思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■イケメンはモテない を読んで

 

 

書名:イケメンはモテない

著者:仮メンタリストえる

 


●本書を読んだきっかけ

NLPの本を探していたら本棚の

近くで本書を見つける

NLPはモテるために学ぶ人が多い

という事も調べてたらわかった

 


●読者の想定

容姿には難ありだが、彼女を

作りたいとう人向け

いろんな心理実験の事も書かれていて

面白いと思う

 


●本書の説明

はじめに

・恋愛慣れしている男性は相手の記憶

に残る声かけをする

「はじめまして!

いろんな人と話しているのが聞こえました

けど、空気を読んだり場の盛り上げ方とか、

話の振り方とかめちゃくちゃ上手ですよね!

いつもみんなに好かれる人気者なんたろう

なあ。

でも・・・意外と一人の時間を大事にして

いそうですね」(著者案の声かけ)

表に出していない一面こそが

「本当の自分」だと思う人は多い

イケメンは初対面が有利である事は

事実で、人より少しだけ恋愛の打席に

立つ回数が増えて人より多く学びを

得る事ができる。

しかし、モテるかどうかは

テクニックを知っているかどうかが

全てです

 


Part1 出会い

・初対面の印象は出会って7秒で決まり

それが6ヶ月以上も続く

前日にシワの残らないようにアイロンを

かけたシャツに袖をとおし、キレイ目な

ジャケットを羽織る

・モテないランキング

①不潔、だらしない服装

②怠け者

③貧しすぎる

④ユーモアがない

⑤会うのに3時間以上かかる

・【気を使うべきポイント】

–汚れた服やシワのついた服を着ない

–寝癖がついたままにしない

–髪の毛が目にかからないようにする

–汚れた靴を履かない

–スプレー等で口臭や体臭がしないようにする

–爪を短く切る

–ジャストサイズの服を着る

・初対面の声かけは本音をそのまま

伝えるだけで良い

その場にいる大半の人も同じく

自分から話しかけて良いかが分か

らず緊張している

・人は自分と似た人間を好きになる

・好感度が高い初対面の挨拶は

自己紹介を交えた声のかけ方が良い

・自己開示は相手に聞きたいことと

同じ項目を自己開示する事

・相手とLINEを交換するためには

共通の話題について話し続ける

「共感」=「YES」

会話が続かなくなったら

「もっと話したいと思ったので

LINEを教えてもらえませんか?」

と聞く

 


Part2 LINE編〈初デートまで〉

・LINEのアイコンは漫画のキャラクター

の様なもの

【モテないアイコン】

①キメた自撮りの画像

②悲しい表情をした人の画像

③気持ち悪さを連想させる画像

【モテるアイコン】

①笑顔

②動物(爬虫類等を除く)や子供

動物と一緒に笑顔で写す

・LINEでは心理学で言うマッチング

が難しい

①相手の使用する絵文字、顔文字

スタンプの癖を知る

②相手の癖に合わせてLINEを送る

・LINEを交換したらまず、相手から

LINEを送ってもらう

相手の使用する絵文字やスタンプの

癖を知るため

・距離を縮めたい人に対して全て

敬語でLINEを送るのはやめる

「敬語+タメ語+敬語」の構成で

送る

初対面の人に畏られると自然と

こちらも畏ってしまう

・多くの人は次のうち②を選ぶ

①これでOK!相手の好感度が上がる

話題

②これは絶対にNG!相手の好感度が

下がる話題

・相手と親密になるためには

どこかで仕掛けなければならない

そのリスクを取れる人だけが最後

に勝つ

・送られたLINEに即返信するのは

NG、返信速度もペーシングを意識し

相手とテンションを合わせる

自分が送ってから、相手の返信が

来るまでに掛かった時間より少し

短めに返すのが鉄則

・即返信は相手への好意の現れであるが

恋愛の初期段階において自分の

好意が完全に伝わるのは良くない

心理学の実験でも実証済みである

・好意のレベルと好感度

①すごく好き!付き合いたい!

