著者:大竹秀明
●本書を読んだきっかけ
貿易3.0からのレコメンド買い
ギフトショー2019で著者の後姿
を確認して
●読者の想定
Amazon輸入で儲けたい人
様々なケースの仕入れが掲載されていて
どれから始めるか迷ってしまう
究極は海外メーカの輸入総代理店
になってネットショップで売る
事になるのだろうか
●本書の説明
第1章Amazon輸入の基礎知識を抑えよう
絶対やってはいけないことは
直感で仕入れることである
まずは「輸入」「未発売」「限定」
などのキーワードで検索してみる
一番簡単なAmazon.comで仕入れて
Amazon.co.jpで販売する
輸入品には「正規輸入品」「並行輸入品」
がある
・クレジットカードの実際の支払いは
2ヶ月後であるため資金0でも利益を
生み出すことができる
第2章Amazon.comで輸入しAmazon.co.jpで販売
から購入する
お客様評価の「普通」は評価を下げてしまう
こちらから能動的に評価をリクエスト
する(P73例文)
特定のカテゴリーに出店するには
大口出店のアカウントが必要
新商品を登録できるのも大口出店のみ
製品コードは『流通システム開発センター』
無在庫転売をするときは
Amazon商品概要画面の出品情報
タブで注文から出荷までの日数
に14日などと記入する
無在庫転売に向く商品は
①人気商品の関連商品
②希少価値が高い商品
③売れるかどうかわからない商品
FBAを使うと自動販売機状態になるため
純利益率から逆算し仕入れる金額が
見当がつく
第3章FBA販売で利益を伸ばそう
FBAには納品のルールがあり
Webなどで確認する
FBA料金=在庫保管手数料+配送代行手数料
代行業者にFBA納品を任せると
指一本触れず商品の販売、発送
を行うことができる
マルチチャネルサービス(p109)で
他の販路の出店もAmazonが配送
してくれる(即日配送不可)
第4章売れる商品を多彩な方法でリサーチ
初心者は「小さくて」「軽くて」
「壊れにくい」「電気を使わない」
「直接身体に触れない」商品から始める
・FBAセラーが4人以上いる場合に
FBAセラーが販売している価格以下
では十分な利益が取れない場合は
仕入れをやめる
・「並行輸入」「輸入」「日本未発売」
「import」などのキーワードで商品検索
カテゴリーを絞り→価格帯を絞る
レコメンド機能を活用し商品リサーチ
出店者のストアページを表示し
評価を調べる優良なセラーを
エクセルでまとめ定点観測する
【販売力強化】出店推奨レポート
をチェックする、データをダウンロード
してライバルの少ない価格帯
5000〜20000円の輸入品をみる
・コンビニに行って雑誌棚から
売れてるモノをリサーチする
「モノマガジン」「DIME」など
は宝の宝庫
・楽天のランキングは必見
「輸入」「未発売」「限定」
などのキーワードで調べる
第5章賢い仕入れでライバルに差を付けよう
camelcamelcamelでAmazonの
価格変動を調べる設定した価格より
安くなればメールで知らせてくれる
・転送業者を使うとVAT税がかかる
・トラブル発生時支払い後180日以内
ならpaypalが保証してくれる
・eBayは時間ギリギリに入札した
方が落札されやすい
・P157 海外の価格比較サイト
・中国輸入のAmazon販売は
代行業者を利用する
①タオバオから輸入したい商品URL記録
②専用オーダーシートURLと数量記載し
代行業者に依頼
③代行業者が現地で商品購入
④商品が代行業者の中国事務所
に着いたら商品代金+国際送料
を払う
⑤入金〜発送後、EMSなどで
日本へ送る
・「ノーブランド」「ノンブランド」
「中国製」「激安」で商品検索
・仕入れ基準
①粗利50%以上
②送料1Kg500円で計算
③5個程度テストで仕入れる
④販売価格は2000円以上
・タオバオの表記は¥になっているが
