■Super Free Agent Style を読んで

スーパー フリーエージェント スタイル 21世紀型ビジネスの成功条件 (角川フォレスタ)

書名：Super Free Agent Style

著者：与沢翼

●本書を読んだきっかけ

ブチ抜く力が書店に置かれていて

読んでみたが、7年前に出版された

本書の内容が今も通用するか

点検の意味も込めて読んでみる

●読者の想定

フリーランス、個人事業主

個人でビジネスを起こし成功したい人

今なお使える内容が多く読んでみる

価値はあると思う

著者を胡散臭いと思っている人も

読んでみる事を勧める

●本書の説明

レバレッジ、今後成功したいのであれば

このキーワードを深く噛み締め、即

ビジネスに取り組むべきだ

▼20世紀型のビジネス成功条件

①的確な設備投資能力

②計数管理能力

③人脈政治力

④人的労働力

▼21世紀型ビジネス成功条件

①国民扇動力（国民の力をどれだけ借りられるか）

②在庫不保持

持つ場合は受発注、委託、消化仕入方式

③社内労働力の極小化

④経営者と社員が自由である

信頼とそれに応える誠意

⑤ビジネスの仕組みにレバレッジが効いている

▼フリーエージェント共通、重要定義

①組織に縛られていない事

②好きな仕事だけをやっている

③学ぶことに意欲的

▼スーパーフリーエージェント

フリーエージェントに経済的成功が

加わったもので

①24時間365日稼働する仕事を持っている

24時間365日、営業ができる

②無限供給（全てのニーズに無限に応える）

欠品のない商品を扱う

③無限商圏

全世界、日本全国

④在庫マッチ

在庫を持たない

⑤システムとネットワークを駆使する事で

個人のパワーにレバレッジをかける

⑥粗利が高い商品を作る

粗利は8割は取らなければいけない

・アフェリエイターもスーパーフリーエージェント

で目標は読者数3500人、1日PV7万前後

フリーエージェントビジネスは

年商100億〜1000億ぐらいはいく

フリーエージェント社会では自分の名前

を売らなければいけない

自分を支持してくれるお客様を

絶対に飽きさせない事である

そのためには3ヶ月に一回自分を変える

メッセージ性が必要である

ただ美しい女性が美貌だけを頼り

にしてもブランドの核にはならない

成功を収めるためになくてはならない

もの、それは「共感力」だ

感動や共感のない人は伝導者になる

事が出来ない

共感力は「確信力」とも言い変える事

もできる

何かを見た時、その凄さを感じ確信

できることは人間が動くパワーを

導き出す

脳の筋トレの基本は「why」と「how」

なぜこうなるのかと言う原因追求と

「これをうまくやるためにはどうしたら

良いのか？」の手段を考案する

例えばブログのPVを1万に上げるのに

どうしたら良いのか施策を10〜15個

書き出す、次にインパクトの大きい

順に並び替えてみる

準備ができたら優先順位が高い

（難しい、インパクトが強い）と判断

したものから順に実行する

・アフェリエイトは新規プログラムを

紹介し続けなければいけないが

ネットワークビジネスは、いったん

儲かる構造を作れば管理や継続が容易

・著者は武南高校に合格するが2日

でうんざり3日で即退学

バイクの転売を通じて売れる物を

見つけ安く仕入れて高く売る

商売の基本を誰よりも深く理解した

アルバイトも転々として社会経験を

多く積む、19歳で早稲田大合格

学生時代にビジネスを始め

アパレルの会社を起こす

アパレル関係者と親しくなりたいなら

ファションショーやクラブに潜入

するのは常識

売上を伸ばしている経営者にアドバイス

を求める

アドバイスは新規顧客開拓より既存顧客

にローンチを仕掛け

メルマガ会員3000人から1000万円

売る方法である

①日頃のご愛顧に応えまして素晴らしい

商品を用意しました限定100個しか

ありません「期待感の設置」

②ブランド名を告知し限定100個の

商品がどんなものか明らかにする

③その値段と発売日を公開する

著者はアフェリエイターへの報酬を

当時5〜10％であったものを30％に

引き上げた

雑誌広告にQRコードを出して

登録したユーザーの属性をDB

に保存し分析に使う

事業は大成功を収めたが

その後、新しく雇用したN氏により

破産に追い込まれる

・本当の幸せは、まず自分を幸せに

する事だ、そして、自分を満杯まで

幸せにした人が次に自分のパートナー

や配偶者、子供や親を幸せにする

