書名：無一文からのドリーム
著者：ラファエル
●本書を読んだきっかけ
去年YouTubeを見ていて
ラファエルの存在を知る
YouTuberとして短期間で
億Tuberになったと聞き
数多くの動画を見た
本書は偶然書店で見つけた
●読者の想定
YouTuberとして大成したい人
自衛隊に入隊を考えている人
何がやりたいか悩んでいる人
●本書の説明
第1章幼少期
自分ができることをフルスロットル
でやり抜く、ただそれだけ
与えられたものを取り上げられた
わけじゃない
だから失うものなど何もないんだ
最初は途方もなく大きな夢を抱く
必要はない、できることから始め
ればいい
その場その場でやれる最大限の
努力を積み重ねていけば自然と
結果はついてくる
他人の誰とでも打ち解けて仲良く
なることができる能力が、その後の
人生で大いに役に立った
第2章思春期
話し上手であったけれど聞き上手
でもあったため
人間関係に悩んだ事はない
中学時代は部活を転々とした
ハンドボール→器械体操→バスケットボール
どれも3ヶ月ともたなかった
バスケットにいたっては、全く
理解できなかった
後に、自衛隊で格闘技と出会い
4年間猛練習を積んで代表選手となり
大きな大会で何度も優勝する
・男女が出会って付き合う時
最初は対等であるが、どちらか
一方の知識やスキルや収入が
急激にアップしていくと均衡
バランスが崩れ別れてしまう
僕は成長スピードが早く3ヶ月
前とは別人になっていた
幸せを感じるのは成長している時で
トップになってしまうと自分が
空っぽになってしまいそうで怖い
人間は目標を失ってしまった時が
一番苦しい
現在の平均睡眠時間は4時間
平均労働時間は20時間だ
第3章青年期
自衛隊は僕に大きな自信を与えて
くれた、IQテストの結果
普通よりかなり記憶力に優れている
とか、それまでの人生では評価
されずに気づく事すらなかった
未知の部分を教えられて衝撃を受ける
眠っていた潜在能力に気づか
され目の前がパッと開けていく
みたいであった
些細なことであったが、自衛隊
での成功体験がひとつずつ積み上げ
られ、自分への確固たる自信に
つながっていく
僕は第10師団司令部の守山駐屯地
で機密事項を扱う特殊任務の部署に
配属になった
今の自分に悩んだり迷っている
人がいたら一度自衛隊に入ってみた
らいい、人生経験として一度通って
みるべき道だと今でも思っている
自衛隊は
・仕事ができる
・体力がある
・笑いが取れる
のどれか１つに秀でていれば
活躍できる場所だった
社会に出て一度社員を経験した
人が、仕事で挫折して自衛隊に
入ってくると絶対に辞めないそうだ
自衛隊時代に絶対に忘れられない
思い出がある
初めての外出許可が降りた時
顔見知りでもない先輩隊員が
食事代を奢ってくれただけでなく
1万円差し出して
「お釣りは全部あの子達にあげてくれ」
と言い去っていった
後でお礼を言うと
「きつい訓練お疲れ様だったな
まだ入隊間もないからお金も
時間もないだろう。少ないけれど
そのお金で遊んでおいで」
「お礼は俺にしなくていいからな
いつか部下ができたら同じように
してあげてくれ」
と言い去っていった
僕は心が震えた
それ以来、その教えを守り抜き
後輩と部下を大事にするようになった
・自衛隊4年目で居心地は良かった
が上司から
「お前には誰とでも仲良くなれる
特殊な能力がある」
「絶対営業に向いている」
とか言われているうちに
社会に出て自分の実力を
試してみたいと考えるように
なった
自衛隊は僕と言う存在を認めてくれた
能力に見合ったお金がもらえる
としたら果たして自分に
どのくらいの価値があるのか
知りたいと純粋に思った
・成功する人は、まず間違いなく
睡眠時間が短い睡眠時間を削ると
1年が13ヶ月になる
努力とセンス大切なのはどっちだ？
努力でできない仕事はない
どんな職種でも、仕事は本気で
やり切れるかどうかで結果が
大きく違ってくる
・2014年に副業としてYouTuber
を考える有名なYouTuberは年収
1億稼いでいると言う噂話を思い
出した
第4章YouTuber期
当時YouTuberの間では困った事が
あればヴィレッジバンガードか
コンビニに行けばなんとかなる
という風潮があった
ヴィレッジバンガードで現在の
トレードマーク、白マスクに出会う
だった
「こいつが売れるんだっら、絶対
俺の方がおもろいわ！」
という感覚が確信に変わっていった
人生はどこにチャンスが転がって
いるかわからない
一番大切な事はアンテナを張り
巡らせ物事の可能性をポジティブ
に捉える事だ
・初期投資は20万で三脚、パソコン
照明、ハンディカムを準備した
当時は日本でトップのYouTuberの
チャンネル登録数が20万程度だった
・当初「お金を持っているキャラ」
「かなり過激なキャラ」を演じる
ように意識した
わりと若年層にウケやすい企画を
展開した
