思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■日経225 175の稼ぎ方 を読んで

 

 

書名:日経225 175の稼ぎ方

著者:堀川秀樹

 


●本書を読んだきっかけ

日経225先物オプションの教育を

委託されたため、何か良いテキストは

ないかと探していたら本屋で本書を

見つけて購入

 


●読者の想定

初心者から中級者まで学べる

1テーマごと読み切りになっていて

挫折しにくくなっている

初心者はデルタ、ベガ、ガンマ、セータ

などの用語は分かりにくいかもしれない

何回か読んでみると理解できると思う

 


●本書の説明

株価指数先物

Section1 基本テクニック

・ラージ一枚の必要証拠金は69万

(2019年10月)

・CTAが仕掛けると相場変動が起きやすい

CTAの注文は、主にクレディスイス

ゴールドマンサックスなどの外資証券会社

上位5社を毎日チェック

・小口に利益を重ねるのは簡単だが

手数料次第で損になる

・損小&利大のルール

ロスカットルールを守る

利食い幅>損切り幅を常に意識

・途中で取引の時間軸を変えない

先物と現物指数の値動きに瞬間的に

差が生じると裁定取引のチャンスが

生まれる、裁定取引業社は先物

約定させてから現物の発注を行う

現物を先に発注することはない

・トレンドフォロー戦略はダマシ

に会う事もあるが、大きな値幅が

出る事もあり、手取り早く儲けやすい

・ドルコストで売買を仕込む方法もある

証拠金は十分に余裕を持たせる

・トレンドが出る相場では

「買い乗せ、売り乗せ」で加速度的に

利益を膨らませる

・プレオープニングでの売買は

手控える

・大口の投資家は現物株にバスケット

注文を出すのを9時数秒前まで

出さないことは普通にある

この時間に敢えて新規建玉する

のは手控える

・一番予想しにくいのは月曜日

週越えのリスクを避けてポジション

を外していた個人投資家が新規に

ポジション取りを開始する

・15:00〜15:10の間は値動きが

不安定になる、

現物取引終了後で思惑取引

–大引値を高値安値に持っていきたい筋の介入

–引け成注文の需給で値動きが不透明

–時間外NYダウの為替が急変する事もあり

ダマシも多い

もし15:15以降から

ナイトセッションまでの空白の時間帯

新規のポジションを持ち越したい場合

引け成注文でで発注し

評価損益±0で持ち越す方が精神的に良い

・2100銘柄以上で構成される

TOPIXの方がダマシは少ない

市場全体の強弱はこちらで見る

・CME日経225先物清算値より

高いか安いかで、スタート時の

日本市場参加者の心理を判断

ロイターやブルームバーグ

情報ベンダーのニュースを確認

・JGB先物が動いた際は機関投資家

中心に大きな資金を運用している

投資主体がポジション調整に動き出した

と推測される

・取引中に好材料が出たことにより

大きな含み益を抱えている場合は

持ち越して利を伸ばす戦略に切り替える

増し玉も検討する

ロスカットは証拠金の5%を目安

・明らかに不調を感じた時は

建玉の枚数を通常の半分以下に減らし

調子の回復を待つ

・普段の建玉数より増やした売買を

始めると途端に不調に陥入りやすい

ので注意が必要

・有利な方向はゆっくりと

不利な方向に動いた時は迅速に行動

する

先物の両建ては決済の先送りで

将来の手数料増につながり

その分損になる

・深夜の1時を過ぎた頃から

個人投資家の参加者も徐々に減る

など約定が進まなくなる

先物も思惑で価格が決まるため

前場の流れが後場も続くと考える

ならば後場は「相乗り」の方向で

特殊需給を感じたら特に買い材料

がなくても買いが続きそうと思惑

を張って買いから入る

前場が弱含みの場合、後場

リバウンドが入るが特殊需給の

売りが入ると戻り幅は小さい

・国内年金を扱う証券会社も

現物を買う前に先物を買う場合が

ある

国内年金においては外資系の

証券会社に注文を出すことは

ほとんどないと考えてよい

・米国VIX指数は20%超えが

警戒相場と言われる

デイトレは前日の高値安値を

チェックし上下に抜ければ

トレンドフォローで挑む

抜けた後は最も近い次の高値安値

へのトライをイメージ

10:30からは中国市場の上海株

にも目を配る

・2019年以降では日銀のETF買い

が入らない日は後場の値動きが

緩慢かつ横々で終了することが多い

ただし日銀のETF買いの圧力で

不自然に先物だけ高く飛んで引けた

場合はないとセッション開始後に

その修正が起きる可能性が高い

後場の確認ポイント

①日銀ETF買いの有無

前引けでTIOPIXが5%程度以上の下落

大引けに向けて短期需給と

日銀のETF買いとの力関係を推測する

 


