思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■転職と副業のかけ算 を読んで

 

 

書名:転職と副業のかけ算

著者:moto

 


●本書を読んだきっかけ

次回、転職関連のオンラインイベントを

開催しようと思い、本書に辿り着いた

 


●読者の想定

学歴がなくても実績を積み上げ

転職を重ね収入を増やす著者の

生き方は転職している人以外にも

就活生にも役立つと思う

また副業についての考え方も

同意できる

タイトルに囚われす、これからの

時代を生き抜く手法として読んでみる

事を勧める

 


●本書の説明

はじめに

「サラリーマンでいること」のメリット

を享受しながら個人でお金を稼ぐ

手堅い立ち位置を選んだ

サラリーマンとして得られる経験は

個人でお金を稼ぐための「素」になる

 


序章 「個人で稼ぐ」サラリーマンが

本当の安定を手に入れる時代

・昭和と平成を貫いてきた「大企業信仰」

は、もはや幻想です

正解がなくなった現代を生き抜くには

「個人で稼ぐ力を持つ」ことだと思います

「大手企業に所属していること」と

「大手企業で自分がサバイブできること」

は全く別の話です

助かるためには「生き残る力」を

自分自身が身につけておく必要がある

ただし、乗り換えることだけを目的

とした転職や副業はしないでください

「いつでも乗り換えられる状態」に

しておくことが大切です

 


第1章 年収240万円の地方センターを

選んだ理由

・父は20代で独立し家具の販売をして

いました、もともと貧しい家庭で育った

と聞いています、口癖は

「自分の金は自分で稼げ」でした

その様なわけで小学校の時、初めて

お金を稼ぐ体験をしました

「みんなが持っていないポケモン

売ればお金になるのではないか?」

と考えゲームを進めず、毎回リセットし

ポケモンを手に入れ欲しがっている

友達に売ると飛ぶ様に売れた

新作ゲームが出ると、空箱を友人から

もらい、中古販売で箱なしの物を

購入し箱をつけて売ると高く買って

もらえた

・「誤字商品の転売」

「◯Dior→×Diol」と誤字でオークション

に出された商品を底値で仕入れて売る

RMTリアルマネートレード

オンラインゲームで得たアイテムや

コインを現金で販売する

親の目を盗んでゲームに没頭

稼いだコインをネットで販売

・親が学費を出してくれないので

4年生の大学は諦め短大へ進学

同級生より早く社会に出ることに

大きなメリットを感じた

短大はもともと女子短大であった

ため男女比は1:99だった

生徒会長になる事を考えた

この様な環境で無名男子が勝ためには

「トップを口説いてみよう」と考え

学長と県教育委員会と直接話した

「トップにアプローチする」という

考えが社会人になってから多いに

役に立った

外資系は学歴が重視された

日経大手企業は短大ではエントリー

できなかった、学歴の壁に阻まれた

そこで、社長に直接メールを送ったり

履歴書を社長に直接送ってみた

就職活動は完全に営業だった

一度断られた大手企業にも再度

アタック

・この海砂における自分の年収は

中期的な視点であがるのか?

と考えた結果、2年先が見えない

企業ばかりであった

・「若くても実績のある人は企業から

ヘッドハンティングされ20代で年収

1000万円も叶う時代になった」という

話題を見にし実績を上げる事で転職

する事を考えた

早期に評価されるには

「短期で結果が出せる」

「自分が自由にやっても怒られない」

「転職で評価される実績が出せる」

という言葉を思い出した

地方ホームセンターでは入社後に

自分がやるべきことが解像度高く

描けました。

面接では社長から

「まずは現場からやってみなさい

必ず君を引き上げる」という言葉も

後押しになった

結果的に年収240万でスタートした

ホームセンターのキャリアは

10年後に年収1000万を稼ぐ営業部長

への第一歩となった

 


第2章 地方センターやリクルート

学んだ「成果」に繋がる働き方

・著者の経歴は

ホームセンター(240万)→大手人材会社(330万)