②好きでも嫌いでもない、平均ぐらい

③好きか嫌いかよくわからない

の三つだと③の状態が女性は再会

したいと思う、相手がどう思って

いるか分からない状態が一番相手の

興味を惹く。

・デートに行く店を決める際に

相手の好き嫌いを伺う事は

基本中の基本のことであるが

「食べたくないものを」聞く

セッティングする店で相手の

嫌いなものが出てくると

店のせいとは考えず、あなたの

せいだと思い込んでしまう

かなり親密にならない限りはNGな

店だけ聞いておき、後は自分で

決めてしまう

・優しいのにモテない人は共感力が

高すぎる、共感力が高すぎると

肝心なところで一歩を踏み出せない

自分の意見が言えない人は

友達関係が限界です。

 


Part3 待ち合わせ

・待ち合わせの際には、笑顔で相手の

目を見つめながら近づいていく

あえて遠くから声をかけ

目を見つめながら近寄る事で

実践をする事ができる

・人は本能的に一目惚れをすると

無意識に5〜7秒程度のアイコンタクト

を続ける

・褒められた時に「そんな事ないです」

と言う反応は「本当にそう思っているの」

と、確かめている。

褒めるなら、責任をもって最後まで

褒めちぎる

・相手への質問量が好感度を決める

①15分間の質問数が9回以上

②15分間の質問数が4回以下

①が好感度が高いと言う実験結果

(2017年ハーバード)

・バックトラッキングをする事で

自分は話題を考えなくても会話を

続ける事ができるだけでなく

相手がどんどん話したくなる

「相手が言ったこと+αの会話」で

少しずつ相手の話が引き出せる

・人は自分の話をすればするほど

話をした相手への好感度が高まる

 


Part4 ランチ

・人との会話中にスマホは絶対に

目に入らないようにする

相手の視界にスマホが入らないように

する事

・テーブルにスマホがあっただけで

同じように相手との親密度が下がり

共感できなくなってしまう

スマホが人間関係に及ぼす影響:

バージニア大学

・人は「好き」や「愛している」という

言葉より「自分の名前」を呼ばれた方が

気持ちよく感じる

名前は親密度の高い友達や彼氏など

特別な人にしか呼ばらない事が

ほとんどである。

名前で呼ぶ場合

①切り替えのタイミング

切り替えのタイミングはできるだけ

早くを意識する

②切り替え方

「仲の良い友達からは何て呼ばれ

ているの?」

・相手の表面上の印象とは逆の事を

言ってあげると相手の特別な存在

になる事ができる

多くの人は表に出ている姿と真逆の

事を言ってあげると大抵の場合当

たっている、もし間違ってたとしても

基本的にポジティブな言葉を掛けて

いれば問題ない

・食事後は甘いデザートを食べる

ポテトチップスを食べた人より

甘いオレオクッキーを食べた人たちの方が

異性を高く評価する傾向があった

(142人調査:パデュー大学)

この効果が発揮されるための条件は

まだお互いについてよく知らない

状態である事。

・食事中は対立を避けようとするため

基本的に交渉ごとがOKされやすい

食事中の会話はポジティブに

捉えられやすい

 


Part5 LINE編〈初ディナーまで〉

・「今日はいろいろ話せて楽しかった」

と送るより

「今日は色々話せて嬉しかった」

と送る事を勧める

・LINEを無限につなげる

①フォローアップ・クエスチョン

相手の発言を引用して質問を

し続ける

②オープン・クエスチョン

「はい」「いいえ」で返す事ができない

質問、通常の会話でも使える

・名前を呼ぶ回数の最大化は有効

「名前+役職」という形で呼ぶ

例)「まどかシェフ」「まどか先生」

 


Part6 ディナーのお店決め

・行きつけの店に行ってしまうと

感情の共有がうまくできなくなる

・デートでは横並びで座れる席を

最優先で探す、なぜならば

横並びに座る事が最も親密度を

高めやすい

・スウインザー効果の会議の配席

①真正面

反対意見やライバル心を持っている

②横

あなたの味方になる可能性が高い

③斜め前

意見の衝突は起こりにくく親しい関係

を築く事ができる「カウンセリングポジション」

・出来る限り相手の視界に

自分以外の情報が入らないように

最もNGな場所は相手の視界に店の

入口が入り込む場所

・元々決まっていた予定が相手の仕事の

都合で断られたとしたら逆にそれを

称賛するような声を掛ける

(シュガーランプ手法)

・無意識のメッセージ

「来週の土曜日だったら一日空いてる!」

「一日」のメッセージは一日一緒に

いても良いとのメッセージがある

一日一緒にいたくない人には

こう言ったメッセージは出さない

・水族館のデートコースがお勧め

①天候に左右されない

天候による情動の錯誤帰属が

起きない、最初のデートは室内が

お勧めで、いつも良いわけではない

②自然と親密度が高まる暗さ

③話題が尽きない

一緒に生き物を見るという共通の

目的がある

④物理的に距離を縮められる

水族館は優秀な構成である

 