Section2 市場の動きへの対応

・値幅の小さい相場ではより短期の

チャートを使うデイトレで普段5分足

なら1分に

逆張り相場で儲かるのは一般的に

揉み合い相場の時

「直近の高値安値を更新しない状態の時」

・一般に25日線からの乖離で

「5%超えからは売られ過ぎ、最大でも

7%程度まで」とされている

短期では逆張りが有効である

出来高を伴わない価格変動は

信頼度に乏しい、出来高が急増している

時は海外投資家に大きなポジション変更

が行われた可能性が高い、翌日の日本市場

でも反対売買を含めて大きな注文が

入り相場にトレンドが出やすい

CME日経225先物清算値での高値安値

出来高を確認する

・平常時のSGX225先物の注目度は

低いが想定外の相場変動が起きている

時は8:30から取引されるSGX225

の値動きを参考に日本市場の寄り付きを

推測する

・VIX指数で20%以上、日経VIで

22%以上が高環境

ボラティリティーが高い時は不利な

ポジションを抱えている投資家が

多いことの表れでもある

ボラティリティーが高い時は

スキャルピングに良い

・VIX指数で15%以下、日経VIで

16%以下はボラティリティが低い

相場と言える

相場が動き出すまで約定を焦らない

・重要イベントは先回りして仕込む

方法もある指値のポイントは直近の

高値ブレイクする新値が適切

ビックイベントとしては

政策金利の変更」「重要会議」

「国政選挙」などがある

先物の売買注文は8割以上が

コンピューターシステムによる

自動売買と言われている

仕込みが終われば相場はやがて

暑い板へと向かい個人投資家

表示されている板注文を見る際は

厚い板が取り払われた後の

イメージを持つことが重要

・決算期を迎えると高い株価を望む

企業の思惑も入る上にヘッジファンド

においては顧客解約注文に備えた

ポジション解消なども出やすくなる

月末や決算期には、もう一日待って

本当にトレンドが変わったかどうかの

判定を行い普段より慎重に

ロングショート戦略は値上り予想

する投資対象を買い

値下がりを予想し投資対象を空売りする

両建ての戦略

ロングショート戦略の巻き戻しによる

不自然な相場の動きは特殊需給のため

長くは続かず短期の需給で終わって

次第に修正される

ヘッジファンドは3、6、9、12月末

の4半期決算が多いとされる

ファンド解約には45日ルールがあり

そのルールに沿って解約売りが出る

のが決算月の一月半前頃になる

つまり、2、5、8、11月中旬

にはヘッジファンドの解約売りが

出やすい時期

・国内の機関投資家は月の

2営業日から動き出す

外市場終了後の月末分を集計

月の初月に運用方針を会議の上で

変更して翌月から実際に注文を出す

①海外市場終了後

②月の初日にアセットアロケーション

の変更(会議)

③月の2日目から発注が行われる

ファストリソフトバンクなど

東証一部で指数寄与度の大きい銘柄

の影響を受ける

・大口投資家が大量に買いたい時の手口(例)

①最初は小口の売りを出す=上値のしこり玉を解消させる

(その日の相場が初動で弱いと市場参加者に思わせる)

