思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■リバモアの株式投資術 を読んで

 

リバモアの株式投資術 (ウィザードブックシリーズ)

リバモアの株式投資術 (ウィザードブックシリーズ)

 

 


書名:リバモアの株式投資

著者:ジェシー・ローリストン・リバモ

 


●本書を読んだきっかけ

バモアといえば投機王なのに

投資術と書いてあるところに

興味を持ち購入

 


●読者の想定

投機についての教訓を得たい人

 

●本書の説明

成功によって手にできる成果は、自ら

記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出す

という点において、どれだけ偽りなく

誠実に努力したかに比例する


・投機は本来ビジネスである入手できる有益な

データを駆使して自分の能力の限りまで学び

理解しようと深く決意すべきである

・競馬では1つのレースに勝てもトータルで

勝つことはできない、一年中トレードを続けて

利益を上げようとするのは無鉄砲な人だ

・ある情報が公になった時、市場に与える

影響を考える一般大衆、特にその情報に

関心を持つ人に与える影響を予測する

そして市場に影響を与えそうだと確信しても

実際の動きによって裏付けられるまで

賭けに出てはいけない

・過去の同じような動きを知っていると

計り知れない価値を持つ個人的な

考えを捨て市場そのものの動きに

最新の注意を払う

・仕掛けを急いだ銘柄の真のトレンドに

乗ることはできない

・私の経験によれば大儲けに至った投機は

仕掛けたすぐ後に利益が乗ったトレードである

・成功している投機家は優れた根拠に基づき

ポジションを建てるが、どのタイミングで

仕掛けるかについて確たる指針を持っている

・私はチャートに全く興味がない

記録が役に立つのは時間的要因を考慮に入れ

始めてからである

・値上がりすぎているという理由で株を

売ってはいけない

押し目買いや戻り売りをしない

・最初のポジションで損が出たら

絶対に増し玉ナンピン)しない

・株が出来高とともに上昇すると、その後

「ノーマルリアクション」と呼ぶ下落が起こる

数日後再び上昇するが最初の上昇ほど

出来高は少ない

・異常なリアクションは同一取引における

最高値から6ポイント以上の下落

危険シグナルが点灯すれば有無を言わず手仕舞う

・顧望的観測は捨てる、毎日トレードすることは

成功につながらない、そもそもやるべきトレードは

年に4~5回しかない

トレードしない日は大きな動きが現れるまで

静観する、やがて本物の動きが現れたら

しばらく続く

・特定の一業種に明確なトレンドが発生したら

それに従って行動をとるべきである

4つの注目業種から2つの銘柄を選び

経過を正確に分析できれば、他がどう動くか

心配する必要はない

・研究熱心で合理的思考を持った有能な

投資家や投機家がより安全な利益の機会を得る

時代が到来している

・投機家が幸運にも元手を2倍にできたら

一刻も早く儲けの半分を引き出し蓄えに

回す

・本職の投機以外の不動産、油田、航空機

新発明の製品の製造、マーケティング

やってみたが1セント残らず失った

・重要な本物のトレードは1日や1週間

では終わらない

・例えば40ドルで安値をつけ反転し

その後下落し40ドルから3ポイント以上の

安値をつけず持ち直せば買い

・投機家がピボットポイントを断定し

そのピボットポイントにおける値動きの

意味を読み取ることができたら

最初から正しいと確信してトレードを開始

することができる

・ピボットポイントを突き抜けてから

思うように動かない場合はそれは危険シグナル

待ちきれず手を出したトレードは大抵

損をする

・投機を手軽なサイドビジネスと捉えてはいけない

・インサイダー情報に用心しろ

全てのインサイダー情報に

・変動の理由がわかるようになるには時間

がかかり、それから行動しても利益を

あげることはほとんど不可能だ

・投資と投機に一攫千金などない成功するのは

本当に努力した人だけ

 


●本書から得られた新しい知識

場帳の付け方

以下の6つの列をつくる

セカンダリーラリー

ナチュラルラリー

③上昇トレンド

④下降トレンド

ナチュラルリアクション

セカンダリーリアクション


③の上昇トレンドに数字を書くときは

黒インクで記入、①②は鉛筆を使う

④の下降トレンドに数字を書くときは

赤インクで記入する

⑤⑥も鉛筆で記入する


1つの銘柄の動きから同一業種における

トレンドの明確な転換を判断することはない

どの業種も2つの銘柄の動きを組み合わせる


ナチュラルラリー】

一時的な反発

ナチュラルリアクション】

一時的な反落

 

 

●本書に出てくる格言


●本書で得られた気づき

投機を手軽なサイドビジネスととらえてはいけない

 


●今までの自分の考えと違ったところ

バモアは思いのほかトレードしていなかった

ここぞというチャンスを静観していたのである

 


●本書の内容で実行してみたい事

トレードしすぎない

投機はビジネスであると心得る

 

リバモアの株式投資術 (ウィザードブックシリーズ)

リバモアの株式投資術 (ウィザードブックシリーズ)