思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■その他大勢を味方につける25の方法を読んで

 

その他大勢を味方につける25の方法―成功を勝ち取る人間関係のつくり方

その他大勢を味方につける25の方法―成功を勝ち取る人間関係のつくり方

 

 
書名:その他大勢を味方につける25の方法

著者:ジョン・C・マクスウェル

 


●本書を読んだきっかけ

カーネギー・パブリックスピーチの

推奨本であるため

 


●読者の想定

組織に勤務するサラリーマン

他者に好かれたい人

 


●本書の説明

1準備

・レンズの法則

他の人に対する見解は自分がどんな人物かに

よって決まる

人生をどう見るかは、すなわち自分が

どう言う人間かという事である


・鏡の魔法

人間関係で困難に陥りやすい人は問題を

自分ではなく他人に探す、まずは自分自身

に責任を持つ


・痛みの魔法

心に痛みのある人は周囲の人を傷つける

他の人のことも傷つけるのが最も

深く傷つけているのは、他ならぬ

自分自身である


・金槌の法則

他の人が自分をどうみているかを理解すれば

自分がその人たちを人として取り扱っているか

釘だとみなしているかわかる


・エレベーターの法則

人々のことを気にかけ持ち上げるだけ

持ち上げることをしないまま1日を

過ごすことのないよう

世の中は感謝に飢えている

 


2つながり

・対局の法則

自分に焦点を当てるのをやめて

他の人々を優先する

対局の法則は自分を除いた全世界は

他の人の集まりである


・交換の法則

自分のことは自らの意向に則して判断するが

他の人の事は、その人の行動から判断する

しかない

自分を他に人の立場においてみる


・学習の法則

注意してよく見て質問する

他の人から学ぶために必要な事は

こちらから進んで耳を傾けようとする事

である


・カリスマ性の法則

まずは自分から話し始めるが

それ以降は相手に話題を戻す

相手に関心を持ち自分にとって重要である

とわかってもらう


・十点満点の法則

相手に心から関心を持ち

出会う人は全て満点だと思う

人々を信じる事ができれば毎日が

偉大な日々となる


・対立の法則

自分が相手の味方だとわかってもらい

三分の二は相手のことと相手が何をいうか

考える

知ることと理解する事は隔たりがある

 


3信頼

・基盤の法則

信頼は自分から始まる

信頼は分割する事ができない

信用は銀行口座のようなもの


・状況の法則

苦しみや困難の最中でも親しい人に

愛情を伝える事ができれば関係の安定性

は一気に増す

状況より関係を優先する事


・ボブの法則

本書では人間関係の厄介者をボブと言っている

P133ボブの特徴

P138にボブの対処法

自分を気に入っている人15人、嫌っている人5人

決めかねている人5人いるならば

嫌っている人5人と決めかねている人5人を

引き離しておく


・親しみやすさの法則

心から好意を示す

人との違いを好意的に理解

気分にムラがない

他人の気持ちに敏感である

人の弱さを理解し、自分の弱さを理解する

あっさり許し、許しを請う

ありのままでいる


塹壕の法則

塹壕の友は限られた存在

戦いの前とさなかに力を与えてくれる

同じ視点でものを見る

人生を変えてくれる

無条件に愛してくれる

 


4投資

ガーデニングの法則

「献身」「コミニケーション」「友情」

「思い出」「成長」「互いを甘やかす」


・101パーセントの法則

双方が同意できるところ1%でいいから見つける

違いを探してはいけない

それを見つけたら100パーセントの努力を

尽くそう


・忍耐の法則

他の人との一緒の旅は、一人の旅より

時間がかかる

一人旅は早く行く事ができるが旅で満足感

を得る事はなく結局は遠くまで

到達する事はできない

忍耐力を必要としない関係はない


・祝いの法則

真の人間関係は友人の成功を喜べるか

どうかで決まる

共感を得るにはまず失敗を打ち明ける

べきである

他の人の成功を喜べる稀有な人間になろう


・「高所の道」の法則

人々に対し一貫して自分が扱われたより

ずっと良い扱い方で接する

人間関係における最も有益な投資だ

 


5相互作用

・ブーメランの法則

自分たちを助ける最良の法則が

他の人々を助ける事であると

知っている

アン・サリバンが病気になった時

介護したのがヘレン・ケラーその人だった

 


・友情の法則

一緒に働きたいと思う人を選ぶ

まずは人を大切に、そして仕事の心配は

二番目におく


・パートナーシップの法則

他の人々と一緒にやれることに比べれば

一人でやれることなど大した事はない

最も実りのある関係はパートナーシップである


・満足の法則

思い出を共有する

共に成長する

互いに敬意を持つ

無条件な愛情

 


●本書から得られた新しい知識

ベンジャミン・フランクリンは公的教育

を2年しか受けていない事

 


●本書に出てくる格言

明日死ぬかもしれない時に

数本の映画に出演し賞を取ることに大した

意味はありません、でも、学校を作ったり

子供を育てたり、他の人に役立つ何かが

できたら、本当に気分の良いものです

人生が素晴らしいものになります

ーアンジョリー・ジョリーー

信頼がどんなものであるかは知らなくても

どんなものでないかは知っている

ーケヴィン・マイヤーズー

ある人を丸ごと信頼できないのなら

その人の事は、結局どんな面でも

心から信頼してはいけないという事よ

シェリル・ビールー

友人の苦しみに共感するのは誰でもできるが

友人の成功に共感するためには

非常に優れた資質が必要だ

オスカー・ワイルド

君の親友は君の中の最高のものを引き

出してくれる人だ

ヘンリー・フォード

 


●本書で得られた気づき

著者は牧師であるけれど、自己啓発

ルーツは宣教にあるのではないかと思う

本当に当たり前のことを書いてあるのだけれど

守る事は難しい

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

他人の成長を心から喜べるように努力する

 

その他大勢を味方につける25の方法―成功を勝ち取る人間関係のつくり方

その他大勢を味方につける25の方法―成功を勝ち取る人間関係のつくり方