②売り一巡後に買い仕掛けを入れる

③断続的に買いを入れ相場を下げ

させない

④引けにかけてショートカバーと

巻き込み一段高を狙う

・毎週木曜日15時に日本取引所

グループが発表する投資部門別

売買状況をチェックする

・CTAなど投機筋の先物建玉状況の

変化を調べるには毎週第一営業日の

15:30に取引参加者別建玉残の推移

を確認する

・大きな下げがあった後には弱気

一辺倒になるのではなく分散投資

比率が下がった分だけ日本株にも

いずれ買い需給が生じてくると

考える

日本株に割安感が出ると年金買いが

入りやすい年金積立金管理運用独立

行政法人(GPIP)の動きを把握

・マーケットの変動幅を予測すると

投資家としての経験値が高いほど

変動幅は広くなり経験の浅い投資家

は狭い傾向がある

アルゴリズム取引きには

政府要人の発言するキーワードや

経済指数の数値に反応するような

注文執行ルールがある

個人投資家は逆指値注文で対応する

・前夜の米国株の上げ下げは日経平均

寄り付き時点でほぼ折り込まれてしまう

日経平均の日中の値動きは別物

・為替の変化を加えたドル建てでの

日経平均株価の水準を見る

・毎月第二金曜日の寄り付きに算出

されるSQ値は査定取引の決済に多く

使われるため、その日は売買代金も

通常より増加する。SQの水準で

現物株を約定した投資家も増え

そこが節目になりやすい

・日銀ETF買いの動向

①日銀ETF買いは配当落を考慮しない

公算が高い

TOPIX配当利回りが0.5%以上

であれば、配当落ち日に日銀ETF買い

が入る可能性は高い

・日経VIの警戒水域は一般的に

米国VIX指数の20%よりも若干高く

24%超えと言われている

半導体の製造や販売などの株式

で構成されるSOX指数(フィラデルフィア

半導体株指数)は世界景気の先行指数

とも言われトレンドのダマシが少ない

NYダウが少し下げても

SOX指数が高かった日は225先物

あまり弱気になる必要はない

・米中貿易摩擦で上海総合株価指数

の注目度が高まり日本株も上海株

の上げ下げに連動する傾向にある

プレオープニングの10:15の時点で

上海株の気配値を確認し方向性の

判断をする

米国債10年利回りが上昇すると

ドル高円安になりやすく

金利の低下ではドル安円高になり

やすい、そのため米国金利の上昇は

日本株にはむしろプラスの材料

時間外の米国金利の動向をチェック

米国金利が明らかに低下傾向の場合

その後円高になってきて225先物

は売り目線で臨む

・ドルインデックスが上昇していれば

他通貨との絡みで一方的な円高には

なりにくく日本株には安心感が広がる

ドルインデックスが下落傾向のときは

円が強い状況で日本株にとっては

ネガティブ材料

ドル円相場の先行きに大きな影響

を与えるのが、米国政策金利の変更

・日銀会合のほとんどは前引け

終了の11:30〜12:00頃までには

発表される

引け後の15:30から日銀総裁

会見があり日銀会合の日のナイト

セッションは相場が動いて売買チャンス

となる

・2011年までは日経先物出来高

1日20万枚を超えるピーク

2018年以降は12万枚がピークの目安

前日より急激に出来高が増えてきたら

その後のトレンド転換の可能性を

強くイメージする

出来高の急増は天底をつけるタイミング

とほとんど合致する

・銘柄入れ替えに伴い値嵩株が

新規に採用されると他の224銘柄

に換金売りが出て日経平均株価

大きく下げる可能性があある

(銘柄入れ替えに伴う換金売り)

・6月上旬は3月未決済の株主に

11月上旬には9月中間配当金が

入る時期です

・経験則ではナイトセッションで

一度つけた安値は後日の日中取引

においてかなりの確率でもう一度

その安値を付けに行く傾向がある

後場より直後から13時までは

前場の値動きを見て後場の有望銘柄

を検索した投資家が改めて買い注文

を入れる時間帯

ETF買いの強い日は225先物

大引けでその日の高値圏まで

押し返すこともある

・日銀は前引けTOPIXの値下がり率

から判定、おおむね0.5%声で値下がり

している日に後場から買うと予想

される、後場から日銀のETF買いが

入ると見た日は前引け前後に先回りし

225先物を買い後場の戻りを狙って

押し目買い目線で臨む

 


