思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■DIE WITH ZERO を読んで

 

 

書名:DIE WITH ZERO

著者:BILL PERKINS

 

●本書を読んだきっかけ

読書会の課題本として設定

したため。

 

●読者の想定

若いうちに読むのも良し

忙しい年代の30代で読むのも

よし、人生について真剣に

考える機会が与えられる。

 

●本書の説明

まえがき

ただ生きるだけではなく十分に生きる

経済的豊かになるだけでなく、人生を

豊かにするための方法を考える。

 

ルール1 「今しかできないこと」に投資する

・自分は今までいったい何をしていた

のだろう?

これ以上、先延ばしをせずに、今すぐ

本当にやりたいこと、大切なことを

すべきだ。

・今しかできないことに金を使う。

・大切なのは、自分が何をすれば幸せに

なるかを知り、その経験に惜しまず金

を使うことだ。

流されて生きるのではなく自分に

とって大切な経験を意識的に選び

そこに惜しみなく金を使う。

・「健康なくして富に価値なし」

・「この1,000ドルは、今しかできない

ことのために費やすべきだ」

・ものを買うのに必要な時間を計算

する様になった。

・金のために人生を犠牲にするべき

ではない、仕事や物質の奴隷に

なってはいけない。

・心理学の研究でも人はモノではなく

経験に使う方が幸せになれる事を

示している。経験から得る価値は

時間の経過とともに高まっていく

・「経験(それもポジティブな)」を

最大化することだ

【実践】

・人生で何を経験したいのかを

真剣に考えよう

・有意義で思い出に残るものという

観点から、一度きりの人生で本当に

何がしたいのかを考えてみよう

 

ルール2 一刻も早く経験に金を使う

・あなたが誰であるかは、毎日

毎週、毎月、毎年、さらには

一生に一度の経験の合計によって

決まる。

・人は誰でも、常に思い出を通して

人生の出来事を再体験できる。

・キリギリスはもう少し節約すべき

だし、アリはもう少し今を楽しむべき

なのだ。

・重要なのは「どの年齢で、どれ

くらい楽しい経験に金を費やすか」

・経済学でも教育への支出は

「人的資本への投資」と呼ばれる

ことがある。

経験は私たちに尽きることのない

「配当」を与えてくれる

それが「記憶の配当」だ

・その人と親しくなった経緯

過去の会話、共有してきた経験が

相手に対して抱く今の気持ちを

つくっている。

人は本能的に金で買い直せるモノ

ではなく失われたら二度と取り戻せ

ない思い出の品を守ろうとする

・金を払って得られるのは、その

経験だけではない、その経験が

残りの人生にもたらす喜び、

つまり記憶の配当も含まれている

・良い経験は周りに伝染する

自分が思っている以上の

ポジティブな連鎖反応が起こる。

・どんな経験からでもリターンは

得られる。だからこそ私たちは

経験を買う。

・老後で何より価値が高まるのは

思い出だ。

・金をかけずに楽しめる機会を

十分に活用している人は少ない

【実践】

あなたが望む経験のうち今日、今月

今年中に投資できるものはないか

「今」それをしないことのリスクを

考えよう

・一緒に経験したい誰かを思い浮かべる

この人たちと共にどれだけ記憶の

配当が得られるか想像しよう

・記憶の配当を多く受けとる方法

を積極的に考える。

たくさん写真を撮る、その経験を

した人たちとの再会を計画など

 

