思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■世界一安全な株のカラ売り を読んで

 

世界一安全な株のカラ売り

世界一安全な株のカラ売り

  • 作者:相場師朗
  • 発売日: 2019/01/24
  • メディア: 単行本
 

 

書名:世界一安全な株のカラ売り

著者:相場師朗

 


●本書を読んだきっかけ

著者のセミナー受講のため

資料として

今の相場は下げ相場なので

参考にしょうと思い購入

 


●読者の想定

移動平均線を使ったカラ売り

について学びたい人

著者の手法についてさわりを

知りたい人

 


●本書の説明

第1章 「カラ売り」の大前提

・カラ売りを仕掛ける場合

「あれっ、これ、怪しいな⁉︎」

という感覚を、買い以上に研ぎ澄ます

必要があります

 


第2章 下落を爆益に変えるシグナル

ローソク足を見たらその期間中の

値動きをパッと思い浮かべられるように

P32–P33

・まずは移動平均線オンリーチャート

を見て大局観、全体像、俯瞰図を頭の

中に作成して、売買戦略を練りに練る

その上でローソク足を表示して具体的

な売買ポイント探しに移る。

・5日線を陽線で下から上に突き抜ける

のが「下半身」です、ただし平均移動線

の並びと傾きに注意し売りか買いか決める

P46–P47 売買戦略

・優先順位は

移動平均線の並び

②並びがどう変化するか意識して

なる前の状況を確認し、なった後の状況を

あらかじめ想定しておく

P49 下降トレンドの売買戦略

・並びが60>20>5の時に右肩下がり

5日線に対する下半身は買っては

いけない

・並びが5>20>60の時に右肩上がり

5日線に対する逆下半身は売っては

いけない

・5日線が横ばったり移動平均線

並びが不規則な時は下半身、逆下半身

ともに使えない

・7つの法則はPPPや逆PPPの時に

使い利益確定の判断基準になる

・多くの場合下落が7まで続く

事はなく4で終わる

・下落9の法則は5日線を下回る

ような下落局面は最大でも9日程度

しか続かない

・下落の勢いが強い時は株価や5日線

が数日間横ばいで推移し続けるか

もしくは下半身シグナル発生などで

5日線を越える動きが出るまで

利益を伸ばし続ける

・N大、逆N大はもの別れの一種で

トレンド転換の初期段階によく出現する

シグナルです

日経平均株価は1万円とか2万円

といったいった大台が最も重要で

次が5000円、その次は1000円ごとが

節目になります

・株価の上下動のサイクルは

3ヶ月、6ヶ月という時間的な節目が

使える

・カラ売りの場合は株価が上値になる

前の高値・安値ラインにぶつかって

再下落、前の安値ラインを割り込んで

下落したところを狙う、5日線の

高値・安値も重要です

・相場式では無意識に4つ確認する

移動平均線の並び

②キリのいい株価

③前の高値・安値

ローソク足の本数(9の法則)

・逆PPPからの上昇で5日線が到達

できるのはせいぜい2本、上にある

60日線まで、そこまで上昇したら

反転下落することが多いので

戻り売りの目安になる(第2法則)

 


第3章 下落時の基本戦略

・まずは、どうして下落したのか

なんでもいいから考える

この練習を何度も何度も繰り返す

・大暴落の後はリバウンドがあり

それ以降の下げは取れる

・下落には兆候がある

・暴落の後はリバウンドがある

せいぜい2〜3日しか続かない

・リバウンド後移動平均線

キリのいい株価が抵抗帯になり

下落に転じる

・下落した陰線の数を数えて

反転のタイミングを測るとともに

下落の勢いの強さ、弱さも見る

・下半身が出たらいったん手仕舞い

どうせまた下がるの意識で次の

下げを待つ

・20、60、100日線が密集した時は

どちらかに大きく動く

・下げ始めには中期、長期の

移動平均線の密集がある

・下げ相場は逆N大で始まる

・下げの継続は5日線の安値

切下げで判断する

移動平均線の並びでトレンドの

変化を判断する

・5日線が前の高値を超えた後

いったん下げるが、その下げが

再び高値を超えたら、やっと買う

P87 5日移動線の動きと「次の次起こること」

P88 次の次起こること完成図

P89 次の次起こること想定図

・下げが続く局面では上げのローソク

2〜3本程度、4本は稀です

・60日移動平均線を下回れば

直近下値を下回れば必ず売り

・どんな見事な上昇トレンドにおいても

5〜25%の下落率、最短で3週間

最長で11週間に及ぶ調整期間が

年に1、2回起こる

・下げの局面では「買いたい人がいなくなる」

という状況を見極めるのが難しい

 