強く意識したのはクオリティー
瞬間的にバズれば成功はもう
遠くない
常に競合するYouTuberの動画や
視聴者の動向を調べて研究し続け
ていた
2016年に禁断ボーイズとのコラボで
人気が急上昇
・YouTubeは広告収入で儲けるという
イメージだったが企業案件が
もっと儲かる僕はその存在を
知らなかった
企業のオファーはなるべく断らず
面白い動画を企画し視聴者を楽し
ませる事に集中し案件悪の偏見すら
覆した
2017年、母親が末期ガン
さらに追い討ちをかけるように
1億の借金があるとの知らせ
借金の有無を確認し3ヶ月以内に
財産破棄の手続きを取り
相続負債を回避した
上手く行き始めた時に逆境は
訪れるし、その逆境を乗り越える
手段もまた必ず存在する
アクシデントを後悔するのではなく
アクションを起こす動機に変えていく
・超有名なお笑い芸人がYouTube
に参入した今、勝ち目は少ない
2019年1月、アカウントBAN
BAN後、多くの企業案件や
仲間YouTuberに助けられ復活
早めに他のビジネスにシフトを
考える、例えば人気YouTuberを
アサインするとか、雇われ
ラファエルを作るとか
ラファエルのキャラクターを柱に
コンサルティング、マッチング
アパレル、ジュエリーの会社を
経営している
・動画制作にあたりネタ帳に
タイトルだけを書き込む
タイトルとサムネイルが重要だ
普通のYouTuber3分ほどの動画
が多いが
僕は異例の長さである、その方が
広告収入が増えるからである
人は自分自信をどれだけ理解して
いるかで成功する確率が違ってくる
「YouTuberになりたいから秘訣
を教えてください？」の質問に
「これがやりたい」じゃなく
「何ができるか」を最優先して
始めた方がいいとアドバイスする
・次々と新しい本を読み
一冊の中から自分の資質や感性の
プラスになる要素を吸い取る
ように心がけている
・週に4回ジムに通いサンドバック
を叩いて筋トレに集中する
・自分が成長するには素直に認めて
人の意見を受け入れていく器の
大きさが重要になる
・自衛隊では肉体的な強さより
精神的な面が強くなる
自衛隊で叩き込まれる大切な
教えは
「できないでは許されない」
「その1秒で何人死ぬと思っているんだ
お前も死んでいるんだぞ」
やろうと思えば何だってできる
という事だ
生きていく上で大切にしている
感覚は「見切った感」「やりきった感」
である
一度でも勝ち癖を味方につけると
失敗が怖くなくなる
自衛隊と会社を辞めて自然と学べた
・YouTuberを仕事として本気で
取り組むなら人の何倍、何十倍
と努力を重ねる事だ
自分がやってダメな事は他人が
やってもダメって事なんだと
言うくらいやりきる自信と覚悟をもつ
・一番ダメなのはやりたい事すら
わからない人
具体的な目標を持つ人の方が
成功を収める確率は格段にアップする
第5章ラファエル流・仕事術
・企画は引きのあるサムネイルと
タイトルを第一優先
・営業は相手のことを本気で好きに
ならないと成果は上がらない
・正確な情報は教養であり信用に
つながる、気になった事はまず調べ
実践する
・筋トレも楽しんでやると健康
・徹底した自己分析をして
やりたい仕事ではなくやれる
仕事をする
やりたい事をやるには、えげつない
ほどの努力がいる
まず自分にできる事を書き出してみる
・それまでに成功した人のやり方
をなぞっていけば必ず上手くいく
・英語が喋れたらバフェットに
会ってみたいが対談はやらない
バフェットに会う刺激よりも
自分で構築したロジックを突き
詰める方が重要
自分のロジックを重視すれば
間違いはない
・日本のYouTubeでは海外で
1年半前に流行ったネタを先に
取り入れた者が勝つ傾向がある
・読書は人生を豊かにする
「刃牙」「経済の本」「サンデル教授の本」
・稼ぎたいから良い作品にたどり着ける
・人に見えない裏側できちんと
した人付き合いができる
10回気遣い2回きづかれれば良い
不思議なことに助けた人が
守ってくれたりする
●本書から得られた新しい知識
ラファエルは世界中で知られている
天使の名前
イギリスのとある大学で勝率6割の
FXのソフトウエアを与えトレード
させたが負け組が圧倒的に多かった
勝ち組は
「これくらい負けたらやめよう」
というリスク管理をができていた
●本書に出てくる格言
・白帯が黒帯に勝つみたいな
構図が好きだ
・人生迷ったらやる
・時代に勝たせてもらった
ーラファエルー
●本書で得られた気づき
ラファエルさんの強みは
誰とでも親しくなれて人間関係
のトラブルがない事だと思う
多くの人は人間関係に悩んで
自殺する人すらいるのである
また自衛隊では良い上司に恵まれた
と思うP74のエピソードが一番
感動した
そして、
やはり努力しかない
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
迷ったらやる