ルール3 ゼロで死ぬ

・毎朝コーヒーショップで安くない

コーヒーを買う人は多いが、この贅沢

が1年でどれほどの贅沢になるか

気づいている人はいない

「少なくとも、この習慣がなければ、

他に何ができたかを頭の片隅に置いて、

毎朝のコーヒーを楽しんでみてほしい」

・金を稼ぐ事だけに費やした年月は

二度と返ってこない

単に働く事が習慣にはなっていないか

100万ドルの資産を残して死んだら

それは100万ドル分の経験をする

チャンスを逃したということだ。

・研究によれば退職後の生活費は

毎年一定ではなく高齢になる程

少なくなる。

・仕事に情熱を捧げる人であっても

「ゼロで死ぬ」を目指すべきである

・大好きな仕事のおまけの「おまけ」

であったっとしても、金が金で

あることに変わりはない

・どんな手段で得たものであれ

金は活きた使い方をすべきだ

・誰かに金を与えるなら早い

方がいい、死ぬまで待つ必要はない。

・なんと70代になっても人々は

まだ未来のために金を貯めようと

している。

全退職者の1/3が、なんと退職後に

資産を増やしている。資産を取り崩す

のではなく反対に富を増やし続けて

いた

・金を使いたいという意思はあるものの

歳を重ねるごとにやりたいことが

変わり意欲も薄れていく

・世帯主が55〜64歳の平均年間支出

6万5,000ドル

65〜74歳の平均年間支出5万5,000ドル

75歳以上の場合は4万2,000ドル

年齢と共に高くなる医療費も含めた値

(2017年アメリカ統計局)

将来の医療費の額がわからないといっても

貯めすぎている人が多すぎるのが現状

老後の医療費のために莫大な資産を

つくろうとするのは、エイリアンの

襲来に備えるようなもの。

残り数ヶ月を延命できる高額医療に

意味は見いだせない。

医療医は病気の治療費に使うより

健康を保つための予防に使うほうが

はるかに懸命だ。

・民間の介護保険に入ると、思った

より保健料が少なくて済む

【実践】

「ゼロで死ぬ」ことに心が動かない人は

心理的な抵抗はどこから来ているか

考える

・仕事が好きな人は、仕事の邪魔

にならない形で有意義に金を使える

方法を考えてみる。

 

ルール4 人生最後の日を意識する

・寿命計算機を使ってみよう

WEBサイトで無料で提供されている

・「長寿年金」について調べてみよう

長生きしすぎて資産を使い果たして

しまう人から「加入者本人」を守る

・「4%ルール」退職時に貯蓄から

毎年4%を使い続ける

・死ぬ前に資産を尽きないように

生きているうちに金を使い切る

方法はある。

・あなたが123歳まで生きる確率

は現時点のデータからすれば

かなり低い

・「運用資産」で報酬を得るアドバイザー

は顧客が長寿年金を購入すれば

商売にならない

・「できる限り人生を充実させるには

どうすればよいか」

・私たちは、死から目を背けることで

人生を最適化できていない。

人々は死の話題を避け、それが

決して来ないかのように振る舞う。

・人は死が迫っていないと、

合理的な判断ができない。

・死に対して目を向けないでいると

永遠に生き続けるかのように

振る舞ってしまう。

・限られた時間とエネルギーを

どう使うべきか・

【実践】

生きている限り一定の収入が保証

される長寿年金などの金融商品

目をむける

 