Section3 手法

・寄り付きギャップダウンは売り

を狙った方が儲けやすい

・連続下落が続いた後に長大上髭

の逆の動き(した髭たくり足)の場合

翌日も下落することが往々にしてある

たくり足だけでは信頼度が低い

・騰落レシオは逆張りの際用いられる

指標ですが「120%超えでは買われすぎ

70%台で売られすぎ」とされている

信頼度が高いのは下落局面での70%台

の方、一方で上昇相場では120%台

を越えてもすぐに反落に転じることは

少ない

GC&DCのシグナルは揉み合いに相場に弱い

上下レンジの狭い揉み合いで相場

ではダマシが多く損失が続く傾向がある

空売り比率が48%を超えるような局面では

翌日の日経平均株価も反発する傾向

にある、ないとセッションで下がる

様なら買い下がりのチャンスと見て

押し目買いをする

・3月権利付最終売買日の15:00〜15:15

の間には配当落に伴う大量の

TOPIX先物買い入るとされている

・「米株上昇&VIX指数上昇」の局面

が示現したら先物は売り目線で臨む

・翌日の終値と高値引けの水準を

比べた場合にはむしろ下がっている

ことが多い、高値圏でのショートカバー

による大引けでの決済注文を巻き込んだ

ことによる先物が高値引けになった結果

先物が安値引けする回数は

高値引けする回数よりやや少ない

安値引けはナイトセッションの

一段安に気をつける

先物が寄り付き天井で大引け

ローソク足が長めの陰線で示現した

場合、高値水準で相当の売り圧力がある

買いは慎重に

・はらみ足が出現したら直近の

トレンドの勢いに陰りが出たと判定

トレンドに乗って利益が出ている建玉

一部利食いする

・イベント発生後、予想通り相場が動き

その後に切り返してイベント前の高値安値

を逆に抜けてくる時がある

その様な場面ではトレンド逆相場の

勢いに乗り先物で大きな値幅を狙う

・日足のチャート分析において

3日以上連続して陽線や陰線が

出現する場合は、その方向へのトレンド

が順調に継続していると考えてよい

ローソク足が5日平均線の下に

いれば弱気、上にいれば強気

綺麗にトレンドが出ているかは

そこからのローソク足の並び方

で判定

ストキャスティクスは0に近づけば

安値圏、100に近づけば高値圏

大きなトレンドが出る時以外の

通常の相場ではスイングトレード

する上で役立つ指標である

ボリンジャーバンドは高値や安値が

続くと±2σに沿ってバンドウォークと

呼ばれる状態になる

・マーケットプロファイル戦略とは

8:45〜10:00までの間の値幅を

それ以降に上下に抜けた場合

その方向にトレンドが発生していく

と考え合わせて仕掛ける短期の

デイトレ

先物売買では10:30からの上海市

のオープン結果が出て以降からは

建玉をどこまで維持するか考える

・チャンネルブレイクスイング戦略

過去4営業日のデータを検証

それらの最高値を抜ければ買い

安値を抜ければ売り

この手法はトレンドが出ない揉み合い

相場には弱い

ダマシを回避するには終値ベースで

しっかり高値安値を超えていることを

確認してからとかTOPIXでも

ブレイクしているかを確認するなど

の工夫をする

・2018年後半からのNYダウでは

チャネルブレイクスイング戦略

を使うことで1回の売買で1000ドル

以上の含み益となった

 


【オプション】

Section4 基本テクニック

・約定代金には売買手数料がかかり

ネット証券では概ね0.18%〜0.20%

・最も近い満期日の限月を期近

次に近い限月を期先と言います

日経平均株価とコールのプレミアム

は概ね順相関で動く

・SQ値は「特別清算指数」とも呼ばれ

毎週第二金曜日の日経225採用銘柄の

寄り付き値を元に計算される

全て寄り付かないと決まらず大引け

まで寄り付かない場合は気配値で

計算される

・プレミアムの時間価格は

日経平均株価(現資産価格)

②IV

③残存日数の

の順に影響を受けて変動する

・一日数十円しか動かない相場は

「ボラが低く」数百円、もしくは

それ以上動く相場は「ボラが高い相場」

と言える

ボラティリティーが高いと本質的価値

は変わらなくても時間価値が大きくなる

・日経225オプションのプレミアムから

逆算的に算出されるIVを指数化した

ものが日経VI

・リスクパラメータには

①デルタ

②ベガ

③ガンマ

④セータ

などがある

・デルタとは

日経平均株価が一円上昇する時

プレミアムが上昇する割合

ATMのコールオプションのデルタは

ほぼ+0.5になりITMにになると

+1になる

・ベガとは

IVが1上昇するときプレミアムが

上昇する割合で、注目されるのは

IVが跳ね上がる波乱局面

・ガンマとは

日経平均株価が一円上昇するとき

デルタが上昇する割合

あるオプションのデルタが0

ガンマが0.002の時に日経平均株価

100円上昇すると

0+(100×0.002)=+0.2となり

このオプションのデルタは+0.2

大きくなる

・セータとは

1日経過した時に失われるプレミアム

タイムディケイ

・デルタが+1に近いITMのコール

オプションを買えば先物ラージ1枚

を買建する証拠金より少ない金額で

投資できる

・オプション買いの欠点

①本質的価値のないものに投資すると

利益につながる確率が低い

②残存日数があれば時間価値にも

お金を出すのでセータ分が必ず

マイナスになる

・オプション売りの利点

①時間価値があるオプションを

売ればタイムディケイの分だけ

勝率が高い

②ファーアウトのオプションを

売れば到達の可能性はより低くなる

③相場の3局目のうち膠着と下落の

2局面でうまくいく

・オプション売りは買いより多くの

証拠金が必要

ボラティリティの上昇が逆風になる

相場水準が変わらずにIVだけ上昇

しても売っているオプションの

プレミアムは上昇する

・リスクプレミアムであるデルタ

からセータは日経平均株価が大きく

変動した場合に、全ての要素を

含めたプレミアムが幾らになるのかを

できるとリスク管理の面で便利

①デルタ分は日経平均の変動幅に

デルタの数値をかける

②ガンマ分は日経平均の変動幅の

2乗にガンマをかけて2で割る

③ベガ分は、IVの変動幅(%)に

ベガをかける

④セータ分は単純にそのままたす

・プレミアムに影響を与える数値

①変動幅による

日経平均株価の変動幅(±)

IVの変動幅(±%)

