思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■お金持ちの投資家脳、貧乏人の労働脳を読んで

 

 

お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」

お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」

 

 

 

書名:お金持ちの投資家脳、貧乏人の労働脳

著者:世野いっせい


●本書を読んだきっかけ

書棚を整理していて2012年の書籍

であるが現在も珍風かしてないことを

確認するため読む

 


●読者の想定

本書の著者は不動産投資家である

ただ、内容は不動産に偏ったもの

ではなく幅広い投資家を対象に

書かれている

今回の重読では大儲けや大当たり

を狙うのであればビジネスの方がいい

という考えに共感した

 


●本書の説明

著者は元ハゲタカファンドの一員であり

日本で多額の借金を抱えた債務者と話す

機会があったが、その人のほとんどが

元お金持ちだった

世界一の資産を持っているのは日本人で

世界から見ると日本はいいカモです

世界中が日本の資産を虎視眈々と狙って

いる

渡米した時に出会ったユダヤ人大富豪は

3代続く由緒正し本物の金持ちだった

そこで本物の金持ちしか知らないお金の

考え方を学ぶ

 


お金を稼ぐための資本は2つしかない

「労働資本」「金融資本」である

もし短期的に大儲けしたいのであれば

投資ではなく『ビジネス』をやるべきだ

投資ははじめから結果が決まっている

その結果にいかに近づけるかを考える

投機は儲かれば儲かるほどいい

いかにお大きく儲けるかを考える

1億円利益を出す予定が結果として

5億儲けたというのと9500万儲けた

というのでは「投資家」は後者をよし

とする、いかに的に近づけるかを

第一に考える

2台の車があってAの車は一度も故障

なく、いい記録を出してゴールする

Bはコーナに来るたび故障しその度

修理、修理しては走り記録も良くない

けれど毎回ゴールは決めている

著者はB車を選ぶ、なぜならば

リスクが分かっているから

さらに言うとリスクの特徴も分かって

いる

投資家はリスクが怖いのではなく

リスクが分からないことが一番怖い

投資は「オフェンス(攻撃)」ではなく

「ディフェンス(防御)」である


出口について考えることは投資家脳に

おいて基本中の基本の基本である

他の人が経験できない失敗こそが

自分だけの宝になる

どの世界も成功者は約5%しか存在

しないと言われている

自分の常識を一度疑ってみる

無理なくできるのは海外に出ること

常識を疑い非常識を見直してみると

チャンスに気づくことも多い

ニュースは「何が起こったのか」を知る

事ではなく「これから何が起ころうと

しているのか」を考える

日本は他国に与えて征服してきた国

である

日本の当時の最先端技術を持った人達が

民衆にそれらを教え承継してきた

その人たちを「神様」といい、その子孫

であると言われる天皇家と心から尊敬

している

日本の天皇家と国民の絆は実に深い

天皇の住んでいた二条城は外壁は

低いが海外の権力者の白は外敵と民衆

から自らを守るために高い塀に覆われ

姿が見えないし侵入しにくくなってる

奪うのではなく与える、与えた人が

多くいればいるほど感謝される

と言う特典がつく

自分から強く求めないとやってこない

出来事というのは、まだ自分がその

レベルに達していない証拠である

女性においても向こうから

「あの人、ステキだわ」とやってきて

くれる様に自分を磨く

あの人に会いたい!と自分から積極的に

アプローチしたとしても相手から

求められなければ意味がない

「◯◯したい!」「◯◯が欲しい!」

と思った場合、自ら動くのではなく

どうすれば自分の求めるものが

向こうからやってくるか考える

チャンスはそこらじゅうに転がって

いる、ただそれが見えるか見えないか

