思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■アフターコロナの生存戦略 を読んで

 

 

書名:アフターコロナの生存戦略

著者:成毛眞

 


●本書を読んだきっかけ

紀伊国屋書店で偶然発見

逆説的な著者の書籍を以前に

何度か読んでいて面白いので

今回も購入

 


●読者の想定

思考の幅を広げてみたい人

こんな考え方もあるよ!

という感じです、この本は

 


●本書の説明

はじめに

これからの投資は「トレンド」よりも

「実用性」が重視されると言えるかもしてない

LITALICOやN高は、これまでの

教育手法に馴染めなかった子供たち

に居場所を提供し才能を開花させる

という意味で社会的意義は大きい

様々なバックグランドを持つ

人たちがそれぞれのの能力を発揮

できるようになればアフターコロナは

ますます明るい

変化を楽しむのだ

 


第1章 アフターコロナのビジネス未来図

・常連がしっかりしている店は

「潰れては困る」といって

押しかけているのだ、店主は

「繁盛しすぎて休めない」

こういく店は潰れない

・地方にある大型ショッピング

センターも大丈夫だろう

テナントは変わってもモールとして

は生き残る

・駅と駅の距離が近い場所は

駅前に店を開いても安泰ではない

一駅が抱える人口が少ないからである

・世界のダブついた膨大なお金の

行き先は「債権」「株式」「不動産」

しかない、東南アジアの不動産が

爆上がりする可能性がある

国内なら著者は熱海に張っている

・在宅エンターティーメントは強い

ゲーム業界は追い風である

・なんでもいいから3000時間

やればモノになるという説を

信奉している

アメリカ人やイギリス人も生まれて

英語を話せるようになるまで

3000時間を要する

・ポイントはニッチであること

「やっている人がいなさそうで多い」

ところではなく

「やっている人がいそうでいない」

ところを狙う、そこだけは真剣に

考えないとダメだ

コピックで絵画技法を期した本を

出すとそれも売れるに違いない

 


第2章 日本と世界のリスクを見渡す

・日本はコロナより天災リスクの

方が怖い、東京だと地震リスクは

下町や大きな河川のある東側の方が

リスクが高い

・300年間噴火していないが

富士山も忘れてはいけない

宝水噴火の時と比べ1.5倍マグマを

溜め込んでいると考えられている

逃げるなら海外しかない

人類最大のリスクは富士山と

言ってもいい

国内で住むならば福井、福岡

札幌、宮城は面白い

・このまま人口が減って空き家が

増えると数十年後には不動産業界

風前の灯になるかもしれない

・日本人は「安くて美味しいもの」

をつくっていたわけでなく

「安くしなければ売れない美味しいもの」

をつくっていた

・日本の知識人はトランプが嫌いだが

トランプならば「軍事費を負担せよ」

「戦闘機買ってくれ」くらいしか

言わないが

民主党政権になった途端

「日本から米軍を引き揚げる」

と本気で言い出しかねない

・中国に戦争したい人は少ない

領海侵犯をしたと話題になったが

海警局が共産党中央軍事委員会の

武警、準軍事組織に入って

働いていることをアピールした

にすぎないと考えている

ユース・バルジのない国は

戦争をしない

若年層が人口に占める割合が

多くないと戦争はできない

国が戦争を起こすのは

次男三男が溢れかえっている

ケースが多い

中東で自爆テロが多いのは

ユース・バルジが膨れ上がって

いるからだとも考えられる

先進国ではアメリカが比較的

若者が多く戦争をする可能性がある

・技術のトレンドはアメリカと

中国にしかない

日本の素材技術は素晴らしいが

BtoBによりすぎている

日本がIT技術で中国に対抗

できるかといえばノー・ホープ

・国が広い中国とロシアは

皇帝がいて睨みを効かさないと

立ち行かない

ギリシャとスペインがボロボロ

なおかげでユーロの対円レート

は低くドイツは輸出ができて

一人勝ち

・イタリアのミラノはメインの

通りを絶世の美女が闊歩している

世界中から集まるモデルが

必ずそこを通る

・イギリス、スペイン、イタリア

分裂の危機にある国はサッカーが

強い

・南米はひっくり返り現象が起こる

ブラジルが右派ならアルゼンチンは

左派、アルゼンチンが軍事大国

になったらブラジルは民主的

・日本人「ラテン系」説

日本人が移住するなら

ニュージーランド、オーストラリア

海外に出る選択肢があるなら

気候や文化や政治情勢はもちろん

人間の気質なども考えて選ぶ

 