ルール5 子供には死ぬ「前」に与える

・子供達に与えるべき金を取り分けた

後の、残りの「自分のための金」を

生きているうちにうまく使い切るべき

子供達には、あなたが死ぬ「前」に

財産を与えるべきだ

本当に子供達のことを第一に考えて

いるなら、自分が死ぬ前に寛大さを

示してあげればよい、大切な子供達が

受け取った財産を最大限に活用できる

タイミングを考えてあげる

FRBの調査だと人が遺産を相続する

最も一般的な年齢は、60歳前後

・貯めたお金を誰に、いつ、どれくらい

与えればもっとも効果的なのかを

真剣に考える。

2007年の家族間での財産継承のうち

全体の8〜9割は被相続人が死亡した

後である。

多くの人は「自動運転モード」に入っている

自動運転モードな生き方を改め子供達に

必要なものを与えようと思っても

ある強力な力が立ちはだかる

「恐怖」である。

・譲り受けた財産から価値や喜び

を引き出す能力は、年齢とともに

低下する。

・「親が財産を分け与えるのは、

子供が26〜35代の時が最善」

・幼少期に親から十分な愛情を

注がれた人は、成人後も他人と

良い関係を築け、薬物中毒になったり

うつ病を発症したりする割合が低くなる

「親はどのくらい時間や愛情を与えて

くれたか?」

「親は人生について、あなたにどれだけ

の事を教えてくれたか」

「子供の頃の両親との関係をどのように

評価するか」

・「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」

トレードオフの関係として捉え

自分の時間を最適化する

子供と過ごす経験の価値を定量化する

ことは子供のために本当にすべき事は

何かを立ち止まって考える良い機会に

なる。

・金は稼いでいても一緒に時間を

過ごせず、経験も共有できないの

なら、それはむしろ子供に大切な

ものを与えているのではなく

奪っていることになる。

・死後に寄付するのは恐ろしく

非効率である。

教育に投資の利点があるのは

十分な裏付けがある、だからこそ

早く寄付をすることでこの価値は

高まる。

慈善事業の問題は「今」起きている

それを解決するのに相応しいのは

将来ではない今なのだ。

大金がなくても発展途上国の人に

寄付する事はできる。

セーブ・ザ・チルドレンコンパッション

インターナショナルなどの団体を

通じて寄付、年間500ドル未満で

1人の子供が教育を受ける事ができる

チャリティーは待ってはくれない。

【実践】

自分が生きてる間に子供に財産を

分け与える。

何歳の時にどれくらい、必要と

判断したら、すぐにでも行動に移す

・財産分与や寄付は、事前に

専門家に相談する

 

ルール6 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する

・若い時にリスクを取ることの

価値を大いに信じている

だがそれは、そのリスクをとる

だけのメリットがある場合に限る

・今でしかできない経験(価値のあるものだけ)

への支出と、将来のための貯蓄

の適切なバランスをとる。

・「50ー30ー20ルール」

50%生活費

30%人生を楽しむため

20%貯蓄や借金の返済

貯蓄に回すべき割合は20代、30代

40代、50代と年齢によって変えていく

・人生の残り時間によって、今を

楽しむことと将来に備えることの

バランスを最適化していこう

・「旅行を躊躇する理由」を尋ねた調査

によると60歳未満は「時間」と「金」

75歳以上は「健康上の問題」

健康上の問題は年齢が上がるにつれて

大きな割合となり、高齢者では

最大の制約になる。

・昔の感覚を引きずり今の自分の

体力を把握できていない人は多い

のの感覚のズレが、老後もいくつ

になっても若い頃と同じような

事ができるという思い込みに

繋がっている。

まだ健康で体力があるうちに

金を使った方が良い。

金から価値を引き出す能力は、

年齢とともに低下していく

能力が高い時にたくさんの金を使う

事は理にかなっている。

経験から価値を引き出しやすい年代に

貯蓄を抑えて金を多めに使う。

今すぐ金を支払うべきか、

別の機会に取っておくべきか

立ち止まって考えてみてほしい。

もちろん、先送りして楽しみが

増える経験もある

・人が人生を充実させる3大要素

「金」「健康」「時間」

金ではなく健康と時間を重視する

それが人生の満足度を上げるコツ

なのである。

あらゆる年代で健康の改善は人生

を改善する。

体重が1キロ増えると膝には4キロ

の負担が余分にかかる5キロの

太り過ぎは膝に20キロの余分な

負担をかける。

健康の小さな変化は、人生全体の

充実度に甚大な悪影響を及ぼす

可能性がある。

若い頃に健康に投資する方が、

人生全体の充実度は高まる

・時間は金より遥かに希少で

有限である

時間を作るために金を払う人は

収入に関係なく人生の満足度を

高める事がわかっている。

金を払って面倒な雑事から自分を

解放することは、マイナスの

人生経験を減らしプラスの人生経験

を増やすことになる。

・どんな瞬間にも、その時すべき

理想的な経験がある。

そう考えて、最適な時間の使い方

を模索しよう。

【実践】

現在の健康状態について考える

・今しかできない経験にはどのような

ものがあるか

・人生の健康値を向上させる

健康改善法を1つ思い浮かべる

・食生活を改善する

・体を動かす機会を増やす

・金で時間を買う具体的な方法

を検討する。

 

ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する

・何かをできなくなる時の正確な

時間を知ることはできない

大切なものは知らないうちに

ゆっくりと遠ざかっていく

にも関わらず、それが永遠に

続くかのように思い込んでいる。

・あまり知られてないが

人は生涯を通じて何度も小さな死を

経験する。

私たちは皆、人生のある段階から

次の段階へ前進し続ける。

ある段階が終わることで小さな

死を迎え、次の段階へ移る。

つまり、ある段階でしかできない

経験を先延ばしにできるのは

その段階が終わるまでに限られる

一番の悲劇は、死ぬ間際までに

機会を逃したことへの後悔の念を

抱かずに生きることだ。

その時にはもう、生き方や考え方

を改める時間さえ残されていない

最大の後悔は

「勇気を出して、もっと自分に忠実に

生きればよかった」であった

2番目に多かったのは

「働きすぎなかったらよかった」

そして働きすぎは後悔しても

一生懸命に子育てしたことを

後悔する人はいなかった。

多くの人は働きすぎた結果

子供やパートナーと一緒に時間を

過ごせなかったことを後悔していた

だが意外にも、もうじき失わ

れてしまう何かについて考えると

人の幸福度は高まることがある。

30日後に引っ越す事を想像した

グループは、そうでない学生に比べ

幸福度は上がっていた、残された

時間が少ないと想像するだけで

充実した時間を過ごせたのだ

実験から、人は終わりを意識

すると、その時間を最大限に活用

しようとする意欲が高まる。

現実には、人生の各段階で使える

時間はそれほど多くない。

もちろん無制限でもない。

・「タイムバケット

現在地をスタートして

5年、10年と区切って、

これがやりたいということを

記入していく。

私たちは誰でも夢を持って

生きている。

単に頭で考えるだけではなく

実際にそれらを全て書き出す

ことが大切だ。

リストを作成するときは金について

心配する必要はない

リストを作る目的は。

「どのような人生を送りたいか」を

想像することだ。

死ぬまでにやりたいことを

無条件で考えてみる。

見えてくるのは、物事にはそれを

行うための相応しい時期がある、

という事実

期間を区切らないと、人生の残り

士官が少ない人が焦る気持ちで

生きてるうちにやりたい事を書く

受け身の発想が生まれがち

金を気にしてしまうと

「楽しそうだけど、金がないから無理だ」

と簡単に夢をあきらめてしまう

【実践】

大変だと感じたなら10年区切り

のバケツを作り何がしたいか

リストを書く

年齢や体力面の問題が制約に

ならないうちに早めに計画を立てる

・子供がいる人は子供が成長して

次の段階に移るまでに一緒に

何をしたいかを考えてみよう

 

ルール8 45〜60歳に資産を取り崩し始める

・経験の質は、誰と一緒にいるか

によって変わる。

大切な人たちと同じ瞬間を分ち

あっていたら、それまで味わった

ことのないような最高の気持ち

になれた。

私たちは人生のある段階で、まだ

経験から多くの楽しみを引き出せる

体力があるうちに、純資産を

取り崩していくべきなのだ

必ず確認するべきは、人生を

終えるまでに生活に困らない

だけの金があるかどうかだ

その額は、一般的に目標とされる

貯金額よりかなり少なくなる

可能性がある。

最悪のシナリオを念頭に置くから

である。

「毎年の生活費×残りの年数」の70%

ほど。

死ぬまでに必要な金=

(1年の生活費)×(人生残り年数)×0.7

最低限の資金を貯めたあなたは

資産のピークをいつにするか

考えられるようになる

「金額」を目標にピークを決める

べきではない。

この手の目標を設定した場合

それを十分だと感じるのは

心理的に簡単ではない。

ほとんどの人は最適な資産の

ピークは45〜60歳の間に

位置する。

人生を最適化するようう金を使う

場合、大半の人は40〜65歳の

あいだに資産がピークに達する

仕事を辞めたくないなら辞め

なくてもいい、その場合でも

ピークを過ぎれば稼いでいる

以上の金を使わなければならない

・老後生活のコマーシャルについて

本当はリタイヤ前にしたいのでは

ないだろうか?

・特にやりたい事を見直すのに

相応しいタイミングが、資産が

ピークに近づいているときである

中年になると人は自分が大好き

だったことを忘れがちだ

仕事があれば、明確な目的を

もって毎日過ごせるし、帰属意識

も満たされ、達成感も得られる。

【実践】

・老後生活の予定地の物価を考慮し

1年間の生活費を計算

・健康診断を受ける

できるだけ詳しく検査を受ける

・今後、体力の低下によって

好きな活動から得られる楽しみ

が減り始める年齢を予想、

それによって好きな活動は

そのような影響を受けるかも

考えてみよう。

 

ルール9 大胆にリスクを取る

・成功を手にするまで何度も

大胆な行動を取り、そのどれにも

リスクを感じないこと

失敗するリスクより、成功の

メリットが遥かに大きい

「非対称リスク」

このような時は大胆な行動を

取らない方がリスクとなる。

大胆な行動は、将来の幸福度を

高めるという意味での投資になる

つまり、あなたの人生を豊かに

する。

・ハリウッドの俳優になる場合

夢を描いてハリウッドの住人に

なる場合、多くは成功を手にできない

このような状況でハリウッドに

向かうべきかどうか判断する

基準は何か?