事ができる

女は若さと美貌と愛を価値提供し

男はその愛に応えながら女の人の

人生そのものを買う

・会社倒産からアフェリエイトで復活

ブログの読者に著者のブログを

紹介するようなシステムを考案

これが欲しい方は、この記事を

自分のブログにコピペしてください

「普通の人がお金持ちになる７つの魔法」

と言う無料商材を用意した

倒産直後は社長時代のセミナーDVD

とテキスト2000枚分のパワポ資料、

スーパーアフェリエイター川島氏と

連絡が取れるだけが資産だった

▼ネットビジネスで最も難しい事

①塾を作る事

②オプトインアフェリエイトでNO.1

得られたリストは常に活性化する

あるアフェリエイターに500円で

リストを買いリストに対しオプトイン

のリンクを貼る

・アフェリエイトは新規参入は難しく

なっているが新たなスパイスを加える

事でチャンスがある（デザインなど）

マーケットイン重視でプロダクトアウト

と言う市場は完全に無視した

・成功者は金持ち感を出さないが

著者は派手に高級感を出した

・情報商材はそれほど簡単に

売れるものではない著者は

ブランドとノウハウ、実績が

整い売れる土壌がある

「連続性を作ること」

今取り組んでるビジネスで培った

ものは次に活かすようにする

▼人を動かす帝王学

・相手が本音ベースで何を求めているか

察知する観察力と見極めの力

・礼儀は最敬礼を欠かしてはならない

著者はメール商社というビジネス

300円で仕入れたメアドを500円で売る

汎用性や普及性を考えると少額決裁

の方が有利である

高額商品を売る前に少額決裁ビジネス

を成功させるべきである

マクロの経済状態、人口動態、政治状況

国民動向から時代の潮流を導き

やるべきビジネスを選択する

最初の段階で生きたトッププレイヤー

のやり方を確認し自分の頭で

マクロ情報をよく考える

これからはネット通販はやめた方がいい

・誰が聞いてもパンチのある新しい

事業を営む企業は今の日本にはない

志を高くしてGoogleの様なとてつも

ない企業を目指すべきだ

▼人材の見分け方

①大言壮語を吐く人は要注意

②誠実さに欠ける人間は礼儀を知らない

③謙虚にして主張を忘れず

謙虚8割アピール2割

・会社は豊かになりたいと思っている

が作るヒエラルキーなので、そこで

いくら働いてもリッチになれない

個人がリッチを実感できる収入金額は

2000万円である

2000万円を目指そう

▼リッチになる4つの常識

①先取りの発想を持つ

②通帳の入出金を多くし買掛け金の

資金調達を意識する

③お金に良い旅をさせる（人心を買う）

④毎月一回勝負の日を決める

苦しいと感じた時脳は変化を始める

レベル99の体験をどれだけできるか

が人生の成否を分ける

レベル99は良い事も悪いことも

含まれる（離婚、倒産）

毎日レベル70の体験をしないと

レベル99は訪れない

自分が意識して選び取った新たな世界

がレベル70、重要かつ緊急でないことに

仕事を充てる

▼3大経営資源

①お金②人脈③技術

真に他人から喜ばれ求められるもの

でなければただの自己満足にすぎず

経営資源は目的に対し常に不足して

いて成功者は不足する経営資源を

人との繋がりから見出す

成功者は今あるものにフォーカスし

成功できない人は今ないものに

フォーカスする

潜在意識を意識的に成長させるには

・言葉で自分に暗示にかける

・行動で自分に暗示をかける（より強い）

できることや、体験

・リーディングではパラグラフリーディング

（構造分析）が重要である

目次を見て構造を頭に入れて読む

書くときは構造を作った後は

インパクトの強いエピソードを

話の節々に肉付けする

・ファンドから出資してもらいたいときは

①将来の利益性とその根拠

②業種・社長及び経営陣、会社ビジョン

ビジネスモデルから人気株になるか

・メモは後で見られるという甘えが

生じるため取らない

話を聞くとき丸ごと暗記する項目と

記憶から引っ張り出す項目とに

分けて覚える

記憶の本質はトリガーからの連想

であるトリガーだけは記憶する

・情報収集の基本は8割ライバルを調べる

残りは、たまたま知り合いから入って

くる情報

・必ずナンバーワンの人の情報を

参考にする成功者の話1時間で十分

勝算はある

・読んで2時間以内に世界が変わって

見える本でなければ良書ではない

ブログを書き始めて1日1冊読んだ

・良い本は超精読する図を書いて

整理する冊数を重ねるだけでは