第3章 これからの働き方

・転職は軽い気持ちでやったほうが

成功する

慎重に慎重を重ねると失敗する

理由は転職先への期待ばかりが

膨らみありもしないことを想像する

背中を押すときは

「大して変わらないと思うよ」

「失敗するかもしれないけど

辞めずに10年残っても

どうせ終わっているから転職

した方がいいよ」という話を

毎回している

・やらないことをはっきり決める

「やらない」判断をしていって

その中で残った最後の上澄だけで

生きると好きなものだけが

残っている

好きなことで生きるより

やりたくないことを削った方が

正解かもしれない

・まだ若く入社したてのサラリーマン

ならば3年間は会社にいるべきだ

それは組織の中で働いてみないと

「社会」がわからない

・感覚的に5割はやめるべきだ

判断基準は

「どうしても残りたいかどうか」

である、そう思えないのなら

さっさと次の仕事を探した

方がいい

・面接の9割はケミストリーが

合うか合わないかの相性である

・働くなら転社ではなく転職をせよ

同じ業界で会社を変えるのではなく

業界を替えた方がいい

給料も能力も伸びない

・仕事を替える時に相談しては

いけないのは40代のおじさん

たちだ、その世代だけ非正規雇用

の割合が高く年収も少ない

転職コンサバは他には70代

背中を押して欲しいのなら

50代半ば〜60代半ば

・稼ぎたいのなら外資一択

日本企業はお金がなかった頃の

給料を退職金で支払うことを

踏襲している場合が多い

若い頃にカツカツの生活すると

60代になって何をやっていいのか

わからなくなってしまう

・儲けたいなら金融をやる

起業でお金を稼ぐには20年

かかる、あのビルゲイツですら

ウインドウズ95で起動のせる

までに20年かかっている

孫正義で40年堀江貴文

ライブドア創業までに10年

・成功の多くはプランBから

アマゾンの稼ぎ頭AWS

プランBからだった

人間もプランBで成長する

ことが多い

経営者は苦労しているはずだが

ネガティブな事は口にしない

・「卒業した大学」よりも

「最初に入った会社」で選別

されるようになった

どこの大学でもいいので

三菱商事に入ったもの勝ち

次はどこへでもいける

・初年度の売り上げ1万でも

20年も続けていれば

ほとんどの会社はそれなりに

なっている

・私が人を採用するとき

優先したのは親が社長だった

人だ、たとえ家族経営の

お饅頭屋さんでもいい

幼少期から商売をする親の

元で育つ環境が重要である

 


第4章 情報社会で生き残る条件

・冬にウイルスがアウトブレイクすれば

それはウイルスが活性化したのではなく

人の免疫力が下がるから

どこかで集団免疫力ができるのを

待つという落ち着いた態度が必要

・雑誌やネット記事を読んで

「面白い人がいるな」と思ったら

Facebookで探してダイレクト

メッセージを送る

即突撃できて、うまくいけば

繋がれる

SNSは褒めるツールだと

思った方がいい罵詈雑言を

書いている人は、いったい

何が楽しいのだろうか?

・サラリーマンの最大の問題は

人脈の無さ、人を知らない事だ

自分と違う業種の人を知らない

・商社マンにはゼネラリストと

スペシャリストがいる

商品を扱う雑多な部署の人間は

面白い

SNS時代、情報化社会と言っても

最後は人間勝負である

著者はFacebookを通して

なんとか日本中のとんでもない人

を探している

時間のかかる作業なので早めに

はじめた方がいい

・様々な分野の専門家とつながると

フェイクニュースに騙される

確率を低くできる

SNSの盲点は消費者、一般大衆

の話しか出てこない

消費者が消費者の話を聞いて

納得し専門家は出てこない

・専門家から話を聞くことと

10人に2人以上がその情報を

知っているかどうか

10人に1人しか知らない情報は

極めて価値が高い

10人に2人が「ああ、あれね」

という情報は価値が低い

・どこの新聞の報道か

書き手や発信者が誰かも

重要だ、人物という意味で

○○第一人者、○○大学教授

○○賞受賞者の発言も懐疑的に

聞いた方がいい

・逃げ足の速さは重要なスキル

有料のコミニティー

「ちょっとどうかな」と

思ったら、すぐに逃げる

著者のマイクロソフト勤務時代の

仮病は有名だった

仕事は好き嫌いが大切だったり

する

 


第5章 これからの遊び方、お金の使い方

・ちょっとだけ長い人生

そんなに働いてどうするの?

