思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■マネーの公理 を読んで

 

ea-bank.jp

書名:マネーの公理

著者:マックス・ギュンター

 

●本書を読んだきっかけ

八重洲ブックセンター

過去に売れた本のランキングが

でていて本書は、何年か忘れたが

その年のビジネス書で一番

売れていた。

 

●読者の想定

投機家、これから投機を始める

人(初心者)、全ての投機家

 

●本書の説明

はじめに

公理とは何か、どこから来たのか

・誰も勝ちたいと思っているが

誰も賭けたいと考えているわけではない

そこに決定的な違いがある

・「チューリッヒの公理」を学べば

想像もしたことないほど賭けに

勝つことができる

・人生は全てギャンブルである

ほとんどの人はこの事実に不満で

賭けをしないですむかを考える

・スイス人は自らをあえてリスクに

晒すことであるという結論に達した

チューリッヒの公理はスイス人投機家

のクラブで生まれた

チューリッヒの公理は12の重要な

公理と16の副公理から成っている

 

第一の公理

リスクについて

⭐️心配なことがないのなら

十分なリスクをとっていないという

ことだ。

・人生のゴールが心配から逃れる

ことなら、貧困から抜け出すことは

できないだろう。

フロイトは冒険が必要である

ことを理解していた

・黄金の金属が米国で投機対象に

成ったのはニクソンが金とドルの

兌換制を断ち切った1971年から

・自分を誤魔化すことは意味がない

刮目してその事実を認めた時に

初めて世界をよりよく理解できる

●副公理1

いつも意味ある勝負に出る

・システムを打ち負かす唯一の方法は

勝負に出ること、傷つくことを

恐れてはいけない

投機するなら傷つくことを厭わない

気持ちでスタートしなければ

ならない。

少しでもいいから心配になる金額を

賭けるのである

・リスクを取らなければ

希望を持てなかっただろう

●副公理2

分散投資の誘惑に負けない

分散投資の欠陥

①いつも意味のある勝負に出る

という教えに反する

分散投資は利益と損失が

互いに相殺し合う状況を作る

分散投資することで、あなたは

空中にある数多くのボールを同時

になんとか維持しようとしている

ジャグラーになっている

・多少の分散は害はない

せいぜい3つか4つの投機

6つまでで十分である、経験上

4つ以上の投機を行わない

・お金を入れるべきは純粋に

魅力のある対象で、それだけ

にお金を投じる。

 

第二の公理

強欲について

⭐️常に早すぎるほど早く利食え!

・アマチュアはダラダラと

ゲームに長く留まり、そして

損をする。

・強欲とは、過剰な欲望、常に

もっと多く欲しがる事を意味

している。自分が当初望み、期待

された以上に望む事を意味している

それは、自分の欲望のコントロール

失うことを意味している

・カジノで遊ぶ方法が人生の

生き方と同じであったとしたら

それは問題だ。

・ギャンブルや投機は大きな幸運が

訪れることがある、それが一生

続かないことを知っていても

強欲に囚われると、もう少しだけ

続くと期待したり、自分を信じ

込ませようとする。最後にあなたは

転げ落ち、お金は消え失せる

・常に少額を賭け素早く降りる

適当な利益が出たら現金に変える

・第二の公理は、常に早すぎるほど

早く利食えと言っている

ピークはまだ先ではなく近いと

考える。

●副公理3

あらかじめどれだけ利益が欲しいか

決めておけ、そして、それを

手に入れたら投機から手を引く

・投機が成功し富が増えると

全てのポジションが新しいポジション

に感じられる、という奇妙な事実

が第二の公理を難しくする

・ほとんどの投機は終わりは

自分で決めなければならない

レースを始める前にゴールが

どこかを決定する

終わったことを自分に納得

させる優れた方法は何かしらの

褒美を設ける。

儲けの一部を引き出し何かに使う

・第二の公理を実行しない

唯一のケースは新しい状況が

生まれ、もうしばらく勝ち続ける

ことが、ほぼ確実だと思える

時だけである。

 

第三の公理

希望について

⭐️船が沈み始めたら祈るな、

飛び込め

・第三の公理はうまくいかない時に

あなたを救う

・アマチュアのギャンブラーは

カードが自分に有利になるように

祈るが、プロはカードが自分に

不利な場合に、どのように自分を

救うかを学ぶ。

・船が沈み始めたら飛び込め

表現に注意してほしい、

「沈み始めたら」なのだ、船が

半分水に浸かるまで待ってはいけない

・株価が自分が保有している最高値

から10〜15%下落したら利益が

出ているか損しているかに

関わらず売却すべきである

フランク・ヘンリーはもう少し

余裕を見て10〜20%としていた

重要なのは早い段階で損切り

する事である。

・第三の公理を扱う時、人々の

前に立ちはだかる障害が3つある

これらの障害は脅えるほど手強い

【第一の障害】後悔の恐怖

損切りした後に対象の価値が上昇する

事である、人生では悪いことが

過ぎ去るの待つのが賢明なことが

あるが、お金がかかっている場合

は待つ事が良い選択であることは

ほとんどない

【第二の障害】投資の一部を断念しなければならない

この苦痛は慣れれば緩和される

ポーカーは人間のある種の本能を

極限まで試すようにできている

放棄することを厭わないのは

通常、より信頼できる反応である

【第三の障害】自分が間違っていることを認める

あらゆるものの中で最大の障害

一般に女性は、男性より早く

この障害を乗り越える、また

年配の人のはうが若い人よりも

早く乗り越えられるようだ

理由はわからない。

●副公理4

小さな損失は人生の現実として

甘んじて受けよ

大きな利益を待つ間には、何度か

そういう経験をすると考えろ

・中国の諺には

「待つ者に全ては与えられる」

とあるが、この言葉を信じていれば

大した投機家ではなかっただろう

・自動的な損切りのメカニズムなしで

やった方が良い、その代わり

自分自身の困難な決断を下す能力と

それに従う能力に頼るのだ

あなたと、あなたの銀行口座

同時に大きく育つことができる

・第三の公理は問題が発生したら

狼狽えることなく、すぐに立ち去れ

と教えている。

損を納得して受け入れる事を学ぶが

絶対に必要な投機術である、

ほとんどの人がこうしたテクニックを

学ばない。

 

第四の公理

予測について

⭐️人間の行動は予測できない

誰であれ未来がわかるという人を

信じてはいけない。

・もし明日の株価を今日知ることが

できればあなたは金持ちになれる

だから、将来起こるであろう見通し

を話すときは尊敬の念を持って

耳を傾ける。

実際には誰も、来年、来週、明日

何が起こるかわからない

金融の賢人が言うことを決して

真剣に受け取らない。

彼らが正しいことはあるが、

長年予言ビジネスに関わって

来た彼らはたまたま当たった

二、三の予言を自慢げに示す

予言者の評決に現れないのは

彼らが間違っていた予言である

彼らは頻繁に予測し、誰も結果を

綿密に調べないことを祈っている

・将来を見通すという超能力には

催眠的な魅力がある。

お金の世界では特にそうだ、

複数回予測を的中させた予言者は

べらぼうな数の信奉者を魅了し

信奉者が増えると予言者の予言は

自ずと実現するようになる。

・たとえ実現されつつある予言

でも確実に実現するわけではない

全ての予言者は時々正しいし

時々間違っている。

どちらかというと後者の方が多い

将来を垣間見ようとする

実りのない行為は忘れてしまう

ことである。

・運が、どんな時も結果を

コントロールする。だからこそ

そもそも予言者に聞くこと自体が

疑問なのだ、予言者の言う事を

聞いても利益は得られない

・人間模様はどんな方法でも

誰にも、絶対に予測できない

・株式市場は人間の感情を巨大な

エンジンとして動いている

・人間の行動は予測できない

お金の予測が全て人間の行動に

関するものである以上、真剣に

捉えるべきではない

・予測に基づいて投機を行うな

全ての予言は無視しなくては

ならない。将来起こることは

「誰にも」微塵も確かなことは

わからない。

我々は何が起こるかあれこれ考え

心配をする、しかし、予測を

学ぶことによってその心配を回避

しようと考えるのは貧困の法則

成功する投機家は起こった事に

反応する。

 

第五の公理

パターンについて

⭐️カオスは、それが整然と見え始めない

限り危険ではない。

・金融の問題を含め、人間に関する

ことで秩序あるデザインを見出した

と思った瞬間に、あなたは危険に

さらされる。

合理的で健全なアプローチ公式、

誰もが公式を探しているが、

残念ながらそんなものは存在しない。

お金の世界にはパターンがなく

無秩序で混沌としている。

秩序について最大の幻想は、

芸術の世界に不意に現れる。

たとえ専門家のグループであっても

不注意なアマチュアの集団と

同様に簡単に不運を経験する。

カオスの中でパターンを探す

ことがいかに無駄で、結果的に

特に三流の投機家にとって

どんなに危険かを明快に示す。

つまるところ、ファンドに投資

することは、個別銘柄や芸術作品

あなたが選択したゲームと同じ

ぐらいリスクがある。

とりわけ投資信託では存在しない

秩序を認めて騙されてはならない

冷静な判断と公理に従った行動を

維持する。

全ての投資アドバイザーを懐疑的に

冷静で銀行家のように見えれば

見えるほど信用すべきではない。

カオスの中に何かが見えると主張する

投資アドバイザーは信用に値しない。

金持ちになるためのハウツー本の

特徴は、本に記述された方法に

なって金持ちになったと主張する

人々によって書かれている。

「私が豚腹肉でどうやって肥ったか」

が典型的な本のタイトルだ

われわれは著者の秩序の幻想の

カモになってはいけない。

著者は自分の勝利の公式を見つけた

ので金持ちになったと信じている

しかし事実は、単に幸運だったから

金持ちになったのだ。

チューリッヒの公理は幸運の

役割を認めるに留まらない

運こそが、投機や成功や失敗

において最も強力な要因である

と言う基本前提に立っている。

また、あなたの隣人にとって

上手く行った公式でも、公式を

成り立たせる変数はランダムな

出来事の組み合わせによって

異なるので、あなたにとって

上手くいくとは限らない。

真実は株であれ、利益を期待

して買うものの価格は、あなた

が幸運であれば上昇すると

言うことだ

●副公理5

歴史家の罠に気をつけろ

・昔から存在し、歴史は繰り返す

という全く根拠のない確信を基本

にしている。

地球上の100人中99人が

歴史の秩序ある繰り返しが

特定の状況における正確な予測を

可能にするという事を命題と信じ

ている。

時には歴史が繰り返されることも

あるが、滅多に繰り返さないし

いずれの場合も、それにお金を

賭けることができるほど十分に

信頼がおけるようには起こらない

お金が関与すると歴史家の罠は

危険である、あなたを破滅に

追いやる可能性がある。

秩序の幻想、あるいはおそらく

秩序の存在を信じたいという

欲求は非常に強力である。

ほとんどの三流通貨投機家は

二種類の通貨に賭ける。

●副公理6

チャーティストの幻想に気をつけろ

数字の変化を鮮明に見たいだけなら

チャートは便利だ、それが実際より

確実で大袈裟に見える時は非常に

危険である

チャーティスト達はパターンを研究し

パターンは繰り返されると信じている

株式相場にパターンはないという

ことを信じることができない。

パターンはほとんど繰り返さないし

少なくとも予測可能な範囲において

繰り返すことはない。

世界の詐欺師や偽の芸術家は何世紀

にも渡り、こうしたチャートの

力を認識してきた。投資信託

セールスマンはいつもそれを利用する

チャートの線は常にたとえカオスを

描いてたとしても心地よく秩序が

あるように見える。

●副公理7

相関と因果関係の妄想に気をつけろ

人間は心の秩序を求める。

カオスを見るのが不快で、もし

現実から幻想に逃げてしまう

ことが満足のいく唯一の解決方法

ならば、人はそうしてしまう

お金の世界では、とても多くの

人々が必死になって秩序あるパターン

を追い求めるので、あれやこれや

の因果関係を暗示するアイデア

満ち溢れている。

市場動向と偶然の相関はありふれた

ものである。

ジンクスについてどう行動するか?

正解は「何もしない」

全ては人々が観察した現象を説明

するために実体のない偶然の関係

をにわかづくりする方法の例に

すぎない。

実際にジンクスが作用していると

思えない時は原因を想像しては

ならない

●副公理8

ギャンブラーの誤謬に気をつけろ

自分はついている、今日はラッキー

だとという感覚を持ったら

それはランダムな出来事が一時的に

あなたにプラスの影響を与えている

ラスベガスやトランティックシティー

最も役に立たない助言の一つは

真剣な賭けをする前に毎晩自分の

運を試してみた方がいいというもの

「人にはついてる時がある」と信者

は言う。

「こうした逸話がそれを証明している

つきが来るまで待って、それから

狂ったように賭けることだ」

逸話は何も証明しない、証明する

のは勝利が連続して起こる事が

あるということだけだ

連戦連続を狙って儲ける規則的な

方法はない、いつ来るか、どれだけ

続くかを予測する事はできない

・秩序がないところに秩序を

見つけるなと警告している

「私は勝敗を左右するランダムな

出来事を予測することもコントロール

することもできない、間違う可能性

が大きいことも知っている。万が一

間違いが起こった時にすぐに対応

できるようにフットワークを軽く

しておこう」

 

第六の公理

機動力について

⭐️根を下ろしてはいけない。

それは動きを鈍らせる。

・現代のメンタルヘルス理論では

根のないことは心配と同じ範疇に

入る。

両方ともあなたにとって悪い様に

感じられる。

慣れ親しんだ心地よい状態を求める

ほど投機家としての成功は小さい

ものになってしまう。

公理が問題にしているのは心の

状態や考え方、人生の習慣において

根を下ろすかどうかということ

●副公理9

忠誠心やノスタルジーといった

感情のせいで下落相場に捕まっては

いけない。

愛着進化お金か、どちらかを

選ばなければならない時がある

お金を投資した対象に強く執着

することは間違っている

人に愛着を持つのは結構だが

家や地域に執着してはいけない。

●副公理10

より魅力的なものが見えたら

直ちに投資を中断しなければならない

投機をやっているのか趣味を

やっているのかわからない状況

に陥る事がある、物に愛着を

感じてはいけない。

愛着は人だけに感じるべきものだ。

物に愛着を持つと必要が生じた時

素早く行動する機動力が低下する

持ち続けるか乗り換えるかという

決断は早く利益を獲得するためには

どちらの投機が有利かという

ことによってのみ下されるべきだ

いつでも自問すべきだ、

投機と趣味のジレンマ、利益を待つ

不安、慣れたものを中断して新しく

未知のものに乗り換えることの恐怖

や心配といった感情に流されて

根を下ろしてはいけない。

・常に身軽に動ける状態を維持し

いつでも問題から抜け出し、

迅速にチャンスを掴む準備が

できていなければならない

明らかに見込みのある投機先が

現れた場合は根を切断して進む

根っこは切り落とせないほど

成長させてはならない

 

第七の公理

直観について

⭐️直感は説明できるものであれば

信頼できる。

・直感は役にたつ可能性がある

馬鹿げている部分があるから

と言って直感を全て投げ捨ててしまう

のは恥ずべきことだ

・直感は何かを知ることである

この奇妙な知識の断片はどこから

来るのか?

