事顧問であり続けたい

そもそものゲリラが存在しないと

支援も何もできませんが

インパクトのあるプレゼンしたいが

イデアがパブられるのが怖い

残念ながらそういうアイデア

ほとんどの場合とっくの昔に考えられ

ている

地球のどこかで同じことを考えている

人が1000人はいます

「すごい時間割」というアプリの

イデアなんて、随分昔からあった

イデアよりも、それをちゃんと

実現する能力とか実現するスピード

で差がつく

オトバンクの創業者には、それをやる

強い動機があった

彼のお爺ちゃんが緑内障で本が読めなく

なりかわいそうに思った

自分も本を読み上げて録音して

聞いたら成績が上がった

「この僕がオーディオブックをやらなくて

誰がやるんだ!」みたいな

とてつもない信念を持っていた

ベンチャーが成功するかどうかは

「この人は成功する」

「いや、この人を成功させなければ

いけないんだ!」という熱が

他のメンバーにも生まれるか

どうかでもある

喋ったところでパクるどころか

誰も関心を示さず「あそこのマーケットは

全然ダメだ」とみんなが避ける

ようなビジネスの方が可能性がある

・絶対に盗めないものは

その人の「ユニークさ」である

大学で学んだ事とか昔からの

友達関係とか、その人が人生

の中で元々持っている

「バックグラウンド」が差別化要因

特殊なバックグラウンドを持つ

人間同士が組み合い補完し合う

ことで良いチームを作っていけば

そう言った「チームアプローチ」は

さらに誰も盗めない

レイ・クロックは物凄く効率的な

ハンバーガーショップを見て

「このシステムと自分の知識を

組み合わせれば全米のハンバーガ

ショップを席巻できる」と思った

・空いた時間を使ってビジネスが

始められて副業収入が得られる

とかいう誘いをかけてくる団体が

「副業キット25万」とか

そっちの道は不幸になるので

やめといた方がいい

NPOとかやってみるのがいい

かもしれません

・「1年で大逆転」「すぐ人生変わった!」

みたいなことはTwitter上では

誰かに起きているように見えても

現実社会では起こらない

腰を据えて焦らずに取り組む

皆さんが自分でいる場所で

ちょっとだけでも変えられることが

あるんじゃないか?

自分が興味あることをトライアンド

エラーでやってみたり

自分が正しいと思う事を

選択してみたり

・「あの時をきっかけに、この8年間

こんなテーマに取り組んでみた結果

ちょっとだけですが世の中を変える

ことができました」

「あの日たまたま隣にいた人と

こういう事をやったら、こんなことが

できました」

「失敗続きですが、そのおかげで

今はこう言った事を考えています」

そういう報告ができたら面白い

20代の皆さんは凄まじいデカイ事は

できないかもしれませんが

きっと何か自分のテーマを見つけて

世の中をちょっと変える事ぐらい

はできるんじゃないかと思っています

2020年6月30日までに何かやりましょう

僕も何かやりますので、みんなで

答え合わせをしましょう

黒澤明は映画製作の資金を得るため

続きが見たくなるような映画を途中まで

製作し出資者に見せ資金調達に成功

・「bon voyage(ボン・ヴォヤージュ)」

「よき航海をゆけ!」という

船長同士の挨拶

自分の船を持っている船長は

リスクを自らとっている人で

意思決定者です、航海において

意思決定をする立場にない船員は

「ボン・ウォヤージュ」という

挨拶はしない

 


ボン・ウォヤージュ!

 


あとがきにかえて

この講義を聞いて、もし少しでも

感じるものがあったら

ぜひ何か具体的な行動を起こしてほしい

仲間を探す旅に出てみてほしい

顔を向けるべきは、ただ未来だ

2012に講義に参加したゲリラや

現在10代、20代の有志も集め

僕たちはどんなアクションを

起こしていくべきか

この困難な時代に僕たちができる

ことは何か、改めて考える場にしたい

 


DO OUR HOMEWORK

 


●本書から得られた新しい知識

アリストテレスは奴隷とは何か

という質問に対して

「ものをいう道具」と答えた

・著者は「思考の整理学」のような

長きにわたり売れる本を目指している

・ケースメソッド:事例の選択

からそれに関する資料、分析、調査

発表までを基本的に生徒が主体に

なって行い教員と生徒が「討議」

しながら進めていく

フランス革命は死者100万人

アメリカの独立戦争は死者50万

明治維新は死者3万人ぐらいとされる

パラダイムシフトという言葉は

元々は科学ジャンルの言葉で

トーマス・クーンという科学史

学者が「科学革命の構造」という著書

の中で使い始めた

・行為無価値はというのは

罪を犯した時、何か悪い事をしてやれ

といった行った動機があったので

あれば刑罰を重くすべきだという考え

・結果無価値というのは動機とは

全く関係なく悪い事をした

結果だけで判断すべきだという

考え方

・グレッグ・ノースクラフトと

マーガレット・ニールのアンカリング

の実験では不動産の知識のない学生に

「住居所有の売却希望価格」を

人によって載せる価格を変えて

掲載した結果、プロだろうと素人

だろうとアンカリングの数字に

影響された

・総理大臣最年少記録は伊藤博文

44歳

・三パン:地盤、看板(知名度)、鞄(資金)

日本で政治家になる三要素

・クモは頭をつぶせば死んでしまうが

ヒトデは真っ二つに切られても

それぞれが固体になり再生する

それは神経細胞のネットワークが

全身にあるからだ

・ロッジ:東京の神谷駅から降り

東京タワーに進むと「フリーメイソン

の看板がある

・なぜかW大学の人だけは必ず

大学名を名乗るんです

ある種の自己顕示欲の開示みたいな

ものがある

・リサイクルワン:著者の投資先

現・株式会社レノバ

マッキンゼーの後輩でMITを全優で

卒業した人が創業

 


●本書に出てくる格言

教養の役割とは他の見方・考え方

があり得る事を示す事

アラン・ブルーム

イメージしてみてくれ

今、コンピューターはオフィスに

一つしかないけれど

そのうち世界の全員が持つようになる

その時、我々のソフトが全ての

コンピューターに入っているとしたら

どれぐらいのビジネスになると

思っているんだい?

わけのわからないもの売ってる

場合じゃないぞ!

ビル・ゲイツ

役所に行った京大の同期に会うと

彼らの人生はほぼ決まっている

でも僕の人生はまったく見えない

これから、どうなるか

まったくわからない

そういう人生を歩みたかったから

マッキンゼーに移ったんだ

上山信一マッキンゼー)ー

 


●本書で得られた気づき

今の日本の政府に不満など言っていないで

世の中を少しでも良くする何かを

手がけてみる事

この講義を聞いた20代の学生は

きっと何かを手がけているに違いない

 


●今までの自分の考えと違ったところ

学派の交代は世代交代で決まる

今の若者を育て支援する事は将来に

とって良きことになる

 


●本書の内容で実行してみたい事

この本で学んだ「武器」をオンライン

読書会で多くの人に配ってみる