それは、あなたの年齢だ

あなたが20代前半なら夢に挑戦

してみるべきだ、全身全霊を

かけてできる限りの事をすればいい

芽が出なくても就職するチャンスは

残されている。

・「グーニーズ」の子役は

思春期を迎えたことで、

「チャンクからハンク(いい男)に

変わった」

ハリウッドには元子役の悲しい

エピソードがたくさんあるが

コーエンはその後法律を学び

弁護士として活躍している

失敗をバネに成功を掴んだ

・リスクを簡単に取れる時期を

生かしきれていない人は多い

本当にやりたい事を探したいなら

リスクを取る時があっていい

・住む住所を変える不安を乗り越える

「普段、その人たちとどれくらいの

時間を過ごしているのか?」

多くの場合それほど一緒にいない

著者は土地にステレオタイプ

先入観を持っていたが、

成功すれば大金が稼げる大きな

チャンスを目の前に問題と

しなかった

「人生には大胆に行動すべきときがある」

「安定しているが充実感が

得られない道」ではなく

「確実性は低いが経済的、心理的

遥かに大きなやりがいが感じられる

大胆な道」に進もうと

人は生まれつきリスク許容度に

違いがある。

・大胆に行動するための3ポイント

①一般的には人生の早い段階が良い

②行動を取らないことのリスクを

過小評価すべきではない

③「リスクの大きさ」と「不安」は

区別すべきだ

・若くない人でも大胆になるべき

時がある、それは、苦労して

稼いだ金をいつ使うかを判断

するときだ、

私たちが一番恐るべきは

「80歳になった時に贅沢な資産が

あるか」ではない、人生と時間

を無駄にしてしまうことである

【実践】

・リスクが少ないのに逃して

いるチャンスはないか

若い時ほどデメリットは少ない

・「恐れ」は合理的なものか

不合理な恐れを夢や目標の

障害にしない

・あなたの選択には、あなたの

価値観が反映されている。

日々の選択に意識的になろう

より良い人生を生きるために

賢明な選択をしていこう

 

あとがき

・人生で一番大切なのは

思い出を作ることだ。

 

謝辞

たいていのアイデア

「いつかやりたいこと」

のリストに付け加えられるだけで

そのまま何年も放置されてしまう

何か強力な引き金がなければ

私たちは重い腰を上げようとは

しない。

 

●本書から得られた新しい知識

・数十万ドル払えばTEDの

カンファレンスへ特権的に

アクセスでき、さまざまな

分野で活躍する一流の知性の

持ち主と触れ合うことができる

 

●本書に出てくる格言

・仮にどんなに大金を積まれても

僕はあの旅の思い出を消そうとは

思わない

ー著者の友人ー

金のことは一旦忘れるんだ

そして、その物件を買うことで何が

手に入るかをまっさらな頭で考えて

みればいい

ー著者ー

資産を残しておく価値がない場合

わずかな延命しか期待のできない

治療のための多額の支出も合理的

になる

ー著名な3名の経済学者ー

・FIREではなく、お札で炎(ファイヤ)

を燃やすような生き方をするよう

になった

・どんな金の使い方をすれば満足感

が得られるか知らないだけかも

しれない

ー著者ー

 

▼書籍

・Your Money Your Life

ビッキー・ロビン、ジョー・ドミンゲス

・Freakonomics

「(邦題)ヤバイ経済学」

ティーブン・レヴィット

▼アプリ

Final Countdown

(推定死亡日までの日数表示)

 

●本書で得られた気づき

この本を読み終わって、しばらく

たった頃に従姉妹が亡くなった

という知らせを聞いた

享年60歳であった、

これは自分にとって一つの

残り人生はどのくらいかを知る

指標になるかもしれない。

となると、今ある資産を使って

残りの人生をどう充実させるか

一つの選択が、自分とって

死ぬ直前に最良の記憶の配当を

もたらしてくれるだろうか?

と考えるようになった

 

●今までの自分の考えと違ったところ

 

●本書の内容で実行してみたい事

すでにしを意識した行動を

取ること、やりたいことで

やり残していることはないか

再点検して今を生きる。