②リスクパラメーターによるもの

デルタ分=日経平均の上昇幅×デルタ

ガンマ分=日経平均株価の変動幅の2乗×ガンマ

ベガ分=IVの変動×ベガ

セータ分=セータ×日数

③将来のプレミアムの計算式

=現時点のプレミアム+デルタ分+ガンマ分

+ベガ分+セータ分

ショートストラングル戦略

大まかな上下のレンジで勝負する

売り戦略

上下に広いレンジを想定し遠く離れた

オプションを売る

・ナイトセッションでは期近の

先物価格を原資産価格とみなす

・オプションでは次のSQに

向けて日経平均がどう動くのか

大まかに予想を立ててから売買を

開始する

・売買開始前検討材料

①過去3〜6ヶ月の日経平均株価の高安

②今後の日経平均株価、米国株の方向性

③イベントカレンダーとドル円の方向性

④SQまでの残存日数とIVの水準感

・過去半年分のSQ値の推移は覚えておく

①幻のSQなど日経平均株価の重要な

水準として多くの市場参加者が意識

している

②推移の傾向をみて次のSQ値予想の

材料にする

・権利行使価格表で大まかな予想

現在のプレミアム130円

日経平均株価250円上昇

権利行使価格250円下のコールの

価格=23250C=235円

日経平均株価が500円上昇

権利行使価格500円下のコールの

価格=23000C=380円

・短期的に少々する相場では

IVの上昇が追い風になり最も儲かる

・IVが高い時のオプションの買いは

手控えるのが基本スタンス

・寄り付きからコールがギャップアップ

高値寄り付きに売り向かう戦略が有効

上昇相場では寄り付いてから

さらにボラティリティーが上昇する

ことは少なくIVも高いままではない

・本質的価値ゼロのコールを買う時

割り切ってリスク果敢にとりOTMを

買う特にSQ週は相場が荒れやすい

残存日数少ない時が波乱が起きる

・上昇相場では225ミニ先物を使わず

「ITMのコールを買い」を選択

・権利行使価格を離して枚数を

売る戦略はリスクとリターンが

見合わない投資になる

(クレジットスプレッド戦略も同じ)

・残存日数が短くなり、ある程度

SQの着地点が見えてきてから

250円、125円刻みのオプションを

売買対象にする(出来高の問題)

・4週間の限月と5週間の限月がある

5週間の時はあえて1週間売買を

見送って様子見とする

・SQは普段の5割増で寄り付き値が

飛ぶ指数寄与度の高い銘柄に

集中的に注文を入れて故意に

SQの値を変動させる

個人投資家がSQに建玉を持ち込む

のであれば想定以上に飛ぶことを

覚悟する

・15秒間隔で算出される日経VI

の分足チャートの動きを確認

各オプションの権利行使価格毎に

IVの数値は変化しているが

権利行使価格毎のIVの推移を

チャートで見られるツールはない

・IVはオプションが買われることで

高くなる特に相場水準を変える

ような材料が出る可能性が高い

イベントの前は想定外の結果が出た

場合のリスク保険としてオプション

が買われる、しかし結果が出ると

その夜のうちにも急激にIVは低下し

意外なほどオプションのプレミアムも

安くなる

日経平均株価の変動により日々

SPAN証拠金も変わる

追証の事態を回避するためには

差入証拠金に対するに対する

必要委託証拠金の割合は差入証拠品

全体の1/3程度までに抑える

最大でも2/3までが限度

・維持証拠金は割合でも把握しておく

差し入れ証拠金使用率=

必要証拠金÷差し入れ証拠金

※使用率の通常は30%程度が望ましい

70%近くになったら危険水域

・各種証拠金計算方法

先物OP余力=受入証拠金–必要委託証拠金–拘束金額

②受入証拠金=証拠金差入金額+翌日受渡額

③翌日受渡額=先物決済受渡代金+OPプレミアム受渡代金

④拘束金額=先物建玉評価損+買OP購入代金+手数料

⑤必要委託証拠金=SPAN証拠金(注文含)ーNet  Option Value

※SPAN証拠金=取引所SPAN証拠金(注文含)×掛目

⑥維持証拠金=SPAN証拠金(建玉のみ)ーNet  Option Value

※SPAN証拠金=取引所SPAN証拠金(建玉のみ)×掛目

⑦追加証拠金={維持証拠金–受入証拠金}(プラス時のみ計算)

・金曜日を迎えるとオプションは

週末分の時間価値の減少が

大引け30分前頃から一気に進む

米国雇用統計発表前とかはVIは

高くなる

・オプション新規買いをするなら月曜日

オプション決済買いをするなら金曜日

・クレジットスプレッド戦略は

売るオプションのさらに下の

権利行使価格のプットを同数枚買い

最大損失を2つの差額に限定させる戦略

・2019年のオプション市場では

コールのIVが10%台前半、プット市場

が10%台後半の低位の傾向が続いた

一旦相場が動き出すと連日300〜400円

の上下は頻繁に起こる

常に証拠金の範囲で先物のヘッジが

かけれる範囲にする

数日で到達する権利行使価格の

オプション売りは危険

ロスカットルールは3倍ルール

を決めて発注するのが望ましい

ナイトセッションは成行の

ロスカット注文は非常に危険

対応策として数ティック上までの

指値注文にする

 


Section5 市場の動きへの対応

・100円程度の変動幅はデルタだけで説明

例えばデルタ+0.5のコールオプション

であれば日経平均が100円上昇したら

+100円×+0.5=50円上昇

デルタが+0.1なら10円上昇

・日々の変動はIVは1%程度が普通

IVが急騰する時はベガの影響が

大きくなる、オプションのIVが60

上昇すると、ベガだけで

+60×13.45=+807円(ベガ13.45)

