思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■最強の仕事術 を読んで

 

 

書名:最強の仕事術

著者:ハック大学 ぺそ

 


●本書を読んだきっかけ

書店で大々的に平積みされていて

目新しいことは書いてあるか

と思い購入

 


●読者の想定

なかなか行動に移せない人

行動の伴わない意識高い系

本書は、なぜ行動しなければ

ならないのか

行動することのメリットについて

書かれている

 


●本書の説明

はじめに

Chapter0 自分の市場価値を高める方法を知ろう

・市場価値を理解すれば「ただ選

ばれるのを待つのみ」という不幸に

陥ることは限りなくゼロになる

・会社から選ばれる二つの方法

①価格を下げる

②市場価値を上げる

・「市場で付加価値を上げる人材」

もっといえば「職場で付加価値を上げ

る人材」がどういった人材かを掘り下げ

言語化し定着させてしまえば

自動的に市場価値は上がる

・スキルを身につけ発揮する人⇨

マインドセット→学ぶ→考える

・自分と関わりのある他者へ影響を及ぼす

動く→伝える→管理する

 


Chapter1 今すぐ取り組める「マインドセット

・「学ぶ」「考える」「伝える」「管理する」

スキルを身につける必要があるか?

本質を理解する。

・プロセス重視の落とし穴

①努力の方向性が間違っていた場合

その違いに気づきにくくなる

②過去に自分が信じた方法・手段

に愛着が湧いてしまう

「手段を定期的に疑う」

「本当にこの方法でいいのか」

過去の自分の決めたことに対し

粗探しをする

・「頑張ったか」で評価するのではなく

「目的に近づいているか」で評価する

・作業者のマインド

決められた手順、決められた方法で

与えられた課題を解決する方法

・作業風のタスク

一見作業のように見える、ゴールも

手順も決められていそうなのに

所要所要、自分で考える必要の

あるタスク

・秘伝のタレ的業務にこそ「改善対策」

が多く眠っている可能性が高い

思考者マインドが強くなりすぎて

何でもかんでも否定してしまわない

ようにする

・思考者マインド

①インプットに自分の意見を添える

②あらゆる情報に「So What?」「Why So?」

をぶつける

「だから何?」「それはなぜ?」

・上司の評価を過度に気にするのは

「評価されることで出世したり

昇給したりする。」

・市場から評価される人材を目指す

市場価値の高い人材を高く評価

する会社を目指す

そのほうがストレスは少ない。

・船はゴールに行くための「手段」

にすぎないが多くの人は、その

「手段」を「目的」と捉えてしまう

どの船に乗っても通用するスキル

は何か?

・自分には関係ない人事話や出世話

に詳しい人と市場価値は関係ない

・部下の失敗について自責感情

を持つことで頭の使い方が変わる

「トラブルの責任は自分にもあったのでは」

と考える、つまり「全体最適」的な

視点になる

・自責感情3つのメリット

全体最適を考える

市場価値が上がる

②失敗の数が多い

成長スピードUP

③人のせいにしない自分になる

精神衛生上良い

・「見栄は外向きで他者に対して

大事にしているもの」

「プライドは自分の中で大事に

しているもの」

・他者から良く見られたい

承認欲求のゴールのないレース

に参加する羽目になる

・プライドはどう大切にし、

どう守り、どう裏切るかを

自分自身が決め判断する。

「自分は何がしたいのか?」

「何を求めているのか?」

と振り返る

・「行動する」というのは

市場価値を高める上で必須の

事項、一番重要なことです

 


Chapter2 広く深く「学び」続ける

・凡人が天才に勝つには「学ぶこと」

今置かれた環境の中で、何を学び

どう活かすか。

・小学生に教えるつもりで勉強

①原理原則を理解できる

各項目の意味や役割の結びつき

時系列のものであれば時間的なつながり

やストーリー、テーマを取り巻く

全体的な流れとその流れをつかむ

原理原則を理解する

小学生に教えるという仮説を

置くことで本質的な理解に近づく

②要点を理解できる

「どんなたとえを交えるべきか」

を考える

③学びが定着する

「それってつまり?」という

問いかけをしていく。

・一番効率の良いアウトプットは

人と会うこと。

次は「インプットから示唆を見出そう

とすること」

ポイントは「ってことは?」と

自分自身に投げかける。

・アウトプットしない事で

脳みそが「自分に必要のない情報」

と認識してしまう。

・「要約する」

10得た知識を2や3という量

で表現する

・「自分自身の仮説を持つ」

これって本当なのかな?