直感は至極ありふれた、精神的な

現象である。

直感は心のどこかに保管されている

確固たる情報に基づいている

情報はあなたの頭のどこかにあるが

それが具体的に何で、どこにあるかは

あなた自身にはわからないのである。

巨大な無意識のデータバンクに

情報が集積され、それぞれに関係が

築かれると厄介な直感が生まれる

ジグソーパズルのように

さまざまな事実が漂流し合致する

直感を感じたら、最初にすべきは

その直感を生み出す巨大なデータの

図書館が、あなたの心の中に

存在しているかどうかを、自問

することである。

自問テストの役割は少しでも

勝算を高めることである。

良い直感には敏感に反応し

悪い直感は無視できるようになる

だろう。

●副公理11

直感と希望を混同するな

自分が起こって欲しいことが起こる

という直感に対しては、常に

懐疑的であれ、特別な注意を払って

その直感を検証し、いつもの倍は

警戒すべきだ。

・直感は確実に信頼できるもの

ではないが、慎重かつ懐疑的に

対処すれば有効な投機ツールになる

その直感を裏付ける情報の保存場所

を自分の心の中に識別できるので

あれば、データ図書館を持って

いないなら直感は無視すべきである

 

第八の公理

宗教とオカルトについて

⭐️宇宙に関する神の計画には

あなたを金持ちにすることは

含まれていないようだ。

・即時の大金と確実な儲け話は

罠であることが多かった

祈っても金持ちにはなれない

お金のことを思いながら祈ると

あなたは貧しくなる可能性が高い

超自然の助けに依存することは

予測や秩序の幻想にとらわれる

のと同じ結果をもたらす。

神は、あなたに多くを与えて

くれるが、あなたの銀行口座には

関心を持っていない。

それはあなたの問題である、

あなただけの。

・利益を上げた投機家は単に

自分が幸運だったと考えたに違いない

・透視の能力はリバモアが期待

したほど透き通ってはなかった

自分が持っていると信じた

予知能力が傾いた時、それは

破滅への道だった

●副公理12

占星術が当たるのであれば

全ての占星術師は金持ちであろう

占星術が最も人気のある

オカルト信仰である、3200人

の米国成人が占星術の価値を

信じている。

もしあなたが、占星術などの神秘的

で超自然的な教義に魅力を感じて

いるのであれば、どんなことが

あっても必ず、自分で納得する

までその本質と精神を追求すべき

である。

その教義を実践してる人を見回し

とりわけ先生、宣教師、教祖に

この質問をする。

「あなたは金持ちか?」と

・最も奇妙だったのはタロットカード

タロットは、その予言の多くが

富や貧困についての質問に

直接答えるためのものだ。

株の見通しについて質問すると

タロットの答えは通常、多くの

「多分」や「一方で」を含み

いくつもの解釈ができるように

なっているが、その時は明確に

株の見通しは明確に輝く未来が

あるとでた、実際に当たったが

私は正気を取り戻した、実際

私が幸運のカードのマジックに

よってもたらされたという証拠

は何もなかった。

タロット信奉者についても同じ

誰でも一度や二度は当たることが

あるが、金儲けの方法について

検証すべきことは、一貫して

当たるかどうかである。

●副公理13

迷信を追い払う必要はない

適当なところに置くことができれば

楽しめる。

・宗教や神秘的なもの、あるいは

迷信は金持ちになろうとしている

人に深刻な問題をもたらす。

迷信は、楽しんで使うものである

迷信を使うのは合理的な分析では

どうにもならない状況において

である。

あなたにできることは一つ

リラックスすることだ、楽しむ

しかない。決して真剣になっては

いけない、にっこり笑って

ああんたが好きな迷信に頼るのだ

予知の言うことを聞くのは

単なるゲームとしてお金を賭けたり

合理的な判断がつかないときだけ

正しい方法で正しい時だけに

迷信を使い、決して大事な時に

迷信に頼らなければ。

・お金と超自然現象が組み合わ

さると、投機は全然上手くいかなく

なる、二つの世界は隔離して

おかなければならない。

お金を賭けているときは

頼れるのは自分一人だと覚悟

しなければならない。

自分自身の冷静な判断力だけを

頼るのだ。

 

第九の公理

楽観と悲観について

⭐️楽観は最高を期待することを意味し

自信は最悪に対処する術を知っている

ことを意味する。

楽観のみで行動してはならない。

・楽観主義の役割については

極めて慎重であった方が良い。

ポーカーでは賭けるべきでは

ないオッズになると、プロで

あれば賭けない、ただ、手を

引くのだ。

プロは楽観を持ち合わせていない

彼が持っているのは自信である

自信は、悲観を建設的に利用する

ことから生まれる。

確証がないのであれば、楽観視

しすぎている。

事態が悪く見えるときは、

本当に悪いと考える方が安全だ。

・「楽観のみで行動してはならない」

楽観の代わりに自信を探すのだ

自信は、最悪に対する術を知る

ことから生まれる。

・結果が予想できない投資に

お金をかけることはすべての

投機の基本である。

最悪にどう対処するかを知ること

それが自信である。

・楽観がそれほど当てにならないのは

悲観よりもずっと気分が良い

ものだからである。

それは催眠の力を持っている

我々は最高を期待し、最高を

期待するように自分自信を説得

する。おそらく、人生は楽観

なしには生きていけない。

・経済ジャーナリストが電話を

かけやすい人

「電話しやすい」「意見がはっきりしている」

そして「楽観的」であること

強気派が弱気派より圧倒的に多い

どんな場合でも同じ数の強気派と

弱気派を探さない。

彼らは強気派を取材することを

好む。

私たちは楽観主義と楽観主義者に

惹きつけられる。

あなたが耳を貸すのは楽観主義者

である。

人間ができることは、自分の

内なるコンパスに楽観主義者への

偏りがあることを認識し、その

危険に対する警戒を怠らないこと

だけである。

・楽観主義は投機家の敵である

いい気分になれるが危険である

物事が悪い方向に進んだ場合

自分をどう救うのかを自問すべ

きだ、それがはっきりわかって

いるなら、あなたは自信を持って

いる。

 

第十の公理

コンセンサスについて

⭐️大多数の意見は無視しろ

それは恐らく間違っている。

・ルネ・デカルトは自分自身で

検証するまでは、何事も信じる

ことを拒否した。

これが、彼が投機家、ギャンブラー

として成功した理由の一つである。

デカルトは結果が運だけに依存

するのではなく、数学的計算や

心理に依存するようなゲームが

好きだった、繰り返し言ったのは

ギャンブルに勝つ秘訣は

自分自身で納得するまで他人の

意見を無視すると言うことだ

パリにギャンブルに出かけ

金持ちになって戻ってきたのは

この傲慢で孤立した世界観の

ためであろう。

・多数決はほとんど宗教である

人々の75%が信じていれば

質問することや「ちょっと待って

間違ってないか?」と

囁くことさえも、ほとんど冒瀆

にちかい。

●副公理14

冬季の流行を追うな

往々にして何かを買う最高の時は

誰もそれを望まないときである。

・儲けた投機家は、誰もが

言ってた事を無視し、自分自身で

物事を考え抜いた人々だった

・大人数を相手に議論するのは

極めて困難だ、目の前で確認

できる問題について討論すると

きでも難しい。

立証できないものを対象にして

いる場合はなおさらだ。

大多数の圧力から最適な防衛策

は、その存在と威圧的な力を

ただ認識しておくことである

・一般大衆は、ほとんど常に

景気が後退する局面で金を

欲しがる。

・群衆の圧力に頑固に抵抗すべき

ときがあるということだ。

何かを買う最適な時は誰もそれを

望んでいない時である、ただ

それだけの理由で何も考えずに

買うのは群衆とともに何も考えず

に賭けることと同じぐらい馬鹿

げている。

・大多数は常に間違っている

わけではないが、正しいことより

間違っていることの方が多い

最も頻繁に感じられる圧力は

大多数とともに賭けさせようと

する圧力である。

これらの圧力に対する最善の策は

その存在と油断のならない力を

鋭敏に認識することである。

 

第十一の公理

執着について

⭐️もし最初にうまくいかなければ

忘れろ。

・執着は楽観主義に似ている

「最初にうまくできなくても、

何度も何度もやってみろ」という

言葉を庶民は鵜呑みにしては

いけない

・投機家は一つの株式にこだわる

ことを「チェイス」と呼ぶ

どこで儲けようと、お金に違い

はない。素晴らしい可能性を持つ

あらゆる投資先を選択できるのに

自分が損したたった一つの

投資対象に執着する意味はある

のだろうか。

執着が、あなたに道を踏み外させ

ようとする時には

こだわりたいという希望を打ち負か

さなければならない。

最初にうまくいかなかったら

やめてしまって構わない。

●副公理15

難平買いで悪い投資をなんとか

しようとするな。

・難平買いは自分自身を騙す

事である。

難平買いをしたくなった場合は

次のように自問すべきだ。

「100ドルで買った株をもし、

持っていなかったとしたら、

その株を今50ドルで買うだろうか。

純粋なメリットだけ考慮して

投資するとしたら、果たして

その株を選択するだろうか?」

「なぜ、この投資先を選ぶのか?

割安な株は他にもたくさんある

はずだ、この投資は本当に自分に

とって最も有望なのだろうか。

それとも、難平買いをすること

によって、ただ単に自分を気持ち

よくさせようとしているのか?」

・学んだり向上したりするには

一つのことにこだわるのは重要

かもしれない、しかし、一つの

投機対象から利益を絞り出そう

として執着の罠に陥っては

いけない。

難平買いは悪い状況を改善できる

ように思えるという魅力を

持っているが、そうした

誤った考えを信じてはいけない。

 

第十二の公理

計画について

⭐️長期計画は、将来を管理

できるという危険な確信を

引き起こす。

決して重きを置かないことが

重要だ。

・長期計画は、将来を管理

できるという危険な確信を

引き起こす。これは、身の毛

がよだつほど危険な確信である

エコノミストやアドバイザーは

今日の世界トレードを観察し

その傾向を将来に拡張すること

によって、安心を与えるような

結論に達する。

今日の傾向を延長すれば将来が

見えると考えるのは、とんでもない

ことだ。

だから、長期計画を立てようと

してはいけない、また他人に

立てさせる必要もない。

長期計画はあなたの邪魔をする

だけだ。

お金に関する限り、あなたが

必要な唯一の長期計画は、

お金持ちになろうとする意志

だけだ。

来世紀のために私ができる

唯一の準備と言えるようなものは

株式市場の勉強を続けること

である。学ぶことと改善する

事を続けることだけである。

あなたの計画も誰かに縛られる

べきものではない。

あなたにとって魅力ある投機に

ついて、できるだけ学ぶべきだ

●副公理16

長期投資を避けよ

・明日に賭けることだけでも

十分に危険なのに、20年後や

30年後のある日に賭けることなど

完全に狂っている。

根を下ろしてはいけない

全ての投資は、少なくとも

3ヶ月ごとに再評価して

投資を継続することが正当化

できるかどうかを確認しなければ

ならない。

「その投資を、今初めて行う

としても、同じように、お金を

投じるだろうか?

当初に設定した手仕舞いポイントに

向かって、順調に価値を増して

いるだろうか?」

・過去のパフォーマンスが

とても悲惨なもので、どんなに

便利なチャートを使っても

誤魔化すことができなければ

彼らは、将来の投資収益が

どんなに素晴らしいか予想した

チャートを送ってくるだろう。

営業マンが求めているのは

狂った行為である。遠い遠い

将来に向けて毎年毎年、何千ドル

も投資する約束である。

将来についてわかることは、

それはいずれやってくる

ということだけだ。

・自分が見ることができない

将来を計画する無益と危険に

ついて警告している。

長期投資や長期契約に根を

下ろしてはいけない

危険が不気味に現れたら

撤退するのだ

必要な長期資産計画は一つだけ

それは、

金持ちになろうとする意志だ

金持ちになる方法など知る由もない

計画することはできないのだ

あなたは、どうにかして

それを成し遂げるしかない。

 

あとがき

・ラリー・ウイリアムズは本書を

「投機家であることというアート

について、私がこれまでに学んだ

中で最高の本である」

・直感が訪れた時は

「自分は、この問題について、

十分に知識を蓄え、考えてきた

のか?」と自問する。

答えがイエスなら直感を重んじよ

 

●本書から得られた新しい知識

デカルトは投機やギャンブル

に強かったという話

 

●本書に出てくる格言

・投機を知らずに米国で育った少年は

ショベルを持たずに金鉱にいるものだ

ーフランク・ヘンリーー

・全ての職業には疼きと痛みがある

蜂を飼っていれば刺される

私の場合は心配する、心配したく

ないのなら貧乏のままだ、もし

心配と貧乏の選択肢があるなら

いつだって心配する方を選ぶ

・私が投機で失ったお金は

一度投資したらそのままにしておく

いわゆる投資家という人たち

による巨額の損失よりも小さい

ものであると信じている。

長期投資家は大いなるギャンブラー

である、彼らは賭けたものを

そのまま持ち続けるので

うまくいかないと、全てを

失う可能性がある。

賢明な投機家は、迅速に行動

することによって、損失を

最小限に抑えるものだ

ジェシー・リバモアー

全ての投資は投機である

唯一の違いは、ある人はそれを

認め、ある人はそれを認めない

ージェラルド・ロブー

売った株式の株価を決してチェック

してはならない

ウォール街の教えー

勝者になれたのは、どうやれば

負けるかを学んだからだ

ーマーティン・シュワルツー

勝負から手を引く時を知ることだ

ーシャーロック・フェルドマンー

預言者になるのは簡単である

25の予想を立て、その中で

本当になったものだけを話せばいい

ーセオドア・レビット博士ー

真実は多くの人によってではなく

少ない人によって見出されてきた

デカルト

▼書籍

株式投資の法則

ー時間と価格を組み合わせる

バモアの公式

 

●本書で得られた気づき

・本書では損切りのレベルを

10〜20%としていて

投機先は3ヶ月おきに見直す

とある。

・必要な長期資産計画は一つだけ

それは、

金持ちになろうとする意志だ

 

●今までの自分の考えと違ったところ

 

●本書の内容で実行してみたい事

損切りは15%を必ず守る。

直感を信じる時は自分の

データベースに問い合わせてから

ea-bank.jp

 

■DIE WITH ZERO を読んで

 

 

書名:DIE WITH ZERO

著者:BILL PERKINS

 

●本書を読んだきっかけ

読書会の課題本として設定

したため。

 

●読者の想定

若いうちに読むのも良し

忙しい年代の30代で読むのも

よし、人生について真剣に

考える機会が与えられる。

 

●本書の説明

まえがき

ただ生きるだけではなく十分に生きる

経済的豊かになるだけでなく、人生を

豊かにするための方法を考える。

 

ルール1 「今しかできないこと」に投資する

・自分は今までいったい何をしていた

のだろう?

これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ

本当にやりたいこと、大切なことを

すべきだ。

・今しかできないことに金を使う。

・大切なのは、自分が何をすれば幸せに

なるかを知り、その経験に惜しまず金

を使うことだ。

流されて生きるのではなく自分に

とって大切な経験を意識的に選び

そこに惜しみなく金を使う。

・「健康なくして富に価値なし」

・「この1,000ドルは、今しかできない

ことのために費やすべきだ」

・ものを買うのに必要な時間を計算

する様になった。

・金のために人生を犠牲にするべき

ではない、仕事や物質の奴隷に

なってはいけない。

・心理学の研究でも人はモノではなく

経験に使う方が幸せになれる事を

示している。経験から得る価値は

時間の経過とともに高まっていく

・「経験(それもポジティブな)」を

最大化することだ

【実践】

・人生で何を経験したいのかを

真剣に考えよう

・有意義で思い出に残るものという

観点から、一度きりの人生で本当に

何がしたいのかを考えてみよう

 

ルール2 一刻も早く経験に金を使う

・あなたが誰であるかは、毎日

毎週、毎月、毎年、さらには

一生に一度の経験の合計によって

決まる。

・人は誰でも、常に思い出を通して

人生の出来事を再体験できる。

・キリギリスはもう少し節約すべき

だし、アリはもう少し今を楽しむべき

なのだ。

・重要なのは「どの年齢で、どれ

くらい楽しい経験に金を費やすか」

・経済学でも教育への支出は

「人的資本への投資」と呼ばれる

ことがある。

経験は私たちに尽きることのない

「配当」を与えてくれる

それが「記憶の配当」だ

・その人と親しくなった経緯

過去の会話、共有してきた経験が

相手に対して抱く今の気持ちを

つくっている。

人は本能的に金で買い直せるモノ

ではなく失われたら二度と取り戻せ

ない思い出の品を守ろうとする

・金を払って得られるのは、その

経験だけではない、その経験が

残りの人生にもたらす喜び、

つまり記憶の配当も含まれている

・良い経験は周りに伝染する

自分が思っている以上の

ポジティブな連鎖反応が起こる。

・どんな経験からでもリターンは

得られる。だからこそ私たちは

経験を買う。

・老後で何より価値が高まるのは

思い出だ。

・金をかけずに楽しめる機会を

十分に活用している人は少ない

【実践】

あなたが望む経験のうち今日、今月

今年中に投資できるものはないか

「今」それをしないことのリスクを

考えよう

・一緒に経験したい誰かを思い浮かべる

この人たちと共にどれだけ記憶の

配当が得られるか想像しよう

・記憶の配当を多く受けとる方法

を積極的に考える。

たくさん写真を撮る、その経験を

した人たちとの再会を計画など

 