2011年東日本大震災の時はIVが70近く

まで上昇した

・IV13%台はかなりボラティリティ

は低く今後の反発が起こりやすい

もっとも低下して10%前後が限界

・プレミアムを決める要素は日経平均

株価とIVである

コール買して良いタイミングは

日経VIの数値が15%未満のタイミング

・上昇相場における落款の中で

安いプットを買いで仕込んだ方が

より楽に儲けられる

現在の水準の1000円以下のプット

オプションを買いで仕込むチャンス

・プット買いの条件

日経平均株価の上昇が前月の高値

を更新するような高値圏で多くの投資家が

楽観的な状況

②前週の安値を下回るような反落の

動きを見せ始めた

・毎回同じ簿価でオプション売りを

する場合は3倍になると負け戦になる

ダマシもあるので3倍の時点で

早めにロスカット

外側の権利行使のオプションに

乗り換えることも検討する

・ロールアップ

それまでのオプションを決済すると

同時にさらに上の権利行使価格での

新規売り建ても行う

・ロールダウン

低い権利行使価格に乗り換えること

・日経VIの24%超えと米国VIX指数

の20%超えは荒れ相場の入り口として

警戒する水域

・「幻のSQ」とはSQ算出日における

日経平均株価の高値、または安値が

算出されたSQ値に一度もタッチしない

状態のことを言う

SQ値は225銘柄の全てが寄り付く

までは算出されない

・SQ決済に売り玉を持ち込めるのは

プレミアムが数円または0円に近く

ITMの確率がほぼないと判定した時

・最終売買日の終値とSQ値との飛び幅

201802が–701円で最大

・最も出来高が多かった権利行使価格

はコール側、プット側それぞれ

上下共に毎日確認する

オプションの買い方は届くかどうか

微妙な距離感でオプションを買おう

とし、オプションの売り方はその

オプションをなるべく高く売ろうと

狙っている

・通常では考えられない権利行使価格

のオプションの出来高が急激に

増えることがある

違和感のある大口の売買が見られたら

その直後に大きな下落相場が起きる

かもしれないと注意を払う

・ビクイベントとしては

米大統領選挙やブレグジットなどの

国民投票」「G7、G20などの会議、

首脳会談」「FOMC」「ECB理事会」

「日銀金融政策決定会合」などがある

大方の予想と逆のオプション買いを

持っておくと思わぬ利益を享受できる

建玉数が大きければ大きいほど

その権利行使価格をITMにしようと

仕掛ける向きが出現する

日経平均株価建玉数の多い

権利行使に近づくとオプションの

売り方から先物でヘッジをかける

特需が生じる

大きく積み上がった建玉(目安2万枚)

のある権利行使価格に相乗り売りは

手控える

・通常コールの売り方がヘッジとして

先物で買いを入れるのは目標とした

金額の数百円手前から

225先物ミニ10枚分のヘッジ買い

を入れるか考える、買いのイメージ

500円手前で2枚、400円手前で

更に2枚、それから更に近づくごと

2枚という感じで

ストキャスティクス

80以上は高値圏20以下なら

底値圏に近づく高値圏に到達したら

コール売り追加チャンス

底値圏に到達したらプット売り

追加のチャンス

・全ての指標が上向きの時の

ギャップダウンは押し目買いの

チャンスと見る向きもいるため

さほどショックとなりにくい

・チャンネルブレイク戦略

直近4日間の高安値ブレイクをシグナル

で方向を判定

 