Part7 水族館デートからディナーまで

・デートでは極力、相手の左側に座る

・女性脳は、出来る限り多くの種類の

ものを食べたいという傾向がある

「2人で同じものをシェアする」という

行為そのものが、お互いの親密度を

高める、心理学の実験でもお互い

食べ物をシェアする事で脳の

「幸せホルモン」と呼ばれる

オキシトシンの数値が上昇して

2人の距離が縮まったという事も

報告されている

・話題の選定は重要で

いかにして共感ポイントを増やせるか

特に関係が浅い段階で避けるべき話題は

エンタメ作品に関する話題

お互いの好みのズレを大きく露呈して

しまう場合が多い

ピンポイントで同じ作品が好きという

場合は極めて稀。作品が好きだったとしても

「どういう部分が好きか」というところで

ほとんどずれてしまう

このような場合アドバイスシーキングで

「オススメは何?」と聞く

人は誰かの役に立ちたいと思いながら

生きているため人は誰かにアドバイス

するのが好きです

・親密度を飛躍的に高める話題は

行ってみたいところに関する話題

映画の話題の2倍も次のデートに

つながる。

(心理学者リチャード・ワイズマン)

・恋人の有無を確認するには

「恋人は何人いるの?」

このメッセージには複数人いても

おかしくないほどモテそうだね

というメッセージがある

・ボディータッチの効果

①対面で数分間会話

②ただお互い握手するだけ

②が相手に対して好感度を持つ

ナンパのケースもボディータッチ

があった場合が電話番号聞きやすい

という実験結果がある。

ただし3秒以上のボディータッチは

女性が警戒するため1〜2秒の

ボディータッチを推奨

店の入り口でエスコートする時

手を差し伸べ女性を押すなど

デューク大学の実験では

普通では話しづらいような話題を

すると、お互いの親密度を高める

事がわかっている。

最も当てはまる話が

「過去の恋愛話」である

–前の恋人はどういうきっかけで

付き合ったの?

–前の恋人とはなぜ別れたの?

–これまでどういう人と付き合って

きたの?

–ヤバイと思った恋人はいた?

・二人だけの秘密を共有する

親密な関係だから秘密を共有している

と感じるようになる

①イチャイチャを公表

②イチャイチャを二人だけの秘密

②の方が男女ペアのお互いに対する

魅力度が上昇している

「過去の恋愛話」はベストな答え

である

・著者の心理誘導コミニケーション術

①相手に浅い質問を投げかける

「そういえば最初に彼氏がいたのって

いつなの」

②自分から少し深いところまで話す

話しすぎない程度に自分の

言いづらい事を言う

相手の発言ハードルを下げる事が目的

–過去の恋人の年齢

–別れた時期

–付き合った時期

–別れた原因

③相手に深い質問を投げかける

「◯◯ちゃんはどうなの?」

・空耳効果を利用したテクニック

①相手の名前を呼び捨てで呼び

名前の由来を聞く

②両親について話す

③相手のお父さんについて詳しく

④理想の男性について聞く

・プレゼントがある場合は最後に

渡す(ピークエンドの法則)

・付き合う前段階のプレゼント

①一定期間で消費できるもの

②実用性のあるもの

贈り手側は自分が一生懸命選んだ

プレゼントの方が気持ちもこもって

いるし喜ばれると思っているのに対し

貰い手はそんな事は思わず

自分が欲しいものが貰えたら

嬉しいと思っている

スタンフォード大学フランシス・フリン

の実験)

③複数回使うもの

使用回数の最大化を狙う事で

贈り主を思い出してもらえる

プレゼント例)

–バス系グッズ

–コーヒー/ティーセット

–お菓子類(1500円4個セット程度)

 


Part8 帰路

・他人を褒めちぎる事で自分の

印象は確実に良くなる

(ポジティブ・ゴシッピング)

・他人に悪い印象を付ける陰口を

すると陰口を言った本人の印象も

悪くなってしまう

・トァイガルニク効果により途中で

課題を中断させられた方が後に2倍

の課題に答える事ができる

別れを告げた方より告げられた方が

未練が残ってしまう。

 


Part9 告白前

・恋愛中は自分を客観視できないため

友人に何%の確率で上手くいくか

聞いてみる

95%が自分を理解していると

答えても同僚は10〜15%ぐらいしか

理解していないという実験報告

もある

カップルの別れを一番予測できるのは

カップル自身

カップル共通の友人

③男性側の友人

④女性側の友人

最も正しく予測できるのは④である

・友人の結構な確率では人によって

大きく異なるから何%と数字で

聞いてみる

 