ルール3 ゼロで死ぬ

・毎朝コーヒーショップで安くない

コーヒーを買う人は多いが、この贅沢

が1年でどれほどの贅沢になるか

気づいている人はいない

「少なくとも、この習慣がなければ、

他に何ができたかを頭の片隅に置いて、

毎朝のコーヒーを楽しんでみてほしい」

・金を稼ぐ事だけに費やした年月は

二度と返ってこない

単に働く事が習慣にはなっていないか

100万ドルの資産を残して死んだら

それは100万ドル分の経験をする

チャンスを逃したということだ。

・研究によれば退職後の生活費は

毎年一定ではなく高齢になる程

少なくなる。

・仕事に情熱を捧げる人であっても

「ゼロで死ぬ」を目指すべきである

・大好きな仕事のおまけの「おまけ」

であったっとしても、金が金で

あることに変わりはない

・どんな手段で得たものであれ

金は活きた使い方をすべきだ

・誰かに金を与えるなら早い

方がいい、死ぬまで待つ必要はない。

・なんと70代になっても人々は

まだ未来のために金を貯めようと

している。

全退職者の1/3が、なんと退職後に

資産を増やしている。資産を取り崩す

のではなく反対に富を増やし続けて

いた

・金を使いたいという意思はあるものの

歳を重ねるごとにやりたいことが

変わり意欲も薄れていく

・世帯主が55〜64歳の平均年間支出

6万5,000ドル

65〜74歳の平均年間支出5万5,000ドル

75歳以上の場合は4万2,000ドル

年齢と共に高くなる医療費も含めた値

(2017年アメリカ統計局)

将来の医療費の額がわからないといっても

貯めすぎている人が多すぎるのが現状

老後の医療費のために莫大な資産を

つくろうとするのは、エイリアンの

襲来に備えるようなもの。

残り数ヶ月を延命できる高額医療に

意味は見いだせない。

医療医は病気の治療費に使うより

健康を保つための予防に使うほうが

はるかに懸命だ。

・民間の介護保険に入ると、思った

より保健料が少なくて済む

【実践】

「ゼロで死ぬ」ことに心が動かない人は

心理的な抵抗はどこから来ているか

考える

・仕事が好きな人は、仕事の邪魔

にならない形で有意義に金を使える

方法を考えてみる。

 

ルール4 人生最後の日を意識する

・寿命計算機を使ってみよう

WEBサイトで無料で提供されている

・「長寿年金」について調べてみよう

長生きしすぎて資産を使い果たして

しまう人から「加入者本人」を守る

・「4%ルール」退職時に貯蓄から

毎年4%を使い続ける

・死ぬ前に資産を尽きないように

生きているうちに金を使い切る

方法はある。

・あなたが123歳まで生きる確率

は現時点のデータからすれば

かなり低い

・「運用資産」で報酬を得るアドバイザー

は顧客が長寿年金を購入すれば

商売にならない

・「できる限り人生を充実させるには

どうすればよいか」

・私たちは、死から目を背けることで

人生を最適化できていない。

人々は死の話題を避け、それが

決して来ないかのように振る舞う。

・人は死が迫っていないと、

合理的な判断ができない。

・死に対して目を向けないでいると

永遠に生き続けるかのように

振る舞ってしまう。

・限られた時間とエネルギーを

どう使うべきか・

【実践】

生きている限り一定の収入が保証

される長寿年金などの金融商品

目をむける

 

ルール5 子供には死ぬ「前」に与える

・子供達に与えるべき金を取り分けた

後の、残りの「自分のための金」を

生きているうちにうまく使い切るべき

子供達には、あなたが死ぬ「前」に

財産を与えるべきだ

本当に子供達のことを第一に考えて

いるなら、自分が死ぬ前に寛大さを

示してあげればよい、大切な子供達が

受け取った財産を最大限に活用できる

タイミングを考えてあげる

FRBの調査だと人が遺産を相続する

最も一般的な年齢は、60歳前後

・貯めたお金を誰に、いつ、どれくらい

与えればもっとも効果的なのかを

真剣に考える。

2007年の家族間での財産継承のうち

全体の8〜9割は被相続人が死亡した

後である。

多くの人は「自動運転モード」に入っている

自動運転モードな生き方を改め子供達に

必要なものを与えようと思っても

ある強力な力が立ちはだかる

「恐怖」である。

・譲り受けた財産から価値や喜び

を引き出す能力は、年齢とともに

低下する。

・「親が財産を分け与えるのは、

子供が26〜35代の時が最善」

・幼少期に親から十分な愛情を

注がれた人は、成人後も他人と

良い関係を築け、薬物中毒になったり

うつ病を発症したりする割合が低くなる

「親はどのくらい時間や愛情を与えて

くれたか?」

「親は人生について、あなたにどれだけ

の事を教えてくれたか」

「子供の頃の両親との関係をどのように

評価するか」

・「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」

トレードオフの関係として捉え

自分の時間を最適化する

子供と過ごす経験の価値を定量化する

ことは子供のために本当にすべき事は

何かを立ち止まって考える良い機会に

なる。

・金は稼いでいても一緒に時間を

過ごせず、経験も共有できないの

なら、それはむしろ子供に大切な

ものを与えているのではなく

奪っていることになる。

・死後に寄付するのは恐ろしく

非効率である。

教育に投資の利点があるのは

十分な裏付けがある、だからこそ

早く寄付をすることでこの価値は

高まる。

慈善事業の問題は「今」起きている

それを解決するのに相応しいのは

将来ではない今なのだ。

大金がなくても発展途上国の人に

寄付する事はできる。

セーブ・ザ・チルドレンコンパッション

インターナショナルなどの団体を

通じて寄付、年間500ドル未満で

1人の子供が教育を受ける事ができる

チャリティーは待ってはくれない。

【実践】

自分が生きてる間に子供に財産を

分け与える。

何歳の時にどれくらい、必要と

判断したら、すぐにでも行動に移す

・財産分与や寄付は、事前に

専門家に相談する

 

ルール6 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する

・若い時にリスクを取ることの

価値を大いに信じている

だがそれは、そのリスクをとる

だけのメリットがある場合に限る

・今でしかできない経験(価値のあるものだけ)

への支出と、将来のための貯蓄

の適切なバランスをとる。

・「50ー30ー20ルール」

50%生活費

30%人生を楽しむため

20%貯蓄や借金の返済

貯蓄に回すべき割合は20代、30代

40代、50代と年齢によって変えていく

・人生の残り時間によって、今を

楽しむことと将来に備えることの

バランスを最適化していこう

・「旅行を躊躇する理由」を尋ねた調査

によると60歳未満は「時間」と「金」

75歳以上は「健康上の問題」

健康上の問題は年齢が上がるにつれて

大きな割合となり、高齢者では

最大の制約になる。

・昔の感覚を引きずり今の自分の

体力を把握できていない人は多い

のの感覚のズレが、老後もいくつ

になっても若い頃と同じような

事ができるという思い込みに

繋がっている。

まだ健康で体力があるうちに

金を使った方が良い。

金から価値を引き出す能力は、

年齢とともに低下していく

能力が高い時にたくさんの金を使う

事は理にかなっている。

経験から価値を引き出しやすい年代に

貯蓄を抑えて金を多めに使う。

今すぐ金を支払うべきか、

別の機会に取っておくべきか

立ち止まって考えてみてほしい。

もちろん、先送りして楽しみが

増える経験もある

・人が人生を充実させる3大要素

「金」「健康」「時間」

金ではなく健康と時間を重視する

それが人生の満足度を上げるコツ

なのである。

あらゆる年代で健康の改善は人生

を改善する。

体重が1キロ増えると膝には4キロ

の負担が余分にかかる5キロの

太り過ぎは膝に20キロの余分な

負担をかける。

健康の小さな変化は、人生全体の

充実度に甚大な悪影響を及ぼす

可能性がある。

若い頃に健康に投資する方が、

人生全体の充実度は高まる

・時間は金より遥かに希少で

有限である

時間を作るために金を払う人は

収入に関係なく人生の満足度を

高める事がわかっている。

金を払って面倒な雑事から自分を

解放することは、マイナスの

人生経験を減らしプラスの人生経験

を増やすことになる。

・どんな瞬間にも、その時すべき

理想的な経験がある。

そう考えて、最適な時間の使い方

を模索しよう。

【実践】

現在の健康状態について考える

・今しかできない経験にはどのような

ものがあるか

・人生の健康値を向上させる

健康改善法を1つ思い浮かべる

・食生活を改善する

・体を動かす機会を増やす

・金で時間を買う具体的な方法

を検討する。

 

ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する

・何かをできなくなる時の正確な

時間を知ることはできない

大切なものは知らないうちに

ゆっくりと遠ざかっていく

にも関わらず、それが永遠に

続くかのように思い込んでいる。

・あまり知られてないが

人は生涯を通じて何度も小さな死を

経験する。

私たちは皆、人生のある段階から

次の段階へ前進し続ける。

ある段階が終わることで小さな

死を迎え、次の段階へ移る。

つまり、ある段階でしかできない

経験を先延ばしにできるのは

その段階が終わるまでに限られる

一番の悲劇は、死ぬ間際までに

機会を逃したことへの後悔の念を

抱かずに生きることだ。

その時にはもう、生き方や考え方

を改める時間さえ残されていない

最大の後悔は

「勇気を出して、もっと自分に忠実に

生きればよかった」であった

2番目に多かったのは

「働きすぎなかったらよかった」

そして働きすぎは後悔しても

一生懸命に子育てしたことを

後悔する人はいなかった。

多くの人は働きすぎた結果

子供やパートナーと一緒に時間を

過ごせなかったことを後悔していた

だが意外にも、もうじき失わ

れてしまう何かについて考えると

人の幸福度は高まることがある。

30日後に引っ越す事を想像した

グループは、そうでない学生に比べ

幸福度は上がっていた、残された

時間が少ないと想像するだけで

充実した時間を過ごせたのだ

実験から、人は終わりを意識

すると、その時間を最大限に活用

しようとする意欲が高まる。

現実には、人生の各段階で使える

時間はそれほど多くない。

もちろん無制限でもない。

・「タイムバケット

現在地をスタートして

5年、10年と区切って、

これがやりたいということを

記入していく。

私たちは誰でも夢を持って

生きている。

単に頭で考えるだけではなく

実際にそれらを全て書き出す

ことが大切だ。

リストを作成するときは金について

心配する必要はない

リストを作る目的は。

「どのような人生を送りたいか」を

想像することだ。

死ぬまでにやりたいことを

無条件で考えてみる。

見えてくるのは、物事にはそれを

行うための相応しい時期がある、

という事実

期間を区切らないと、人生の残り

士官が少ない人が焦る気持ちで

生きてるうちにやりたい事を書く

受け身の発想が生まれがち

金を気にしてしまうと

「楽しそうだけど、金がないから無理だ」

と簡単に夢をあきらめてしまう

【実践】

大変だと感じたなら10年区切り

のバケツを作り何がしたいか

リストを書く

年齢や体力面の問題が制約に

ならないうちに早めに計画を立てる

・子供がいる人は子供が成長して

次の段階に移るまでに一緒に

何をしたいかを考えてみよう

 

ルール8 45〜60歳に資産を取り崩し始める

・経験の質は、誰と一緒にいるか

によって変わる。

大切な人たちと同じ瞬間を分ち

あっていたら、それまで味わった

ことのないような最高の気持ち

になれた。

私たちは人生のある段階で、まだ

経験から多くの楽しみを引き出せる

体力があるうちに、純資産を

取り崩していくべきなのだ

必ず確認するべきは、人生を

終えるまでに生活に困らない

だけの金があるかどうかだ

その額は、一般的に目標とされる

貯金額よりかなり少なくなる

可能性がある。

最悪のシナリオを念頭に置くから

である。

「毎年の生活費×残りの年数」の70%

ほど。

死ぬまでに必要な金=

(1年の生活費)×(人生残り年数)×0.7

最低限の資金を貯めたあなたは

資産のピークをいつにするか

考えられるようになる

「金額」を目標にピークを決める

べきではない。

この手の目標を設定した場合

それを十分だと感じるのは

心理的に簡単ではない。

ほとんどの人は最適な資産の

ピークは45〜60歳の間に

位置する。

人生を最適化するようう金を使う

場合、大半の人は40〜65歳の

あいだに資産がピークに達する

仕事を辞めたくないなら辞め

なくてもいい、その場合でも

ピークを過ぎれば稼いでいる

以上の金を使わなければならない

・老後生活のコマーシャルについて

本当はリタイヤ前にしたいのでは

ないだろうか?

・特にやりたい事を見直すのに

相応しいタイミングが、資産が

ピークに近づいているときである

中年になると人は自分が大好き

だったことを忘れがちだ

仕事があれば、明確な目的を

もって毎日過ごせるし、帰属意識

も満たされ、達成感も得られる。

【実践】

・老後生活の予定地の物価を考慮し

1年間の生活費を計算

・健康診断を受ける

できるだけ詳しく検査を受ける

・今後、体力の低下によって

好きな活動から得られる楽しみ

が減り始める年齢を予想、

それによって好きな活動は

そのような影響を受けるかも

考えてみよう。

 

ルール9 大胆にリスクを取る

・成功を手にするまで何度も

大胆な行動を取り、そのどれにも

リスクを感じないこと

失敗するリスクより、成功の

メリットが遥かに大きい

「非対称リスク」

このような時は大胆な行動を

取らない方がリスクとなる。

大胆な行動は、将来の幸福度を

高めるという意味での投資になる

つまり、あなたの人生を豊かに

する。

・ハリウッドの俳優になる場合

夢を描いてハリウッドの住人に

なる場合、多くは成功を手にできない

このような状況でハリウッドに

向かうべきかどうか判断する

基準は何か?

それは、あなたの年齢だ

あなたが20代前半なら夢に挑戦

してみるべきだ、全身全霊を

かけてできる限りの事をすればいい

芽が出なくても就職するチャンスは

残されている。

・「グーニーズ」の子役は

思春期を迎えたことで、

「チャンクからハンク(いい男)に

変わった」

ハリウッドには元子役の悲しい

エピソードがたくさんあるが

コーエンはその後法律を学び

弁護士として活躍している

失敗をバネに成功を掴んだ

・リスクを簡単に取れる時期を

生かしきれていない人は多い

本当にやりたい事を探したいなら

リスクを取る時があっていい

・住む住所を変える不安を乗り越える

「普段、その人たちとどれくらいの

時間を過ごしているのか?」

多くの場合それほど一緒にいない

著者は土地にステレオタイプ

先入観を持っていたが、

成功すれば大金が稼げる大きな

チャンスを目の前に問題と

しなかった

「人生には大胆に行動すべきときがある」

「安定しているが充実感が

得られない道」ではなく

「確実性は低いが経済的、心理的

遥かに大きなやりがいが感じられる

大胆な道」に進もうと

人は生まれつきリスク許容度に

違いがある。

・大胆に行動するための3ポイント

①一般的には人生の早い段階が良い

②行動を取らないことのリスクを

過小評価すべきではない

③「リスクの大きさ」と「不安」は

区別すべきだ

・若くない人でも大胆になるべき

時がある、それは、苦労して

稼いだ金をいつ使うかを判断

するときだ、

私たちが一番恐るべきは

「80歳になった時に贅沢な資産が

あるか」ではない、人生と時間

を無駄にしてしまうことである

【実践】

・リスクが少ないのに逃して

いるチャンスはないか

若い時ほどデメリットは少ない

・「恐れ」は合理的なものか

不合理な恐れを夢や目標の

障害にしない

・あなたの選択には、あなたの

価値観が反映されている。

日々の選択に意識的になろう

より良い人生を生きるために

賢明な選択をしていこう

 

あとがき

・人生で一番大切なのは

思い出を作ることだ。

 

謝辞

たいていのアイデア

「いつかやりたいこと」

のリストに付け加えられるだけで

そのまま何年も放置されてしまう

何か強力な引き金がなければ

私たちは重い腰を上げようとは

しない。

 

●本書から得られた新しい知識

・数十万ドル払えばTEDの

カンファレンスへ特権的に

アクセスでき、さまざまな

分野で活躍する一流の知性の

持ち主と触れ合うことができる

 

●本書に出てくる格言

・仮にどんなに大金を積まれても

僕はあの旅の思い出を消そうとは

思わない

ー著者の友人ー

金のことは一旦忘れるんだ

そして、その物件を買うことで何が

手に入るかをまっさらな頭で考えて

みればいい

ー著者ー

資産を残しておく価値がない場合

わずかな延命しか期待のできない

治療のための多額の支出も合理的

になる

ー著名な3名の経済学者ー

・FIREではなく、お札で炎(ファイヤ)

を燃やすような生き方をするよう

になった

・どんな金の使い方をすれば満足感

が得られるか知らないだけかも

しれない

ー著者ー

 

▼書籍

・Your Money Your Life

ビッキー・ロビン、ジョー・ドミンゲス

・Freakonomics

「(邦題)ヤバイ経済学」

ティーブン・レヴィット

▼アプリ

Final Countdown

(推定死亡日までの日数表示)

 

●本書で得られた気づき

この本を読み終わって、しばらく

たった頃に従姉妹が亡くなった

という知らせを聞いた

享年60歳であった、

これは自分にとって一つの

残り人生はどのくらいかを知る

指標になるかもしれない。

となると、今ある資産を使って

残りの人生をどう充実させるか

一つの選択が、自分とって

死ぬ直前に最良の記憶の配当を

もたらしてくれるだろうか?

