書名:Instagramでビジネスを変える最強の思考法
著者:坂本翔
●本書を読んだきっかけ
について最新の本を読んでみたい
と思ったから
●読者の想定
Instagramで自社の商品や
サービスを知ってもらいたいと
考えている人
●本書の説明
第1章Instagramでビジネスを変える「基本」を知る
通常投稿はストーリーズやIGTV
も合わせて活用する
通常投稿は1つの動画の長さ
3〜60秒で10本まで一度に投稿できる
日本のDAUの70%がストーリーズ
を活用している
ストーリーズは最大15秒の動画
IGTVは15秒〜10分の動画を投稿
できる(専用アプリあり)
・DECAX(デキャックス)
現在の消費者の消費行動の流れ
①Discovery(発見)
宣伝色の強いアプローチで注意を
引く時代は終わった
②Engage(関係)
現代の消費者は個人情報を出さずに
得たい情報は欲しい
圧倒的に優位な立場で企業との
関係を構築する事を求めている
③Check(確認)
飾られた情報ではなく実際に使ってみた
声や店に行ったユーザーの発信情報
④Action(購買)
まずは入り口商品を売る
⑤eXperience(体験と共有)
キャンペーンを実施し企業側
から仕掛けていく
・ハッシュタグは上限30全て使い切る
第2章Instagramでビジネスを変える「準備」をする
個人アカウント以外に
ビジネスアカウントを作り
ビジネスプロフィールを用意する
メリットは
①広告が打てる
②インサイト閲覧
③電話・メール・道順を設置できる
・ビジネスアカウントはターゲット
毎に分けて作っても良い
具体的な分類には
年齢、収入、性別、起床時間や
就寝時間、出身地、食事の時間
居住地、勤務時間や曜日
家族構成、通勤方法、職業や役職
インターネット環境etc
・「こんな世界観を自社でも表現したい」
「こんな雰囲気が自社の商品にあっている」
見本として3つ探してピックアップ
そして、その世界観や雰囲気
に近づくように自分のプロフィール
ページを仕上げていく
プロフィールページに表示される
写真や文書は「共感」という
観点でとても重要
・プロフィールはいつでも変更可能
季節に合わせて変更しても良い
・唯一設定できるURLには
入り口商品に誘導するための
URLが適切である
・ストーリーズはハイライトに
まとめる事を念頭に作成する視点
も必要
・Instagramユーザーは暇つぶしに
見る場合が多いので投稿を
読むか読まないかを判断する
のは一瞬
と同じにする事が望ましい
第3章Instagramで「見込み客」を集める方法
見込み客が既存の顧客が
ニーズが顕在化した時点で
一番に思い浮かぶ店や企業が勝つ
量より質を重視する
エンゲージメントは投稿に対する
反応の事
見込み客を集め入口商品を購入して
もらう事
・Instagramのバナーを作成し
自社のページに表示する
・ホームページにInstagramの
写真を表示させるには
「Instagram ホームページ埋め込み」
などで検索してみる
・Instagramキャンペーンは
ハッシュタグキャンペーンとも
言われる
フォローを条件に自社製品を
プレゼントなどもあある
応募のハードルは高くしすぎない
投稿を応募条件に加えないとか
条件は2〜3程度にするとか
いつ何をすれば応募できて
その見返りは何なのかを
簡潔にまとめた文書で告知
キャンペーン特設サイトを作る
のがおススメ
タイトルは一目見ただけで
キャンペーンだとわかるようなものに
・キャンペーン記載事項
–プレゼントの詳細
–応募方法
–期間
–当選者発表方法
–注意事項
例)#Instagramキャンペーン
#インスタキャンペーン
#プレゼントキャンペーン
#プレゼント企画
#ハッシュタグキャンペーン
・思いついた企画はとにかくやっていく
挑戦し失敗し経験し運用する
・見込み客、フォロワーを増やす方法
①適切なアカウント運用
②Instagramキャンペーン
③Instagram広告
③フォローやいいねのアプローチ
第4章Instagramで「効果的な投稿術」を知る
Instagramの投稿法は3つあるが
偏った投稿はInstagram側は
歓迎しない