実際は元で計算(1円=25元ぐらい)
Alibabaチャイナで仕入れてみる
・タオバオやアリババで売れている
商品をAmazonで調べてみると
予想しなかった商品に出会うかも
第6章Amazonでオリジナル商品を販売しよう
欧米ブランド商品の日本代理店
になって独占販売権を得た商品
を販売する
中国でオリジナル商品を企画製造
する
・まとめ売りセット販売して
俺ブランドを作る
・ノーブランドをプライベートブランドに
–価格
–パッケージ
–日本語説明・保証書
–品質
基本は売れている商品を売る
・お客様が商品を選ぶ2つの理由は
①ニーズ:欲しいもの
②ウォンンツ:欲しいもの
ノーブランドでも売れるのは
ニーズ商品である
・俺ブランド販売戦略
①とにかくたくさん売ることに集中
②商品レビューを集める
③末端カテゴリ20位に入るまで我慢
④ターゲット商品のレコメンドに
あなたの商品が表示される
⑤その頃から適正価格に戻していく
・商品レビュー0と1では売れ方が
8倍変わる
JANコードを取得(10800円)
3年有効
Amazonブランド登録で登録
・ラベルやOPPでパッケージを
変えてロゴをつけて販売
・日本語マニュアルを作成
ライバルセラーを参考に
Google翻訳を使ったりSOHO
を活用して作成
・礼状は相手の選択が間違っていな
かったことを書く
「お求めいただいた商品は、ほか
多くのお客様に満足いただいて
いる商品です」
・タイトル最適化のポイントは
「単語」「具体的」「半角スペース」
できる限り多くのキーワードを設定し
抽象的な言葉を避け具体的な単語にする
・Amazonの商品写真の規約は2枚目
以降は適用されない
こだわりポイントが手にとって見ている
かのようにわかりやすく伝わる
様に撮影する
第7章自動化の仕組みを作ってさらに稼ごう
ほとんどの作業が外注可能で
あなたがする事は「仕入れ判断」と
「お金の管理」になる
・よいSOHOに出会えたら交流を深め
ておく
・クラウドワークスで仕事依頼する
時は「プロジェクト形式」「コンペ形式」
のどちらかを選ぶ
Amazonの運営業務を外注する場合は
外注用の新規アカウントを作成し
権限を設定する
・中国と通信やりりする時はVPNが
・CSV形式のデータをアップロード
して商品登録できる
・FBA以外に物流代行会社3PLを
使う(イー・ロジット社)
第8章輸入ビジネスでもっと本格的に稼いでいこう
ビジネスレポートは
「セッション」「カートボックス獲得率」
「注文された商品点数」「ユニットセッション率」
が重要
・ヤフオクは「即決価格」「オークション」
同時に出店する
・ネットショップは「BASE」
「STORES.JPY」「カラーミーショップ」
がおすすめ
・セラーと直接取引し仕入値を下げる
Contact Usなどから交渉メッセージ
を送る
・展示会では正規代理店になれるか
独占販売できるかを交渉する
・ブラックフライデー(US感謝祭)
毎年11月第4木曜の翌日の金曜日
クリスマス商戦開始日になる
この時期のチャンスを見逃さない
様にする
・地球の歩き方を持って現地に
仕入れに行く、直接交渉する方が
話がまとまりやすい
・OEM生産する場合は商標権の
獲得も忘れずに
・納期の目安は
欧米:1ヶ月半〜2ヶ月
中国:2〜3週間
第9章Amazon輸入のトラブル解決Q&A
・カート獲得率が20%下回れば値下げ
・税率の低い州から仕入れ
・インコタームズ貿易条件
–送料、保険を輸入者負担(FOB)
–送料は輸出者負担、保険は輸入者負担(C&F)
–送料と保険を輸出者が負担(CIF)
・目標設定
①目標金額を決める
②利益率を決める
③ひたすらリサーチ&販売
●本書から得られた新しい知識
・並行輸入品3要件
①適法性
②同一人性
③品質管理性
・主な知的財産権
①特許権
②著作権
③商標権
④意匠権
・販売時気をつける法律
①PSE法
②電波法