と考えるようになった

 

●今までの自分の考えと違ったところ

 

●本書の内容で実行してみたい事

すでにしを意識した行動を

取ること、やりたいことで

やり残していることはないか

再点検して今を生きる。

 

 

■87歳、トレーダー茂さんの教え を読んで

 

ea-bank.jp

書名:87歳、トレーダー茂さんの教え

著者:藤木 茂

 

●本書を読んだきっかけ

単に売れてたから、書籍にたくさん

置いてあったから

 

●読者の想定

日本株投資初心者向け

 

●本書の説明

お金を増やしたいのは二の次

ただただ楽しいから

毎朝2時に起きで株のことを考えている

・決算で見るべきポイント

①増収増益になっているか

②増配になっている、あるいは

その余地があるか?

③「PER」「PBR」は割安か?

 

87歳★現役デイトレーダー

ここまで続けてきたのは

ひとえに「株が好きだから」

 

第1章 19歳で投資を始めて68年

・取引を終わった直後は、その取引

が良かったかどうかを反省する必要

があるが、それさえ終われば記憶に

留めておく必要なし

転換社債は「償還すれば車載で

途中で転換すれば株式になる」

株が上昇すれば儲けもの

下落したとしても額面どうりで

償還される。

株は5%保有すると報告義務発生日

の翌日から5日以内に

大量保有報告書」を提出する義務

があるが転換社債にはない

・株価が転換価格より下の時に

村上ファンド転換社債を7割

に至るまで買い集め一気に

株式に転換した

・2億もあれば仕事をしなくても

生活できたためスイスに夫婦で

旅行

信用取引の手数料が1カ月定額

でできるのは岩井コスモ証券のみ

 

第2章 80銘柄を月6億円トレード

・短期で売買するのは「小型株」

信用取引では「貸株料」「信用管理費」

が売買手数料以外にかかる

現物取引では一日何度も

同じ銘柄で売買することは

基本的できない

信用取引では配当額として

「配当落調整金」をもらう事が

できる、これは「譲渡所得」に

分類される

・現引き

株を売らずお金だけを返却

・現渡し

お金ではなく現物株を返却

株が値下がりすると考えられる

場合に用いる

つなぎ売り」の場面でも使う

株主優待目的のつなぎ売り

証券会社が儲かるようになって

いる

個人投資家の株取引の実に

7割以上は信用取引

日経CNBCをつけっぱなし

にしておく(02:00-20:00)

朝の8:15までは米国CNBC

・米国株が低迷すれば米国人は

投資リスクの高い海外の株式を

手放したくなるため米国の市場

動向確認は重要

・米国で値動きが激しければ

日本でも似たような動きをする

・有料の情報を含めニュースを

チェックしておくことは重要

・朝5時にADRを中心に米国株

の動向をチェック

先物の日中取引は8:45-15:15

夜間取引は16:30-06:00

・気配値が前日の終値より

どれだけ高いか安いかを確認

することで、その日の相場状況

の見当がつけられる

東証では直前の価格と比較して

一定の値幅の範囲内に限って

次の売買が成立するルールを

定めている

・特別気配値になった場合には

値動きが激しいケースが多いので

注意深く確認する

・チャートが反転し始めた瞬間を

狙った方が堅実だと頭に叩き込む

・ニュースが好材料が出たと言っても

自分が考える適正価格以上に

上がってしまったものは買わない

それは「買われすぎ」

・注文約定は午前9時台に集中

午後10時を過ぎれば1日の

半分は終わったようなもの

13時台は、どうしても取引が

落ち着く傾向にある

・決算が近くなると決算で

上がるだろう株が安くなる

タイミングを見計らい買う

週単位でのトレードになる

・決算で上がるかもしれないが

今後の見通しのくらい株には

手を出さない

・取引はノートに記入する

いつ買った、いつ売った

どれだけプラスになった

などの情報を記入

・「いかに天井、底値付近で

売買する事ができた」を指標

にする。

外れた場合は、それがチャートと

異なる動きか、チャートを読み間違

えたのか、何か材料があったか

と言ったところを考察

・P116ー118:関し銘柄

・長期保有の銘柄は

トヨタ、ホンダ、三井物産、丸紅

・基本的にあまり損切りしない

長期的な塩漬けもある

投資信託に回す費用があるなら

個別銘柄で取引した方が良い

・岩井コスモの「トレーダーNEXT」

というパソコン向けトレード

ツールを活用

・今まで一番多く取引したのは

武蔵精密工業(7220)

・売買回数は月に500-600回

1日30回行かない程度

・3円でも5円でも上がればいいんです

欲をかきすぎてはいけません

・アンティークコインが好きです

100年以上前に発行されたコイン

なかでもヨーロッパの歴史上

最も有名な王朝の一つ

「ハプスブルグ帝国」のコインが

好きです、アンティークコインには

1枚1億を超えるものもある

 

第3章 投資歴68年シゲル流「1:2:6」のルール

・1番のポイントは

「増収・増益・増配」であるか

売上が増え利益も増え、利益が

配当に回っているかどうか

・成長する株でも長期で持つより

回転売買したほうが多額の利益

を得られます

・「増収・増益」売上高が上がっても

現役の場合もあるので2つが

揃っている必要がある

とりわけ「経常利益」「純利益」を

見るようにしている

・経常利益は収益力を示すため

非常に重要、純利益だけでは

たまたま臨時収入があったり

一時的な損失があるから不十分

・年間で3000万ぐらいの配当

をもらっている

・「純利益」からどれだけ「配当」

に当てているか「配当性向」

大企業は30-40%が多い

配当利回りだけに注目すると

そのうち足を掬われる

・「1:2:6」ルール

この株は良さそうだで1000株買って

やっぱり良さそうだで2000株追加買い

これはいけると思ったら6000株追加買い

売る場合も同じ

・「増収・増益・増配」の次に重要視

しているのは「自社株買い」を

しているかどうか、自社株買いは

一株益を高くする

・自社株買いは3月決算の会社が

本決算のタイミングに合わせて

公表する場合が多く4〜5月に

かけて自社株買いの発表が増える

・投資対象のビジネスモデルを

理解する。

日経CNBCで値上がり率ランキング

を確認する、ネット証券でもよい

・値動きの材料

適時開示で業績の修正などを公開

した場合は株価が大きく変動する事が

想定される

・2023年7月時点では

サンワテクノス(8137)

QDレーザー(6613)

の取引が多かった

・上場したばかりの銘柄は値動きが

大きい傾向にある

・大型株は機関投資家に勝つのが

難しいことと値動きが活発でない

ため主戦場とはしない

アルゴリズム取引

見せ板風

ステルス注文

ニューへの反応

・自動で注文を入れられる大型株

の土俵では真正面からは戦わない

方がいい

・上がっている時ほど気を付ける

テクニカル分析種類

ローソク足分析

新足3本足

価格帯別出来高

トレンド分析

オシレーター分析

フォーメーション分析

ローソク足とRSIをよく使う

ローソク足は5分足をよく見る

・小陽線、小陰線

上下に短い髭のある実体の短い

ローソク足

・三山、三川

三尊、逆三尊とも呼ぶ

・RSI:

一定期間上げ幅合計÷

一定期間上げ幅と下げ幅合計

×100(%)

※ボックス相場で機能すると言われる

新値足

「新値3本足」「新値5本足」「新値10本足」

などがあるが「新値3本足」をよく使う

新値3本足は直前のローソク足3本

を包み込むように反対に動く足

陽線3本を包み込めば「陰転」

陰線3本を包み込めば「陽転」

という

・一目均衡

「一目山人」のペンネーム細田悟一

が生み出した

好転の条件は3つ

①転換線が基準線を上回る

ローソク足が雲を上回る

③遅行線がローソク足を上回る

3つが揃うと「三役好転」という

・買うタイミングは「安い」と

思った時で売るタイミングは

「高い」と思った時

・チャートはローソク5分足

価格帯別出来高、RSIと

MACDを表示させる

RSIは日足や週足の方が

より正確に機能する

・週足は月曜の株価、月足は

月初の株価を反映しているので

頭の中で整理する。

・売買が活発でRSIが70%あれば

売り注文、30%以下ならば買い注文

チャートが三尊、逆三尊ならさらに

良い

ジーテクト(5970)は2030年

までは持っておくべき株と思う

・RSIが29%であれば思い切って

買ってもまず失敗しません

・RSIで悩むときは新値3本足

一目均衡表を確認

・株価が上がったからといって

イコールRSIが高いわけではない

・「底」と思ったところは多くの場合

「底」ではない、まずはローソク足

RSIでエントリーを確認する

・決算シーズンは1日数十件

多いときは百件以上の決算発表

がある。

・決算の内容を材料に短期的な

利幅を狙って売買することを

「決算プレイ」という

決算が発表されたら翌日は値が

動くので時間との戦い

具体的には、「収益はどうなっているか」

「想定との乖離はどうなっているか」

を調べ、上方修正されていれば

株価は上がり、逆であれば

下落します。

・決算が出たら買うかどうかを

ランク付けてノートに書き込む

例)AAA,B+、C

・枝は「決算」、木は「日本経済」

森は「世界経済」

四季報を定期購読すれば

前日に届く

・決算が出たら保有銘柄の決算

内容と四季報の予想を比較し

通期がどうなるかを考える

四季報で「ストレージ王」

東武住販」で名前載った事がある

・コロナ禍で鉄道業界は痛手を

受けたが、このような分野は

成長が期待できる

日経平均は30年ぶり高値圏と

いうが日本経済は当時より

地盤沈下しているのは目に見えて

明らか

まずは自分が自信を持って

「この企業は詳しい」「この企業は好きだ」

と思える企業の株から入る

 

第4章 上がったら売る、下がったら買う

・株で失敗する経験の一つに

有名な投資家が推薦した銘柄を

何も考えずに買ってしまうがある

・チャートの値動きを見ながら

相手が何を考えてるかを想像する

必要がある。

・見せ板に踊らされてしまう人が

多いことが、見せ板がなくならない

理由です。

・自分の頭で考え、他の投資家心理

を読むことが、株で勝つためには

不可欠です。

・「こうなれば絶対に買い」「こうなれば

絶対に売り」だと自信を持って言える

ような指標はない

トータルとして勝ち続けるには

日々の経験と思考を積み重ねていく

しかない。

権利落ち日前に、「この銘柄だと

いくらの配当が妥当か」「この銘柄で

配当が支払われた後、いくらまで株価

が下がるか」を予想しておく必要が

あります。

・カリスマ経営者の企業は、最終的に

自分たちが利益を得るような株価操作

が上手なので長憂が必要

・1四期の決算が出たらそれを4倍

前年同期比も確認。

次に四季報を見て一株益を確認。

ローソク日足、価格帯別出来高

RSI、MACDを見たら一目均衡表

と新値3本足。

売買基準は外れる投資はしない

自分の中で根拠を持たずに好決算だ

と思って飛びつくとやられる。

・「いくら下がったら損切り

「いくら上がったら売る」というのも

決めてはいない

・世間で「重要だ」と言われている

事について、疑問を持つことも重要

他の人と同じことをしても勝てない

・バフェットのことを鵜呑みにしない

彼はファンドを経営しているから

彼が銘柄について語るのは

「自分の利益になるから」

現に8月にはバークシャは1兆1000億

もの売越を行ったことが決算から

明らかになった

・著者は積極的にナンピンをする

「負けを取り戻したい」という気持ち

だけ膨らみ冷静さを失うと損失を

広げる結果になる

・株価が2倍、3倍になって欲しい

とさえ思っていない、それは自分の

腕とは関係ない運であるから

機関投資家の特徴

①すぐに結果を出す必要がある

②内部でルールを決めている

③小型株の回転売買はしない

④本当のことは公開しない

個人投資家の強み

①休める

②小回りが利く

③自由がある

・仕手筋

①玉集め

②玉転がし

③振るい落とし

仕手株の特徴

「価格が安い」「出来高が少ない」

「発行済み株式数が少ない」

つまり小型株の特徴

・自分だけが知っている割安銘柄

などこの世に存在しない

・下がっているときは下がって

いる時で別の買い注文を出す

IPOセカンダリーで買うのは

10社に1社ぐらい

・その日にストップ高で値がつかないと

買付代金をその日に徴収する

「買付代金即日徴収規制」

この規制が解除されるまで

「制度信用」での注文はできない

「ロックアップ」にも注意する

IPO銘柄が多いと資金が分散し

値が動かない時がある

・「なぜ勝てたのか」「なぜ負けたのか」

を考えることは欠かせない

・今の日本株は買われすぎではない

企業の実力に見合った買いが

入っているだけ。

・自分の資産額をダウ平均を使って

パフォーマンス計算している

・政府は個人資産をどうにか投資

に向けさそうとしている

・PBRが低いということは

収益率が投資家の期待する水準

に達していないということ

・新NISAでは「成長投資枠」で

1200万円まで「つみたて投資枠」

で計1800万円まで利用できる

ようになった

・長期的には円高に向かうと

著者は考えている(112円程度)

・誰かの言ったことを鵜呑みにしないで

自分の頭で考える

「いまみんなはどう考えているのか?

そこで自分はどうすべきか?」

・2020年の時点で投資信託

など購入した人の損益がプラス

の人は30%程度、70%程度

がマイナス

デイトレーダーとして生き残れる

のは10%程度と言われている

・ラルフ・ビンズの実験では

負けた95%は

「負けた後に賭け金を増やし、

勝った後に減らした」

負けが続くと、次は勝てると

思い、勝ちが続くと次は負ける

確率が高いと考えてしまう人の性

・運より勉強がものをいう

 

第5章 デイトレードは究極の”脳トレ

・頭を使い続けることが重要

・取引時間は株以外のことは

やらない

・信じられるのは自分だけ

証券会社の人の言葉を信じて買って

自分の何が成長するのか?

・本気でやれば必ず光と影が出る

光が濃いほど、影も濃くなる

 

株が好きなんや

・勝ち負けは次の取引につなげ

深く拘らない

・株を引退するのは死ぬ時

私は”生涯現役”の投資家なのです

 

●本書から得られた新しい知識

・五反百姓出ず入らず

五反の農地を持っている百姓は

お金が残りもしないが借金もなし

・企業物価指数から見ると

1965年の1万円は今の23,000円

消費者物価指数で見ると

なんと43,000円

・場立ちは1999年に廃止された

甲南大学は社長や華族のの子女を

受け入れる旧制7年生高校

・インターネットで株が買えるように

なったのは松井証券が最初1998年

・株主資本配当率(DOE)

株主資本に対する配当総額の割合

・半値ハ掛け二割引

半値(0.5)×ハ掛け(0.8)×二割引き(0.2)

大体1/3程度

・加藤あきら

「誠備グループ」「兜町の風雲児」

相場師で仕手筋

スクイーズアウト(強制買取)

個人投資家に金銭を交付して

締め出す行為

・ソル・イ・ソンブラ

スペイン語で光と影

闘牛で日陰と日向が半分に分かれていて

それが生と死を分ける

 

●本書に出てくる格言

・1年余分に生きなくていいから

自分の食べたいものを食べさせて

くれ。

幸せであることは寿命に大きな

違いをもたらすと思う。私は

ホットドックを食べたりコーラ

を飲んだりしているときに幸せを

感じる。(2023年4月)

ーウォレン・バフェットー

 

●本書で得られた気づき

・株で失敗する経験の一つに

有名な投資家が推薦した銘柄を

何も考えずに買ってしまうがある

・バフェットのことを鵜呑みにしない

彼はファンドを経営しているから

彼が銘柄について語るのは

「自分の利益になるから」

現に8月にはバークシャは1兆1000億

もの売越を行ったことが決算から

明らかになった

 

●今までの自分の考えと違ったところ

損切りはあまりやらない

というところ。

 

●本書の内容で実行してみたい事

日経CNBCをインストールした

有名人の言ってることや

著名投資家、インフルエンサー

発言の裏に隠されている思惑に

ついて必ず考える!

ea-bank.jp

 

■お金のむこうに人がいる を読んで

 

 

書名:お金のむこうに人がいる

著者:田内 学

 

●本書を読んだきっかけ

読書会の課題本に設定された

ため。

 

●読者の想定

小学生でも理解できるほど

わかりやすく解説されていた

 

●本書の説明

はじめに 経済の専門用語は「ごまかす時」

使われる

・専門家が専門用語を使うのは

相手をごまかそうとするときだ。

自分をごまかしながら考える人はいない

・経済は、お金ではなく人を中心に

考えないといけない。

経済の主役は言うまでもなく人だ

誰が働いているのか、そして

誰が幸せになっているのか。

人を中心に経済を考えれば経済を

直感的に捉えることができる

「経済の問題は、専門家だけに任せる

ものではない、自分も考えよう。

そのほうが未来の社会はずっと

良くなる。」

 

第一部 「社会」は、あなたの財布の外にある

・働く人がいなければ、お金は

力を失う。

自分の財布の中のお金だけ見て

暮らしていると、登場人物は自分

だけになる。社会の話が自分と

切り離された話になり

「お金さえあれば生きていける」

と錯覚してしまう

 

第1話 なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか?