Section6 手法

・SQ週は相場の流れが変わる可能性

を秘めているオプション買いで攻める

には適した投資環境

過去の日経平均のSQ週のデータ分析は

月曜日の寄り付き値からその後の

高値、さらにSQ値も変動している

・SQ週の翌週の月曜日の寄り付きから

次のSQ地点まで500円以上上昇して

しITMになった確率は40%

SQ週の翌月曜日の寄り付きの値

を確認し500円以上の権利行使価格

のコールを買う戦略な狙い目

4割の確率でITMになる

・SQ週の最後の1週間で500円

以上下落した場面は6回に1回

残存日数4日のプットを寄り付きから

1000円下の権利行使価格で買う

確率は低いがプレミアムは大きい

・SQ週の翌主からのコール売り

1500円以上の権利行使価格で売り

日経平均の大幅上昇があれば

①売りの簿価の3倍になったら

ロスカット

②ロールアップでさらに上の

権利行使価格の売りに逃す

③225先物ミニで買いヘッジ

・SQ週の翌週からのプット売り

次のSQまでに2000円以上下落

は2017年以降では2回

SQ翌週の月曜日の寄り付きから

2000円下の権利行使価格を売る

売り建玉をした後は

①簿価の3倍でロスカット

②ロールダウン

③225先物ミニでヘッジ

ショートストラングル

予想する上限のコールを売り

下限レンジの権利行使価格の

プットを売る

ATMからコールは1500円上

プットは2000円下を目安とする

ロングストラングル

ATMから遠く離した1000円

上下のコールとプットを買う

片方がITMになると利益無限大

・ショートストラドル

ATMと同じ権利行使価格の

コールとプットを売り建て

なぜATMかと言うとオプション

価格はATMで本質的価値は最小

時間価値が最大になるから

その分セータ(時間価値の減少)も

大きくなる

少しでもIVが高くプレミアムが

大きいタイミングを組む

途中利益が出たらSQまで待たず

利益確定してよい

・ロングストラドル

IVが低い状態が何日も続き

大きな材料が出るビックイベント前

結果次第でどちらかに大きく動く

ATMの権利行使価格のコールと

プットを買う

・クレジットスプレッド

ATMに近いオプションを売り

追加でOTMのオプションを買う

売りの権利行使価格を決めた後

最大損失をどの程度までに抑えたいか

によって買いの権利行使価格を決める

ヘッジ買いのオプションを売り玉

の権利行使価格に近づけると

最大損失と必要証拠金は少なくなる

大きな窓開けするギャップ相場に

クレジットスプレッドは弱い

内側の売りオプションの権利行使価格

に近いた場合、売りオプションの

プレミアムは跳ね上がるが

買いオプションは上昇しないこと

が起こる

残り10数円になれば早めに利益確定

買いのヘッジを売りの権利行使価格

に近づける

–必ず高いプレミアムから約定させる

①12C24500 11円×1 買い新規

②12C24000 47円×1 売り新規

・デビット・スプレッド

相場の方向に強い自信が持てない

時に使用する

ATMに近いオプションを買い

外側のオプションを数枚売る

最大損失は組成時のプレミアム合計

大利益は権利行使価格の差額

損失:組成時のキャッシュアウト

利益:権利行使価格の差–組成時のキャッシュアウト分

・ITMデビット・スプレッド

相場の方向性を強気で見ている

内側で買っているオプションが

ITMになっている

先物を買う代わりに、デルタ

+0.6〜+0.8など既にITMに

なっているオプションを敢えて買う

利益:権利行使価格の差–初期投資資金

損失:初期投資資金に限定

・レシオ・スプレッド

デビットスプレッドの変形でATMから

近めのオプションに加え、さらに遠い

オプションを2倍以上売る戦略

売りオプションの代金を買いオプション

より多く組み、買いオプションと

売りオプションの距離を十分に

離しておく

①ATMから近めのオプションを1枚買う

②①より遠いオプションを2枚売る

利益:買いオプションの利益+売りオプションの利益

損失:買いヘッジ無しの売りオプションがあるため

無限大になる時がある

例)コールレシオスプレッド

9C21500 96円×1枚 買い

9C22500 10円×10枚 売り

例)プットレシオスプレッド

9P19500 150円×1枚 買い

9P18500 65円×3枚 売り

・バックスプレッド

暴落相場を狙う大化け期待の戦略

ATMから近めのオプションを売り

に加えて、さらに遠いオプションを

2倍以上の枚数で買う

①ATMから近めのオプションを1枚売る

②①より遠いオプション買いを2枚以上買う

③売りの代金以下に買い代金を抑える

(初期投資でキャッシュインにする)

利益:無限大

損失:権利行使価格の差–設定時のキャッシュイン分

例)バックスプレッド

9C21000 110円×1枚 売り

9C22000 3円×30枚 買い

・プロテクティブ・コール

コールのIV上昇を見込んで

225先物ミニの売りにコール買いを

追加する

コールの買いの権利行使価格は

ミニ先物の売り水準よりもさらに

上の権利行使価格を選択する

先物の売りを建てる、②のコール買いで両建て

②①より上の権利行使価格のコール買い

ポジションデルタをニュートラルにする

利益:IVが上昇すると大きくなる

利益の範囲:相場の変動幅とIVの上昇幅

損失:揉み合いでIVが低下する場合

損失の範囲:相場の変動幅とIVの低下幅

例)金曜のナイト終了、先物20660円

残存日数2週間

①9月限225ミニ ×9枚 売り(デルタ–0.9)

②9C 21250 44円×6枚 買い(デルタ0.1532×6)

週明けに300円のギャップアップで始まる

週明けに300円のギャップダウンで始まる

どちらも利益になる

・プロテクティブ・プット

下落相場でプットのIVの上昇を見込む

225ミニの買いにプット買いを

追加する

先物の買いに合わせ②プット買いで両建て

②①よりも下の権利行使価格の

プットを買いポジションデルタニュートラ

にする

利益:IVが上昇すると利益が大きくなる

利益範囲:相場の変動幅とIVの上昇幅

損失:揉み合い相場でIVが低下

損失の範囲:相場の変動幅とIVの低下幅

例)金曜ナイト終了9月先物20660円

残存日数2週間

①9月限225ミニ 20660円×10枚(デルタ+1.0)