Instagramのフィードのランク付け
の基準は
①relationship(関係)
関係が深いほど多く
②interest(関心)
多くのユーザの関心
③timeless(新しさ)
最新である
=親密度×重み×経過時間
同じような基準である
・ストーリーズは関係と新しさ
が優先される
・基本ルール以外の5つの仕組み
①積極的にアクションを起こしている
ユーザーの投稿は優先
②ユーザーの過ごした時間の長い
投稿ほど重要視
③特定の投稿機能だけを好む
ユーザーを優遇しない
④頻繁な投稿を理由にアカウントの
評価を下げない
⑤ハッシュタグが多い事を
理由にユーザーの投稿を隠す
ようなことはしない
・インサイトの結果より21時以降
の時間帯が一般投稿に適しているが
扱っている商品、ターゲット
に合わせてタイミングを
決めていく
・通常投稿の適切な回数は
2日に1回程度
ストーリーズは1日1回がお勧め
アンケートによるとストーリーズ
の許容範囲は1日3〜7回
IGTVは動画ができたら投稿する
・ショッピング機能を導入
し直接商品のページに誘導する
オーガニック投稿にしか付ける
事は出来ない
直接購入できる仕組みがある
詳しくは
「Instagram ショッピングヘルプ」
で検索
・SNSの投稿4種類
①直接宣伝型投稿
商品の概要や価格を記載し購入
ページに誘導
ショッピング機能付投稿など
プロフィールページは世界観
を出す、世界観を出せないような
投稿はストーリーズで
②間接宣伝型投稿
宣伝したい商品を写真に写し
世界観を出したり、さりげなく
文中に出す
「この商品を持っている自分」
「この商品のある生活」
「この場所にいる自分」
遠回しに商品を宣伝
準備段階の映像や制作過程の
プロセスや舞台裏をみせる
IGTVを利用してみる
③情報提供型投稿
読んで役に立ったと感じてもらえる
投稿
ユーザーに役立つ情報の発信
ストーリーズでシェア
IGTVにリンクを張ったストーリーズを
作る
④日常型投稿
親近感を演出する箸休め的投稿
全投稿の1割程度に収める
タイムリーな今現在をストーリーズ
にアップ
縦型動画を意識して
カバー画面で目に止めてもらい
最初の数秒で興味を引きつける
構成にする
・投稿は定期的に「投稿スケジュール」
を作って実施する、属性として
「日付:時間」「曜日」「投稿種類」
「投稿内容」「広告の目的」
「広告ターゲット」「広告費」
「完了済みかどうか」
投稿の継続は行き当たりばったり
ではなく事前に決めておく
・トレロはスマホでも投稿管理が
できる
・ハッシュタグはコメント欄に
入れるのが著者のお勧め
・ハッシュタグの分類
①社名、商品名などの自社固有
例)スターバックス、フラペチーノ
②地名と商品や業種を組み合わせた
例)渋谷カフェ
③投稿に関係する日本語ハッシュタグ
例)カフェ巡り
④投稿に関係する英語のハッシュタグ
5〜10個程度付ける
例)beauty、Kyoto
⑤文章のハッシュタグ
例)写真好きと繋がりたい
・ターゲットユーザーが使っているけど
それほど投稿回数が多くない
ハッシュタグを選ぶ、目安として
投稿数が数千から数万単位の
ハッシュタグが狙い目
・投稿でやってはいけない8つ
①他人の誹謗中傷
②ネガティブマイナスイメージ投稿
謝るのもネガティブの1つと
捉え別の言い方で投稿する
③非公開設定
④政治的な発言や宗教的な話題
⑤人間味の感じれれない定型文
⑥文書を詰めすぎる
第5章Instagramの「効果的な撮影術」を知る
・自分のプロフィールページの
世界観を決め、それを軸にした
写真を必ず1枚目に入れる
・長方形の写真でもスクエアになった
時にちゃんと表示される事を
意識して撮る
・長文を書く事なく複数画像や
動画の投稿でユーザーの滞在
時間を伸ばす
・1つの投稿の中に物語を加える
・「人気(ひとけ)」は重要な要素
ただ商品を写すのではなく
女性の手とかを入れて写す
・シズル感を写す、煙であったり
結露であたり、油の跳ねとか
を写す
・フィルターは自分のアカウントは
これを使うと決めておく
・ストーリーズは縦向きの動画
を作成する事が重要
・ライブ動画配信の注意点
–事前に配信日時を予告