・1万円札自体に価値はない

「みんなが使っているから」

「みんなが価値あると信じているから」

と言うシンプルな理由で使って

いる人がほとんど

・すべてのチケットに共通するのは

「将来の約束」だ

日本銀行券も発行した日銀から

すればマイナスの価値を持つ

・金の預かり証が現在の紙幣に

近づいていった。

法律が変わり紙幣と引き換えに

金を渡す義務を無くした

そして、金の代わりに日本国債

保有するようにした、新たに

10兆円発行すれば、その紙幣で

新たな国債を10兆円購入する

僕たちは「脅されている」のだ

それが税金である、税金は

円貨幣で払わないといけない

滞納すれば国税庁の人が徴収に

やってくる。払わなければ

刑務所に入れられる

この法律があるから僕たちは

円を使う。

・明治時代に突然貨幣が普及し始め

「円の普及」を大きく後押ししたのは

1873年の地租改正、需要なのは

「税金の支払いを円貨幣でしか

認めなくなった」

・租庸調という制度では

米や綿布、絹布でも税が納め

られて市場では自分の欲しい

ものと交換できた。

・集められた税は

「みんなのために働く人たち」に

支払われる。

・紙幣自体に価値はないが、

税金というシステムで一人ひとり

にとっての価値が生まれ

そして、紙幣を手に入れるため

みんながお互いのために

働くようになった。

・紙幣をコピーしてはいけないのは

「みんなが支え合って生きて

いけなくなるから」だ

 

第2話 なぜ、家の外ではお金を使うのか?

・新国立競技場は総工費3000億

円以上下かかることが判明

ピラミッドはすべて人手の

工事で、その費用は4兆円に

跳ね上がる。

4兆円かけた建造物は地球上に

存在しない、宇宙には

国際宇宙ステーションが4兆円

の建造物

・エジプト王は命令のもと、莫大な

数の労働者を働かせて作り上げた

必要なのは予算確保ではなく

労働を確保することだった

・100g500円のステーキは

0円の自然資源と、合計500円

の人件費や利益に行き着く

・「すべてのモノは労働によって

作られる」

・王の命令は交渉だ、命令に背くと

大変なことになるのは誰も知って

いた、現代では絶対的な権力が

なくても言語の伝わらない外国

にいても、相手が提示した価格

さえ支払えば他の人に働いてもらう

・欲しいものを手に入れるとき

やるべきことは2つ

①売ってくれるお店や働いて

くれる人を選ぶ

②自分の財布の中のお金を相手の

財布に流す。

・お金を流せば、自然に労働が

集積され、どんな複雑なものも

作り上げることができる。

これがお金のコミニケーション

「伝達力」である

家の外では、見知らぬ人に働いて

もらわないといけないから、

お金を使う。

・コミニケーションをお金に

任せると、働く人が徐々に見えなく

なる。

・金を手に入れるのに必要な物は

権力からお金に変わったが、

誰かの労働力が必要なことは

変わらない。

あなたが消費しているのは、

お金ではなく、誰かの労働力だ。

モノが手に入るのは誰かが

働いているからで、お金は

交渉に使われているだけで

必要不可欠ではない。

家の中では普通は必要ない

・「モノを作る」とは

「何かの問題を解決する」という

表現の方が正確だ

・技術革新など生産の効率化に

よって僕たちが受けている恩恵は

材料費や原価が安くなること

ではなく「労働が節約できる」こと

・「働き方革命」は仕事を増やす

原因を作っているのは消費者で

意識を変えないと自分自身の

首を絞めることになる

生産者だけが悪いのではない

価値判断に自信を持てなくなった

消費者のせいでもある

自分にとっての価値がわかれば

損することはないし、損している

と感じることはない。

僕たちは、自分にとっての価値

自分の幸せに向き合わないと

いけない。

 

第3話 価格があるのに、価値がないものは何か?

・買い物で得をしたかどうかは

あなたの感じる価値で決まる

支払った価格に込めた期待より

あなたが価値ありと感じれば

得したと感じられる。

自分がそれだけ満足したか

ということである。

そして。効用は人によって違う

どんなに価格が高くても、

あなたにとって効用がなければ

意味がない。

・モノを「売る時の価値」が

「価格」である。

売る人にとっては受け取るお金

ことを考えれば良いから

重要なのは価格になる

・「効用」と「価格」という

2種類の価値の存在が僕たちを

惑わせる。

・社会全体の価値について考える

時は客観的な評価が必要な場合

価格を価値と考える

「経済的価値」「資産価値」などは

すべて「価格」を意味している

・効用を測定することができない

から、価格というモノサシで

とりあえず代用している

・ところが、マーケティング

ブランディングの名の元に

「価値の水増し」を行う人たちも

存在する。

・価値のことばかり考えると

自分にとっての効用が二の次

になる。

価格の高い商品を安く買う

ことだけになる

・「定価が価値だ」と信じていると

生産者はそんなに効用の高い

商品を作っても「お買い得」とは

思ってもらえない。

・一人ひとりの消費者が、価格

のモノサシを捨てて、自分に

とっての効用を増やそうと

しないと、生産者も消費者も

幸せになれない。

・喜んで働いてくれる人には

お金による交渉はない。

働きたくない人に働いて

もらう時ほど、強い交渉が

必要になる、結果として価格

が高くなる。

価格の高さは

「どれだけ働きたくないか」を

表している。

・みんなが他の人のために

喜んで働くなら価格は存在

しなくなる。

・価格の大きさは効用の大きさか?

①本当は休みたい

休日料金

②得意じゃない

生産効率の上昇

③もっとお金が欲しい

マーケティング

④評判が良くて忙しすぎる

需要と供給の調整

価格と効用の相関あり。

・お金を払って働いてもらう

場合にだけ価格が存在する。

以降は「価値」は「効用」と示す

・「価値」を決めるのは、

あなた自身である。

・高価なワインはいいところを

たくさん持つが安価なワインは

1個か2個の良いところがある

安価なワインの良さがわかる人は

たった1〜2個の良さに気づく

ことができる幸せな人だ

・お金の向こうに人がいる

あなたを幸せにしている人が

必ず存在している。

・みんなが働くことで、

みんなが幸せになる。

これこそが本来の「経済」の目的

・経済の羅針盤では

「誰かが働いてモノが作られる」

「モノの効用が誰かを幸せにする」

の2つが何より重要だ。

 

第4話 お金が偉いのか、働く人が偉いのか?

・お金だけ見ていると

お金が問題を解決していると

錯覚してしまう。

・僕たちは異なる2つの軸から

経済を眺めている。それは

空間軸と時間軸だ

・お金が存在しない時代は

「労働を貯蓄すること」が困難

だった。

・お金自体に効用はないが

お金を使うことで得られる将来

の効用を想像して、お金に価値

を感じている。

・財布の中だけ見ていて

「自分ひとりの世界を生きている」

と感じていると、みんな別々

の世界を生きているものと

思ってしまう。

全ての人がお金を使うと

働く人がいなくなる。

働く人がいなければ、お金の

力は消えるのだ。

・昔の人は「休むためにお金を貯める」

という発想はなかった、他の人

が働くことで自分の生活を

支えていることを実感していた

現在では、多くの労働をお金で

買うようになった

・タダで働く時代は目的はお金

ではなく相手の幸わせだった

ほとんどの労働に価格がつくと

労働の目的は、お金と切り離せ

なくなった

・現在のあなたがお金を使えるのは

同じ空間の中に働いてくれる人が

いるからだと考える。

その人たちが働くことによって

あなたの生活が豊かになる

現代社会においてのお金は、

他の人の存在を隠す「壁」の

ようになってしまった

・「誰が働いて、誰が幸せになるのか」

を考えれば良い

 

第二部 「社会の財布」には外側がない。

・社会全体の目的として

お金を増やすことは正しくない

新たに紙幣を印刷しない限り

全体のお金の量は増えない。

ところが社会の財布には外側が

存在しない。

 

第5話 預金が多い国がお金持ちと言えないのはなぜか?

・現在、日本で発行されている紙幣

つまり、現金の量は約120兆円

それ以上に現金が増えるはずがない

だけど

「預金という信用創造によって

お金が増える」

「預金」には金融最大のトリック

が隠されている

・銀行の主な役割2つ

①預金者から預金を集める

②お金が必要な人にお金を貸し付ける

・僕たちはお金を銀行に「保管」

してもらっているのではない

貸しているのだ。

僕たちの預金残高は、銀行が

借りている預金残高でもある。

預けているお金をいつでも

取り出せるから、僕たちは

お金を貸しているのではなく

保管していると信じてしまう

・紙幣の発行量以上に現金は

増えない、それ以上に現金を

増やすには。、金庫の外の

現金を増やすしかない。

現金を引き出すと預金残高自体

が減ってしまうから

信用残高を減らさずに金庫の

現金を外に出すには銀行が

貸付をするしかない。

銀行が預金残高を増やすには

誰かに借金をしてもらうしかない

貸付と預入、これを繰り返す

ことにより120兆円しかない

現金が12000兆円以上の

預金を作り出した

・個人と企業の預金が1253兆円

あるということは、銀行が

1253兆円も借金している

ということ、そのほとんどは

又貸しされている

・僕たちが預けているお金は

1800兆円ほど、その裏には

借金の合計額も1800兆円

存在する。

日本の預金が多いのはお金持ち

ではなく借金が多い、貸し借りを

大きく膨らませてるだけだ

最も借金を膨らませているのは

日本政府で1000兆円を超える

政府の借金の話は「アリとキリギリス」

とは違う、日本政府の借金が

増えたからこそ個人や企業の

預金がここまで増えている。

コロナ対策では12兆円の

お金が銀行の金庫の裏から

出ていった、そのお金は配られ

表扉から再び銀行の金庫に

入り、僕たちの預金は増えた。

別ルートでは12兆円以上の

お金が配られていた、直接

配ったのではなく企業の借金

を増やしたのだ。

多くの企業が倒産を免れ雇用を

維持することができた。

無利息で政府が企業に貸した

借金があったからこそ国中の

預金は確実に12兆円増えた

・預金を増やすことは貸し借りが

増えているだけで、お金自体が

増えているわけではない。

社会にとって重要なのは

お金を増やすことではなく

お金を流すことだ。

・何を作って誰をどのように

幸せにするかは、僕たちの

お金の流し方次第だ。

・証券会社は錬金術を持って

いると言われるが半分正しい

残りの半分は同時に金融負債

を生み出している。

・社会全体ではお金という形で

何らかの価値を増やすことは

できない。

 

第6話 投資とギャンブルは何が違うのか?

・年間の株式売買のほとんどは転売

株式投資の99%はギャンブル

・正規に販売されたチケットと

転売チケットは違いは、お金が

流れていく先だ

2020年日本株の年間売買高は

744兆円、一方で証券取引所

を通して会社が株を発行して

調達した資金は2兆円にも

満たない、コンサートでいえば

主催者が売ったチケットは

2兆円で転売されたチケットの

取引量が744兆円

あなたが投資したと思っている

そのお金は、株を転売してくれた

人の生活に使われ、会社の成長

には使われていない

そして、この転売はギャンブル

でしかない。

果実を実らせて分け合うのではなく

増えることのないお金を参加者の

中で奪い合っている

僕たちの生活にとって重要なのは

会社のもたらす効用だ、紅葉が

増えれば会社は儲かり株主への

配当も増える。その結果として

株価が上がることもある。

それは結果であって、経済の

目的ではない

・不動産も同じく利便性が増えて

価格が上昇しているのであれば

喜ばしいが、この10年で東京の

利便性が40%も増えたか?

資産価格が上がって喜べるのは

自分が使っていないモノを転売

目的で保有している人たちだ

だから投機をする人は自分が

住まないマンションを買う

・コロナ時もマスクの買い占めた

人達の資産価値は増えたが

多くの人たちから効用を奪った

・投機というギャンブルをする

ぐらいなら、そのお金を銀行に

眠らせておいた方がまだいい

・投資とはなにか?

「将来のためにお金や労力を使う」

投資をする場合は、その事業の

「収益」と「費用」を比べて購入

するかどうかを決定する

収益と費用を比べることは

その事業が将来もたらす効用

とその事業に現在費やされる

労働を比べることでもある

投資の損は事業の失敗を意味する

その事業に費やされた労働に

対して、お客さんが感じた

効用が少なすぎたということだ

・空室率の高い赤字アパート経営

は他の事業より不動産事業への

貸付を優先した投資家、銀行

の責任である。

・僕たちが流している投資や

消費のお金が、労働の配分を

決めていて、その配分によって

未来が作られている。

バブル経済は2つの盲信からなる

①最後に取引された価格こそ

価値だと信じている

②その価格であればいつでも

売ることができると信じている

・儲けを確定させるには誰かに

高い価格で買わせないといけない

だけど、すぐに買う人は存在しない

効用に見合わない価格で買うことは

馬鹿げているように見えるが

当の本人たちは信じ切っていた

富が膨らんだわけではない

妄想だけが膨らんでいたのだ

 

第7話 経済が成長しないと生活は苦しくなるのか?

・「経済成長」の言葉の「経済」

が示すものは実は生活の豊かさ

ではない

・お金を使うとは、自分お水たまり

から他の水たまりに水を流すこと

政府がお金を流す理由は2つ

①みんなが使えるものを作って

効用を生み出す

②生活に困っている人にお金を

配ること

・お金の流れる量だけ見ると

専門家たちの言葉に騙される

「経済のために」という言葉だ

・新円発行による費用が経済効果

であるなら、この時

①お金が移動すること

②労働がモノに変換される

「1.6兆円の経済効果」の意味は

「1.6兆円移動させた」という

意味でしかない

労働の負担<1.6兆円<効用

ならば良いが、政府の政策で

半ば強制に実施されるなら

労働の負担>効用

になることも考えられる

大事なのは

「それだけの労働が、どれだけの

幸せをもたらすか」

「経済効果」という言葉を聞いた時

まず、「効用のよくわからない

生産活動なのではないか?」と

疑った方がいい

・国全体の「生活の豊かさ」を

測ることはできないため

とりあえずは「モノの価値の総額」

を表すGDPで代用している。

・僕たちの生活はたった1年の

労働の上に成り立っているわけ

ではない。

過去の労働の蓄積の上に現在の

生活が成り立っている。

1年間のGDPが表す生活の

豊かさは、ごく一部でしかない

・効用をほとんど生み出さない

生産活動を無理やり作っても

流れるお金の多くは利権を持つ

一部の人達の懐に入るだけ。

そんな事をするぐらいなら

困ってる人にお金を配った

方がよっぽど効果的だ

労働や自然資源を有効利用

する事を考えた方が良い

僕たちもまた未来の土台を

作っているのだから。

・労働によって作り出された技術

僕たちが幸せに暮らすために

考えられた制度などは

未来の幸せにもつながる。

 

第三部 社会全体の問題はお金で解決できない。

・社会が抱える問題の中で

お金で解決できるのは、

それが分配の問題の時だけ

しかし、社会全体で労働やモノ

が不足している時は、お金では

どうすることもできない

年金問題や政府の借金は

社会全体の問題だ、分配で

解決する問題ではない

「社会全体の問題はお金では

解決できない」

・「誰が働いて、誰が幸せに

なるのか」

 

第8話 貿易黒字でも生活が豊かにならないのはなぜか?

・日本が貿易黒字を増やせば

増やすほど生活が豊かになる

のは、実はアメリカの方だ

アメリカに工業製品を輸出すると

大量のドルが手に入る

日本の生活を豊かにするには

ドルを使ってアメリカの人たち

に働いて貰えばいい

貿易黒字で貯めた外貨を使えば

将来、アメリカに働いてもらえる

貿易黒字とは、今の生活を豊か

にすることではなく、将来

のために「労働の貸し」を作る

こと。

日本はこれまで、どこの国

よりも大量の「労働の貸し」

を作ってきた

・日本が輸出によって手に入れた

全てのドルを円に換えることは

難しい

アメリカの国債は日本円にして

126兆円にのぼり、その利子は

年間数兆円単になる

・大量の外貨を蓄積している

日本企業が存在するから

外貨を譲ってもらうことができる

「労働の貸し」があるから

困った時に外国に助けてもらえる

・「労働の借り」とは、外国に

働いてもらった時に支払ってきた

自国通貨の量

・個人と異なり国の財布は

困った時に誰も助けてくれない

相続放棄することもできない

次の世代が働いて返すこと

になる

・「労働の借り」を増やすと

将来外国のために働く人が

増えて自国のために働く人

が減る、自分たちの生活が

苦しくなってしまう

 

第9話 お金を印刷しすぎるからモノの価値が上がるのだろうか?