②9P 19750 55円×8枚 買い(デルタ–0.1276×8)

週明けにどちらの方向に300円の

ギャップが生じても利益になる

・カバードコール

OTMのコール売り1枚に対し

225先物ミニ10枚を買いデルタを

プラスに傾け相場の上昇に期待

投資スタンスは225先物の買いが

主役で相場の上昇に期待が持てる時に

使う

例)金曜ナイト終了先物20660円

残存日数2週間

9C21000 110円×1枚 売り(デルタ–0.2775)

9月限先物ミニ20660円×10枚 買い (デルタ+1.0)

・カバードコール

デルタニュートラルで行う

日経平均が上昇すれば225先物ミニ

を買い増し下落すれば225先物ミニ

のポジションを減らす

その方法は相場の方向にそれほど

自信がない時に用いられる

デルタニュートラルを維持した

OTMコール売り+同等のミニ先物買い

例)金曜ナイト終了、先物20660円

残存日数2週間

9C21500 18円×10枚 売り(デルタ–0.07×10)

9月限225先物ミニ20660円×7枚買い(デルタ+0.7)

建玉後の進め方

日経平均の上昇→ミニを買い増し

日経平均の下落→ミニの枚数を減らす

確実にコール売りのセータ分が利益

・その限月日経平均株価の強弱が

見えてくるのは、概ね前回SQ算出を

通過した後に1、2週間経ってから

ここ3年では残り3週間時点の

金曜日の終値が、前回のSQより

高ければ次の着地も上方向

低ければ次の着地も下方向との傾向

前回のSQに対して3週間前と次のSQ値が

同じトレンドになる確率は7割

残存日数3週間以降のポジションの

積み増しの参考にする

・ギャップアップ時のコールのロスカット

寄り付きで全枚数ロスカットせず

相場の落ち着きを待ってから

ロスカットを行う

コールの上昇相場は落ち着くのが

早い傾向がある

・ギャップダウン時のプット売りロスカット

不測の事態が発生しギャップダウンで

寄り付いたプットオプション

寄り付き値段が安値になることは

少なくさらに跳ねる

よって寄り付きで建玉を半分ほど減らし

その後は状況に応じて残り半分を

減らすロスカットの方法を取る

サーキットブレイカーが発動すると

逃げ場がなくなる

 


●本書から得られた新しい知識

▼用語

・CTA(Commodity Trading  Adviser)

商品先物投資顧問

・JGB(国債先物

日銀の金融政策のスタンスに変化が

あるとよく動く

個人投資家向けにミニ長期国債先物

が用意されている(取扱は数社のみ)

・SGX225:シンガポール取引所

の日経225先物、日本時間8:30スタート

・ドルインデックス

他通貨に対するドルの相対的な強さ

を示す指数

▼サイト

・CTA

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp

・CME日経225先物

https://www.cmegroup.com/ja/trading/equity-index/international-index/nikkei-225-yen.html

・VIX指数

https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/

日経平均寄与度ランキング

https://nikkei225jp.com/nikkei/

・投資部門別売買状況

https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/index.html

・取引参加者別建玉残高一覧

https://www.jpx.co.jp/markets/derivatives/open-interest/index.html

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIP)

https://www.gpif.go.jp/gpif/portfolio.html

・ドル建日経平均株価

https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/kokunai_index/kokunai_index_chart.asp?ID=0102

・平均配当利回り

https://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx/

・日経VIチャート

https://nikkei225jp.com/data/vix.php

SOX指数(フィラデルフィア半導体株価指数

https://www.traders.co.jp/foreign_stocks/foreign_index/foreign_index_chart.asp?ID=0905%20&smdct=4

・米国10年国債利回り

https://nikkeiyosoku.com/dgs10/

・ドルインデックス

https://nikkeiyosoku.com/dtwexm/

Fedウォッチ

https://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

・日銀金融政策決定会合発表時間

https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm/

・騰落レシオ

https://nikkeiyosoku.com/up_down_ratio/

空売り比率

https://nikkei225jp.com/data/karauri.php

・VIX時系列データ

https://nikkeiyosoku.com/chart/nikkei_vi/

 


●本書に出てくる格言

上げ100日、下げ3日

ー相場の格言ー

 


●本書で得られた気づき

ネイキッドのプットやコールの売り

は危険であるため本書では紹介されて

いない

テクニカルで儲けるのではなく

確率で利益を出す方法が本書には

多く紹介されている

 


●今までの自分の考えと違ったところ

プットのロスカットは最初に半分

様子を見て残り半分

 


●本書の内容で実行してみたい事

過去半年のSQ値を調査する

本書を繰り返して3回読んでみる