人生が長くなるなら

これまでよりさらに「遊び」や

「趣味」は重要になる

日本人は遊べないから

イノベーションを起こせない

ゲイツもマスクも子供っぽい

一面を持つ

楽しく遊んだもの勝ちだ

・5つぐらいの趣味を同時に

走らせて2年くらいで飽きて

別の趣味に変える

子供の頃の趣味に立ち返って

みるのもいい

・子育て世代の習い事

あらゆることをやらせてみる

一回行って本人が「面白くない」

「嫌だ」というなら即やめる

「ちょっと面白いかも」と言えば

2、3回と続ける

親はそのうちどれかにハマれば

いいやくらいの気持ちで

何かにどっぷりハマる確率は

せいぜい100人に10人では

ないだろうか

何が役に立つかは人それぞれ

・地頭略の時代

企業は学力ではなく地頭力

採用する時代になるであろう

「なんでもいいからとにかく

経験させろ」に尽きる

・投資にもSFは役立つ

・キテレツな人と付き合っていると

自然と情報が入ってくる

普通に見える人が一番やばい

「この人はやばいぞ」と思える

人の話はそれだけで価値がある

・よく稼ぎ、よく遊ぶ

自分でも役立つ情報を貪欲に

求め他人に振り回されること

なく厳しい時代もおもしろ

おかしく乗り切ってほしい

 


第終章 日本の活路

GAFAでは圧倒的にAmazonが優位

しかしAmazonに学ぶという発想は

意味が無い

儲けを出さないで先行投資をしていて

日本企業とは相容れない

会社の経営方針を先行投資に変えれば

できることであるが

・日本人は社会的全体最適を無意識に

体得している

この特質が大企業では社畜が生まれ

ユニコーンは生まれない理由である

・取り残されないためにも

Google翻訳を使って海外記事を読め

おすすめはアルジャジーライングリッシュ

二番目はネットフリックスで

海外ドラマを見る

・誰をキュレーターとして崇めるか

が勝負である

・物凄いスピードで世の中は進む

これから生きる私たちは

その時代を楽しむしかないのだ

 


●本書から得られた新しい知識

・京都人はパンと牛肉をよく食べることで

有名

・ネットフリックスは毎週、宣伝メールを

送ってくる

・今や世界の縫製工場はバングラディッシュ

・漁師にはバイリンガルがたくさん

地方でも外国のことをよく知っている

・ネパール人が現地で社会問題化

するぐらい日本に来ている

・サービス付終身賃貸マンション

何かあれば3分以内に手術可能

聖路加国際病院

スタグフレーション

景気低迷とインフレが同時に起こる

・中国人民元の5%は偽札

だと言われている

クレジットカード発行比率は10%

前後だと著者は考えている

・世界の工場フォックスコンには

54万人の行員がいる

ヤマト運輸は現場のトラックの

運転手の人が立派だった

B2Bは佐川急便が優れている

トラック単位の特殊な荷物は

日通が得意としている

・コタツ記事

記者がコタツでテレビのコメンテーター

のコメントしているのを

みたりして書く

Amazon英語圏で成功しているのは

ドイツと日本ぐらい、スペイン圏では

全滅と言っていい

▼テレビ番組

ブラタモリ

ちい散歩

・有吉くんの正直さんぽ

アド街ック天国

町山智浩アメリカの今を知るTV

サイエンスZERO

アルジャジーラ・イングリッシュ

フォーサイト

クーリエ・ジャポン

・国際報道2020

▼書籍

カサノバ・コンプレックス

・世界の文字の図鑑

・県別罵詈雑言辞典

・隠語大辞典

・江戸語辞典

・冒険歌手

・ビジュアルディクショナリー

▼SF

幼年期の終わり

・折りたたみ北京

日本沈没「上・下」

・ハーモニー

・われわれはロボット「決定版」

 


●本書に出てくる格言

 


●本書で得られた気づき

 


●今までの自分の考えと違ったところ

Amazonスペイン語圏を

制覇してはいなかった。

 


●本書の内容で実行してみたい事

九州イオンの株を買った😂

本書を使った読書会を予定