リクルート(540万)→

IT系ベンチャー楽天に買収》(700万)

→広告ベンチャー(1000万)

大前提として今いる会社で成果を

出すことが必要です

「自分の経験値」を優先して働く

事を意識し続け誰よりも

「自分を成長させる機会」をもらう

努力をした。

【ホームセンター編】

ホームセンター入社時に取り組んだことは

「自分の目指す姿」や「やりたいこと」

を周りの人に言い続けた、その甲斐あって

入社一年後には同期より圧倒的に

多くの知識と経験を得ていました

・自分が培った過去の経験を活かす

「大手を蹴ってホームセンターに就職

した話」をブログを更新した

徐々に読者が増え「Yahoo!ニュース」

のトップに掲載され会社の採用アドレスに

問合せが殺到した

評判を聞きつけた人材企業から

ブログの買収オファーと同時に

転職のオファーが来た

獲得した機会の中で最大限の成果を

出す、それが結果につながった

【大手人材会社編】

・「営業スキル」を身につけるべく

仕事の早い上司のマネを徹底した

他のエリアでトップ成績を出している

人に「終日同行させてもらえないか」

お願いをした

実際に成果につながる様な行動は

カッコイイやり方ではなく

地を這う様な泥臭い「足を使った営業」

だった。

トップ営業マンはみんな

「相手の視点にたって徹底的に物事を

考える」

その後リクルートに転職し

社会人4年目にして年収を300万増やした

デキる人を徹底的に真似て

自分のスキルに落とし込む

他人の知見や経験を自分の血肉にして

成果につなげる地道な基礎の積み重ねこそ

成果を出す近道である

リクルート編】

「入社する企業を選ぶ基準はなんですか?」

という質問に対して

「将来的にどの会社でも活躍できる

スキルを得られる企業」という回答が

最も多い

リクルート事件があった当時

明日にも潰れそうな状況で採用した

ヤツは「活躍できるエリート学生」とか

「前職で優秀だった」ヤツなんかじゃない

明日潰れるかもしれない会社のためにでも

一生懸命努力できる人間だ

そういうスタンスのある人間は

どんな会社でも活躍できる

どこで働くかではない、自分のスタンス

の問題だ。

目の前のことに一生懸命になる

絶対にやり切るという「考え方」や

「姿勢(スタンス)」「目線」が

大切である

どこでも活躍できる人とは組織を

成長させられる人です

これこそが「市場価値の高い人材」

です。

リクルートではスタンスを見直す

機会となった

ベンチャー楽天》編】

無名企業でサービスを開始したばかり

だった、著者は「トップアプローチ」

にこだわり続けた

「提案案内」はストーリー作りなど

事前準備を入念に行った

方法は「メール」「手紙」「電話」

の3つ、決裁者であればあるほど

効果が高い組織図の上にいる

管轄役員や部長をターゲットにした

もちろん社長にも送った

「個人として何ができるか」

「看板のない自分にできることは何か」

を考えて行動する

この考えが自分の思考になったのは

当時の会社の社長に

「自分という会社の経営者目線を持て」

という言葉の影響が大きい

「自分という会社を経営する目線を持て」

自分はこの考えを「自分株式会社」

と呼んでいます

自分の売上を伸ばすには

「対価に見合った労働価値の提供」が

必要です、同時に「どんな労働が評価

されるのか?」も把握する必要がある

自分がどの様な価値を提供したら

いくらの売り上げ、つまり年収が

上がるのかを考える

そして副業でも売上を立てていく

「売上をどう伸ばすか」

「利益を伸ばすにはどうしたらいいか?」

という経営者目線を自分に当てはめる

事で副業をする意味を知り

企業に依存した働き方から抜け出す

視点が持てるようになる

 