読書も自己満足で終わる

「いつかは自分も」と思うのなら

毎日勉強しなければ、その「いつか」

は永遠に来ない

一番難しそうなことから手をつける

・ROIは月間で考える3600％が

著者の常識である

・不動産投資は自分が住みたいと思う

所を買う

・粗利の高い商売で在庫がなく

固定人件費の低い商品を扱う

自分の好きな事業に投資する

「ネットメディア」「知識産業」

が著者のお勧め

・どうやったら話題となるか

人々が噂したくなるか考えて

ビジネスをやる

・直感は潜在意識から発せられる

成功には潜在意識のアドバイスと

顕在意識が決断を下して体を動かす

行動という二つの意識のジョイント

が必要だ

直感が呼びよせる試練を乗り越える

ことがあなたが成功する唯一の方法

人が成功するには魅力（技術と人柄）

と行動力が必要

人の話が聞けて魅力を持ち期待以上の

結果を出せる人は大富豪になれる

・孫さんもゲイツもザッカーバーグも

今すぐにできる事を考え行動に移して

きた、努力は折り紙の様に倍々

有能なリーダーは構想力が高い

21世紀のリーダの資質は

社員に稼がせてやろうという

思いを経営者が持っているという事

倒産後、著者は歴史本を2ヶ月間

読み続けた

日本の企業は口コミを軽くみすぎる

2015年デフォルトの可能性を

謳っているが（今2019年）

・志は野心である

野心を抱いた武将が洗練される過程

で大義に出会い己を変え世界を

変えてきた

人生の幸せとは、今この瞬間も

明日も明後日もワクワク感を続け

られる事だと思う

行動がいつも幸せを呼んでくるとは

限らないが行動なしの幸せも

またありえない

●本書から得られた新しい知識

ハイコンセプトの6つ

①機能だけでなくデザイン

②議論よりは物語

③個別よりも全体のシンフォニー

④論理ではなく共感

⑤まじめだけではなく遊び心

⑥モノよりも生きがい

集客にGoogle＋、Linkedinが使える

・スーパーフリーエージェント

Http://free-agent-style.asia/

・著者のブログ、HP

Http://yozawa-tsubasa.info

Http://yozawa-tsubasa.com

年に1億も利益が出ていれば

東証マザーズに上場できる

・ドルガバ、ディオール（高級紳士服）

・セレンディピティ（素敵な偶然の出会）

成功者はお金を稼いでいるが意外と

その素振りがない

・孫正義氏は23歳で事業アイデアを練る

会社を作り経費だけを支出し40もの

事業計画を立て絞りに絞って

ソフトウエア流通会社を始めた

・上場すると迂闊に発言した場合の事を

考えトップは出なくなる企業もある

・日本で2番目に高い山は北岳

・2040年には日本の住宅供給数の

40％は空室になる

・日本のネットワークビジネス年商

1000億

・SBIホールディングスはE✳︎Trade

証券をソフトバンクがマネジメント

バイアウトした系列

・スーパーフリーエージェントグループは

ネットワークビジネス部門がある

自社製品は口コミ以外にネットでも

セールスしている

・与沢ファンドは年利30％

投資以外にネット広告でも収益を

出す仕組み

●本書に出てくる格言

21世紀は知識産業になる、これから

わしが生まれ変わったら知識産業をやる

ー藤田田ー

何を言うかより誰が言うか

人の行く裏に道あり花の山

いずれを行くも散らぬ間に行け

ーよく聞く名言ー

ソフトバンク新30年ビジョン

ー孫正義ー

毎日が戦いだ

ー柳井ー

兵に常勢なく水に常形なし

よく敵の変化に因りて変化して

勝ちを取るもの、これを神という

ー孫子ー

分別のある人間は世界に自分を合わせる

分別のない人間は世界の方こそ自分に

会わせろと言い張る。ゆえに、全ての

進歩は分別のない人間によって左右

されるのだ

ージョージ・バーナード・ショーー

我、人に背くとも、人、我に背かせじ

ー曹操ー

構造上、粗利は富の源泉だ

ーウォーレン・バフェットー

▼書籍

・日経大予測〈◯年〉

国民がどうなっているか見る

●本書で得られた気づき

粗利を意識する事、著者のいう

粗利80％の商品は今のところ

中国輸入か独占販売、情報企業

しか思いつかないが

少額決済の利益率の高いものから

初めてみるのが良いのかもしれない

●今までの自分の考えと違ったところ

●本書の内容で実行してみたい事

ずいぶん本は読んでいると思うので

本ネタから自分の考えを起こすブログ

を書いてみる