・物が足りなくなる原因

①自然資源が足りない

②労働が足りない

③何かが生産を邪魔している

④誰かがモノを独占している

・政府がお金の量を増やしている

時、知らないうちに国民の

労働が奪われている

大量の紙幣が使われると

知らないうちに国内の労働力

は奪われる。

・ドイツをモノ不足に陥らせたのは

お金の使い道である

外貨の購入やストライキに参加

した労働者への給与の支払いに

よって、国内の労働を奪って

しまった

終戦後の日本も同じような事が

起きていた

日本国内の工場設備の多くが

賠償のため撤去され、中国や

オランダに落ち出された

日本の生産力は異著しく低下

終戦後の予算総額の3分の1の

金額が日本を占領する連合国軍

に対しての戦後処理費として

支払われた、これはお金の

問題ではない、国内の労働力

の多くが彼らに奪われた事を

意味する。

連合軍の仕事や生活のために

多くの日本人が働いた

ハイパーインフレを避けるには

方法があった、国内の生産活動

をコントロールして価格統制を

行い、物資を配給制にすれば

良かった、連合軍にお金を

渡すのではなく物資を直接

渡したり働く人を直接派遣

すれば良かった

ハイパーインフレが起きる前に

すでに国内の生産力は落ちて

いる、少ない生産力に困った

政府が、お金を増やすことに

頼ってしまった結果がハイパー

インフレである

・お金にできることは

労働の分配とモノの分配で

しかない。お金を増やしても

労働不足やモノ不足を解決

できない

・国全体の生産力が落ちてから

気づいても年金問題は解決

できない。未来を変えるために

今の僕たちにできることを

考えないといけない。

 

第10話 なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか?

・未来の人に働いてもらう

タイムマシーンは存在しない

・「日本は破産しないし、国債

暴落することはない」

政府の借金問題を解くには

「働いているのは誰なんだ?」

を考える

政府の予算配分とは僕たちの

労働の配分を表している

政府がお金を渡すとき、そのお金

を受け取って働く人が必ずいる

彼らが働くことによって効用

が生み出される

政府の借金はいつかは積み上がり

返済を迫られるが

将来の世代は働かずに借金を

返す事ができる、大切なことは

「誰が働いて、誰が幸せになるのか」

・政府が借金して公共事業に

使うと工事関係者に配られ

そのお金は使われるたびに

誰かの財布に移動はするが

消えはしない

1000兆円を超える借金も

「誰が働いているのか」を

考えれば不思議でない

そのお金で働いた人が国内の

人である限り、働いて返さ

なくていい、国内の財布の間で

移動しているだけだから

・日本の国の財布3つ

①政府の財布

②個人の財布

③企業の財布

政府が借金すれば、個人の財布

企業の財布は増えている

どれだけ時間が経っても

そのお金はどこかに存在し

誰かが相続している

借金を返すには税金を徴収すれば

いつでも1000兆円集めれる

政府が借金せずに税金を徴収

すれば個人や企業の大部分は

消えていた。

問題があるとすれば、政府が

使うお金で誰かが不当に儲けて

いることだ。

一度生じた格差が相続によって

受け継がれるという問題もある

・借金をして潰れる国は

「働かない国」である。

・社会全体で見れば政府が借金

を増やすとき誰かが同額の預金を

増やしている。

・一つの国の財政問題を考えるとき

その国の国境線の内側について

だけ考える必要がある

国境線の外側から労働力を

借りた場合、返さないといけない

その負担が増えすぎると国は

潰れてしまう。

「労働の借り」を大量に作った

代表例はヴェルサイユ条約

時のドイツだ、財政破綻した

国に共通するのは、他の国に

働いてもらいすぎたことだ

働いてもらったのに、働いて

返せなければ破綻する。

・日本が蓄積してきたのは

貿易黒字だ、将来外国の人に

働いてもらうことはあっても

働かされることはない

・「財布の中のお金が自分を支えて

いる」という誤解

現実は財布の外の空間で人々が

支え合って生きている

政府の借金は、個人や会社の

預金の裏返しだからだ

むしろ外貨を貯めて外国に

貸しを作ってきた

年金問題の核心は現在の

社会を作った高齢者に感謝

することではない。

未来の社会を作る子どもたち

の事を考えるのだ。

 

最終話

・待機児童問題は定員の

数を増やせば良いと誰も思う

・実は政府の4番目の財布として

④年金の財布

があるが財布が増えても

本質は変わらない財布間を

お金は移動する

税金も含まれており株や国債

で運用されていて収益も財布

に入ってくる

・「投資」をしてお金を増やす

ことも財布間の移動で、お金を

奪い合っているだけ

・支払うお金が「負担」と考えると

年金問題がお金の問題だという

誤解から抜け出せない

高齢化社会で困るのは、一人当たり

の労働の負担が増えることだ

・「お金を支払うこと」が社会

に対しての負担になるのではなく

「支払うお金を稼ぐために働く

こと」が社会に対しての負担

になる

お金のむこう側にいる働く人

が減っている、働く人の

存在に気づけないと年金問題

を解決できない、

お金には現れない大きな負担

それは、子育てである。

数十年後に子供が働くように

なった時に人口バランスの

恩恵を受ける事ができた

少子化問題は子供を「産む」

話から議題がスタートするが

「一人の高齢者を●人の現役世代で支える」

という話が出るのに

「一人の子供を●人の現役世代で支える」

という話は出てこない

子育ての負担が減っているというのは

「親」の話ではなく「社会」の

話である社会が子供を育て

なくなった。

昔の日本では地域社会の中で

子供を育てようとしていた

社会全体も子育てにもっと

協力的だった。

かつて、地域社会には、お金

を使わず支え合う経済が存在

していた、お金は交渉力として

知らない人に働いてもらうため

の手段だった。

少子化問題は助け合いという

経済の目的を忘れた現代社

を象徴している。

現在の人たちが100億分働いたら

未来の人たちがどれだけ豊かに

なるのか、だ

公共投資も民間の投資も、目的は

未来の社会を作ることにある

投資を増やすことは未来の

ために働く人を増やす事を

意味し、何に投資するかは

どんな未来にしたいのかを

表している。

外貨を増やすことは将来国内で

必要になる労働の一部を海外に

負担してもらうことが可能に

なる

・僕たちが社会全体なら

子供を育てるが唯一の正解

お金で解決する気がするのは

「僕たち」の範囲が狭いから

「僕たちは自然を大切にしないと

いけない。そして、僕たちは

共に働くことで助けあって

生きている」

・お金という仕組みが導入され

その生活に慣れると「お金」を

中心に経済を考えるようになる

専門家たちが「経済のため」

と言っていても誰のためにも

なっていない場合は疑った

方がいい

 

おわりに

・「僕たちの輪」が意味するのは

目的を共有している範囲とも

言える、同じ目的を達成する

ために協力しあっている仲間

・お金の力は強力だが、輪の外

で働いてくれている人の存在を

見えにくくする

目的を共有する方法はただ1つ

お金のむこうにいる「人」の

存在に気づくこと

・支え合って生きることを

実感する、社会全体に一体感

が生まれる。一体感があると

社会が抱える問題を自分事と

して考えられる

・お金を払うだけで解決する

問題など1つもない

必ず「誰か」が解決してくれ

ている。

・お金が解決するという

錯覚が蔓延し、「投資」という

ギャンブルで儲けることだけを

考えるようになると「僕たちの輪」

はどんどん小さくなる

お金中心に考えると、手段と

目的が逆転

・お金を受け取るとき

誰かが幸せになっている。

お金を払うとき

誰かが働いてくれている

・社会が良くなるためには

一人一人の微力を積み重ねる

しかない。

 

●本書から得られた新しい知識

・2024年に一新される紙幣

による経済効果は1.6兆円と

試算されている。

・人口55万人の鳥取県

県内総生産が1.9兆円

・1923年1月に250マルクで

買えていたパンは、同年12月

には4000億マルクまで高騰

物価は全般的に1兆倍になった

・お正月NHKで放映される

ウイーンフィルコンサートの

チケットは高い席で15万円

2000にも満たない席を

世界中の人が求めて殺到する

世界有数の椅子取りゲーム

・エッセンシャルワーカー

医療従事者や食品生産者など

ライフラインを維持するため

に働く人たち

 

●本書に出てくる格言

◾️経済の羅針盤

◎誰かが働いてモノが作られる

◎モノの効用が、誰かを幸せにする

【誰が働いて、誰が幸せになるのか】を考える

◯お金の価値は、将来、誰かに働いてもらえること

◯お金は増減せずに移動する

▼問題

Q1:すべての人が日曜日に休もうと

している。

そのための準備として、ふさわしく

ないのは次のうちどれか?

A:平日のうちにバイトや仕事を

して使うお金を貯めておく。

Q2:日本中の人が紙幣を使い始める

ようになったのは、どうしてだろう?

A:税金を払わないといけないから

Q3:新国立競技場は1500億円

かかった。エジプトのピラミッド

建設にかかったお金は、現在の

お金にするといくらぐらいか?

A:0円(お金は必要なかった)

Q4:福袋を買ったら高価そうな

ジャケットが入っていた。

あなたは得をしたか、損をしたか?

A:ジャケットを気にいるか

どうかによる

Q5:子供が学校で勉強できるのは

誰のおかげだろう?

A:経済の捉え方で、お金を出して

くれている人、働いてくれて

いる人どちらも

Q6:社会全体のお金を増やすには

どうすればいいだろうか?

A:基本的に増やすことはできない

Q7:社会全体の預金を増やすために

必要なことは何だろうか?

A:誰かに借金してもらう

Q8:値上がりしそうな会社の株を

10万円で購入、その10万円は

主に、どこに流れるだろうか?

A:その会社とは全く関係ない

人々の生活。

Q9:次の選択肢のうち僕たちの

生活を豊かにし「経済」を成長

させるのはどれか?

A:価格は上がるが製品に

新しい機能をつけること

Q10:政府が集めた税金で解決

できることは?

A:貧困問題

Q11:日本はアメリカとの貿易で

何兆も稼いでいる、この貿易で

生活をより豊かにしているのは

A:アメリ

Q12:ハイパーインフレが起こって

人々の生活を苦しめる根本的な

原因は?

A:労働力が足りなくなること

Q13:日本政府が借金を増やす

ことは、将来世代を苦しめるか?

A:そのお金で誰に働いてもらった

かによる。

Q14:僕たちが抱える老後の不安

を解消する方法は?

A:「お金を貯めておく」

「外貨を貯めておく」

「社会全体で子供を育てる」

僕たちの定義次第で正解は

変わる

 

●本書で得られた気づき

・僕たちは「脅されている」のだ

それが税金である、税金は

円貨幣で払わないといけない

滞納すれば国税庁の人が徴収に

やってくる。払わなければ

刑務所に入れられる

この法律があるから僕たちは

円を使う。

・自分にとっての価値がわかれば

損することはないし、損している

と感じることはない。

僕たちは、自分にとっての価値

自分の幸せに向き合わないと

いけない。

・みんなが働くことで、

みんなが幸せになる。

これこそが本来の「経済」の目的

・「誰が働いて、誰が幸せになるのか」

を考えれば良い

・預金を増やすことは貸し借りが

増えているだけで、お金自体が

増えているわけではない。

社会にとって重要なのは

お金を増やすことではなく

お金を流すことだ。

・効用をほとんど生み出さない

生産活動を無理やり作っても

流れるお金の多くは利権を持つ

一部の人達の懐に入るだけ。

そんな事をするぐらいなら

困ってる人にお金を配った

方がよっぽど効果的だ

労働や自然資源を有効利用

する事を考えた方が良い

・「労働の借り」を増やすと

将来外国のために働く人が

増えて自国のために働く人

が減る、自分たちの生活が

苦しくなってしまう

・お金にできることは

労働の分配とモノの分配で

しかない。お金を増やしても

労働不足やモノ不足を解決

できない

財政破綻した

国に共通するのは、他の国に

働いてもらいすぎたことだ

働いてもらったのに、働いて

返せなければ破綻する。

少子化問題は助け合いという

経済の目的を忘れた現代社

を象徴している。

・お金を受け取るとき

誰かが幸せになっている。

お金を払うとき

誰かが働いてくれている

 

●今までの自分の考えと違ったところ

日本国民が紙幣を使うように

なったのは税金を納めるため

みんなが紙幣を信じている

だけではなかった

 

●本書の内容で実行してみたい事

まずは誰かに本の内容を

話してみて著者の草の根運動

に加わること

 

 

■Python株価データ分析 を読んで

 

 

書名:Python株価データ分析

著者:片渕彼富 山田祥寛

 

●本書を読んだきっかけ

初心者向けプログラム教室を

実施したくて、教材を探して

いたら本書に出会った。

プログラムに億劫な人も

お金の動機づけが手伝い

初心的なコーディングはできる

ようになると思う。

 

●読者の想定

Python初心者、テクニカル分析

初心者にとっては最適な本

本書に従いコードを入力すれば

株とプログラムが同時に学習

できる。

 

●本書の説明

はじめに

 

第1章 株価分析を始める準備

Google Colaboratoryをインストール

 

第2章 株価データの構造

・データの入手先はstooqが安定

・初心者のうちは調整済み終値より

終値(Close)を使う

 

第3章 株価データの可視化

・チャートの種類

candle(ローソク足)

line(折れ線)

renko(練行足)

pnf(ポイント&フィギア)

 

第4章 株価の方向性

オシレーター

・RSI

20〜25を割ると売られすぎ

70〜80を抜けると買われすぎ

ストキャスティクス

0〜30以下が売られすぎ

70〜80以上が買われすぎ

・乖離率

一般に株価が移動平均から

5〜10%離れると、移動平均線より

に株価が戻ると言われている

・!uname -a

でOSを確認するとColaboratoryは

Linuxなので、そちらの方法で

Ta-libをインストール

・バンドウォークが発生すると

その方向のトレンドがしばらく

継続する、つまり、バンドウォーク

の後は順張りに向いている相場

BBの動きが一定ならば2σの

バンドを見ることで変動範囲の

上限下限がわかる

・トレンドの転換は2σの線が

右下→右上、右上→右下と

ローソク足より先に動く事が

多い

±2σ→±1σ→移動平均線

ローソク足の順番に向きが

変わるため、2σで初動を感知

する事ができる

・5MAが下がる=最近1週間で

株を売る人が増えている

・5MAが25MAの上にある

=最近1ヶ月の終値以下の値段で

株を買った人がいない

・Fear&Greed

値が80を超えた場合は市場の

熱量が高いので、これから

冷え込むと判断され相場は

下降する場合が多い

 

第5章 株価トレンドの転換

ゴールデンクロスするときの

短期線の角度にも気をつける

角度は勢いを表し、角度が

ついている方が実際に

ゴールデンクロス、デッド

クロスしやすい

安定したGC,DCは以下の様な

特徴がある

①短期線と長期線が同じ向き

②短期線と長期線に三角形が

できている

③交差した時点でローソク足

短期線より上にある

MACDを考案した

ジェラルド・アペル推奨値

①短期日数:12

②長期日数:26

③シグナル日数:9

MACDGC,DCの方が

移動平均線GC,DCより

早くトレンドの転換を掴んでいる

移動平均と同じく角度が

深い方が確実である

MACD

=短期EMAー長期EMA

MACDがプラス圏の時は

短期EMA>長期EMA

MACDがマイナス圏の時は

短期EMA<長期EMA

MACDがマイナス圏から

プラス圏に転じる(強い上昇)

MACDがプラス圏から

マイナス圏に転じる(強い下落)

ヒストグラムがマイナス圏から

プラス圏に転じる(強い上昇)

ヒストグラムがプラス圏から

マイナス圏に転じる(強い下落)

MACDGC,DCする時

ローソク足は2σまたはー2σ

を超える付近である

移動平均線GC,DCは

MACDの0ライン交差とも

ほぼ一致する。

 

第6章 株価のトレンド分析

・RSIを開発したJ.W.ワイルダー

によると標準的な期間は14日

とされている、長期はその倍の

28日を用いる

・株価が大きく動く際には、

RSIの14日線と28日線が

GC,DCが起こっている

ストキャスティクスはRSI

より相場の動きに敏感に反応

振り幅も大きい

%K、%Dを利用した

ファーストストキャスティクス

Slow%K、Slow%Dを利用した

スローストキャスティクス

2種類あるが、一般的には

スローストキャスティクス

方が利用される。

・RSIのダーバージェンス

が発生した場合、株価は

RSIの方向に遅れて動く。

J.W.ワイルダー氏も、ダイバージェンス

の動きを認めている。

使うことはあまりないが

RSIの利用法の一つとして

覚えておく

・RSIとストキャスティクス

両方で強弱が入れ替わる時は

相場の転換期といえる

対極的な動きをするRSIは

長期的な売買の指標に向いている

ストキャスティクス>RSI>

MACD>の順でGC,DCすると

株価の強い上昇が見られる

 