第3章 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」

・日本には420万という数の会社が

存在し、約6530万人のサラリーマンが

労働者として働いています

就職活動では「上司の評価」「会社からの評価」

ではなく自分より実績の出せる人と

「転職市場における市場価値」で

比較されることになる

もちろん、自分のチャンスを掴む

ためのゴマスリは必要ですが、本質的に

「自分で市場からの評価を上げていく」

ことが重要です

生産性とは「会社の業績を伸ばす

ための本質を見極めて効率的に行動する力」

5つの要素に分解できる

【市場価値(=生産性)を高める5つの力】

①論理的な思考ができる力

②構造的に物事を捉える力

③物事を俯瞰した上で課題を特定する力

④課題に対して仮説を立て

誰にでもわかりやすく話せる力

⑤①〜④を用いて組織をマネジメント

する力

「自分の仕事をちゃんと理解した上で

そんな人にでもわかりやすく説明できて

行動を伴っている人」

・自分の仕事をわかりやすく説明するには

「全体像」を把握すること

「今、自分の会社にはどんな課題があるか?」

「そもそも、なぜそれが問題になっているのか?」

【業界の状況→会社の課題→部署の役割

→自分のミッション】と広い視点で見る

まずは自分の仕事を業界視点、会社視点

自分の仕事視点で人に話せるよう

「必要な情報」を集めてください

・「山を見ている自分を、その隣で

見ている状態」を目指すと

今の仕事の捉え方も大きく変わる

そして考えるだけでなく行動する

能力を高めるための訓練の場は

「自分の経験したことのない仕事」

のなかに潜んでいます

・転職をする際は自分を「商品」と捉える

商品は鮮度が命、だから転職を考えて

いない時でも毎月一回は自分の職務履歴書を

見直す事で「自分の値段」を把握

手っ取り早く自分の価値を確かめる

方法として転職エージェントに会った時

の態度と、その後の対応を見る

塩対応なら、その後の連絡はない

市場価値の低い人に共通するのは

「同じ給料なら無駄に働かない方がいい」

という考え方、短期的には

時給は高くなるが「得られる経験値」が

小さくなる

「市場から評価される経験」なので

あれば率先して取った方が

長い目で市場価値は上がります

結果的にラクして稼いでる人は

ラクして稼げるまで相当な努力を

しています

「市場から求められる人材」になる

ためには自分のキャリアのロールモデル

や設計図が必要です

市場価値を高めるキャリアの道筋3

①出世によるキャリア

社内における実力と実績が必要

②職種のスペシャリストになるキャリア

どんな会社でも通用する横断的なスキル

③業界のスペシャリストになるキャリア

ヲタクのような存在を目指す

②③になるためには「本質的な事を

見極める視点」と「アナロジカルに考える

(=類推する)能力」が欠かせない

サラリーマンをベースに考えるのが

現実的である

・大切なのは「在籍期間」ではなく

「期間における中身」です

日頃から求人情報を集めて

いい求人が出たらいつでも出られる

姿勢を保っておく、ただし

「転職してはいけないタイミング」

は明確に存在する

「今の仕事が辛い、嫌になった」

というタイミングです

今の仕事が嫌になって転職を考えると

「会社を辞めること」が目的となって

ブラック企業でも内定出たら直ぐ

転職してしまいます

転職すべきタイミングがあるとすれば

「仕事が最高潮のタイミング」です

・ただ求人を眺めるだけでなく

職種ごとに求められる本質的な

スキルや自分が目標とする年収に

必要な仕事の能力を把握して

今の仕事との共通点を探す

転職活動で大切なのは

共通点を探すための「情報量」です

・求人検索のコツは同業種の求人に絞らず

「年収800万円以上の全企業」

どんな力をつければ自分は評価されるのか

という視点で見ればいい

「急速に人を募集している職業」に

いち早く目をつけて、その分野で

活躍できる能力を身につけていく

新聞、ニュース、テレビの経済番組

Twitterのトレンドを見て情報を

インプットし世の中の流れを把握

様々な業界で働く「生の声」を聞く

「いつか転職する時がくる」と考え

どんな求人があるか把握し