いったん受け入れてみることが

重要である

ピンチの時こそチャンスとは

自分の意識を変えるチャンスとも言える

猿真似から始めるのは良いことだが

真似をする相手を選ぶことが重要

オリジナルも猿真似から進化する

ものである

もっと大成したいと思ったら人の力

を借りなければならない

著者の行動に反対した人は今は

誰一人として著者のそばにいない

著者に成功して欲しくない人が

反対していたのである

今は新しい仲間がいてレベルも

上がった

人を説得したいのなら自分がその

お手本になる事が一番

「必死」という文字は「必ず死ぬ」

「いい加減」は「良い加減」だから

自分が100%の力で頑張っても

お金を払うお客様の満足度が100%

でなかったら全く意味がない

相場を読む事ではなく安いと思ったら

買い高いと思ったら売る

その基準を持っておく

投資家は価格ではなく価値に注目する

価値は一定だけれど価格は需給の

バランスによって大きく潰れる

だからこそ本来の価値を見極める事が

大切である(ゴムひもの法則)

ある商人が南の島にやってきた

そこには先住民が住んでいたが

靴は誰一人として履いていなかった

投資家であれば『靴をタダで与え、

靴の修理屋を開く』

女性は共感を求めるのに対して

男性はまず結論を求める


できる:普通:ダメ=2:6:2

ただ、著者の会社ではダメと思っていた

社員は実は、もっと優秀なヤツに任せ

能力を発揮する場所がなかった

このことから「ムダをなくす」のではなく

「ムダを生かす」のが投資家脳

過去の情報は未来を読むための材料に

すぎない、これから、どんなところに

影響が出るのかという未来を読むクセを

付けること

情報は人を欺くためにも使われる

惑わされない様に取捨選択する

将来はっきりとした目標があると

子供は自発的に勉強する様になる

漠然と「お金持ちになりたい」という

よりも「お金持ちになって何がしたいか」

と考える事が大事である

選択に迷ったときはワクワクする方を

選びワクワクする事が複数あった場合

より困難な方を選ぶ

人と接するときは「この人は何が欲しい

のだろう?」と考える

「What do you want?」と心の中で

問いかけてみる

日本の物語は「むか〜し、むかし」の

三者(神様)目線で語られている

自由貿易は弱肉強食の世界である

弱いものにとっては最悪の世界である

投資の世界だと投資信託という

カットされた餌を与えられたら

その中身を把握する

1秒一円と考えると86400円

時間は命、命の一部を削って作った

労働力をお金に変えている

貴重な時間は大切に使い未来に残す

著者は砂時計を目の前に出され

「これがお前の残りの人生だとしたら

どうする?」と師匠に聞かれた

会社の出口は4つ

①上場

②売却(一番現実的)

清算

④継承

スーパースターがトップにいる会社は

そのスターがいなくなったらお終い

になる場合が多く投資には向かない

(スーパースターの法則)

定食屋が一時的な大繁盛をしたら

炊飯器を増やさず保湿器を買う

ビジネスは「炊飯器」投資は「保湿器」

(炊飯器、保湿器の法則)

「お金の専門家」と「お金の商人(セールスマン)」

を勘違いしてはいけない

金融商人にはアナリスト、銀行マン

FPの肩書きを持つ保険マン

彼らが行なっている

「投資セミナー」という名の教育は

恐怖心を煽って自分たちにとって

有利な商品を売る事が目的

日本の投資教育には一貫性がない

タックスヘイブン」「プライベートバンク

は富裕層のためのもので一般人には

必要ない

完璧でない半人前同士が組むと決して

一にはならない、実際は掛算で

1/2 × 1/2 =1/4

になる事が多い

業績のいい会社Aが業績の悪い会社Bと

合併した場合、B社の社員の出世は

ほぼ絶たれる

丸投げする事なく、一度自分でやってみて

流れをつかむ、その後に人に任せる

すくった水をお金だとすると

その水をいかにキープするか?

