書名:お金のPDCA
著者:冨田和成
●本書を読んだきっかけ
ジュンク堂で見かけてなんとなく
●読者の想定
FPに高い金払って相談する前に
この本を読んだ方がいい
間違ったことは書いてないと思う
まずは自分に投資すること
若い人ほど効果は絶大である
●本書の説明
第一歩が踏み出せない人は
自分の状況を俯瞰的に眺め、お金を
コントロール可能な状態にできていない
見えない不安の源泉が「生理的欲求」や
「安全欲求」である限りチャレンジできない
P/LとB/Sこそが究極のヘッドライト
オンリーワンとして生きてく事を求められた
結果、人生の目的は自分で見つけなさい
という事になった
B/Sの右側は資金の調達方法を示す
お金をコントロールする4つの資本
「金融資本」「人的資本」「時間資本」「固定資本」
人的資本は次のような無形資産
・知識・スキル(金融知識・スキルを含む)
・健康
・人脈
・信用(ブランド)
ブランド力があればB/Sにレバレッジを
かける事ができる
知識やスキルは「ソフトウエア」に投資
したと考え将来にわたり減価償却していく
と考える
人的資本はのれんの様なもの
未払いの相続税は「負債」
過去に誰かに何かをしてもらった事は「負債」
人間関係を築く場合には相手のために
お金と時間を費やしています
交友関係の広い人ほどお金と時間の
コストはかさむ
全てクレジットカード支払いでポイント還元
できれば支出1%分に対し年利1%利回り
で運用されたのと同様
仕事をしながら自分の人的資本を高めていく
マーケットが急成長している
物を買うときは売却可能資産になるか
レンタルすれば収入得る事ができるか
どうか考える
P71にシェアリングサービス
物の価値が下がりにくいか上がる物に
お金が向かいやすくなる
What's Your Ultimate goal?
あなたの最終的な目的地はどこですか
人が前に進む事をやめるのは
①自分はどこに向かおうとしているのか
ゴールが見えない
②今の努力は意味があるか
道が見えない
③このまま続けていいのか
手段が見えない
スイスのプライベートバンク顧客管理プロセス
①顧客を知る
②問題を定義する
③顧客の目的地を見極める
④選択肢を定める
⑤選択肢を評価
⑥顧客による行動方針の決定
⑦結果を評価
振り返りはゴール自体を変えるのではなく
ゴールへのたどり着き方を改善
鬼速PDCA
①Plan 計画
ゴールを定量化
現状とのギャップ洗い出し
ギャップを埋める課題を考える
課題の優先付、3つに絞る
課題を結果目標化
結果目標を達成する解決案
解決案の優先付
計画を見える化
②Do 実行
解決策をDOに変換
DOに優先順位付
DOを定量化
DOをTODOに落とし込む
TODOの進捗確認しながら実行
③Check 検証
定量化したゴールの達成率を確認
結果目標の達成率を確認
定量化したDOの達成率を確認
できなかった要因の解明
できた要因の解明
④Adjust 調整(改善・伸長・中止・継続)
Pで挫折する人は5割Dで挫折する人は3割
理想の上司になるのがゴールなら
理想の上司とは何か?と因数分解
「人間的魅力」「ビジネス的魅力」
PDCAを回しながら3つの課題をクリアする
①人的資本的に可能か
②時間資本的に可能か
③金融資本的に可能か
小さなリターンでも積み上げていく姿勢が重要
収入を増やすよりコストを削減した方が
減税になる
本当の意味での節約=最大のコストパフォーマンス
目的を定量化、具体化したものが目標
PCDAは目標から始まるが、その上には
目的がある
ムダにしたとは「消費」ではなく「浪費」
した事
人的資本と金融資本は時間により倍増する
これからはお金を使って時間という資本を
最大化する事がより重要視される
アメリカでは成功者になりたければ
医師、弁護士、FPの専門家をつけなさい
音声変換機能を使いながら勉強をする
時間とお金を使う時、それは投資か消費か
浪費なのかを考える
人間関係のポートフォリオは
金銭的リターンか精神的リターンで考える
自分に経済的利益をもたらすか
自分の人生を充実させる精神的な人間関係
稼ぐ人たちは嫌いな人や自分に不利益を
持ち込む人と付き合わない
人的資本の投資を早めにやっておくと
圧倒的に有利である
P184年齢層別日本人の給与
これからは新しい仕組みやノウハウを
