思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■革命のファンファーレ を読んで

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

 


書名:革命のファンファーレ

著者:西野亮廣


●本書を読んだきっかけ

ネット書籍ランキングで1位だったため

 


●読者の想定

キングコングの西野ファン

芸能活動している人

芸能活動しているが今後が不安

 

●本書の説明

ここからは好きなことを仕事化するしか

道が残されていない〟時代だ  

成功と失敗の裏にあるのは

理由と原因だけ全て数学だ


「お金」とは信用を数値化したものだ

クラウドファンディングとは信用を

お金化する為の装置だ


タレントに求められるのは好感度

好感度を獲得しにいくためには

たとえばマズイ料理を食べても

「 美味しい」と言わなければならない

嘘を重ねなければならない場面に

出くわしてしまう ということ

嘘重ねれば、当然、信用は離れていく

そのタレントが辿り着く場所は

「人気タレント」ではなく

「認知タレント」

『好感度』と『信用』

『認知』と『人気』は

それぞれまったく別物


テレビタレントと

クラウドファンディングの相性は

すこぶる悪いが

アーティストとクラウドファンディング

の相性はバカみたいに良い、良すぎる

 

嘘は「感情」でつくのではない

我々は「環境」によって嘘をつかされる

「嘘をつかない」ということは

「自分の意思を明確に表明する」

ということと同義


オンラインサロンもまた

信用をお金化する為の装置である

人気タレントには有料会員が集まり

認知タレントには有料会員が集まらない。

『芸人』というのは肩書きではなく

生き方の名称


売れている作品が更に売れる理由の一つは

売れている作品がニュースにしやすい

数字を持っている


これからは、本音は別の場所にあるのに

生きていく為に周りと意見・足並みを合わせる

「空気を読む」という行為がリスクになってくる

今あるマネタイズのポイントは

自分の目的に対して最適化する


生存競争は、「弱肉強食」ではなく「適者生存」

強い者ではなく環境に適応した者が生き残る。  

価値があるモノ(無料ではないモノ)を

無料公開しているからファンが生まれ

巡り巡ってその声優さんにお金が落ちている


無料公開をしてユーザーを増やして

そのうち100人に1人でいいから

お金を払ってくれる人がいたら

売り上げが上がる


無料にすることで、より多くの人に利用してもらい

多くの人が利用しているという価値を生み

広告枠その他で売り上げを上げている


フリーミアム」というのは

ウィキペディア先生によると

「基本的なサービスや製品は無料で提供し

さらに高度な機能や特別な機能については

料金を課金する仕組みのビジネスモデルである」


絵本には「読み物」としての機能の他に

読み聞かせという

「親と子のコミュニケーションツール」

としての機能も付随している


モノを売るということは

人の動きを読むということだ

現代でモノを売るなら当然現代人の

動きを読まなければならない。


無料公開することで実力が可視化されて

売り上げが上がる人間と無料公開することで

実力不足が露呈して売り上げが落ちてしまう

人間の2種類が存在する。

「実力がバレると、食いっぱぐれてしまう

レベルの人間」が食いっぱぐれるのだ。


無料化は、つまるところ「実力の可視化」で

それにより、これまで以上に格差が生まれる

無料公開が常識となった今、実力が可視化

されるようになった今、一番の広告は

『作品のクオリティーを上げること』


クラウドファンディングには大きく分けて

3種類ある

「寄付型」と「購入型」と「金融型」


「作品」にはお金を出さないが

「思い出」にはお金を出す

「おみやげ」楽しかった出来事を

思い出す装置として必要である

「体験×おみやげ」という販売方法は

今後、スタンダードになってくる

作品と同時進行で「体験」を作り

その「体験」の「おみやげ」に作品を

忍ばせる必要がある

現時点で作品を確実に売る方法は

商品を体験に紐付けること


盗まれたら最高だ

キンコン西野の絵が盗まれる」

というニュースが出れば

確実に盗まれた絵の画像が出る


現代の宣伝力は、つまり信用力だ

信用が担保されない広告に

広告効果などない。


自分一人で広告をしてはいけない

広告させることが大切だ。


エンタテインメントは時間の陣取り合戦

時間を一番奪った人間が勝つ

「努力は必ず報われる。

報われない努力があるとするなら

それはまだ努力とは呼ばない」


ニュースを出すことではなくて

ニュースになること

「ニュースになる」ということは

他人の時間を使えているということだ

「他人の時間を使えている」ということは

ニュースになっている時間が延びている

ということだ


実験結果を皆で共有した方が面白い。


本一冊の値段は、せいぜい1500円

この1500円をなかなか出してもらえなくて

世界中の作家が苦労しているわけだが

何も、お客さんは、1500円を持って

いないわけではない

誕生日プレゼントの1500円は 容易く出すのだ


キャバクラ嬢を喜ばせようと思って

原価の数倍の値段のシャンパンを入れる

人だっている

購入の後押しとなる一言だったり

購入してあげることで自分にポイントが入る

環境だったりが〝本を買うキッカケ〟となる。

スナックというのが、そもそも

「コミュニケーション」を売っている

空間だからだ


「ネタ」という価値を付けてあげれば

《後悔の可能性》を取り除くことができ

ゴミでも売ることができる。


人間が歳を重ねることで得る

ことができる能力を見つけた

20 代よりも、 80 代の方が

『愛される欠陥(許され力)』の

能力値が高い


読書家には「アイツが薦める本

いつもメチャクチャ面白いなー」

「アイツの本の面白がり方、面白いなー」

という信用がある


予測を立てるにしても「過去の実績」よりも

「現在の受注数」の方が、判断材料として

精度が高い だろう


幸福度を決めるのはクオリティーではなく

昨日からの「伸び率」だ

答えはいつも「行動」が教えてくれる

行動しない人間は自分が行動しない理由を

すぐに「勇気」のせいにする 

行動することに、勇気は必要ない

一歩踏み出すために必要なのは

ポジティブシンキングではなく

ロジカルシンキング


「決定権」は、覚悟

未来は「覚悟」に比例する

一切の決定を自分ではない誰かに

委ねた人間には、その覚悟相応の未来しか

待っていない

成功者は必ず決定権を持っている

そして決定権は今この瞬間に持つことができる

あとはキミの覚悟次第だ


●本書から得られた新しい知識

DVDは3000枚ぐらい売れないと元が取れない

作者からお客さんの手に届くまで

『流通』にゴッソリと持っていかれている


絵本をWeb上で無料公開し

紙の絵本でのマネタイズを考えるなら

「縦画面、縦スクロール」がオススメ


●本書に出てくる格言

信頼関係のない「イジリ」はイジメ

「信用持ち」は現代の錬金術師だ


●本書で得られた気づき

無料公開は広告費のことを考えれば安い

後はどれだけ多くのお客様に使ってもらえるかだ

 


●今までの自分の考えと違ったところ

作り手は買い手になるという発想

 


●本書の内容で実行してみたい事

本書をアイデアに新しいマーケティング

を開拓、現在実験中、詳細は秘密