・「要約」+「仮説」のセット

でアウトプットすると、あなたに

しか出せない付加価値が生まれる

・アウトプットのメリット

学が深くなる

①インプットの意識が変わり

より深いインプットができる

②既知の情報に新たな気づきが

得られる

③フィードバックを受けられる

「無反応」も一つのフィードバック

・悪意あるコメントや建設的でない

意見を真に受ける必要はない

良いフードバックを得るには

「発信する場所」を選ぶ

・「毎日なんとなく過ごし、日々を

なんとか生き抜く」という目線は

短絡的すぎるので、あなたの

成長を阻害する。

・情報が公平に行き渡る世界で

差をつけるのは「学習量」「行動量」

 


Chapter3 「思考」は装飾品ではなく武器である

・思考法をコレクト(集める)だけ

の人になってはいけない

・有用性の差

生き残った思考法はビジネス

においてコミニケーションにおいて

「使った方が良い」と評価された

もの

・物事Aと物事Bの「因果関係」や

「包含関係」を整理することが

重要です。

・意思決定の基盤を揺るがすような

「ダブり」がある状態で違和感を

感じない人材は優秀とはいえない

何かを列挙するときは、意識の中で

「モレがないか」ということは

必ず念頭におく

・思いつきの域から抜け

「こういう理由で選択した」と

説明ができるようになる。

・売上げは

①来客数×②購入率×③客単価

と表せる

お店の売上=(新規顧客+リピート客)

×(購入アイテムの数×購入アイテム1点あたりの単価)

ボトルネックを発見する

「新規顧客」は新商品

「リピート客」はレシート割引

「購入アイテム数」はレジ前の菓子

などで対応

・目標設定を明確に

・難易度の高いチャレンジ実現のイメージ

「何から手をつけていいかわからない」

ときは「仕事を大きな単位で捉えている」

面倒臭いタスクの中に

「課題の抽出」「ニーズの確認」

「代替案の作成」
取り組みやすいタスクに分解する

・「仮説立案」=「仮説検証」

仮説を活用することによって

仕事のスピードを上げる

情報を網羅しようとすると80%

もの重要でないかもしれない

可能性に対しても労力を使う

仮説立案は「アブダクション」と

いう考えで行う

周囲で起こっている事実について

「自分が知っている一般的な事実」

と結びつけて

「ということは○だな?」という

発想を

次に仮説検証は検証結果とセット

で伝えないと思いつきの域を

超えない

定量・定性の両面で仮説を検証」

・数学と言語を相互に翻訳

無機質な数字データから

共通点や傾向を探る

数字→言語の翻訳が上手いと

仮説立案が圧倒的に上手くなる

数字→言語で意味を持たせるのは

仮説を立てるのと同じで

仮説から打ち手が見える

根拠を数字で示す行動を

定量的に示す」という

・数字力を高める

①会話に数字を織り込む

②数字を使って推理する

生活に数字を組み込むところから

はじめる

・「こなしている」状態から

早く脱する。

仕事が楽な時期に「こなす」

に留まっていないか

「こなす」領域に留まっている場合

縦展開(難易度)、横展開(別業務)

できないか考える

 


Chapter4 「行動」こそ凡人が勝つ手段

・凡人だからこそ行動しなければ

ならない

あなたが考え、それが起点になって

行動する

心から「行動すべきだ」と納得する

行動を始めた後は目先の課題解決

のために考える量が多くなる

スタート前より思考の量と質の

両面に雲泥の差が生まれる

行動をすることで考える量は

明らかに増える

壁にぶちあたれば

「なぜ上手くいかなかったのか」

「想定に誤りはなかったか」

「どうすれば壁は越えれるか」

といった大切なことを考え

はじめる。

・考え方を変える実践的な方法

①完璧主義を捨て着手主義をインストール

②小さな成功体験を積み重ねる

・準備をしないと一歩目が

踏み出せないというのは

成長の速度を考える遅延を生む

「着手することが正義」

「百聞は一見にしかず」で

実際に行動するとそのメリットを

実感できる

「このメリットを身を持って体感する」

・すぐ行動する好循環

脳がすぐやることを推奨し始める

→その行動から小さな成功体験

→脳が成功体験を積み重ねる

・すぐ行動できない人は

どうすれば壁にぶち当たらないか

という無謀な課題を解決しよう

とする

壁にぶち当たることより

直面した後の振る舞いが重要

進みながら考え、考えながら

必要な分だけ準備する。

・質を測るために一定程度の

量をこなすことは求められる

凡人が取るべき方針は

「まず量を!」

「けれども思考停止は避ける」

の2本

 


