思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■勝者の思考回路 を読んで

 

  

書名:勝者の思考回路

著者:柴田陽子

 


●本書を読んだきっかけ

自分自身の業務もパーソナルブランディング

であるから、著者の考えは参考に

なるかと思った。

また書店で、良く見える位置に

置かれていたというのもある

 


●読者の想定

パーソナルブランディング

ブランド構築をお手伝いする仕事を

生業にしている人、または

そう言った仕事をやってみたい人

 


●本書の説明

はじめに

私にとって「勝者」とは

常に自分自身が高い志を持っていることが

できる

周りを見れば味方が多く、応援してもらえる

そして、誰かの役に立つという充実感の

中で生きている。すなわち

「自分」「仲間」「社会」において

「YES」と答えられる人を「勝者」と

定義している

「私の思考回路には失敗や諦めるという

出口を想定していなかった」これこそが

「勝者の思考回路」の基本です。

目の前にあるすべてに対して、感想を持つ

あなたが今すぐに取り組むべきは

思考回路を変えること。

 


序章 どんな時代にも通用する「ブランドプロデュースの思考回路」

「ブランド」とは「それを受け取る人たちが

その価値を感情的に理解、評価して

支持するもの」

計画的、戦略的、人為的に人々の

感情を揺さぶり、ムーブメントを

作り、定着させ、ブランド化する

「企業の収益の柱となるような

持続性のある強いブランドをつくる」

「長く続けるほどに価値を高める

ようなブランドをつくる」

・「思考回路」は「考え方」とは

ちょっと違う、考え方というより

より客観的に構築できるもの

・「良い部品」を色々組み合わせる

「良い部品」をたくさん持っている

人は強い

褒めてもらったら素直に喜ぶのが

良い部品、卑屈になるのは悪い部品

悪口を言われたらスルーするのが

良い部品、悪口で返すのは悪い部品

 


第1章 「勝者の思考回路」の基本

私のモチベーションは誰かに勝つ

というものではなく

自分の役割を果たしたり、自己を成長

させたり、居場所を作るために仕事を

する方が今の時代には合っている

・最初からコンセプトをすり合わせる

事で作業効率がアップするだけでなく

ストレスの軽減にもつながる

コンセプトを作る仕事は相対的な

ものではなく絶対的なもの。

・経験の多寡ではなく「何を思うか、

何を感じるか」である

感想の持ち方と持つ量こそが重要

今ある些細なすべてに「感想」を

持つこと

・感想の第一段では、自分のものの

受け止め方の特徴をが出ることを

認識する

「自分の感想は、他者の存在を考えた

ときどうなるか」と思考の誘導をする

思いつく限り多くの感想を導き出す

・良い感想は自分の思いをきちんと

伝え、考えを共有することに役立ち

ますし、相手の本質をとらえる力に

なる

感想を数多く持つ努力をしていると

「あ、そういえば」が増える

・感想の深さがとても大切であるが

深い感想はそう簡単に出せるもので

はない

・成功の理由も失敗の原因も、あるいは

一人の人間の真の姿も、すべて

小さなことに宿っています

そんな小さなところに相手の本音が

くっきり表れ、やり取りの本質が

宿っていきます

・依頼をくれたクライアントが

どんな結果を求めているのかを

できるだけ細かく設定・定義し

そこにたどり着くための道筋を

考える、ですから

できるだけ細かく具体的に複数の

「結果」を想定・定義してクライアントが

一番ハッピーになれる方法を

見つけ出してあげる

「結果」の設定を細かく丁寧にすれば

するほどクライアントからの感謝も

えられます

自分が依頼する立場になったとしても

「これをやって」というより

「これを夜の8時までにやって、できた

時点でメールして」と伝えると

評価のポイントの数が増える

・結果にこだわる人は売り上げの数字

ではなく優しい人であり、部下思いであり

リーダーとして正しい人

・「結果」に向き合った上でのことなら

それは「失敗」ではなく「学び」です

・どんな時でも「なぜ?」を考えると

伝える力が強くなる

・誉め言葉そのものや、プレゼント

そのものより「そう思った理由」

「これを選んだ理由」のほうが

人を喜ばせる

相手を納得させるものでなければ

理由とはよびません

・知らないのも罪なら、知ろうとしない

のも罪です

「ものを知ろう」という姿勢が

その場の空気も、仕事の成果さえも

変える、ちゃんと知らないと

「本当の感謝」は伝えられない

「ちゃんとした感謝」から、本当の

信頼関係が生まれる

「知らないことは、いけないことだ」

という、物差しを持つ

・責任の設定を高くすることで

できないことが、いつのまにか

できるようになっている

「何を責任として設定するか

ーその設定の仕方」

「責任を設定するまでに、どれだけ

相手の想像力を膨らますことができるか

ーその想像力の高さ」

・仕事は自己成長のための最大の道具

せっかく働くのなら本気でやりましょう

・言葉は、それを話している

こちらのものではなく「受けとめている

相手のものだ」

・「この人ならトップに合わせても

恥ずかしくない」と思ってもらえる

人になること

・「言葉には矢印がある」同じ人が

口にした言葉でも、その時によって

持つ意味が違う

・その人の生い立ちや背景、大切に

している価値観を盛り込んで話を

聞き取る

 