いざというときにすぐに転職活動

ができる状態にしておく

・やりたいことがなくても

なりたい姿の「願望」を強く持つ

無理だと考える前に

「実現するためにどうしたらいいか?」

と手触り感が持てるくらい

リアルに想像する、大事なのは

「妄想」を手触り感あるレベルまで

「想像」することです

映像で想像できるぐらいまで

情報を集めていきます

「自分のなりたい姿」を想像して

行動してみてください

「願望」を「目標」に変えて

真剣に向き合うだけで自分の行動

も変わるはずです

・年収を上げる転職法に年収の高い業種や

職種に軸をずらす「軸ずらし転職」がある

年収は「職種×業界」で決まる

企業規模や役職より業界や職域

の方が年収に大きな影響をもたらす

「業界」「職種」のどちらかの軸を

「年収の高い業界」「年収の高い職種」

にずらす

各業界における平均年収は

「業界別平均年収ランキング」などで

検索する、そう少し踏み込むなら

これから伸びる業界や産業について

知っておく

著者は「営業」という職種は動かさず

業界を変えて年収アップを実現した

畑違いの業界に転職するのではなく

自分の業界と関わりのある、または近い

業界に経験を転用し転職する

また希望年収を多めに伝えることも

大切である

・今いる会社の人が辞めた場合

どんな会社に転職しているのかを把握

こうした情報を蓄積し「次に自分が行けそうな

会社リストを作る」

他にも、転職時の面接に

「この会社を辞めた人はどんな会社に

転職していますか?」

「この会社で活躍している人は、

どの企業の出身者が多いですか?」

と聞くとよい、「転職した先の出口」

まで見えるようになる

・おおよそ2年から3年後の自分を

考えていくと、市場価値の高いポジション

を目指せるようになっていく

伸びている業界では新しいポジションや

今まで経験したことのない

仕事が増えるので貴重な経験値を

得られる

加えて「年齢と年収」を考える

「次の次に叶えたいキャリアを実現

できる会社はどこか」

「その会社に何歳までに入っていたいか」

という視点で考えてみる

・「転職エージェントを、どう使いこなすか?」

という視点を忘れない

向こうも仕事でやっているので

「入社させやすい会社」を勧めてくる

転職エージェントは個人にスキルを

依存するため、担当してもらう「人」

によって当たり外れがある

転職エージェントには5タイプ

①求人大量収集型

初転職、2社目以降

リクルートエージェント」「doda

キャリアアドバイザーと企業営業

をする担当者が分かれている

「転職会議」「Vorkers」などの

口コミサイトも見ておく

–どんな仕事にも興味がある転職者

のように振る舞う

②一点求人コミット型

2社目以降

ギークリー」「type転職」

面接対策や過去に開かれた質問も

把握している

–少し転職に慣れている雰囲気を出して

面談を受ける

③寄り添い相談型

2社目以降

ビズリーチ」「キャリアカバー」

に登録している個人小規模転職エージェント

「人材業界」でキャリアを積んだ人が多い

–実はこう見えて、すぐに転職したい

という雰囲気で面談に臨む

④業界の事情通型

同業志向の転職

「コトラ」「ムービン」

–業界に詳しい前提を持ちながら

論理的に話素事を意識する

エージェント自身の過去のキャリア

について詳しく聞く

⑤ヘッドハンター型

役職ありハイクラス転職者

「JOMONアソシエイト」

「ロバート・ウォルターズ」

ヘッドハンティングではない

–もしヘッドハンターから連絡が

あった場合は、まずは会って

改めて自己紹介をした方がいい

有利な立場である事を自覚して

強気に交渉する

・「職務経歴書」は重要である

転職活動は「自分という商品を企業に

売り込む営業活動」

企業に入りたい理由を伝えるより

「自分を雇うことのメリット」を

伝えた方が採用する側の納得度が

高まる

「相手が求めていることに対して

自分ができること」を伝えるのが

基本です

・相手のニーズを把握する

リクナビマイナビ、Green

en転職はサイトごと「求人項目」が

異なるので一つの求人には記載されて

いない「求められる能力やスキル」を

知ることができる

自分にできることは何か?