–21〜24時の間の配信
–配信中に扱うテーマを発表し
テーマに沿った質問を募集する
・現在は「憧れ」より「身近さ」が
効く時代である
第6章Instagram広告で「集客を加速」させる
近年は広告が効かなくなっている
現状は宣伝色、広告色の強い
広告コンテンツに適用される
広告マネジャーを使って
Facebookから広告を出す方法
Instagramで直接広告を出す
方法がある
公式ページに広告の出し方の
方法が書いてある
・Instagramで広告を出すには
Facebookページを持っている
事が必須条件となる
・Instagram広告はテキストは
画面の20%以下にする
Facebookが公式提供の
「テキストオーバレイツール」
を使用する(PCのみ)
・Instagramのユーザーは
暇つぶしに画面を触っている
場合が多く、そこに来て広告
が出てくると不快に思うユーザ
も少なくない
ニーズが顕在化していない
潜在層に対し表示させる広告で
商品の雰囲気や世界観を出した
広告を作成する
・Instagram広告のポイント
①シンプルで具体的なキャッチを決める
②商品やサービスから得られる
利益が明確である
③①やその他の文章がビジュアルの
部分に一貫性がある
④フィードに馴染む文章や画像
クオリティが高すぎる画像は
反対にフリー素材と思われる
⑤ユーザーに期待するアクションを明確に
・インフルーエンサーに依頼する時
(いいね数+コメント数)÷フォロワ数
が5%以上に依頼する
どの時代でも集客の本質は変わらない
ターゲットのニーズが発生した
タイミングで一番に思い出してもらえる
企業やお店、商品やサービスが勝ち
選ばれる
そのためには自分都合の宣伝ばかりでは
ターゲットは興味を示さず離れてしまう
宣伝色を抑え自社の商品やサービスの
世界観を伝えながら、その存在を
いかに記憶に残してもらえるかが
重要である
●本書から得られた新しい知識
・月に1度はInstagramのアプリを開く
ユーザー(MAU =Monthly Active Users)
世界で10億以上
日本国内のMAU3300万人
男性43%、女性57%
国内月間アクティブ率84.7%
検索する回数は世界平均の3倍
80%の人がビジネスアカウントを
フォローしている
・Instagramのプロフィールに
入れられる文字は150文字
・ハイライトは24時間で消える
ストーリーズをプロフィールページに
常時表示させることができる機能
で#cyberentryタグで求人した
・90%がスマートフォンを縦向きに
使いミレニアル世代の72%は
動画も縦向きに撮る
▼用語
・DAU(Daily Active Users)
毎日Instagramを見るユーザー
・MAU(Monthly Active Users)
月一度は見るユーザー
・UGC(User Generated Contents)
ユーザーが作ったコンテンツ
・リグラム
自分のアカウント以外の投稿を
自分のアカウントのプロフィールページに
表示する形でシェア(例:@nikonjp)
ユーザーにとって自分の投稿が
紹介される事が価値になるレベル
のアカウントである事
・リーチ=人数
・インプレッション=回数
▼本書募集のハッシュタグ
#インスタ思考法
▼ツール
・Trello(トレロ)
タスク管理ツール
・タグジェネ
関連タグ作成
・改行くん
改行アプリ
・正方形さん
正方形トリミングアプリ
●本書に出てくる格言
現在は「憧れ」より「身近さ」が
効く時代である
ー著者ー
●本書で得られた気づき
時代の移り変わりは本当に
早いと思った
時に投稿の日時は20時の推奨が
あったが本書では21時を勧めている
若者はより夜型になってしまったのか
また「憧れ」より「身近さ」という
著者の考えも賛同できる
SNSで個人が何でも発信できる
時代にあっては
認知タレントがお金のために
企業に言わされたり
女優やモデルが高飛車で君臨
できる時代は終焉を迎えている
のかもしれない
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
自分の世界観や雰囲気を重要視
した投稿に心がける