思考と読書【お金・健康・人間関係 編】

お金、健康、人間関係に関する本の書評と説明 ビジネス書や自己啓発が多くなると思います なるべく毎週投稿できるように頑張ります

■親の品格を読んで

 

親の品格 (PHP新書)

親の品格 (PHP新書)

 

 

書名:親の品格

著者:坂東眞理子

 


●本書を読んだきっかけ

本書が出版された当時

坂東眞理子さんの本は日経新聞にも

取り上げられていて

自分も教育者の子供であったので

読んでみた

 


●読者の想定

子育て、これからの人

 


●本書の説明

強いリーダーになるには人の弱みや不安定

な点を見つけ、そこを容赦なく攻撃して

優位に立つとか自分の力を誇示し

相手を脅し恐れさせる悪賢さやずるさ

を持たなければならないという

アメリカのビジネススクール的有能さ

もありますが

強いリーダーになるために良きリーダー

となれるよう人間的成長が必要

子供のうちから親のアドバイスに従う習慣

をつける


親自信が自分の仕事について楽しく語る

事が必要、自分の職業が好きで

こういう意味があるから続けていると

誇りを持って語る


親同士の関係でも断る時は断る

MLNや宗教は言語道断、できるだけ

距離を置く

人間として信頼できない人、友達に

なりたくない人は付き合わない

いっときの成功が子供をスポイル

させるケースもある最低でも

大学院を最終学歴と考えて受験させる

子供が障害を持つと母子、父子家庭に

なっている場合が多い

座学系の勉強ばかりだと人と協力して

物事を成し遂げる事が身につかない

男性はスポーツを通じて、ある程度

嫌な相手とも協力する術を学ぶ

自分が何を勉強したいか考えて勉強する

親は子供が良き出会いに恵まれるように

祈るしかない

子供が進学せずに芸術家になりたい

というような場合は忍耐を要するが

我慢して見守る

最初の仕事は見習いのつもりで実力

をつける

新聞の魅力は

①比較性②記録性③記事の日本語の完成度

テレビは視聴者の判断に大きな影響を

与えるが、情報が正しいとは限らない

コミニケーション能力は人と協力できる

能力


戦前に親孝行を道徳として強制した

反動かもしれないが

最近は親に対する感謝が少ない

親孝行を強調した孔子の弟子

子路でさえ最初は形だけの親孝行

自分が年をとるに連れて心から

親を大切にした


●本書から得られた新しい知識

インドでは持参金の少ない嫁を殺したり

イスラムでは結婚前に関係を持った嫁を

殺す「名誉殺人」が行われていた


アメリカはコネ社会で大学入試も

同窓生の子弟は優先される


今は別居を望む子が多い

アメリカでは18歳になれば原則

子供は親の家を離れます

 


●本書に出てくる格言

全ての生き物は遺伝子の乗り物である

リチャード・ドーキンス

 


●本書で得られた気づき

今は平時のリーダーシップ

良きリーダーになるには子供の時代からの

教育が必要である

自分の場合、親は十分良い教育をしてくれた

と思っているが

自分の仕事の楽しさや意義について

語ることは少なかったと思う

自分の仕事を生きがいとした経営者の

子供が社会に出てから成長早いのも

なんとなくわかる気がした

 


●今までの自分の考えと違ったところ

 


●本書の内容で実行してみたい事

我以外皆師の精神で人と接する

 

 

親の品格 (PHP新書)

親の品格 (PHP新書)