この批判の本質的な課題はなにか?

と考えることで自分を売り込みやすくなる

自分を採用するメリットを伝える

職務経歴書の大切な視点

①共通点と類似点を見つける

必須(MUST)の部分に注目し

自分の過去経歴を中心に書いていく

転職先で求められる能力と

現職で培った能力の共通点、または

活かせそうな類似点を見つける

②社内評価ではなく市場評価を意識する

企業という看板のない自分に対する

市場の評価、あくまで「個人として

出した成果」を訴求する

③自分の役割を明確かつ定量的に伝える

職務経歴書を書く時「STARS」

Situation:どんな環境で

Task:どんな任務を持ち

Action:自分は何を実行して

Result:結果どうだったのか

Self–Appraisal:振り返ってみてどうか

④面接でのツッコミどころを用意しておく

職務経歴書の冒頭に「キャリアサマリー」

を入れる

面接官が具体的に聞いてみたくなる

ポイントを盛り込む

・大枠で見ている面接時共通のポイント

①何ができる人なのかを伝える

「自分は何をしてきたか」を伝える

自分が実行したアクションの

「深さと濃さ」を伝える

「組織としての目標」や

「その目標を達成することで見える組織の風景」

なども考えて行動する

②再現力の高さを証明

その成果を出す経験で得た事を

自分の血肉化できてるか

知見や経験に個人の価値が宿る

「映像」で想像できるレベルまで

「自分が働く姿」を想像する

成功体験だけ血肉とするのではなく

失敗や後悔を「反省・内省」についても

自分の経験に刻む

「何をしてきた人」なのかを伝えつつ

再現性をアピールする

③情報の見方と発信の仕方を考える

情報を受動的にインプットするのではなく

自分にとって重要かどうかを判断

自分の意思を介在させる

インプットの「量」より「インプットから

何を考えたのか?」「その情報はどんな意味を

持っているのか?」という部分をみる

情報感度の高い人や自分の意思を

持てる人は評価できる

発信することが苦手でもニュースに

コメントをつけて発信するだけで

意識が変わります

フォロワー数が多いだけでなく

「情報の取り方」「発信のやり方」

が大事なので聞かれてもいないのに

フォロワ数を誇示しない

・著者が転職活動するときは10〜15社

ぐらい受ける書類で落とされる事は

日常茶飯事「最も大切な転職に軸は?」

と聞かれたら「年収です」と言い切る

自分に与えられる裁量権、期待されている

成果、組織構成などを確認する

転職先の給与体系を知っておくことも

大切です

・内定後「入社時期の相談」「入社前にメンバーに

会わせて欲しい」など要望に応えて

くれる場合は「自分を欲しいと思っている

フラグ」だと思っている

・退職時は自分にしかできない仕事は

もはやない退職交渉で困るのは

「ポジティブな理由で引き止められるパターン」

「辞められては困る」という会社側の

一方的な要求の2つがある

「この会社ではできない自分のやりたい事」

を熱く語る

「相手先への入社日が◯月なので、それまでに

引き継ぎをしたいです」

「母親の介護で地元に帰らなければならない」

「嫁が思い病気にかかって嫁の実家に戻る」

いづれも、今の会社を批判する

形で退職は避けた方がいい

退職するのは後ろ髪を引かれるくらいの

状態がベスト

重要なのは高い年収をもらうこと

ではなく、次のキャリアを目指して

「結果を出し続ける」ことです

・前の職場と比較し今の会社の

やり方を批判すると人間関係構築に

失敗する、入社後はすでにいる

メンバーから「どんな人なんだろう」

と様子を見られる期間が必ずあります

社内のキーマンを見つけることが

人間関係を円滑にすることに貢献

入社して3ヶ月が経ったら業務の

成果を上げることに意識する

社内政治を意識した振る舞いも

ある程度は必要となる

入社してすぐに成果を出すことは

自分の首を絞めてしまう可能性がある

入社1ヶ月目は社内の人間関係を

理解し自分のポジションを得る

2ヶ月目はビジネスの状況を理解し

自分がやるべき事を見つける

3ヶ月目は染めまでに把握した職場の

状況と自分がやるべきだと思う仕事を

役員クラスに伝え自分で成果を出す

・安定した会社、「いい会社」という

のはほとんど無い

本当いいい会社は「自分で働き方を

コントロールできる会社」だと思う

その会社を「利用」する事で自分の

価値を伸ばしていく

 