③薬機法
・海外から商品を輸入するときは
輸入税がかかる
・曼荼羅ワーク
3×3の9マスのシートの中央に
「メイン商品」を置き
「消耗品」「バリエーション」「組合せ(セット)」
「エントリ・ハイエンド」「メイン商品」「最新・旧版」
「分解(パーツ)」「類似品」「アクセサリー」
と思考するロジックリサーチ
・SKU(商品管理番号)
・注文不良率:カスタマーのマイナス評価
保証やチャージバックが申請された場合
その注文は不良とみなされる
・FBA料金シュミレーター(手数料計算)
・FBAマルチチャンネル
他の販路をAmazonが配送する
Amazonのロゴなしで配送してくれる
・VAT(付加価値税)ヨーロッパ、カナダ
の消費税みたいなもの20%
・New other(訳あり商品)
・Negative(非常に悪い)
・OEM生産:商品の一部を変更して
自社のオリジナル商品化を行う
・Amazonスポンサープロダクト
検索結果のページに広告として
表示させるクリック課金型の広告
Amazonがオートターゲティングで
広告を掲載してくれる
・ACoS(売上高広告比率)
商品の利益率より高ければ利益が出た
・オートターゲティングレポート
「インプレッション」「クリック率」
「1週間コンバージョン率」
・正規販売店:正規のルートでメーカー
から仕入れて販売
・正規代理店:メーカーから代理権を
与えられ販売できる
・輸入総代理店:正規代理店+独占販売
▼式
販売価格–仕入値(商品価格+送料+関税・消費税)
–国内配送料–Amazon手数料=利益
▼役立ちサイト
・ワンストップビジネスセンター(オフィス)
・Conyac(翻訳)
・SAATS(翻訳)
・AshMart(転送会社)
・MyUS(転送会社)
・ダンボールネット
・アースダンボール
・PRICE CHECK(商品リサーチ)
・モノレート
・Amazonベストセラーランキング
・Amazonヒット商品ランキング
・億ポケ(在庫調査)
・あまログ(在庫調査)
・Matuwari
・Google Shopping
・オークション
・テラピーク
・camelcamelcamel(Amazon価格変動)
・世界価格比較ツールAmadiff
・転送ユーロ(転送EU)
・EIKURU(転送イギリス)
・Wayback Machine(サイト運用歴調査)
・Retail Me Not(クーポンサイト)
・UltimateCoupons(クーポンサイト)
・Mr Rebates(キャッシュバックサイト)おススメ
・Jimbo(ページ作成)
・BASE(ページ作成)
・LOGOSTER(ロゴ作成)
・Squarespace Logo(ロゴ作成)
・バーチャルイン(商材写真)
・おまかせWEB商品撮影
・内職市場公式サイト
・upwork(外国人内職)
・ビジネスアシスト(電話秘書)
・SAATS Commerce(一元管理)
・ネクストエンジン(一元管理)
▼卸売マーケット
・義鳥(イーウー)
・デザートヒルズ・プレミアム・アウトレット
▼中国アウトソーシング
・イーウーパスポート(中国の代行業者)
・トレードチャイナ(現地スタッフ)
・ALA!中国
・QQ(SNS)
・WeChat(中国版LINE)
▼送金
・SBIレミット(決済)
・ウエスタンユニオン
▼メール配信
・同報@メール5
・The Camelizer
・Keepa
▼ツール
・ブライスター(価格自動調整)
●本書に出てくる格言
●本書で得られた気づき
このビジネスは、やる気と行動が
最も大切だと書籍を読んでいても
伝わってきた、その分、運やカン
に左右されにくいと思う
売れることを確認してから安く
仕入れるので投資よりリスクは
低いはずである
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
あたりから取り掛かってみようと思う