を考える

お金は低いところから高いところに流れる

風呂桶の垢は遠ざけようとすると

自分の近くに寄ってくるが

近ずけようとすると

著者はお金を求める様になってから

お金ではなく、お金に取り憑かれた

人達を引き寄せ、逆にお金に遠ざかって

しまった経験がある

とんでもないこと、とてつもない事

ほどチャレンジする人は少ない

無駄なことにはメリットがいっぱい

「願い事を人に話すと、叶うものも

叶わない」

著者はアイデアを奪われて損した事が

多数あり願い事を伝える相手を慎重に

選ぶ事が重要であるという

自分の判断で行動したことは

必ず次のチャンスを生む、理論だけで

無理だろうと諦めるのはやめる

「お金持ちに出会う」というのは

意識を変えるのに最も効果的な方法

たまにはファーストクラスに乗って

勇気を持って話しかけてみる

ホテルのエグゼクティブフロアの

専用ランジでくつろいで見る

絶対に譲れないもの曲げられないこと

をしっかりと持ち自分の価値観を

貫くと周りが放っておかない

『大事な一瞬のためなら、一生を棒に

ふる覚悟がある』

投資家は食卓に並んだ料理を

好きなものの順番に食べる

結論を重視する、経営者は順序立て

後でゆっくり

投資家は結果から逆算して今何を

すべきかを考える

ビックな目標にはライバルは少ない

その会社が優れているかどうかを

見る時、著者はNO.1ではなくNO.2

を見る業績が良くなった会社は

原因がNO.2にあることも多い

一国で過ごすより地球全体を

有効に使う

お金持ちほど税金を多く払っているから

年収2000万と年収200万の人に

1万のステーキを奢ってもらった場合

それぞれ2万、1万2000円の稼ぎが

かかっている感謝すべきである

投資を始めたばかりはロールプレイング

ゲームの様にいきなりボスキャラとは

戦えない香港やシンガポールに行く

事はいきなりボスキャラと戦う様なもの

まずは資産を守ることに徹する

誰にも負けないセキュリティー会社を

作るのなら「元泥棒」を雇う

成功している人は『無邪気』である

成功者は誰かに許可を取らない

「自己責任」で動く

神社の神体は「鏡」であり

「か・が・み」の「が」は「我」

「が」を取ると「かみ」になる

人は我を取り去るとみな「神」になる

人のために何かをするためには

まず自分が満たされる事が大切

お金持ちは自分がいいと思った

ものは積極的に他の人に勧める

 


●本書から得られた新しい知識

アメリカの郵便ポストは青い

・日本は出されたものは残さず食べるのが

礼儀とされるが中国では家主に食べ足り

ないと催促していることになり家主に

恥をかかせる事になる、残すのが常識

・マドンナはウォシュレットを気に入り

持ち帰った

・イギリスのティーカップの皿は

猫舌が多いイギリス人が一旦ソーサ

に移して飲むためのものである

さらに熱を逃がしやすいように

ティーカップは薄い

・「祝詞(のりと)」:神主様が

唱える内容は有難うの感謝の言葉で

ある

・Informationは誰にでも平等に与え

られる情報であるがInteligenceは

信頼できる仲間からのみ得られる情報

マスゴミ:日本の報道機関

マスターマインド:本書では潜在意識

・人は1日に6万回思考している

脳は1日10万回「自問自答」を繰り返している

・1日8万6400円で考える(86,400秒)

・72の法則:金利(%)×年数(年)=72

・「予想」と「仮説」は違う「予想」は

一本道でハズレたばあい別案がない

「仮説」は答えにたどりつくための

実験を繰り返す

計画は「予想」で立て

戦略は「仮説」で立てる

・消費物は資産に買わせる

・投資家の三大要素

①ハード(仕組み)例)建物

②ソフト(何をするか?)例)事業内容

ファイナンス(金融)例)資本金

投資家は①③を得るのは容易

アメリカで同じ銘柄を20年持ち続け

た人で損した人はいません

アメリカの国防軍国防省のHPに

ハッキングした10代の少年をスカウト

した

 