いかに生み出し続けるかが重要
市場の変化に柔軟に対応可能できるものが
生残る
稼ぐ人には資格マニアはいない
効率より効果を重視する
効率はプロセスの改善
効果は結果の改善である
Googleで2040年と打ち込めば未来予想の
手がかりがつかめる
勉強量×勉強効率×経験量×経験効率+ベース能力
これから伸びる人やコミニティーにbetする
保険会社に入社した人が友人や親戚に
保険の加入を頼むケースは信用の切り売り
をやっている
この人に頼めば確実に大きな成果を上げてくれる
と思われる事が信用につながる
やりたい↔︎やりたくない
得意↔︎不得意
のマトリクスで能力を効率的に伸ばす
P216 10000時間を費やすには
「得意」「やりたい」「市場価値」の3軸
で考える癖をつける
好きじゃにけどそこそこ得意という分野
をいくつか作っておくと将来の可能性を
広げる
一人で1000万稼ぐより夫婦で1000万
稼いだ方が税金的に得
年収が4000万円超えると所得税45%
住民税10%の最高税率55%が課せられる
法人化した方が割りが良いので
資産管理会社を設立する
相続税を減らすには子供が小さい時に
教育費にお金をかける
景気が良いと金融が上がり資源が下がる
悪いと資源が上がり金融が下がる
個人が株で資産を増やすには
①身近な銘柄に投資
②長期運用を前提
③お祭りの後を狙う
④会社の経営者を見て投資
「損切りを制するものは投資を制す」
誰も話題にしなくなったら買い時
人は目指す以上にはならない
経営者の志を見る
経営者の第一声は何か
一般的に調子のいい時はSNSなどの書き込み
も増える
医療品セクターはディフェンシブ株で
2〜3%が多いが金融市場の状況で4%
が多くなる場合もある
マイホームを持っている人は外貨建て
の投資商品が良い
外国為替取引量は
ドル(45)ユーロ(15)円(10)ボンド(5)
の比率なので概ねこの比率で分散する
個人のROIは自分の稼ぎ力をアップする
ためお金と時間を投資し結果として
利益を上げる場合と
稼ぐ力を持つ個人が、お金と時間を投資
する事によって成果を得るという
2つのROIがある
家のローンは一括払いにする事で
機会損失しないかというところまで考える
●本書から得られた新しい知識
KPI(Key Performance Indicator)「結果目標」
客観的に進捗状況を把握する
子供の教育費
全て公立:781万
全て私立:2194万(文系)2354万(理系)
マセラティー:高級車の名前
マインドマップツール
iThoughts、MindNode
GMAT:留学時の学力テスト
数学、推考能力、論理力を問う試験
アゴス、カプラン:留学予備校
お金より時間が大切と考える割合
17国平均31%(Yes)9%(No)
中国41%(Yes)3%(No)
日本11%(Yes)12%(No)
17カ国中日本だけがお金優先
出典GfK
ビルゲイツがエコノミーに乗るのは
ファーストクラスに乗っても時間を節約
できる訳ではないから
Word上で文書を指定し
iTuneに音声として保存を選ぶと
音声ファイルにできる
Kindleにも読み上げ機能あり
Audipoは再生速度を変えれる
仮想通貨は出国税の対象となっていない
大きな含み益を持った人はシンガポール
に移動した
モンテッソーリ教育:現在の超大富豪
が受けた教育で小さい頃から思考力や
問題解決力を身につけれる
ラリー・ベイジー、ジェフ・ペゾス
藤井聡太などが受けた
利息が見直されメリットになる
機関投資家は買えない
ロボアドバイザーは大きく分けて
「一任」「助言」の2つ
P265に各社商品
ZUU online:著者の会社
●本書に出てくる格言
信じるって事は僕にとって希望なんですね
信じられなくなったとき希望の光は見えなくなる
人って誰しもがうまくいかなかったときとかに
ちょっと疑うと思うんですね
その時に、いかに自分を信じる事ができるか
信じるというのは本当に希望そのもの
ですよね
ー本田圭佑ー
●本書で得られた気づき
今はメルカリなんだと思った
まだメルカリで売ったことないので
売ってみようと思う
●今までの自分の考えと違ったところ
●本書の内容で実行してみたい事
お金を使う時は「浪費」になっていないか
よくチェックする、人的資産への投資
を今後も続ける