Part10   告白

・出会って3ヶ月以内の告白が

最も成功率が高い

・告白の成功率を高める2ステップ

①楽しかった思い出をストーリーで語る

人は過去の事を思い出す事で、その

感情も一緒に思い出す(アンカーリング

②「好きです+付き合いたいです」を

両方セットで伝える

【単純型】

好きです、付き合ってください

【懇願型】

一生のお願いだから付き合って欲しいです

【理屈型】

あなたと話をするだけで幸せになる

だから付き合ってください。

上記の例だと【単純型】がベスト

「好きです」+「付き合ってください」

セットで伝えると片方だけ伝える

場合の2倍、成功率が高かった

 


●本書から得られた新しい知識

・アンビバレンスの法則:

全ての物事には二面性があり

表に出ていない面が本当だったりする

・アイブロウフラッシュ:

眉を一瞬(0.5秒)上げ目を見開く

「あなたと会えて嬉しい」という

世界共通の非言語コミニケーション

・日本人は「目」で表情を伝える

西洋人は「口」で表情を伝える

サングラスをしている人を怖いと

感じ、西洋人はマスクをしている人を

怖いと感じる

アンダードッグ効果

立場が弱い人に対して人や不利な

条件の人に対して人は手を差し伸べ

たくなる

「僕一人で来ていて知り合いがいない」

などというと「助けてあげたい」

という心理が誘える

・プラットフォール効果:

他人の弱みを知る事で、よりその人

に対する好感度が上がる

有能な人が弱みを見せると効果が

高い

・YESセット法:人に何かを

お願いする時に、そのお願いをする

までに何度も相手のYESを引き出し

ておく方法

・類似性の法則:自分と似ていれば

似ているほど心を許し親密度が

高まっていく

・マッチング:声のトーン、テンポ

ボリュームを相手に合わせて話す

事で相手との距離を縮める

プロスペクト理論:人は何かを

得る喜びより損をする怖さの方が

強力である。損失回避バイアスは

この理論で説明できる

ピグマリオン効果:人は他者から

期待されたとうりの結果を出そう

と努力する傾向がある

別名「教師期待効果」とも言われる

特定の生徒に教師が期待を寄せると

その子供は伸びる

・バックトラッキング

「オウム返し+5W1Hの質問」

をする事

・認知不調和の解消:私はこの人の

事を信頼しているから、こんなにも

自分の話をしたんだ、自分の行動と

考えている事に矛盾が生じた場合

自分の態度を変えてしまうこと

・連合の原理:食事中に感じる快楽を

一緒に食べている人の会話が楽しいと

思ってしまう傾向がある

ダブルバインド:どちらかを相手に

選んでもらう手法で、どちらを選ぼうと

目的は達成される

・情動の錯誤帰属:天候が悪いと

近くにいるあなたのせいであると

勘違いをしてしまう

・アドバイス・シーキング:相手に

アドバイスを求める

・ピークエンド法則:

①冷たい水に60秒浸し

②冷たい水に90秒浸し

②は後半の30秒はさほど冷たいと

言う記憶が残らなかったため

もう一度経験するなら②を選ぶ

被験者が多かった

・単純接触効果:人は何度も繰り返し

同じ人間に会うと、その人に対する

好感度が高まる

・自発的特徴変換:第三者の噂話をすると

その内容に関する印象が発言者をした

本人の印象と重なってしまう

・トァイガルニク効果:人は達成

できた事よりも達成できなかったり

中断された事の方を覚えている

・グラステクニック:ドリンクを飲む

際に自分のグラスを相手のグラスに

徐々に近づけ好感度を上げる

ミラーリング:相手と同じ仕草を

する事で好感度を上げる

自分が行動してから相手が同じ

仕草をするまでの時間が短いほど

好感度が高い状態である

最高レベルは二人が同じ行動を

とるようになる

 


●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

アンビバレンス、ペーシング、アンダードッグ

など特にモテに関係ない状況でも

使えそうな内容がたくさんあった

基本は自分が話すのではなく

十分、相手の話を聞く事であり

上手な聞き方が本書のテクニック

かなと思った

 


●今までの自分の考えと違ったところ

食事による効果が思っている以上に

強いという事がわかった

しかも、取り分け形式の食事会

はこの本によると大きな効果を

もたらす

 


●本書の内容で実行してみたい事

イベントの主催とかやっていて

頷ける事が沢山あったので

まだ試していない本書のノウハウを

試してみたいと思う。