●本書に出てくる格言

何で他人が俺の進む道を決めんねん

自分の道は自分が決める

本田圭佑

不器用でハートがいい人

ー著者の会社の採用基準ー

「君には、無理だよ」という人の

言うことを聞いてはいけない。

もし自分で何かを成し遂げたかったら

できなかったときに人のせいに

しないで自分のせいにしなさい

多くの人が、僕にも君にも「無理だよ」と言った

彼らは君に成功してほしくないのだろう

なぜなら彼らは成功できなかったから

途中であきらめてしまったから

だから君にもその夢をあきらめてほしいんだ

不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ

決してあきらめてはダメだ

自分のまわりをエネルギーであふれ

しっかりとした考え方を持っている

人で固めなさい

自分のまわりを野心であふれ、プラス思考の

人で固めなさい

近くに憧れる人がいたら、その人に

アドバイスを求めなさい

君の人生を考えることができるのは

君だけなんだ

君の夢が何であれ、その夢に向かって

いくんだ

なぜなら、君は幸せになるために生まれて

きたんだから

なぜなら、君は幸せになるために生まれて

きたんだから

マジック・ジョンソン

濁った水溜に住んでいたカエルがある日

澄んだ水のカエルの住む水溜りに引越した

そこには一匹のカエルが住んでいた

ここは良いと思ったカエルは

昔、住んでいた水溜りのカエルに

「すばらしい水溜りがあるからみんなで

で行こうよ」と勧めたが

相手にされないどころかウソつき

呼ばわりされた

トボトボと綺麗な水溜りに帰った

カエルは年老いたカエルから

「力のない正義は無力なんだよ、先ずは

自分自身が力を付けることだよ

自分に力がないと他者に与える

ことはできない、他者を変えようと

する前に先ずはお前自身が変わる事が

大切じゃ」

「お前は立派なカエルを見て自分の

汚れに気づいたんじゃろ、そのカエルは

お前に何か言葉で伝えたか?」

ーラビー

経済の仕組みについて書かれた逸話

ネットで「黒海沿岸の小さな村」

で検索

黒海沿岸の小さな村ー

天国に行くのにもっとも有効な方法は

地獄へ行く道を熟知することである

マキャベリ

トラブルから抜け出すより

トラブルを避ける方が簡単だ

ウォーレン・バフェット

意識が変わると行動が変わる

行動が変わると習慣が変わる

習慣が変わると環境が変わる

環境が変わると周囲が変わる

周囲が変わると人生が変わる

ー著者?ー

日本という国は教育や訓練によって

技術やノウハウを人に蓄積させてきた

「人の文明」である

それに比べて西欧の社会は人を育てる

よりも道具の進歩によって

社会を機能させる「道具の文明」と言える

ー江戸の知恵(養老孟司徳川恒孝)ー

起業しやすい国で会社を起業して

景気がいい国で営業し

政治が安定した国で資産を保全

運用益が高い国で資産を運用する

そして、所得税がかからない国に住む

ー著者の提案ー

お前は自分の背中についたゴミが

自分で見えるのか

ー和尚ー

 


●本書で得られた気づき

大儲けしたいのなら『ビジネス』をやった

方がいい

夢は人を選んで話した方がいい

投資家は大当たりより期待収益

どうりに事が運ぶかが重要

情報は、これからどうなるか?

どこに影響が出るかを考えて

初めて生きる

 


●今までの自分の考えと違ったところ

女性に話すときは順を追って話す

女性は理論的であるから、1つずつ

納得しないと次に進みません

そして流れを追うなかで共感を引き起こす

一方、男性と話すときは結論を先に話す

 


●本書の内容で実行してみたい事

新聞の情報を見て、未来をに対して

仮説を立てる癖をつける

 

 

お金持ちの「投資家脳」、貧乏人の「労働脳」

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