第4章 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」

・みずほ、SONY伊藤忠など大手は

副業を解禁した、著者の副業は

「サラリーマンとして苦労して得た事」

「自分の転職経験」をコンテンツにしている

「新規アポの獲得術」「年収を上げる転職方法」

について記事を書きTwitterで発信

月に200万程度の収入を得る

自分の転職経験を綴った「転職アンテナ」

も大きな収入源

「転職に詳しい人=motoさん」

というブランドを築いた

この他には「Voicy」からのオファーで

パーソナリティーを務める

・副業の3つのメリット

①個人のブランド化

副業では「◯◯ができる人」という

個人のブランド化が必要

そしてブランドは「資産」になる

②収入チャネルの増加

精神安定にもつながる

③本業での市場価値向上

副業で収入がある事で本業でも大きな

チャレンジができるマインドセットになれる

「失敗したら辞めればいい」という

気持ちに余裕が生まれる

・サラリーマン副業のやり方

①時間を切り売りする「労働集約型」にしない

サラリーマンができる副業

–コンテンツ配信

–転売

–イベント

–投資

4つの中で最もリスクが少なく

久賀が小さいものが「コンテンツ配信」

P189 マトリクス図

②本業や過去経験をお金に変える

本業で自分が苦労して得た知見を

発信するのが近道です

「自分の持つ知識」「自分が経験して得た知見」

が自分の資本になります

人は「自分にとって有益な情報」に

お金を使います

「自分と同じ悩みを持った人が

それをどのように解決し結果どうなったのか」

という「自分と同じ境遇の人の体験談」

に価値を感じることが多い

著者は「新規アポの獲得術」をnoteで

配信し公開から12時間で100万円

売り上げたことがある

③発信するテーマは「リクルート」をみる

ヒントは「リクルートが事業展開している領域」

にあります

④自分が稼ぐ売り上げ目標を決める

⑤「転職アンテナ」はなぜ成功したのか

Twitterなどを通じてユーザーの反応を

みると「自分がこれまでに経験した知見」

にはニーズがあると気づいた

「困っている人が存在する=発信する価値がある」

と考えた、大切なのは「人の役に立つ内容」

を生むことです

副業で稼いでる人は本業と副業の

どちらにも努力を怠っていない

⑥本業と副業の時間の使い方

本業の成果に副業を掛け算する

「自分の時給」を上げる働き方

を意識できる組織にする

ダラダラと価値の低い内容を発信する

より一球入魂で毎日、脳みそに

汗をかいていいモノ作った方が

自分の資産になります

自分さえ良ければいいという

働き方をしているうちは

周りの協力を含め本業も副業も

大きくならない

・副業で得られる収入や市場価値を

最大化するには「個人のブランディング

がとても重要だと考えています

特に副業は「企業の看板」がない

ため個人が「何者か」になる

必要があります、特にTwitterでは

「何を言うか」と同時に「何者かになる」

ことも重要です

Twitterでは得意分野で個人ブランディング

している匿名アカウントが数多くいます

大切なのは「自分を応援してくれる人」を

増やすことです

批判しかしてこない1000名集めても

意味がありません

・共感されるツイートを考えるのが

お勧めです

「僕もそう思った」「僕の言いたかった事を

代弁してくれた」と感じイイねRTが

集まります

共感してシェアしてくれれば

「これは誰が発信したものなのか?」

という点に変わっていきます

「共感度の高い自分の意見」を発信

する事で人を連れてくる

最初のフォロワ1000人集めるうえで

大事なことは「共感度の高い自分の意見」を

ツイートし「つぶやきの先に自分がいる状態」

を作ることです

・フォロワーを増やす方法は2つある

「共感でファンを作ろ方法」