第4章 下げで稼ぎ続ける超実戦

・この世の移動平均線の並び

①5>20>60>100と並んだPPP

②5>20>60と並んだ純PPP

③100>60>20>5と並んだ逆PPP

④60>20>5と並んだ純逆PPP

⑤トレンドレスの準NON

・逆下半身もしくは陰線でローソク足

が5日線を割り込んだら売り→

ローソク足が5日線の下にある限り

陽線も陰線とみなし売り継続→

ローソク足が5日線を下半身で

超えたら手仕舞い

・逆PPPの場合でも「ローソク足9本以上

下げが続いた後は、たとえ5日の下でも

陽線が出たら利益確定」という新たな

ルールを追加すれば、より稼げる

ようになります

日経平均30年分に占めるPPPの

動きは実に6割です

・「上昇→純NON→上昇」調整局面で売り

・「下降→純NON→下降」は小休止で買い

・「下降→純NON→上昇」はトレンド転換で買い

・準NONの場面では

ローソク20日の下にあれば買い、

下にあれば売りで勝負」→

「5日と20日がクレヨンの状態で平行で

同じ方向に向かっている間は取引継続で

利益を伸ばす」→

「5日線が横ばいだったり、逆下半身・下半身が

出たり、9の法則を満たしたら利益確定」

・PPPから純NONはカラ売り

逆PPPから純NONは買い

・逆PPPや準逆PPPなど移動平均線が下降

トレンドの並びの時は

ローソクが5日線を陰線で下回ったら売り」

ローソクが5日線の下にある間は陽線でも売り継続」

「5日線が横ばり、ローソクが5日の上に出たり

9の法則で下降が8〜10あたりに達した

後の陽線で決済」

・純NONの時は、それ以前がPPPや

準PPPだったら

ローソク20日の下にある、5日線が

右肩下がりに下がっているのを確認し売り」

「5日線の下に株価があれば売り継続

5日線越えなどで利益確定」

・週足PPPからまだ3ヶ月程度しか

経過していないような時は

「多少の下げは次、上げるための

下げだから買ってよし」

・売り玉を持ったまま買いヘッジを

入れて売りの利益を伸ばすこともできる

下げのための上げを疑いながら

買いで乗り下落の兆候が感じられ

たら、いったん手仕舞いをして

新たなカラ売りを入れる

・シグナルとして注目したいのは

20日と60日のクロスです

そんなに頻繁には起こらないが

頻度は2年に7回ぐらいです

20日と60日のGCで買います

ピークを迎えて20日と60日が

再クロスするように近づいて

きたらポジションを外していく

逆にヘッジの反対売買を始める

・5日線、20日線だけでなく

3日線、10日線も加えてトレンドの

弱り具合を判断する

早めに、次のトレンドへの過渡期を

見極めるのに役立つ

P144 うねり取り売買手本

・ここから先どうするかの

紙芝居トレードをする

次どうなるかわからない状態で

自分の建玉操作が正しかったか

間違っていたかを検証する

100銘柄で30年分、合計3000年

分やれば建玉の操作に慣れてくる

 


第5章 移動平均線の新技術

ローソク足が判断を鈍らせる事が

あるので、移動平均線だけを表示

株価の素直な流れを頭に叩き込む

その後ローソク足を表示して

売買をシュミレーションする

・3日、10日に加えて7日移動平均線

を加えてみる

・短期線が長期線から離れて

並べばトレンド発生している

取引継続で短期線が長期線に

くっついてきたら取引終了

横ばいならば様子見再び

バラけてお釈迦の手のように

なればトレンド発生

移動平均線の傾きの方向が

同じなら反対シグナルが出ても

決済しないで利益を伸ばす

・3、5日線が10日線の下にある時は

陽線も陰線とみなして売り継続

・週足で10週移動平均線を追加

すると的確な下げシグナルを

つかむことができた

・7日移動平均線を追加すること

の意義は、3日から10日までの

短期線を増やすことで各移動平均線

転換後に密集している場所を

探しやすくなる

・3、5、7、10日線の転換点が

その後、相場は上か下に大きく

動きやすい

密集した位置が高値安値を切上げ

ていけば上昇

切下げていけば下降トレンドになる

前の密集より高い位置で転換があれば

上昇に向かう可能性が高く

低い位置で密集すれば下に行く可能性

が高い

・前の高値の密集突破→上昇

・前の安値の密集突破→下落

・3日線から10日線の密集に

20日線が加わると、それまでの

トレンドが終了する可能性が高い

移動平均線が短い方から丸まって

方向転換すれば株価も方向転換

釈迦の手が完成しバラけ始めたら

トレンド転換

移動平均線のルールは

下半身、逆下半身、7の法則

より優先される

 


第6章 信用取引の仕組み

・1日の出来高が最低でも100万株

できれば200万株以上、売買代金が

10億〜20億円以上あって時価総額

5000億円以上の大型株だけを

相手にする

信用取引情報をチェック

–賃借倍率1倍以下は踏み上げに

注意する

逆日歩に注意

建玉の評価総額を証拠金の2倍

以内に収める

・2019年7月から「株式等の決済期間短縮化」

が実施され権利確定日の2営業日前が

権利付き最終日になる

 


おわりに

ビートたけしが毎晩500万円の

現金を持って飲みにいうという話を

昔は信じられなかったが

今なら理解できます

 


●本書から得られた新しい知識

・クレヨン:5日と20日移動平均線

が間隔を保ちながら平行の状態で

同じ方向に向かっているか

下がっている状況を指す相場式シグナル

アベノミクスがはじまって

2012年12月から6年間で2.5倍

上昇した

・うねり取り:トレンド転換した時点で

売りの含み益を持ったまま下降トレンドを

謳歌し、次に来る上昇トレンドの

助走期間に向けて売りを利益確定

買い玉を積み上げていく

・1日あたりの逆日歩の最高料率

1日2円と決めれれている

100株空売りで200円がMAX

・優待権利ただ取りクロス取引

現物保有とカラ売りを組み合わせ

権利落ちの下落に備える

・カラ売りの成行注文は1回51単元

以上はできない

取り消す意図をもってのカラ売りを

防止するため

▼チャートツール

パンローリング・チャートギャラリー

SHIRO指標

●本書に出てくる格言

所詮、人生、赤と緑

赤は5日移動平均線

緑は20日移動平均線

ー相場師朗ー

将棋の基本は3手先を読むことだ

羽生善治

 


●本書で得られた気づき

今も昔も人の心理が変わらない

限りはテクニカル手法は使える

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

1日の出来高が最低でも100万株

できれば200万株以上、売買代金が

10億〜20億円以上あって時価総額

5000億円以上の大型株だけを

相手にする

 

世界一安全な株のカラ売り

世界一安全な株のカラ売り

  • 作者:相場師朗
  • 発売日: 2019/01/24
  • メディア: 単行本