第2章 「勝者の思考回路」を生んだストーリー

〜幼少期から学生時代〜

・「私だったらどうする?」

何かにつけて当事者意識を持つと

世の中のニーズがつかみやすい

・私は自分自身が何かをしたいのではなく

誰かのために何かをしたいのです

・著者は友人からもらったプレゼント

を見ながら、どのようにして友人が

プレゼントを準備してくれたか

をイメージし母親に話した

・お互いにしていることの価値を

理解していなかったら、その労力は

完全に報われません。

・大変な状況の中でみんなと一緒に働き

小さなことを喜んで、1日1日を

送る日々こそ豊かだった

・著者はチームメンバーからお荷物

だと言われ仲間外れにされたが

「他の人がやりたがらない面倒臭い

ことを全部やる」事で仲間から

信頼を得た

・どんな嫌な顔をされても

ファイブミニッツ」といって

お願いをする

・あなたに大変なことがあったときは

自分の事情にフォーカスするより

「人の役に立つにはどうすべきか」

に思考をシフトする

 


第3章 「勝者の思考回路」を生んだストーリー

〜仕事についてからの私〜

・秘書の仕事は「上司が何の心配もなく

気持ちよく働けるようにお手伝いをする人」

著者は「ノーと言わない柴田さん」を

自らのキャッチコピーとした

・父親が破産したとき「言えない」

ような友達しかいないことが

ショックだった

・著者は3年という期限を決め

2年ぐらい経ったら「これからどうしよう」

と考えるようにしている

・レインボー・ロール・スシでの業務

–出店企画書

–企画プレゼンと役員の承認

–物件探しと家賃交渉、契約

–店内のインテリアデザイン

–工事の進捗状況見届け

–料理飲み物レシピ、価格、仕入れ先決定

–働いてくれる人募集、面接、教育

–自ら店頭に立って流行らせる

「リアルターゲット」は自分も

彼らの仲間でありたいと憧れ

集まってくる人たち

・大変な時こそ自分を労うより

相手への敬意を忘れない

・部下には自らが成功するという

成功体験を踏んで、自分の力で

成功を手に入れる喜びを実感させる

・信念と頑固は使い分けろ

協調と妥協も使い分けろ

信念が気をつけないとただの頑固

になってしまう

自分のベクトルが「信念」「協調」

に向かっているか時々チェックしてみる

 


第4章 これからの時代を生きる、あなたに知ってほしいこと

・自分の仕事にプライドを持ち

そのプライドが正しいものである

ということはさらに重要である

・仕事を振られたということは

それをやる能力があると期待された

実際にできるかを見られている

・人生のあらゆる局面において

「他人事は自分事」

・「大丈夫?」「何か手伝おうか?」

こんな言葉を色々な人にかけてよい

・失敗を全部負うと、その後信頼を

得られ気持ちよく生きられる

「失敗したのは自分のせい、

成功したらみんなのおかげ」

とシフトする

・本気で取り組んでいる仕事で

よいアイデアが示されたら

一刻も早くそれに対応する

子供の頃は変化が好きなのに

大人になると多くの人がコンサバティブ

になっていく

・一度、仕事を共にしたクライアントが

新たなクライアントを連れてきて

くれる、人との出会いを大事に

どんな小さなことも軽んじない

・いい人脈は、その人が真摯に

人と向き合った結果でしかない

知り合いを増やすだけでは不十分

・目の前にある仕事を必死でやってきた

・人生は自分一人で走り抜けられる

ものではなく応援団が必要である

応援団の多い人生を歩もう

本当の応援団は、あなたが自走

できるように見守り、ときには

手を出さず大きな声でエールを

送ってくれるような人たちです

・人生のピークは、単純に稼ぎが多い

とか知名度が高いとか言ったこと

で測れるものではなく

その人なりの充足感や肯定感が

大切、比較だけで自分の人生を

測らず本当のあなたの1日1日を

大切に生き切る

 


あとがき

・小さな石を積むことから

全てが始まる

まずはマネをすれば良い

良くないと思ったことをやめれば良い

この二つを実行するだけで誰でも

「思考回路が劇的に変わる」

 


●本書から得られた新しい知識

▼著者プロデュース店舗

・レインボー・ロール・スシ

 


●本書に出てくる格言

私に今回のプロデュースを依頼して

下さった目的はなんですか?

ー著者が依頼を受けたクライアント

に必ず聞く事ー

Walk  tall

道の真ん中を歩こう

ー著者ー

「いつでも味方ですからね」

「人は品格がすべてです」

ー著者の元上司ー

月を目指そう。そうすれば

もし月に届かなかったとしても

どこかの星に着陸する

ーレス・ブラウンー

実績を上げれば店長になれるんでしょ

だったら、最初は副店長でいいや

ーマレスケー

 


●本書で得られた気づき

・大変な状況の中でみんなと一緒に働き

小さなことを喜んで、1日1日を

送る日々こそ豊かだ

・本当の応援団は、あなたが自走

できるように見守り、ときには

手を出さず大きな声でエールを

送ってくれるような人たちです

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

真摯に向き合った人脈が本物の

人脈であるので、数にこだわる

ことなく真摯であることにこだわる