「見せ物によって人を巻き込む方法」

フォロワ数=影響力と考える人は多いが

「自分に対する関心度の高いフォロワの存在」

が大切なのです

現在著者は数十万のフォロワがいるアカウントより

投稿のエンゲージメントの高い状態

を作っている

・目立ちたいという気持ちから

変な発信をして自分にマイナスの

印象を与えてしまう可能性は大である

また自分の精神力が追いつかない状態で

フォロワを急増させるのも非常に

危険です、特に承認欲求が先に立つ

発信は多くの人の妬みを買うので

必ず批判が出る

自分からアピールしなくても

世の中から認められる状態を

目指す

・フォロワのフォロワ数を重視する

フォロワ数やその先にいるフォロワの

属性まで考えて運用する

・副業に向いていない人は

「楽して稼ぎたい」とか

「やる前から儲かった事を想像して心配

してしまう」という人達です

成果や目標にコミットして諦めず

継続できる人が副業に向いている

副業禁止であってもとりあえず

コンテンツを出してみる

稼げるようになったら報告すれば

いいだけです

稼ぎたいのであればアクションすることです

 


第5章 生涯年収を最大化する生き方

著者の副業収入源は

「サラリーマンとしての経験」です

サラリーマンとしてのインプットは

「自分の商品」を仕入れるのと同じ

サラリーマンという形態が社畜なの

ではなく働くうえでの「スタンス」が

問題なのだ

フリーランスになってもクライアントの

言いなりになった仕事をしている

ようでは社畜と変わりません

働く形態を問題視するのではなく

自分がどう働くかを議論の的に据える

べきです

本書を読んだあなたが副業で本業と

同じ学を稼げるようになっても、

すぐにサラリーマンを辞めることは

お勧めしません

人との繋がりや社会の接点を持ち

続けた方がいいです

・「転職と副業のかけ算」

転職と副業の掛け算で1/10000の人材になれる

日本のサラリーマンの生涯年収は

2.5億と言われてます

国内最大手の商社でも生涯年収

6億円と言われています、しかし

彼らは激務であることから

平均寿命が短いという統計も出ています

20代で稼ぐ土台を作り30〜50で

年収4000万稼げれば生涯年収

8億円を達成できます

「行動を起こさないことこそ、最大の失敗だ」

大切なのは行動することです

・日々の仕事で成果にこだわり

自分の成果に転職と副業を掛け合わせる

ことで生涯年収を最大化する

この手法は、令和を生き抜く

一つの解だと思います

「給料はもらうものではなく、稼ぐもの」

 


おわりに

自営業だった父は

「サラリーマンなんてつまらんもんだ

なるもんじゃない」と常に口にして

いましたが僕はサラリーマンを楽しんで

います

・欲求以上に人を動かすものはありません

 


●本書から得られた新しい知識

・相手のメールアドレスを特定

会社のメールアドレスは

名.姓@会社ドメイン

姓.名@会社ドメイン

姓@会社ドメイン

名前の頭文字.姓@会社ドメイン

という4パターンであるため

それらのパターン全てにメールを送る

と高確率でヒットする

「企業名 組織図」「企業名 人事異動」

で検索しPDFファイルから部署名

と名前を特定する

 


●本書に出てくる格言

自ら機会を作り出し

機会によって自らを変えよ

リクルート社訓ー

 


●本書で得られた気づき

フォロワ数を闇雲に増やすより

フォロワの質にこだわると言うところ

個人的な経験だとフォロワ数3名ぐらい

の時にエンゲージメント7000超えの

ツイートになった事があった

人が求めていて共感できる内容を

いかに考えだすか、そして継続できるか

が今後のSNSの発信のあり方だ

と思った

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

noteの記事を書くときは一発入魂の

つもりで頭に汗をかきながら記事を

書く