- 作者: ジョージラード,トニーギブス,Joe Girard,Tony Gibbs,満園真木
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2013/04/01
- メディア: 単行本
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書名：営業の神様
著者：ジョー・ジラード
●本書を読んだきっかけ
仕事上、営業活動の必要性を感じて
●読者の想定
全てのセールスマンのみならず
ビジネスマン、金持ち父さんシリーズでも
ビジネスを始めるにはセールスを
学ばなければならないとある
●本書の説明
第一部 準備のルール
失敗する原因の大半は準備不足
万全の健康状態を手に入れるための鍵は
一言で言えば規律だ
著者は（腕立て、腹筋、蹴り上げ）を毎日実施
野菜と果物を食べ炭水化物を減らす
体を心に従わせる
自分で自分のためにすることを成功の
モチベーションにすべきだ
ポジティブな姿勢こそが、あなたをゴールへと導く
人生の成功は、いかにして逆境を乗り切るか
その方法に絶えず磨きをかけることに
かかっている
「ポジティブな姿勢を保つ」
目的を持って生きてこそ人生は特別な
ものになる
計画のない人生はカオスだ
きちんとした計画を立てることは
時間を効率的に使う上で欠かせない
そして時間の使い方こそ成功への
大きな鍵の一つなのだ
「時間は王なり」
ひとが決めた事ができない最大の理由は
整理ができていないことだ
前の日には翌日の予定を立てておく
賢く計画を立てるには時間を有効に使うこと
そして何をするにも必ず紙に書くことだ
①必要な時に必要なものがすぐ見つかるか
②決めたことを決めた時間内に終わらせる事ができるか
自分で決めろ！ためらうな！行動しろ！
①自分の出自を忘れない
②成功は自分一人のものでない
③山にあって感謝を忘れず谷にあって
謙虚さを忘れない
④勝って倣満にならず、周りに感謝する
⑤常に自分は二番、家族を一番にする
生活に困らないためには１００%やれ
ナンバーワンになりたいなら１５０%やれ
上手く行ったことを重点的にやり
上手くいかなかったことを避けるようにする
働くときはとにかく働け
これが最後のレースと考えろ
人生の続く限り、アクセル全開にし続けろ
自分の派手な服装や気配りの足りなさの
せいで契約を失うなど、あってはならない
①喫煙しない
②ガムを噛まない
③強いコロンや香水をつけない
④汚い言葉を使わない
⑤下ネタを言わない
⑥アルコールの匂いをさせない
⑦ピアスをしない（男性限定）
⑧携帯電話の電源を入れたままにしない
⑨時間に遅れない
著者は鏡に「今日この人から買いたいか？」と
看板つけて服装チェックをする
人は目に見える材料に基づいて決断を下す
ジラード流身だしなみ8箇条
①毎日入浴する
②髪に気を遣う
③化粧は控えめにする
④こまめに髭を剃る
⑤定期的に爪を磨く
⑥爪を短く切り、清潔に保つ
⑦スッキリした体型を保つ
⑧姿勢に気をつける
ジラード流服装の８箇条
①なるべくいい服を買う
②バランスよく服を揃える
③TPOに合った服装をする
④服をきちんとかける
⑤服をこまめに洗濯、クリーニング、
アイロンをかける
⑥気を散らせるのではなく、あなたを
引き立たせるアクセサリーをつける
⑦服にあった靴を履く
賢い人ほど運にも恵まれる
適切な装いをする事が成功者の
イメージを身につける一番の近道だ
第二部 現場でのルール
何も言うな、まずは聞くのだ
トップの人はたいてい、話すのと同じ
ぐらい聞くのもうまい
・どこから来たか
・家族がいるか
・仕事は何をしているのか
・旅行が好きか
・どんな趣味があるか
相手が会話の中心になってるように
感じさせ、いい気分にさせる
人を観察し細かいことまで見落とさない
話すときは言おうとしていることに
集中し、ゆっくりと注意深く話すように
心がけた
聞くには五感だけではなく心が必要
な事もある
口を閉じろ光は音より早い、だから口を
開くまでは輝いて見える人が多い
最大の罠は相手が話している間は
次に自分が喋ることを準備する時間だと
思ってしまうことだ
「何かを学びたいなら、口を閉じていろ」
1.口を閉じて耳をすませ
2.五感の全てで聞く
3.目で聞く
4.体で聞く
5.鏡になる
6.話を遮らない
7.外部から邪魔が入らないように
8.音の邪魔が入らないように
9.視覚的邪魔が入らないように
10.集中する
11.「行間」を聞く
12.口ばかりで行動の伴わない人間にならない