Chapter5 ビジネスでは「伝達」スキルが最重要

・ビジネスは交換で成り立っている

「交換」はつきものである

「コミニケーション」も押さえておく

自分本位な考えを捨て

「どうすれば理解しやすいか」

「どうすればわかってもらえるか」

を掘り下げる

・伝える目的を考える

「なぜ伝えるのか」

「伝えてどうしたいのか」

を考え情報の内容を最小限に

情報が不足している場合は

向こうから聞いてくるはず

ビジネスの場面では

「伝えたいこと」「伝えるべきこと」

に絞って余計なことは言わず

必要最低限な量までダイエット

・事実と解釈を分ける

事実:「実際に起こった事柄。

実際に存在する事柄」

解釈:「物事や人の言動などについて

自分なりに考えを理解すること」

解釈は事実と違って

人によって変わり得る

少なくとも「解釈」は除外して

報告する

付ける場合は

「これは私個人の感覚ですが」

「これは主観が入っていますが」

とつけて話し始める

・自分で仮の答えを持っているか

自分の仮の答えがないのであれば

上司のアイデアを実行に

移すだけのロボットにすぎない

仮の答えを持っていると

質問する相手と一緒に答え合わせや

ブラッシュアップするプロセス

になる

答えが明確に決まっていて

自分がどう考えても答えに

近づかないときは単純な

知識を問う質問は速やかに

聞いてしまう

・「論破すること」を重視する人は

議論ではなく口喧嘩をしている

ようなもので組織にとって邪魔

「この議論を通してより良い策を

捻出しよう、生み出そう」

「論破が正しいと思わない」ことは

「目的を忘れない」ことも意味する

「目的を忘れない」ことは

全体最適」を意識するため重要

・プレゼンを作るコツ

①メッセージ性のあるストーリーを考える

「問題提起」「結論」「理由」を

最初に決めてプレゼンの骨格

を作る

②ピラミッドストラクチャーを使う

一番上に提案や意見

その下に主題に対する疑問の答え

一番下にその答えの根拠

③論理構成のテンプレートを作る

問題提起→提案→理由説明→結論

何を解決するのかを明確に

自分の思考回路を相手に見せる

・ビジネスコミニケーションは

「正確に相手を配慮しながら伝える

/聞く」ことが求められる

ところが、「口達者=コミュ力高い」

といったある種の視野の狭さが

ビジネスマンを苦しめている

 


Chapter6 影響力を高めるために「マネジメント」を制する

・評価的な視点で管理するのでは

なく、彼らの行動を管理し

予測し、目標に向かっていく

自分の行動をスムーズに動かせる

環境づくりをする

・自分の「リミッターを外す」

現状維持バイアス」が思い込み

を作っている

どのタイミングで外せばいいか

「目標設定のタイミング」

・本質的な自分の目的を達成する

ための目標

一見無理な目標を設定するメリット

①アクセスする情報の質が上がる

今の情報アクセス法では手に入らない

情報を自分で探しはじめる

②現実木保養ラインは余裕で超える

現実的に思いつきそうなレベルの

目標ラインぐらいは余裕で超える

現状維持バイアスを壊す

①極端に恵まれた状態を想像する

②環境を変える

・計画通りに行動できない人は

目標が適切な水準かどうか

「適切か」「実現可能か」

好循環で回るような水準にする

・行動レベルまで落とし込めてるか

その辺りに歩いている人でも

実行できるかどうかが行動レベル

実行項目を考える際は

できるかぎり細かく考えていく

・忙しくする要因

①そもそも何に時間を使っているのか

把握していない

1週間で区切るのがポイント

②抱えるタスクを整理できていない

「重要度」「緊急度」で分ける

③優先順位づけできていない

・ミスの内容

①知ってたけど起きた

「うっかりミス」

原因を深掘りしミスが起きにく

くなる仕組みを作る

②知らなかったから起きた

「自分起因」

業務の構造を理解し

曖昧な点をなくし

より効率化を目指す

「組織起因」

「事実」「解釈」を分ける

相手との目線を揃え確認

しながら進める

・仕事が遅い人は計画に基づき

手を動かす

仕事が早い人は計画ができた時点で

計画や構想、持っている仮説を

上司にぶつける

方向性が合っているか確認し

間違っていたら修正する

・基本的に上司は救うもの

どのような場合においても

礼節は必要

完璧な上司が求めるものを

探して実行する

完璧な上司の場合は

求めるものをとっさに見分け

そこにコミットする

・成長機会

人は経験で成長します

やったことがない経験の方が

その成長度合いが大きい

苦しいとは思いますが

ぜひがむしゃらに、とはいっても

頭は使ってクリア

 


Chapter7 本書を血肉化し、勝つ人材へ

・本書の内容を定着させ実行

できる人は数少ない

「意識高い系あるある」は

「持っている知識の量を自慢する」

知識を自慢したくなったら

「言葉など価値なし結果こそすべて」

と唱える

 


●本書から得られた新しい知識

・マラソンのゴール時間は

2時間55分〜3時間0分

3時間25分〜3時間30分

3時間55分〜4時間0分

のところに入る参加者が多い

MECE(Mutually Exclusive,Collectively Exhaustive)

もれなくダブりなく

・PREP法

P:Point(結論)

R:Reason(結論に導く理由)

E:Example(結論に導く具体例)

P:Point(再度結論)

 


●本書に出てくる格言

人は経験で成長します

やったことがない経験の方が

その成長度合いが大きい

▼著者のユーチューブ

https://youtu.be/8alEgBZb0Lo

 


●本書で得られた気づき

行動、成長、コミニケーション

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

凡人だからこそ行動をしなくてはならない

行動したという測定がしやすい

プログラムやWEB開発を手がける

 

行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術