書名:レンタルなんもしない人のなんもしなかった話
著者:レンタルなんもしない人
●本書を読んだきっかけ
メディアを通じて著者の生き方に共感
できる面があったから
●読者の想定
人に寄り添う事の本質が知りたい人
●本書の説明
本書はレンタルなんもしない人の日記形式
の本であり、著者のレンタル開始日から
本年の2月までの履歴をたどる事ができる
2018年6月3日
サービス開始
サービス開始翌日には依頼者2名
6月9日
プロ奢レヤーに奢った「たなあつ」さんは
聞き上手で著者は気持ちよく喋ってしまった
6月12日
レンタルなんもしない人のロゴできる
7月2日
自己愛が垣間見るツイートすると
フォロワーが三人減る
7月4日
プロ奢ラレヤーからオファー
7月6日
しょぼい喫茶店
7月11日
プロ奢ラレヤーに奢られる
7月14日
自分が褒められているツイートすると
フォロワー4人減る
7月19日
AbemaPrime出演、司会はふかわりょう
7月26日
プロ奢レイヤーの図々しさを動画で学ぶ
8月6日
ツイトーしてもフォロワーが頭打ち
8月15
なんもしない人という男性が上京したての
女性に好印象で夜の新宿を撮影散歩
8月30日
哲学カフェ参加
9月2日
YouTuberのGENKIさんに呼ばれ
自分の仕事を英会話カフェで英語で
話す
9月10日
騎乗位の練習台を不貞行為になるため
断る
ヨッピーのタコ焼きレシピが美味い
9月22日
女性7名にジャニーズのDVD鑑賞に付き合わされる
掛け声のバリエーションが豊かだった
ゆうや/おかえり/顔がいい/ジュニアの使い方が天才
ハイパー宗教タイム/ファイナルファンタジー
我々には時間がない/有限/あ〜好き
私産みたい/どしたの/水分
など
9月24日
人類の営みを全て飯のタネと考える
人達には
自分はライター業やっていて
いまは取材に集中している段階
交通費や諸経費の負担なしに
色んな経験ができるんだから
取材のやり方としてはうまいでしょう
みたいに説明
9月27日
ホストクラブによばれ1日ホスト
スポンサーになったという事で
交通費をかなり多めに貰った
10月6日
圧倒的に女性の依頼が多い
10月17日
プロ野球観戦の依頼であったが
数学の話をしてくれと頼まれ
紅茶に絡めてカージオイドの話をする
試合時間が過ぎたら
「野球なんていいんです!」
と依頼者は著者の物理と数学の話の
虜になった、至福の時間だった
12月8日
公園でドリアン割るのを見届ける
耳鼻咽喉系が弱いので娯楽として
楽しめなかった
12月10日
人を殺した人の話聞く
12月14日
大学院の試験で人に寄り添うサービス
としてレンタルなんもしない人を出したら
合格できたとの報告受ける
12月31日
元オウム真理教の信者の話を聞く
ロシアにはまだ信者がいる
2019年1月2日
人に物を送ると知り合いだと返さないと
いけないと思わせてしまうので
迷惑になりかねない
という依頼者から買い物券もらう
1月9日
レンタルおっさんに
私がなんとかしてやろう的に爪痕
を残そうと余計な事をされた
相談する側とされる側の
上下関係を生んだいたたまれない
依頼者の話を聞く
1月14日
パワポで作成した愚痴のプレゼン
を聞く
1月15日
やっぱり友人に頼まなくてよかった
依頼者は自分の感情が言語化できて
いない人だった
1月20日
著者インフルエンザに
1月23日
お礼に貰ったスタバのギフトカードを
ツイッターに載せたら誰かに勝手に
使われた
そのあとお見舞いのスタバカードが
沢山届く
1月28日
日本テレビの「スッキリ」出演
2月1日
一文字あたり100円のマネタイズ化
を始める
本書は「なんかする人」のおかげで
完成した、広い意味での「なんもしない人」
はたくさんの人にオススメしたい
●本書から得られた新しい知識
依頼者の中にスポーツ経験なくても
ジムのインストラクターがいた
キンコン西野は著者と同じ高校の
ハンドボール部の先輩
プロ奢ラレヤーはハンドボール部
肉棒以外に肉槍という表現もある
打球が上がって外野手見る人は観戦慣れて
球を追いかける人は観戦浅い
新宿思い出横丁「朝起(あさだち)」
金玉、サメの心臓、カエルが食べれる
ガチ恋:推しではない自分が本命の恋
後方彼女ズラ:後方で壁に寄りかかり
腕組みして鑑賞する客
ひみつ屋:人の秘密をセメント固めして
売っている店
腎臓破裂は医師からは食事指導はない
山手複数回周回は通常の切符ではできない
レンタルなんもしない人がドイツ語で紹介
タイトル「怠惰のために賃貸される日本人」
拠点は国分寺にしてあるが
著者は国分寺から徒歩と電車で30分
かかるところに住んでいる
鯖アイドル津崎真希
ゲネ:本番を想定した練習
クソリプ:良かれと思って書き込まれる
対応に困る書き込み
依頼文を書いている間に自己解決する
依頼者もいる
●本書に出てくる格言
やばい奴らは動くが、人が死んだという
事実は動かない
ー大島てるー
人間は特に何もせずに生きていけるのか
という問いを身をもって検証している
のが僕の活動
ー著者ー
しょぼい起業で生きていく
ーえらいてんちょう(書籍)ー
●本書で得られた気づき
プロ奢レイヤーに奢らせた著者は
やっぱり凄い人です
ほとんどの人が書き込みをスルーするので
気にならないという感覚をベースに持つ
という考えは大切です
ますます著者のファンは増えると
思いました
●今までの自分の考えと違ったところ
何にもできない著者が見出した自分特有の
ポジションで真似しようとしてもできない
現状がある、真似しようとしている人は
他になんかできる人達で
レンタルなんもしない人には向いていない
という著者の考えには同意しかねる
著者は昔で言えば3高の内の1高は手放した
にせよ2高はまだ持っているし
数学や物理の話で人を楽しませることができる
自分にとっては十分すぎるほど
ウルトラ・ハイスペックな
何かできる人である
●本書の内容で実行してみたい事
余計なアドバイスをしないで、ただ
聞いてみる、相手に上下関係を感じさせない
というポイントを置いてみる