第7章 インタラクティブな可視化

・Plotlyを使用したインタラクティブ

な株価チャートについて

 

第8章 よく利用される売買戦略

グランビルの法則

J・E・グランビル氏が考案

移動平均と株価の位置関係を

利用して株価の先行きを予想する

200日移動平均線を利用し

4つの法則が定義されている

【買いシグナル】

移動平均線が下降から上昇

あるいは横ばいになり、株価が

移動平均線を下から上に抜いた

場合

②上昇中の移動平均線を株価が

下回った場合

③上昇中の移動平均線に向けて

株価が下落したものの

移動平均線に触れる前に株価が

上がった場合

移動平均線から株価が

下方向に大きく乖離した場合

【売りシグナル】

移動平均線が上昇から下降

あるいは横ばいになり、株価が

移動平均線を上から下に抜いた

場合

②下降中の移動平均線を株価が

上回った場合

③下降中の移動平均線に向けて

株価が上昇したものの

移動平均線に触れる前に株価が

下がった場合

移動平均線から株価が

上方向に大きく乖離した場合

※株価が移動平均線に収束と

収束した後に離れていく動き

売りと買いのタイミング判断

するとわかりやすい

・基本的には200日移動平均

上向きの時は買い、下向きの

時は売りシグナルに注目

・判断の迷う時は平滑移動平均

を利用してシグナルを判断する

・Ta-Libでローソク足のパターン判断

丸坊主

丸坊主とは髭のない陽線、陰線

②寄付坊主/大引坊主

陽の寄付坊主は少しだけ上髭陽線

(買い)

陰の大引坊主少しだけ下ひげ陰線

(売り)

③包み足

1本の高値と安値を2本目のローソク

が包み込んだ状態

後ろのローソクの方で判断

④はらみ足

1本目のローソク足が2本目を

包み込んでいる状態

1本目が陰線は買い

1本目が陽線は売り

トレンド転換した直後に出やすい

⑤包み上げ/包み下げ

包み足の次のローソクで判断

高値更新なら買い、安値更新なら売り

⑥はらみ上げ/はらみ下げ

はらみ足の次に出るローソク足で判断

高値更新なら買い、安値更新なら売り

・はらみ足を検出した時に比べ

はらみ上げ/はらみ下げを検出

した時の方が確実にシグナルの

継続を判断できる

 

第9章 売買のシミレーション

・backtestingを使用してテスト

を行う。

・バックテストのパラメータ

最適化は他の株で同じ結果になる

とは限らない

バックテストとパラメータの

最適化を行うことで最適な

テクニカル指標を見つける

事ができる

・対局的なアノマリーだけでなく

個別の銘柄に注目すると

-相場が始まった直後に下落

した後に上昇する

-前場終了前に下落し、後場

開始直後に上昇する

といった動きをする銘柄も

多い、こういったアノマリー

利用してデイトレード

 

●本書から得られた新しい知識

・backtestingを使って

売買シュミレーションが試せる

 

●本書に出てくる格言

 

●本書で得られた気づき

お金の動機づけがあると

プログラムに取りかかりやすい

 

●今までの自分の考えと違ったところ

・天才トレーダー小手川隆さんも

乖離率を使っていたが

業種別に違った。

 

●本書の内容で実行してみたい事

先ずは売買戦略をプログラムし

バックテストできるように

練度を上げたい。

 

ea-bank.jp

■父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え を読んで

 

 

書名:父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え

著者:ジェイエル・コリンズ

 

●本書を読んだきっかけ

・ベストセラーの棚に置いてあり

初心者に説明する時の資料に

使えると思った。

 

●読者の想定

・全くの投資初心者

 

●本書の説明

序文

本書を読むと、アメリカの市場で

投資を推奨しなかでもバンガードの

VTSAXとVBTLXを推奨している

ことがわかるでしょう

 

はじまり

・お金に無責任な人と付き合わない

こと。

そんな人にあなたのお金を触らせては

いけない。

・「米と豆で生きる方法を学べば、

王様のためにあくせくしなくて済むよ」

・次の3つで救われた

①収入の50%を確実に貯金していた

②借金をしなかった

③バンガードの創設者であり

インデックスファンドの投資家である

ジャック・ボーグルが40年も前に完成

させたインデックス投資の教えを

しっかり支持していた。

・歳を重ねるにつれて、日々の時間

が大変貴重に思えてきました。

役に立つ人や活動を求めると同時に

価値をもたらさない人や活動からは

遠ざかるようになった。

・私はほとんどの場合11.9%と言う

利回りを使うことにした

年率11.9%はあなたの将来計画で

達成できる数字と言っているわけ

ではない

 

第1章 オリエンテーション

・「信じられないくらい良い話は

よくない話だ」

・大まかな指針(アメリカの場合)

①借入金の金利が3%未満なら返済

は焦らず余裕資金は投資に回す

②借入金の金利が3〜5%だったら

余裕資金を返済に充てても、

投資に回してかまわない、好きな

ように

③借入金の金利が5%より高かった

ら、何をおいてもできるだけ早く

借入金を返済すべき

・家が大きくなり持ち物が増えると

時間やお金をそれに注がなければ

ならなくなる、家を持つことは

贅沢な道楽です

・若い頃の時間は鎖に繋がれて

披露していくものではなく

冒険に使って基礎を築き視野を

広げる

・稼ぐ範囲で使い、あまりは

投資する。借入金は避ける。

・バンガードインデックづファンド

VTSAXに投資する。

過去40年の年率利回り11.9%

11.5年で自立を達成できる

https://www.calculator.net/interest-calculator.html

・強力なマーケティング勢力が

至る所に存在する。

・100ドルの新札を手に取り

どんな意味があるか考えてみる

・おなたのお金で何が買えるか

考え、あなたのお金が何を生み

出せるか考える。

そして、生み出されたものが

さらに何を生み出せるか考える

・VTSAXは株式市場全体を対象

とするインデックスで市場全体の

8〜12%を反映している。

・市場のタイミングをうまく

捉えるには二度成功する必要がある

高いところを当て、次に低く

なるところを当てなければならない

しかも、これを繰り返す必要

がある。

・もし、それをできる人がいたら

ウォーレン・バフェットよりも

大金持ちになって、彼の倍ぐらい

もてはやされているはずです。

・長い期間で考えると株式投資

持つ「資産を増やす力」は驚異的

だと言うことです

・「株式投資にするのは今なのか」

ではなく、

「そもそも株式に投資すべきか」

 

第2章 資産形成の最強ツールをどう

コントロールするか

・市場について理解する

①市場の暴落は想定の範囲内

②市場は必ず回復する

③市場は常に上昇する

④市場は最良の場

⑤成功するのは一握り

⑥雑音を無視する

⑦パニックにならない胆力を持つ

⑧暴落はチャンス

・娘には2008年級の暴落が

25年ごとに訪れると話している

世界が終わると思うような

苦境が2、3回はある。

・信念を持ってパニックにならない

ブラックマンデーも全体の枠組み

の一部に過ぎない

・長期的な見方をするDJIAとは

別に市場全体を代表するCRSP US

トータルマーケットインデックス

これは、VTSAXを作るときに

使われた指標、二つは同じもの

と言える。

・バンガードのインデックスには

VTSAX、VTSMX、VTIのほか多数

・市場でお金を失う人が多い理由

①市場でうまいタイミングを捉え

られると思っている

②優れた個別株式の銘柄を見分け

られると信じている

③勝てるファンドマネジャーを

選べると信じている

④「泡」に集中してしまう

・とんでもない出来事は過去

115年の間に1回起きた、今後

も起きるかもしれないが、発生

する確率はとても低くなっている

ハイパーインフレは最悪で

しかも、コントロールできない

・インフレは債務者の返済負担が

軽くなる、最大の受益者は政府

自治

・経済的に自立している事は

お金で買えるどんなものより

重要である。

いま、この世でお金以上に

大切な武器はない

・「経験則」によれば100から

あなたの年齢を引いた数字に%を

つける、資産の中で株の割合が

その%になるように投資しなさい。

・3つの道具

①VTSAX

②VBTLX

③現金

金利水準が高かった時はVMMXX

を利用。

変動を小さくしたいならVBTLX

と現金の比率を上げる

・このビジネスを61年間やってきたが

市場に勝つ事はできない、勝った

人に会ったこともないし、勝った

人に会ったという人にも会った

事がない

ウォーレン・バフェット

ピーター・リンチ、マイケル・

プライスを単にラッキーだった

と言う人もいる。

・過去30年だとインデックスが

アクティブファンドに勝つ率は

99%に上がる

・成功した人の話は面白い

しかし、その人を雇っている企業が

しばしば、そのスポンサーに

なっている。

・ファンドの手数料の比率(ER)

は1.25%が平均、VXSAXは0.05%

・アドバイスや取引を売り込む

ために「どこよりも上手く運用できる」

と信じ込ませようという大きな

力が働いている。

・私はウォーレン・バフェット

だったかな?

答えがノーならインデックスファンド

・債権ファンドを組み込むことで

デフレをヘッジできる

・バンガードのVBTLXを保有する

7843種類の債権で組まれている

・債券は短期、中期、長期に分類される

1〜5年の短期証券はT-Bill

6〜12年の中期債券はT-Note

12年を超える長期国債はT-Bond

一般的に短期は利率が少ない

逆イールドの時は短期の利率が

長期より高くなる、この時

投資家は低いインフレあるいは

デフレを想定しています。

・債券のリスク

①信用格付け引き下げ

②繰上条項付債券(コーラブル債)

償還されると利益はなくなる

流動性リスク

・地方債は企業の債権より利率は

少ないが免税の強みがある

・「すべての卵を1つのカゴに入れて

そのことを忘れましょう」

入れるべきカゴはVTSAXです

・債権10〜20%、株式75〜90%

ポートフォリオが株式100%の

ポートフォリオより成績が良い

と言う研究結果がある。

・「大きく分散した1つのカゴに

すべての卵を入れ、できる時には

さらに追加して、それについて

忘れること」

・著者のポートフォリオには

①約75%はVTSAX、最も重要

②約20%はVBTLX、デフレヘッジ

③約5%は現金です

・人生を2つのステージに分け

2種類のファンドで投資する

「資産を積み上げるステージ」と

「資産を維持するステージ」または

その混合。

使う道具はVTSAX,VBTLX

・最適なバランスを見つけるため

どれだけ努力をする気があるか

そして、どれだけのリスクに耐え

られるかを考える事が必要

・税の扱いが有利なIRA(個人退職口座)や

401 K(確定拠出年金)を使うのが理想

・調整をする自信がないとか

面倒なことがやりたくない人は

TRF(ターゲットリタイヤメントファンド)

・リスク対応

資産の4%を使うと言う基本ルール

・完全に引退する5〜10年前から

債権への配分を増やしていく

ポートフォリオの調整は

一年の初めと終わりは避ける

バランス調整をみんなが考える時期

・税金が優遇された口座では

債権を保有するのがベスト

アメリカの場合VTSAXをIRA

通常の課税口座で保有

バランスのための売却は課税口座

で売却し売却損を実現する

・バンガードのその他の商品

①VFWAX(経費率0.13%)

②VTIAX(経費率0.12%)

③VTWSX(経費率0.25%)

・バンガードには12種類のTRF

が用意されている

TRFを使うことはお勧めですが

著者はVTSAX以上に保有する

魅力を感じない

・バンガードの「クラス」

①アドミラル・シェア(VTSAX)

最低投資額1万ドル

②インベスター・シェア(VTSMX)

最低投資額3000ドル

ETF(VTI)

機関投資家向け

①ITPX

②VITNX

③VITSX

・あなたが見つけるべきファンド

①低コストのインデックスファンド

②株式全体がおすすめだがS&P500

でも大丈夫

③債権全体のインデックスファンド

TRFが使えるのも良いが手数料

に気をつけて

・ボーグルが素晴らしいのは

企業のオーナーシップを彼らが

運用するファンドに移した

私たちはファンドを通して

バンガードを保有している。

・重要なポイントはバンガード自体

に投資をしているのではなく

バンガードが運用している

いくつかのファンドに投資している

IRA(個人退職口座)

VTSMXやVTSAXを選ぶ

・貯蓄率50%を勧めるが

目標を早く達成したいなら

70〜80%も視野に入れる

・年収35000ドルは世界の給与水準

の上位0.81%になる

・他人のお金を管理することが

大きなビジネスになっている

それを仕事とする人々にとって

とても儲かる商売だからである

・アドバイザーと顧客の利害は

相反する構造になる。

・手数料をめぐるアドバイザーの

悪行が知れ渡り現在では固定の

管理料を取るモデルが一般的

になってきている

・良いアドバイザーを選ぶのは

儲かる株式やアクティブ運用の

ファンドを選び出すことよりも

難しい

①良いアドバイザーを選別する

方法を選ぶ

②良い投資商品を選別する方法を

選ぶ

では②の選択の方が比較的容易で

コストもかからない。

 

第3章 なぜ、ほかの投資は良くないのか

・投資会社の利害は株主の利害と

一致すべきだと言うのがバンガード

の基本コンセプト。

・バフェットの手紙より

「私からのアッドバイスはシンプルです

資金の10%を容易に現金化できる

短期政府証券に投資し、残る90%は

低コストのS&P500インデックス

ファンドに投資する」

「この方針でいけば長期的に見て、

高額でファンドマネージャーを雇って

いる投資家のほとんどよりも良い

成績を上げるでしょう」

・ジャックボーグルが生み出した

インデックスファンド会社を使って

あなたの資産を守りましょう

・「こんな数字をウォール・ストリート

に見せるわけにはいかない、もっと

良い数字を出してくれ」

と言うことになるのは日常茶飯事

・謙虚な気持ちが大切です、謙虚

さはあなたの身を守り、あなたの

お金を守ってくれます。

・43年間のうち33年間市場は

上昇しています。全期間の77%

です。

ドルコスト平均法で投資することは

一度に投資するには市場の水準が

高すぎると考えているのと同じ

市場のタイミングを捉えたいという

曖昧な世界に足を踏み入れている

・投資できる資金が手に入ったら

直ちに投資に回す

怖くて、このアドバイスに従えない

場合はドルコスト平均法を使うのが

良い

・資産を持っていて「無料」に弱い

ことは、人喰いザメに餌をやる

ようなものだ

・詐欺師対策

①「私は騙されない」と言った時点で

騙されないための最初の条件から

外れている、あなただって騙される。

自分に起こらないと思い始めた時点で

あなたはとても美味しい標的

②最も引っかかりやすいのは

あなたが得意とする分野です

バーナード・マドフの被害者は

金融業界の人だった

③詐欺師は全くそれらしく見えない

映画とは違います

最も安全で信頼でき、正直で

気持ちが安定していて一緒に

いると気分が安らぐような人です。

彼らが近づいてくることに

気づくことはありません、むしろ

あなたから近づいていく

④彼らの言うことの99%は真実です

最も効果的な嘘は真実に覆われ

その中に埋もれています

細かい字で書かれた契約書の細則の

奥底に潜んでいる

⑤とても良すぎて本当のことと

思えない場合、本当ではない。

・詐欺師は頭が良くて、お金を

持っていて、寂しい、そんな人を

探している。

・株価予測の上がる下がるの手紙

1000通半分ずつ出す。

500通は当たっているので、同じ

ように、上がる下がるを半分ずつ

6通までいくと15〜16名が

すべて正解の手紙を手にしていて

「私のお金を運用してくれ!」と

自分から言い出すようになる。

 

第4章 たどり着いたあと、何をするか

・株式と債権を半分ずつ保有する

ポートフォリオで引き出し率

4%、ただしインフレ率に応じて

調整する

・引き出し率は3%にすると

より確実に納税に苦労することは

生涯なくなる

・引き出し率7%だと将来、食費に

困る可能性がある

・引き出し率の参考資料表

262〜265

ファンドマネージャーや投資

アドバイザーに1〜2%の手数料

を払い始めたら引き出し率の

前提が崩れてしまう

手数料を払わないと成功率96%

のモノでも払うと84%に下がる

・引き出し率を考える上で数字より

大事なことは、どれだけ柔軟に

自分の生活を変えられるか。

・寄付をすれば個人的に満足を得る

だけでなく節税にもなる

寄付は必ずしなければいけない

ものではない。

 

おわりに

・借金をしない、利息を払っても

手に入れたいと思うほど価値ある

ものはありません

・仕事を辞めようと決断したら

債権の投資を加える

資産の成長スピードは遅くなるが

道のりはなだらかになる

・ライフスタイルを豊かにし

保有資産の4%以内で支出の

上限を守る

・3人1組で会社を起こし

2人は仕事、一人は旅する生活

をローテーションする

・自由に生きる、自由こそ

お金で買える最も価値あるもの

・世の中には無限の可能性があり

あなたは魅力的な選択を自由に

行うことができる

制限するものがあるとすれば

あなたの想像力の限界と、恐怖心

だけです。

・投資として何がベストか?