話を聞かなければ世界とつながれない
「心が痛い時も笑う」
笑いかければ世界も笑ってくれる
①自分の問題は自分だけに
②他の人生を楽しくする事が自分の仕事
スマイレージ七つのルール
①笑いたくない時にも笑う
②明るい話題しか話さない
③顔全体で笑う
④しかめ面をやめる
⑤ユーモアのセンスを磨く
⑥腹の底から笑う
⑦チーズという代わり「好きです」と言う
顧客を失うのはたいてい売った後だ
①相手が自分にとってどれだけ大切で特別
なのかを知らせる
②相手とのビジネスを当然と思っていない
ことを伝える
③頻繁に伝える
新しい顧客を探すのは二番目にすべきだ
「少し与え、少し取る」
人と連絡を絶やさない手段
①会う、顔を合わせて話す
②電話する
③手紙を書く
手紙の表には「好きです」と書く
1と15日はDMを送るのは避ける請求書の
タイミングと重なる
①顧客の電話やメールFAXには迅速に対応
②約束に遅れたり、別の日を決めずアポイントを
キャンセルしない
③顧客が予想していないものをあげる
連絡を絶やさないということは死ぬまで
面倒お見るという事だ
ジラード5つの取り組み
①ダイレクトメール
②サポートスタッフの雇用
③紹介料で顧客を増やす
④地元銀行員を接待する
⑤チームスタッフを大切にする
相手の予想していないことをしよう
いつも本当のことだけを言えば
ついた嘘を覚えておかなくていい
真実とは信頼と人格を抜きには語れない
脚色と騙すは違う、相手のためを思って
ちょっとした罪のない嘘は間違っていない
騙すことは欺いて何かを奪う事だ
すべき4つの事
①自分に正直に
②口に出す前によく考える
③別の言い方を考える
④思いやりで真実をやわらげる
すべきでない4つの事
①誇張しない
②誰かをかばわない
③誰かにかばってくれと頼まない
④「罪のない小さな嘘」をつかない
真実は信頼につながり、信頼は成功につながる
「真実を話せば決してばれることはない」
第三部 クロージングのルール
目標に定めたことを達成できたなら
それはクロージングに成功したということだ
愛情を込めて死ぬまで顧客に仕える
信頼が第一
「なぜ私から買ってくれたのです」
「どんな事が決め手になったのですか」
「今後、さらに有意義な体験をしていただくために
私にどんな事ができるでしょうか」
取引を決めた相手の選択肢を褒めよう
誠実に心から
自分の視点を忘れ、相手から見てどうか
という事に集中する
あなたにとって大切なものは何か
「私に永遠に忠実でいてくれる人」
と答える、自分の人生でそれは誰か
すでに買うと決めている顧客に対して
売り込みすぎない
「沈黙は金」
人のやりとりでミスが起きるのは最初であって
最後ではない
守れない約束をしてはいけない
優れたアフターサービスこそが未来の
セールスにつながる
相手がどれだけ大切かを示すため余計に
努力やサービスをすれば、人は必ず
感謝してくれる
タダ乗りしようとする相手には
①無礼な態度はとらない
②顧客のサービスがいいという評判を
聞きつけてきてもらったことは光栄だ
と伝える
③顧客は全て特別であり、特別な待遇に
相応しい存在であると伝える
④特別な人のリストに加わっていただければ
光栄ですと伝える
ビジョナリーになる、ビジョナリーとは
型にはまらない独創的な考え方ができる
スキルと勘を持った人のことだ
魔法も謎もない、全ては常識とビジョンだ
第四部 充電のルール
ご褒美と成功は親戚のようなものだ
将来の不安をなくするため手を打って
おこう、それが賢いやり方だ
自分の幸運を人に分け与えることだ
人が何によって報われるかと言えば
自分が生み出せた笑顔の数なのだ
いつかベストになるより、いつも自分の
ベストを尽くす方がいい
●本書から得られた新しい知識
身だしなみと服装の重要性
●本書に出てくる格言
好きなことを仕事にすれば一生働かないですむ
山をうつさば小石から
ー孔子ー
まず必要なことをせよ、次にできることをせよ
そうすればいつのまにか不可能なことも
成し遂げていよう
ーチェスコー
自分の好きなものを食べていい
だが、他人の好む服を着なさい
話すことは知識の領域であり
聞くことは英知の特権である
ーオリバー・ウェンデルー
こちらから連絡を絶やさぬように
しなければならない人を遠ざけてはならない
●本書で得られた気づき
営業は服装、身だしなみが自分が考えて
いる以上に必要だということ
●今までの自分の考えと違ったところ
嘘と脚色は異なるというところ
●本書の内容で実行してみたい事
相手の予想していないことを企画する