と言う問いに答える前に

「あなたのニーズはどこにあるのか

心理的な側面はどうか、目的は何か」

に対する答えを出すことが

求められる。

 

免責事項

・ご自身の選択に対しては

ご自身で責任をお取りください

保証されたものはどこにも

ないのです。

 

●本書から得られた新しい知識

アメリカで公開されている株式は

3700銘柄に対して株式関連の

ファンドは4600件

・1998年調査で15年後に生き残った

のは55%でインデックスファンドを

上回るパフォーマンスは18%

アメリカの上位500社の

大企業はVTSAXの80%を構成

・バンガードはペンシルバニア州

マルバーンと言う町にある

バーナード・マドフ

市場最大のネズミ講詐欺師

・トリニティースタディー

ポートフォリオに対する引き出し率

に関する研究

・マイクタイソンのように毎月40万ドル

年間480万ドルが必要な人の目標は

1億2000万ドルを蓄えることになる

 

▼サイト

・退職計算

https://dqydj.com/

・退職ブログ

https://earlyretirementextreme.com/

https://www.mrmoneymustache.com/

・投資計算(End Amountタブ)

https://www.calculator.net/

・今すぐ株を売るか?

https://qz.com/487013/

・グローバルリッチリスト(閉鎖中?)

https://www.globalrichlist.com/

 

●本書に出てくる格言

・今が最高潮、でも私は踏みとどまるわ

ーブロンディー

ストリートファイトでハイキック

を使おうと思ったら、その前に

こう考えてください

「私はブルスリーだったかな?」

答えがノーならキックはやめましょう

ー著者ー

・バランスを調整するかどうかは

個人の好みであって

統計的に差を証明できるものでは

ありません

私自身は行いませんし、構成の

わずかな変化をひたすら心配する

必要もありません

ージャック・ボーグルー

●本書で得られた気づき

・良いアドバイザーを選ぶのは

儲かる株式やアクティブ運用の

ファンドを選び出すことよりも

難しい

 

●今までの自分の考えと違ったところ

相場は上昇する確率が高い(77%)

のでドルコスト平均法は効率悪い

 

●本書の内容で実行してみたい事

日本で本書の勧めるVTSAXは買えない

なのでVT IかS&P500全体に投資して

いるインデックスファンドを買う

ことになるであろう。

VBTLXに関していえば

BNDが代替品になると思う

 

 

■1年で億り人になる を読んで

 

 

書名:1年で億り人になる

著者:戸塚真由子

 

●本書を読んだきっかけ

電車や本屋でよく目にするように

なったので試しに買ってみた

 

●読者の想定

現物投資に興味がある人

 

●本書の説明

はじめに

・本書で紹介するのは現物投資という

シンプルにしてとんでもない破壊力を

持った投資法である

 

第1章 常識から逸脱せよ

・大富豪は

「どうやって元手を集めようか」

「どうやって借りようか」と考える

「まず大きなお金を集める(借りる)」

・資産構築を目指す人にとって

最大の敵の一つが「詐欺話」です

・BS脳で考えれば「負債も資産」

として捉えられる

・本当に条件の良い投資は人と人の

信頼関係によってのみ伝えられ

ている。

だからインターネットを探しても

見つけられない、そこで見つかる

のは詐欺まがいのモノばかり

お金がないところに本当に良い

投資が回ってくる可能性は限りなく

低い

・どうやってお金を集める

【個人】

①親や親族、友達から借りる

個人からの借入の場合も「借用書」

が必要

クラウドファンディング

③エンジェル投資

1,000万以上の資金を数名から

集められるのがベスト

個人事業主・法人】

④小規模企業共済

⑤経営セーフティー共済

(倒産防止共済)

⑥銀行融資

⑦市町村独自の借入制度

⑧私募債など社債による借入

⑨株で投資家を集める

(エクイティ投資)

・1億超えたら税務署に目を付け

られるようになる

・腹を決めたら迷わず投資するのが

成功の秘訣。

・実際のところ「8割の問題」は

お金で解決できてしまう

・稼ぐ力がある人は

「まず働いて稼ごう」と思ってしまう

・本物のお金持ちになりたいなら

インカムゲインのタイプを目指す

・「自分の足で探したマンション1棟

を買うためのローン」は良い借金

・ずっとお金持ちになれない人ほど

借金を嫌い、何かをやったらすぐ

対価を得ようとする

・「お金持ちは身内にしか教えない

だからお金持ちと仲良くなるしかない」

 

第2章 人も時間も容赦なく見極めろ

・成功する人は成長するタイミング

で捨てるべきものが3つある

①付き合う人

②それまでいた環境

③時間(やらないことを決める)

・トレーニングしてお金持ち

オーラを消す。

・タルムードに「金の冠をかぶった雀」

豪華にしていると狙われる

・チャンスを掴む人は荷物が少ない

・生活のために

「好きではない仕事をしない」

生活のために長時間興味のない仕事を

するより短時間で稼げる仕事を選ぶ

・本当のお金持ちはベンツを買わず

フェラーリを買う!

また、ある投資家は日産のGT-R

買った時より高値で売った

・付き合う人を選ぶとき

お金で見てはいけない

投資先を見る時も、まず人をみる

・日本では価値はないが海外では

価値がある、こんな目線が大切

まだ他の人が価値を見出していない

ものに価値を見出す

・お金持ちになりたいなら

お金の事は考えず先に与える

見返りを求めず「先に与える」

ほどなぜか豊かになる。

先に与えるものは、お金でなくても

良い

・全力で相手を喜ばせて、お金は

ありがとうの対価としてもらえる

のが究極の形と言える。

・ピラニア組とは

お金の匂いにだけ敏感な人

・人間のマインドもアップデート

中は邪魔になりやすそうな

存在やドリームキラーを徹底的に

排除する。

・上手くいく人のマインドセット

①正しい情報を選ぶ

②気持ちよく先に対価を払う

③「情報を得る→即行動する」

を徹底、行動しないなら情報は得ない

本も最後まで読まない

 

第3章 お金集めを躊躇するな

・「何歳までに、何年かけて達成

したいのか」を明確に

・「減らない運用」と

「最初に大きな元本」を用意する

・最速でお金持ちになるには

「調達の力」をつける

錬金術とも優とも劣らない

テクニックである

●16の資金調達アプローチ

1. クラウドファンディング

2. 不用品を売る

3. 情報や経験を売る

4. 親や知人から借りる

5. 親族から早めに相続する

毎年、同じ時期に同じ金額を振り込み

贈与の書類もない場合は計画的税金逃れ

とみなされ課税対象となる

6. 労働

7. お金でお金を増やす

8. 時間を使う

9. 人脈を使う

10. 悪い借金や固定費を手放す

11. エンジェル投資

コツは自己資金100万から始められる

事業を見つける。

誠実で嘘をつかない、最後まで

やり遂げれるか、言ってることに

矛盾はないか、提案している案件に

論理的な矛盾はないか、なぜ

その案件をやるのか。

何か一つでも優れていれば投資して

もらえる可能性は上がる

12. 独自仮想通貨を作る

エンジニアに依頼するか既存の

仮想通貨を作る

13. 火災保険の申請をする

火災以外の災害でも給付金はもらえる

14. SNSスクールなどを運営

刺激的で面白そうな内容を発信

相手が満足できる「有料級の情報」

を流す(先に与える)。

15. 公的融資を受ける

法人を設立する

16. 給付金、補助金助成金をうまく活用

傷病手当金は月給の2/3もらえる

退職日とその前の3日間は欠勤して

おくこと。

失業保険ももらえる。

年金は絶対に、さっさと繰り上げて

受給しなければいけません

・億り人を目指すなら「法人」

を持つ事

お金持ちは資産管理法人を持って

いる、「合同会社」がおすすめ

手数料がなければ6万で設立できる

・一から法人立ち上げるには

法務局に行く

準備するものは「社印」で

「はんこ村」で注文できる

・ネットバンク→ゆうちょ→

地方銀行・信用金庫→メガバンク

の順番で審査が厳しくなる

・会社員は自分の給料を0にする

「メルカリで不用品を売っていたら

利益が出てしまったので確定申告

しました」と会社にいうてもある

・公務員は副業不可、法人の

代表や役員になれないが

株主にはなれる。

・法人の口座は会計を分けておく

・銀行の面談で聞かれること

他にお仕事は?

事業を始めようとしたきっかけは?

仕入れ先は?

この仕入れは誰でもできますか?

仕入れ先を見つけたルートは?

月の売上げと利益は?

仕入れ原価は?

ネット販売か?実店舗か?

なぜ法人化の必要がありますか?

融資が必要な理由?

経理の方法は?

・お金がかかりそうな事業内容が

融資を受けやすい、「古物商」

をとっておくと融資が通りやすい

・「転売」という事業内容は

融資が通りにくい

・資本金は100万あると良い

資本金の2〜3倍の融資が受けられる

資本金が大きすぎても融資は

受けられない

・相性の良い税理士を探す

会社経営をしている知り合いから

税理士を紹介してもらうのが理想

・法務局にて

印鑑カードの交付申請

印鑑証明書と会社謄本の交付

・税務署にて

法人設立届書

青色申告承認申告書

給与支払事務所等の開設届書

源泉所得税の特例の承認に関する申請書

消費税課税事業者選択届書

・売上が1000万を超える事業者は

「消費税課税事業者」

仕入れにかかる消費税が多い

事業者はあえて課税事業者と

なる方が得となるケースもある

・会社役員になると失業保険が

もらえない

・固定費を抑える(家賃など)

・海外口座を持ちドルを使っている

国の不動産を買う

 

第4章 「現物」に投資せよ

・現物投資は「ブツ(実物)」が

存在している投資で元本を毀損し

にくい

・現物投資は、通常は利回り

8〜9%ぐらいが相場、最高でも

年利15%ぐらい

生活保護受給者向けアパート

家賃滞納はなく安定経営

・リセールバリューの高いものを

買う

・ビギナーは練習で400万ぐらいの

低所得者向け築古アパートから

試すのが良い

・ローンが通りやすいワンルームマンション

の不動産は買ってはいけない

・法定耐用年数の少ない方が良い

1年で減価償却できる割合が大きい

・社員を続けながらやるのが理想

ローンをどんどん組めると強い

・富裕層は借入の返済期間は短い

10年以内に一括返済し新たな

借入を繰り返す

・単価の高い海外のオーガニック

農業への投資は狙い目

・「粗大ゴミ輸出」に限らず

初回面談から1〜2週間で

全額賞金が普通

・巷に溢れるフィリピンやカンボジア

での不動産投資セミナーに行くのは

やめる。

・安く買って高く売る、そして

売り先が決まっている。

のが基本原則

・よっぽど慣れた人以外は「金」

買ってはいけない

・富裕層のダイヤモンド投資は

地金がついていないダイヤを扱う

・一時的に値上がりするものを

仕入れる、大事なことは

値上がりする前に知っていること

 

第5章 詐欺を警戒せよ

・ひとたびお金持ちになると

出会うのは金持ちだらけになる

・婚活セミナーに行くと

10人中10人が最も欲しいものは

「お金」と答えた

・3つの天敵

①詐欺師・泥棒

②税金

③浪費

今すぐ撃退

【支出の額は収入の額に到達するまで

膨張する】

アメリカ人は銀行にほとんど

預けないが、ほとんど貧乏

・強い願望は詐欺師に引っかかる

前兆である

・ほとんどの情報は、発信者本人が

儲けるために発信されている

富裕層が本物の情報を

「機密保持契約書」もかわさず

不特定多数に発信することはない

・5つの原則で詐欺師を見分ける

①仕組みがシンプルか?

②投資金額が安すぎないか?

詐欺の投資金額はたいてい

1000万未満

③年利20%を超えていないか

バフェットの年利上限は20%

④ポンジスキームでないか?

運用しているのであれば

利益を出すには大きなお金を

動かすには2ヶ月程度かかる

⑤運用者と常に連絡が取れるか?

詐欺師は人に会いたがらない

後々恨みをかわないために

・お金のコンプレックスは

潜在意識に刷り込まれる

お金がない人ほどお金を使う

・マネーリテラシーがない人が

まぐれで一攫千金を達成

稼ぐ力だけあると、失敗した

ときの傷は大きい

 

第6章 日常をリセットせよ

・ビジネスは5分前集合が

当たり前、ドタキャンは

どんな理由があるにせよ

ありえない

ドタキャンする人とは関わらない

・時間はお金以上に尊い

・相手が聞く前に挨拶と自己紹介

・エグゼクティブ渋滞

朝4〜5時

「運転手つき高級車」渋滞

・1ヶ月に1日しかスケジュールを

入れない、スケジュールは

1日にまとめる

それほど重要でない用事で

スケジュールを埋めない

・金持ちはデートで3時間ぐらい

遅れることはしょっちゅう

アメリカの野菜は農薬だらけで

味がないものがある

・1人15ドルのビッフェと

1人50ドルのビッフェでは

客層が違う

食事の最優先するのは

「品質」「会話」といった

心身の健康につながる要素

・金持ちはポイント貯めるのに

工夫している

PayPay払いをクレジットと連携

・セゾンアメックスのプラチナ

カードは年会費2万

・「お金を金なくてよい」ことに

敏感になる

・金持ちは1日2000ドルのマンツーマン

パソコンレッスン代を嬉しそうに払う

・時間貧乏

1年に何ヶ月か休暇を取れない人は

労働者マインドで、時間貧乏

・未来のための種まきは

決して怠らない

・一番効果があるのは

今すぐに住む環境を変える

・「覇気」「オーラ」「引き寄せ」

・最後はなぜか「住む場所」が変わる

クレジットヒストリー主義

クレジットカードの審査に必要に

なる借入履歴

アメリカでは良し悪しが「どこに住めるか」

まで影響する

アメリカはお金持ちは

車でしかいけない田舎に住むことが

多い。都心でもセキュリティー会社

にガッチリ警備された高級住宅

にしか住まない

 

第7章 誰よりもお金持ちに憧れて

アメリカでは低所得層の収入は

とても生活できるものではない

だからチップという文化がある

・誰でもお金持ちになれる原則

性格は関係ない

ビジネスの能力も関係ない

いい借金はどんどんする

極力苦手なことはやらない

お金は銀行に入れず借りた利率以上で運用

配当の範囲内で生活

時間とお金の無駄遣いはしない

・自分の力で一つ大きな成功を

収める、これが自信につながる

 

おわりに

・お金持ちになると

「自分のやりたいこと」が見えてくる

自分も社会も幸せにする

競争ではないWin -Winの世界

経済的に自由になることは

「心が自由になる」ということです

 

●本書から得られた新しい知識

・ある企業の会長クラスはエレベータに

乗る時異性と乗らない、ハニートラップ

や写真を撮られることを防ぐため

・貯金残高が3000万円を超えると

投資信託の営業が頻繁に来る

アメリカでは大声を出す

だけで「DV認定」

 

▼サイト

・みらい電卓(積立)

https://www.nomura.co.jp/hajimete/simulation/

・みらい電卓(生活)

https://www.nomura.co.jp/hajimete/simulation/seikatsu.html

・はんこ村

https://www.hankomura.org/

・会計ソフト

https://www.freee.co.jp/

 

●本書に出てくる格言

・億り人

元々は株式や為替の取引で

「1億円」超えの資産を築いた人

転じて、投資活動により

「巨額の富」を築いた人全般を指す

・愚鈍な者の前から去れ、あなたが

愚鈍な者に知識の唇を認めることは

決してないからである。

・世の中の8割の問題はお金で

解決できるから、人生では先ず

資産構築に真剣に取り組む

残りの2割は「幸福とは何か」

「人間とは何か」「生きる意味とは」

といったテーマである

 

●本書で得られた気づき

世の中の問題の2割は「幸福とは何か」

「人間とは何か」「生きる意味とは」

といったテーマである

経済的に自由になることは

「心が自由になる」ということ

 

●今までの自分の考えと違ったところ

 

●本書の内容で実行してみたい事

無駄遣いをやめて、お金を借りて

でも勝ち筋のある事業を考える

勝ち筋なければ、ただの債務者